【2024】ダイナミックマイクおすすめ人気ランキング10選｜安い・高コスパも

ライブやレコーディングで活躍するダイナミックマイク。ミュージック関係のプロにも愛用されるモデルなども豊富です。音圧レベルの高い音源でも音がゆがみにくくクリアに音を拾えるため、音質にこだわる人におすすめです。

ゲーム配信などでも用いられ、プロのみならず臨場感のある声を録りたいアマチュアからも人気を集めています。最近では安いモデルも増えていて、コスパを追求する人にとっても満足のいくものも多くなっています。

今回の記事では、そんなダイナミックマイクの種類や選び方をご紹介します。また、おすすめのダイナミックマイクもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

マイクにはコンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類が存在し、写真のようなマイクをコンデンサーマイクと言います。ここではこの2つの違いを紹介します。まず、コンデンサーマイクはクリアな声を鮮明に表現してくれて、一言で言うと繊細なマイクです。細かな表現などを忠実に再現してくれます。

現在プロのレコーディング現場や配信者のほとんどはコンデンサーマイクを使っているといっても過言ではないです。一方でダイナミックマイクは繊細な表現には劣りますが、丈夫さとダイナミックな音への対応力からライブや生演奏などによく用いられます。

どちらが劣っているかではなく、用途によって使い分けられるのが正しい見方です。ちなみにファンタム電源はコンデンサーマイクのみ使用するものなので、ダイナミックマイクには関係がありません。

まず知って欲しいのは、ダイナミックマイクはコンデンサーマイクに比べて安くなっています。その上で、ダイナミックマイクの相場を紹介します。ダイナミックの相場は性能によってもちろん上下しますが、おおよそ7~8,000円前後です。

特に今回紹介するものは1万円以下で、高性能のものが多いです。ダイナミックマイクは、高性能かつ低価格を実現したものが多くあります。もっと音にこだわりたいと思ったら、高価格のいいマイクを選べばいいので最初は安いものからでも何の問題はありません。

カーディオイドマイクは正面に対して感度が高いタイプのマイクです。マイクを動かしながら利用したい場合はカーディオイド型を選びましょう。マイクを固定せずに手で持って使うライブや演説、講演会に向いているマイクです。

見た目などには変化がありませんが、カーディオイド型よりもさらに正面の音に敏感に反応するのがスーパーカーディオイド型のマイクです。音を拾う範囲が正面なのはカーディオイド型と同じですが、シビアさに違いがあります。

その特徴として余計な音を拾わなくなります。マイクを固定して使うライブや、楽器の音を拾う場合などにスーパーカーディオイド型のマイクがおすすめです。また、ハイパー・ウルトラ・ショットガンと単一指向性のマイクにはグレードが存在しています。自分が使うマイクの環境や状況に合わせてグレードを選びましょう。

全指向性は無指向マイクともいわれており、その特徴としてマイクの360度すべての音を拾ってくれます。ピンポイントを狙うのではなく、会場全体の音を収録する場合に使えるマイクになります。スタジオの部屋鳴りや会議の収録などにおすすめのマイクです。

ダイナミックマイクにおける感度とは与えられた音圧に対して生じる電気信号をいいます。表記の仕方としては~dBV/Paと表します。-50dBV/1Paから-60dBV/1Paのものが一般的で、数値が0に近いほど高感度モデルです。感度が高いほど、遠くでもしっかり音を拾ってくれると考えてくれるとわかりやすいです。

周波数特性は集音範囲や音の高低によって感度がどう変わるかを表します。簡単にいうとマイクの個性にあたる部分です。その特性によってマイクが一定の周波数にどのように機能するか、どのような用途に向いているかが決まります。

周波数を横軸、感度を縦軸にとったグラフで周波数特性を見れます。そのグラフを使って、音と感度の関係性を見て用途を決めていきましょう。

YouTubeなどの浸透から一般の人でも簡単にネット上に配信をできる時代になりました。そんな中、声を電波に乗せるにはマイクが必須となります。そんな配信にオススメのマイクの特徴を紹介します。

配信用のマイクはコンデンサーマイクがおすすめです。しかし、ゲーム実況などでマウスのクリック音やキーボードの叩く音などが気になってしまう場合はダイナミックマイクも選択肢が出てきます。

自分の声をメインに実況するのであれば、単一指向性で感度が低めのものを選ぶと快適な実況や配信ができます。これは、あくまでも一例なので自分の配信スタイルに沿ったマイク選びが大事です。

DTMなどで歌をレコーディングする際は低い音から繊細な音までしっかりと拾ってくれるコンデンサーマイクがおすすめとなります。では、ダイナミックマイクは主に楽器の音を取る場合に使います。

大きい音はコンデンサーよりもダイナミックのほうが向いています。そのためバンド活動などの際に楽器の音をダイナミックマイクを通して発音させる場合に使っています。その際にはスーパーカーディオイド以上の指向性がおすすめです。また、動きながら歌う方や女性ボーカルにもダイナミックマイクがおすすめです。

