【雪が降っても安心!】人気の融雪剤おすすめランキング10選
2020/11/20 更新

融雪剤とはどのようなもの?
寒い時期にあったら便利なのが融雪剤です。突然の降雪でも融雪剤を使えば、あっと言う間に雪を溶かしてくれます。特に、雪に慣れていない地域では、あったら本当に便利です。
融雪剤とは、字の如く「雪を融かす」ものですが、雪が降る前に撒いておけば、積雪防止になりますし、道路に撒くことにより凍結防止にもなります。
融雪剤は基本的には、雪を融かす成分が使われています。しかし、いろいろな種類があるので、目的にあった商品を選ぶようにしましょう。
融雪剤の選び方
多くの商品が販売されいる融雪剤ですが、数多くの商品からどのように選べばいいのでしょうか?
きちんと商品を選んで使用しないと、雪が融けたとしても、何かしらのトラブルが発生することがあります。商品を選ぶ上で気をつけてほしいポイントをご紹介します。
成分で選ぶ
融雪剤には様々な成分が使用されています。成分の特徴を把握して、使用場所や目的に合わせて商品を選ぶことが重要です。
塩化カルシウム
融雪剤で最もメジャーなものは、「塩化カルシウム」を主成分にしているものです。融雪剤のことを「塩カル」と呼ぶ人もいます。塩化カルシウムは、融雪剤以外にも除湿剤、食品添加物などに使用されています。水に溶けやすく水が氷になる温度を下げる性質があります。
道路などでも冬が近づくと、融雪剤として塩化カルシウムが入った袋が置かれることがあり、通行した人が自主的に散布できるようしてあることが多いです。
しかし、デメリットとして塩害があります。植物などにかかると生育が止まります。また、道路などにまいた際、塩化カルシウムが融けた水が車にかかり、下回りがさびてしまうことがあるので注意が必要です。
塩化ナトリウム
塩化ナトリウムは塩化カルシウムと同じ塩化物です。一般的に「食塩」は塩化ナトリウムのことを指します。塩化ナトリウムも、水が氷に変わる温度を下げる性質があり、それにより雪を融かします。
違いですが、塩化カルシウムの方が雪を融かす効果が大きく、短時間で雪を融かします。一方の塩化ナトリウムは、雪を融かす効果は劣りますが、長時間効果が持続します。
そして、一番大きな違いは塩化カルシウムで融けた水は「アルカリ性」になり、塩化ナトリウムで融けた水は「中性」になるのです。ただし、塩害についてはどちらでも発生してしまいます。
塩化マグネシウム
塩化マグネシウムは、豆腐のにがりなどに使われている成分です。他には、防塵剤や防火剤に使わています。
これまで紹介した塩化カルシウムや塩化マグネシウムなどと比べると、融雪剤としての効果は劣りますが、植物や人体への影響、また車が錆びるなどの金属の腐食が少ないというメリットがあります。
車が錆びないということで、駐車場や車が走る公道などに使うのにおすすめです。また、人体への影響が少ないので、肌が弱い人にもおすすめです。
酢酸マグネシウム
主に園芸用の土壌改良材として使われている酢酸マグネシウムですが、融雪剤にも使われていることがあります。
塩化物と比べると、融雪剤としての効果は劣ります。しかし、植物や金属への影響がないので、植物が枯れたりや金属が錆びるといった心配をせずに利用することが出来ます。畑や花壇に使うのにおすすめです。
しかし、塩化カルシウムや塩化ナトリウムなど比べると、金額が高くなるので大きなデメリットといえます。
酢酸カルシウム
酢酸カルシウムは、主に化学薬品の材料や食品添加物などにも利用されています。酢酸カルシウムの融雪剤では、ほたての貝殻を酢酸と反応させた商品が販売されたこともありました。
酢酸カルシウムも、塩害を抑えて雪を融かすことが出来るので、とても環境にやさしい融雪剤といえます。化学薬品から製造することの多い融雪剤の中では、製造の段階から環境に対して配慮をしていると言えるでしょう。
ただし、塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどと比較すると、非常に値段が高くなってしまうのがデメリットです。
尿素
融雪剤の中には、尿素が使われている商品もあります。尿素は、金属を腐食させないため、航空機や空港の滑走路の融雪剤として使われているところもあります。植物や農作物への影響も少ないです。
