折り紙本おすすめ20選｜幼児・子ども向けから大人向けのもの難しいものまで

折り紙はその名の通り、紙を折って作品を作り上げる、日本で古くからされている遊びの1つです。非常にシンプルにできるので、子供から大人の方まで広く愛されています。

ただ、折り方がわからないと作品を作るのは難しくなります。そこでおすすめなのが、本で折り方を調べる方法です。本であればプロによるわかりやすい解説と、きれいな作品を見つけるのが容易になります。

本記事では折り紙作りに役立つ本を、全部で20冊ご紹介しています。4歳までの幼児が折れる簡単なものや、初級・中級・上級者とレベルで選べるもの、緻密で難しい作品集もご紹介しています。さらに選び方に関する情報も解説しているので、どの本を選べばいいのかわからない方は参考にしてください。

折り紙は子どもから大人まで楽しめます。たとえばお子さんの場合、紙ヒコーキを作って飛ばしたり、動物やキャラクターを折ってごっこ遊びに使ったり、工夫次第でさまざまな遊びができます。想像力や空間認知力を育めるので知育遊びに折り紙はぴったりです。

大人の場合は難しい作品を作る趣味や、完成形を想像して折る脳のトレーニングとして楽しめます。手先の器用さに加えて集中力が必要なため、高齢者の認知症予防にも効果的です。また箱を作ってアクセサリー入れとして使うなど、実用的に活かせる作品も作れます。

折り紙はどんな人であっても遊ぶメリットがあり、外国人とのコミュニケーションツールとしてもおすすめの日本文化です。

初めて折り紙に挑戦する人やお子さんに本を与えたい人は初心者向けのものを選ぶようにしましょう。確認すべきポイントは大きく2つあります。

1つめは、簡単に折れる作品が掲載されていて、シンプルかつ少ない手順で折れる作品が多く掲載されている本を選びましょう。2つめが、折り方・手順の解説が丁寧な本です。子どもが1人でも折れるくらい説明がわかりやすいものを選ぶのがおすすめです。

折り紙作品を作るのに慣れてきた中級者の人は作品の掲載数の多い本を選ぶと、いろいろな種類の折り紙に挑戦できおすすめです。

そして、定番作品だけでは物足りない人や少し複雑な作品にも挑戦したい人は、解説が丁寧な本を選ぶようにしましょう。わかりやすい本であれば、難易度の高い作品であっても完成させられる可能性が上がります。

折り紙が好きな上級者の人は個性的で難しい作品を多数掲載している本を選ぶのがおすすめです。折り紙のプロが折り方を解説している本であれば、難易度の高い折り紙に挑戦できるだけでなく、完成度の高い緻密な作品を作れます。

表紙に掲載されている作品や目次にある作品名を確認して、興味を惹かれた本を選ぶのがおすすめです。

親子で折り紙を一緒に楽しみたい・お子さんの知育に折り紙を活用したい人は子ども向けの折り紙作品をまとめた本を選ぶのがおすすめです。

乳幼児・小学生などの年齢別に区分した本、男の子・女の子別におすすめの作品をまとめた本など種類にかなり幅があるため、お子さんに適切な本を選ぶようにしましょう。また、お子さんに与える本としてキャラクターを折って作れる折り紙本もおすすめです。

折り紙はお子さんの遊びとしてだけでなく、大人の脳活や脳トレとしても使えます。折り紙では、子どものころに作った作品を思い出したり、指で折ったり、完成形を想像したりすれば脳のトレーニングができます。

折り紙本には脳トレに特化した本のラインナップもあります。計算ドリルやスマホアプリによる脳トレに苦手意識を感じる方は、作るのが楽しい「折り紙」で脳トレに挑戦してみてください。

折り紙は折る作品によって、完成した作品を実用的に使ったり飾ったり、その折り紙で遊んだりさまざまな用途で使えます。

たとえば、折り紙でおしゃれな箱を作れば小物入れとして活用できます。また、万華鏡を作ると完成した作品で遊べるのがいいですね。こうした作品を作りたい人はこれらの作品について解説のある本を選ぶようにしましょう。

花や動物などのモチーフは親子で一緒に折って楽しいだけでなく、飾ったりプレゼントに添えたりしてもおしゃれです。花・動物・虫などの作品を作りたい人はこれらの作品を専門的にまとめた本を選びましょう。

ただし、これらの作品は比較的難易度の高い作品が多いため、初心者やお子さんに本を買い与えたい人は注意しましょう。

季節の飾り物をかわいく作りたい・コスパよく飾りたい人は折り紙で作品を作ってみてください。折り紙であれば比較的安価に飾りを作れるだけでなく、個性を出したり飾り物を親子で作ったりできるようになります。

折り紙本には、季節別の飾りをまとめた本のラインナップも数多くあります。どれもかわいらしく気軽に作れるため、作ってみたい作品が掲載されている本を選ぶようにしましょう。

一般的な折り紙作品に飽きた人や、新しいジャンルの折り紙に挑戦したい人は、あえて独創的・個性的な作品が多く紹介されている本を選ぶのもおすすめです。

特殊な立体を作れる本・緻密で難しい作品を作れる本など、独創的かつ個性的な作品を作れる本は数多く展開されています。自身のレベルと掲載されている作品を照らし合わせて選んでみてください。

折り紙本は基本的にどの本であっても、折り図や解説は丁寧に書かれています。しかし図を見て折るのに慣れていない初心者や、平面的な図だけでは難しいと感じる人は、動画解説付きの折り紙本を選ぶようにしましょう。

動画であれば、実際に折っている様子を把握しながら目で追って作れるため、図のみではわからなかった部分の理解の補助として使えます。

折り紙本を読んでみたら折れる作品のレパートリーが少なかった・掲載されている数自体は多いが折りたい作品が見当たらなかったと購入後に気付くケースがあります。

こうした事態に陥らないために折り紙本の作品の収録数や、掲載されている作品の内容を意識して選びましょう。本によってはサイトで試し読み・目次閲覧ができるので、購入前にこれら要素についてはよく確認しておきましょう。

折り紙の折り方は本以外にも、電子書籍や動画・アプリなどで確認するのもおすすめです。スマホやタブレットで簡単に見られるので、外出先でのちょっとした時間に折り方を確認したり、長い待ち時間などには作品を作れます。

本だとかかさばってしまい荷物になってしまいますが、スマホやタブレットならその心配がありません。特に小さな子どもがいる家庭だと、外出時の荷物が多くなってしまうので、スマホやタブレットで見られるのは嬉しいポイントですね。

ここまで、おすすめの折り紙本を紹介してきましたが、実は100均にも折り紙本の取り扱いがあります。たとえばダイソーからは、子ども向けの折り紙本が全部で7冊展開されており、子育て世代の人の中で話題を集めています。お子さんの折り紙本として非常に使いやすい内容なので、100均の折り紙本シリーズもぜひお試しください。

折り紙本は「わかりやすさ」を重視して作られています。そのため、初心者やお子さんでも楽しく折り紙を折れます。またそれだけでなく、ここでしか出会えない作品に出合えるのも折り紙本の魅力と言えます。自分のレベル・折りたい作品に合った本を見つけ、作品作りにたくさん挑戦してみましょう。