ライブ用のマイクにはダイナミックマイクがおすすめです。さらにいうと、マイクを動かしながら歌うのであればカーディオイド型がおすすめです。一方でバンドなどで他の楽器の音がガンガンになっている中で歌う場合はスーパー以上のグレードを持つカーディオイドにしましょう。

ダイナミックマイクには有線接続にもさまざまな端子の種類があります。自分が使いたい機器の端子に合わせてマイクを選びましょう。

USB接続であれば、パソコンやスマートフォンに直挿しできるのでオーディオインターフェースに繋げる必要なく簡単に接続できます。コスパがいい数千円のものから高音質の数万円するものもあり、種類が豊富で動画配信やテレワークに向いています。

XRL接続はオーディオ機器同士を繋ぐのが特徴の接続方法です。オーディオインターフェースが必要ですが、高音質で音声を録れるのでライブ会場やスタジオでのレコーディングなど、プロの現場での使用が多いです。

ダイナミックマイクの手元のスイッチは、使い勝手を考えた時に大切なポイントです。スイッチが手元についていれば、マイクごとにオンオフを簡単にできるといったメリットがあります。一方、スイッチのないタイプはデザインがシンプルで、複数のマイクのオンオフを一括でコントロールします。用途に合わせて、手元スイッチがあった方が便利かどうかも吟味しましょう。

初心者からプロまで対応した業界のスタンダードを確立した代表的なメーカーです。伝説的なサウンドクオリティと信頼性を提供してくれます。業界標準にされるほど安定した性能を誇るマイクを世に送り出し、マイク界のパイオニア的存在になっています。

レコーディング用からライブパフォーマンス用など幅広くマイクを取り扱っています。種類も豊富で人気のメーカーです。必ず自分にあったダイナミックマイクを選べます。

映画館用のスピーカーを開発するために構成されたメーカーですが、それがマイクに手を伸ばし大手メーカーとなりました。さまざまなオーディオ機器を多数扱いボーカル用マイクなどを手がけ、プロのスタジオ機材なども取り扱っています。

さまざまな分野から結集させた確かな音への技術が搭載された高性能なマイクを展開しています。

ヘッドホンやイヤホンなどで有名なオーディオテクニカはもちろんマイクも取り扱っています。特徴としては高性能ながら、全体的に安価で手に入ります。日本人にも馴染み深いオーディオテクニカも人気メーカーの1つです。

ゼンハイザーは、1945年創業のドイツの音響機器メーカーです。豊富な種類を展開していて、特にヘッドホン・マイクロフォンなどが有名です。高音域の美しさとナチュラルさを感じられるサウンドで人気の「e935」をはじめ、音楽・映画制作のプロからも多く愛用されるダイナミックマイクが揃っています。

AKG（アーカーゲー）は、1947年に音楽の都として知られるオーストリアのウィーンで設立された音響機器メーカーです。プロ用のマイクやヘッドホンの分野で世界中から注目を集めています。「D7」をはじめとする、パワフルさを感じる表現に定評があり、幅広い音楽ジャンルで高いパフォーマンス力を発揮するモデルが揃っています。

ダイナミックマイクの正しい使い方を紹介します。まず、マイクの持つ角度です。持つ角度はヘッドの部分とお尻の部分をなるべく水平にするように持つとしっかり声を拾ってくれます。次に持ち方です。マイクの中央部分を握りましょう。ヘッドだと音がこもってしまいます。

3つ目のポイントは口との距離感です。基本的にマイクのヘッドにできるだけ近づけるのがいいです。近すぎるとブレスの音などのポップノイズが気になってしまいますが、それを防止してくれるアイテムを次に紹介していきます。

これはマイクに吹きかけられるブレスのノイズを防止するためのアイテムです。これは高感度のマイクほど必要になります。これがあるだけで、気になるノイズや鼻息などのノイズを軽減や音割れを軽減できるようになります。

ダイナミックマイクであれば、マイク部分に直接つけるタイプのポップガードもあるので目的や使いやすさに応じて選べます。プロの現場では必ず見かけますし、歌ってみたなどで音質にこだわるのであれば必須級のアイテムといえます。

マイクを設置して固定するためのスタンドです。ゲーム配信などをする人であれば必ず必要になるアイテムです。マイクを手で持つ必要がなくなるので手を滑らせてマイクを落とす危険性もなくなります。

また、初めからポップガードが付いているスタンドもあるので用途に応じて選びましょう。机に設置するタイプや机に置くタイプ、床に置くロングタイプなどサイズ感も重要になってきます。

今回はダイナミックマイクについて紹介しました。現在流行している配信などではあまり使われていない傾向にあるダイナミックマイクですが、バンドなどのライブやコンサートなどでは現役で使われています。ダイナミックマイクもさまざまな用途で使えるのでしっかり自分の目的にあったものを選びましょう。