ただし、塩化カルシウムなどの塩化物と比べると効果や即効性は大きく劣ります。精密機械まわりに使用する融雪剤といえます。
また、値段が非常に高くなるのと、悪臭が出るなどの欠点があり、家庭でのご利用はおすすめできません。
カーボンブラック
今までご紹介した成分は、いずれも「水が氷になる温度を下げる」という性質を使い、雪を融かしていました。カーボンブラックは「雪を着色することにより雪を融かす」という、まったく性質の違う融雪剤です。
黒いものは太陽の熱を吸収するというのは、多くの方はご存知かと思います。カーボンブラックでは、雪を黒に着色することにより、太陽の熱を吸収させて雪を融かします。
ただし、太陽の熱が必要なので夜に使うことが出来ないのと、昼間でも太陽が出ていないと効果が表れないという欠点があります。
形状で選ぶ
融雪剤には様々な形状の商品があります。形状によってメリット・デメリットがあります。形状の違いを確認し、状況にあった商品を選ぶようにしましょう。
顆粒タイプ
融雪剤の主流は顆粒タイプです。道路脇などに備わっている融雪剤は顆粒タイプが多いです。顆粒タイプの良い点は、広範囲に撒くことが出来ることです。価格も安く、コストパフォーマンスも優れています。
ただ、開封したら使い切らないと固まってしまうので、半分使って残りを保管すると言ったことが難しいです。また、保管スペースを取るのもデメリットといえるでしょう。加えて、未開封でも長期間の保管は難しいです。
液状タイプ
液状タイプの融雪剤は、顆粒タイプと比べて速効性が優れているので、すぐに雪を融かしてくれます。「すぐに雪を融かしたい!」という時は液状タイプがおすすめです。
液状タイプだと、半分使ってもしっかり蓋を閉めて暗所に保管することで、再び使うことが出来ます。顆粒タイプと比べても長期間の保管に優れていますし、保管スペースも取りません。
ただし、顆粒タイプと比べると値段は割高です。また、雪の降る前から使いたいという時は、液状タイプは流れてしまうこともあるので、あまり向いているとは言えません。
使うタイミングで選ぶ
融雪剤を選ぶ際に気を付けるポイントとして、「融雪剤をいつ使うか」ということも重要です。具体的には、「雪が降る前に使うか」「雪が降った後に使う」の二者択一となります。
雪が降る前に使う
雪が降る前に使う場合は、「融雪剤」というよりも「凍結防止剤」の使い方になります。一気に雪を融かすのではなく、雪が積もらないようにすることが目的になります。つまり、即効性が求められないことが多いです。
そのようなことから、塩化ナトリウムなどの効果の持続性が長いものを選ぶようにしましょう。塩化ナトリウムは「凍結防止剤」として販売されていることも多いです。
即効性がある商品でもいいのですが、雪の降り始めで効果が終わっては意味がないので、持続性は重要なポイントです。
雪が降った後に使う
雪が降った後に融雪剤を使う場合は、雪を融かす効果が最も大きく、すぐに効果が表れる「塩化カルシウム」を選ぶようにしましょう。
雪が降った場合は、すぐに雪を融かす必要があるので、即効性の高い融雪剤を選びます。先ほどもご紹介しましたが、塩化カルシウムがもっとも即効性が高いので、おすすめです。逆に、即効性がない商品はおすすめできません。
塩化カルシウムは塩害などのデメリットがありますが、公道などで緊急を要するときは塩化カルシウムの本領発揮といえます。大雪でも効果があるので、塩化カルシウムを常備しておくと安心です。
融雪剤の人気ランキング10選
10位 トーヤク 『無氷地帯』
無塩化物だから環境にやさしい!
動植物への影響が少ない非塩化物を使用した融雪剤で、主成分はカルボン酸系となっています。非塩化物なので、塩害の心配が少ないので、庭や畑にも撒くことが可能に融雪剤です。もちろん、道路に使用しても車の下周りが錆びる心配もありません。
即効性と遅効性のどちらも兼ね備えていて、すぐに効果が現れて、なおかつその効果は長持ちするという優れものです。一回の使用量は、塩化カルシウムの約3割程度となっていますので、使用する際も重労働になりません!
1kg入りの商品が4袋入っていて、非常にお買い得になっています。雪が降る前に使っても、降った後に使っても大丈夫です。心配だと思ったらすぐに使えます!
成分 | 炭酸塩 | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 4.35kg | 梱包サイズ | 28.8×24.1×14.2cm |
9位 みやちゅう 『凍結してもササっと安心』
小分けサイズで使いやすい!
融雪剤は大袋というイメージが強いと思います。確かに大雪だと、たくさんの融雪剤を使う人が多いと思いますが、毎回大雪というわけでなく、少しだけしか融雪剤を使わないという方もいるでしょう。そのような方におすすめの商品になります。
一袋当たり200gという小分けの融雪剤で、おおよそ乗用車1台分(約10㎡)の面積に使用することが出来ます。凍結防止剤にもなるので、玄関周りや駐車場、階段など、凍結すると困るところをピンポイントで使用することが出来ます。
そして、使いきりサイズなので、使いきれなく余ってしまい、来年まで使わないと言ったこともありません。塩化カルシウムを使っているので、効果も抜群です。融雪剤を使いきれなくて困っているという方、ぜひお試しください!
成分 | 塩化カルシウム | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 209g | 梱包サイズ | 14.9×11.5×2.8cm |
8位 新栄 『環境にやさしい 凍結防止液』
塩化化合物を含まない液状タイプの融雪剤・凍結防止剤です。液体なので長期間の保存が可能で、実に3年間の保管が可能になっています。せっかく買ったけど、暖冬で使うことが無かった…、ということがあっても大丈夫です!
この商品の主成分はクエン酸で、塩化化合物を使用していないので、動植物への影響も少なく、また金属への腐食もありません。畑などにまいても、農作物の育成の妨げにもなりません。優れものの商品になります。
ジョウロを使えば簡単に散布することが出来ますし、液状タイプなのですぐに効果が表れます。環境にやさしく使いやすい融雪剤です。
塩素化合物を含まないから環境にやさしい
成分 | クエン酸 | 形状 | 液状タイプ |
重量 | 4.3kg | 梱包サイズ | 11×21×26cm |
7位 あかぎ園芸 『融雪炭』
融雪剤だけでなく土壌改良材としても使る!
第7位にはカーボンブラックの融雪剤がランクインです。雪を融雪剤の力で融かすのではなく、雪に色を付けることにより、太陽の熱を吸収させて融かしてしまいます。もし、余ってしまっても畑や花壇に撒けば、土壌改良材にもなります。
商品自体は、木材を焼いて炭にし、それを粉砕して作っています。積雪に平均してばらまきます。あとは、太陽が出るのを待つだけです。太陽の熱を吸収することにより、雪が融けていきます!
注意点として、雪の上にまかないといけないので、雪が降る前に使用することは出来ません。また、太陽が出来ないと効果を発揮しないので、雪がやまないと利用が出来ないという点にも注意が必要です。
成分 | 炭 | 形状 | 粉末状 |
重量 | 10kg | 梱包サイズ | 67×13×45cm |
6位 讃岐化成 『ロードクリーン』
大容量で業務用融雪剤としてもおすすめ!
1袋25kgの大容量の商品で、成分は塩化カルシウムになります。大容量なので、ご家庭だけなく職場や、あるいは屋外の公共施設、工事現場などで幅広く利用されている融雪剤になります。
塩化カルシウムを使用しているので、即効性が高く、撒いたとたんに雪が融け始めます。もちろん、事前にまいておけば雪が積もることもありません。それくらい、効果抜群の融雪剤です。業務用として使われるのも納得です。
ただ、塩化カルシウムなので、金属の腐食や動植物への影響がある商品です。畑や花壇には撒かない様、注意が必要です。花などが枯れてしまいかねません。また、車の下回りが錆びることもあるので、駐車場で使う際も慎重に使用しましょう。
成分 | 塩化カルシウム | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 25kg | 梱包サイズ |
5位 大伸産業 『塩化カルシウム』
取っ手付きだからそのまま使用できます!
みなさんは顆粒タイプの融雪剤を使用する際、どのようにして融雪剤を散布しますか?袋を開けて直接手で散布しますか?一輪車などに開けて、場所を移動しながらスコップで散布しますか?
いずれにしても、融雪剤の散布は重労働です。ただでさえ、雪が積もっているから、なおさら大変です。そんな時に役に立つのが、この取っ手付きのボトルタイプの融雪剤です。取っ手が付いているので、蓋を開ければすぐに散布することが出来ます!
融雪剤を使い切っても、ボトルは融雪剤以外の利用方法で、再利用することも可能です。持ち運びも簡単なので、ご家庭だけでなく、職場や学校、あるいは町内会・自治会などでのご利用にもおすすめです。
成分 | 塩化カルシウム | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 5kg | 梱包サイズ |
4位 ヨーキ産業 『融雪剤』
簡単に散布!即効で融雪!
撒くだけで、雪や氷を即効で融かす融雪剤です。こちらの商品も便利な取っ手付きになっています!融雪や凍結を防止をしたい場所に、直接簡単に撒くことが出来ます。撒くだけで、すぐ融けてますし、積雪や凍結を防止することが出来ます。
成分は塩化カルシウムで、雪の降り始めなら、1坪(約3.3㎡)あたり300gが散布の目安になります。雪が積もった場合は、1坪あたり400gが散布の目安になります。こちらの商品は、5kgの商品ですので、1本あたりで約37㎡、乗用車4台弱分まで利用可能です。
玄関周り、階段、駐車場など、雪が積もりやすい場所、積もると困る場所に使用することにより、積雪や凍結を防止できます。ただ、成分が塩化カルシウムなので、撒く場所には注意が必要です。
成分 | 塩化カルシウム | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 5kg | 梱包サイズ | 16.7×16.7×35cm |
3位 elife.web 『塩化カルシウム』
融雪剤だけでなく防塵剤としても使えます!
融雪剤としてだけでなく、工業用の吸湿剤や防湿剤、あるいは道路の粉塵やグラウンドなどで土ぼこりの発生防止といった、幅広い用途のある商品です。たとえ、融雪剤として使いきれなくても、使い道には困りません。
成分は塩化カルシウムですので、融雪剤としての効果は抜群です。積雪があっても、確実に融かしてくれます。雪の季節以外でも、グラウンドやテニスコートなど土ぼこりが舞う場所で、使うことで防塵にもなります。
利用する際は、直接触れないようにすることと、植物を枯死させることがあるので、植物の近くにまかないようにしましょう。芝生にも撒かないようにしましょう。
成分 | 塩化カルシウム | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 25kg | 梱包サイズ |
2位 昭和貿易 『アイスキラー』
天然大理石から作った融雪剤!
融雪剤の多くは、塩化カルシウムや塩化ナトリウムの化学物質を使ったものが多いですが、この商品の原料はなんと「大理石」です。「大理石」と「融雪剤」という全く繋がらないキーワードですが、天然の大理石から作った融雪剤が第2位ランクインです。
自然の大理石は弱アルカリ性で、金属の腐食やサビの発生が極めて少ないという特徴があり、建物や車の周りに散布することが出来ます。水と反応する事で熱を発し、発熱溶解で雪や氷を融かしてくれます。
さらに、気温低下により再凍結を防止することも可能で、約20時間は再凍結を防止します。河川や下水道への排水基準もクリアしているので、環境にも優しい融雪剤になります。
成分 | 天然大理石 | 形状 | 顆粒タイプ |
重量 | 8kg | 梱包サイズ | 50×30×7cm |
1位 アサノヤ産業 『融雪くん』
尿素を使用した人気の融雪剤!
栄えある第1位は、ユーザーからの人気も高いコンパルの「無塩 凍結防止剤 融雪くん」になります。人気の秘密は尿素を原料に使い、無塩にもかかわらず塩化剤と同じような即効性を持ちつつ、持続性も兼ね備えたことです。
もちろん無塩ですので、植物への影響も少なく、金属の腐食やコンクリートの浸食もありませんので、どこへでも気軽に散布することが出来ます。積雪や圧雪、アイスバーンの融雪はもちろん、事前散布での凍結防止でも効果を発揮します。
ただ、雪を融かしますが、完全に密になるわけではなく、シャーベット状になるので、除雪が必要になる点は注意が必要です。
成分 | 尿素 | 形状 | 粉末状 |
重量 | 5kg | 梱包サイズ | 43×32×6cm |
まとめ
融雪剤のおすすめランキング10選をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?急な積雪で慌てない様、ご家庭や職場に常備したい融雪剤ですが、様々な商品があります。「備えあれば患いなし」ですので、ぜひ、このランキングを参考に、融雪剤のご購入を考えてみてはいかがでしょうか?雪が積もってからでの準備では手遅れになることもありますので、安心・安全のために、ご購入をおすすめ致します。
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