宮下奈都の人気おすすめ小説ランキング13選【本屋大賞受賞!】

皆さんは、小説家の宮下奈都をご存知でしょうか。彼女は3人目の子供を妊娠中に執筆活動をし、文學界新人賞を受賞して作家デビューした異色の人物です。今回は、本屋大賞を受賞した『羊と鋼の森』など、宮下奈都の人気小説をランキング形式でご紹介します。

2022/06/25 更新

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宮下奈都のおすすめ人気小説ランキング13選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
双葉社
扶桑社
集英社
実業之日本社
光文社
光文社
双葉社
新潮社
集英社
実業之日本社
文藝春秋
実業之日本社
文藝春秋
商品名
たった、それだけ
とりあえずウミガメのスープを仕込もう。
太陽のパスタ、豆のスープ
よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
神さまたちの遊ぶ庭
スコーレNo.4
誰かが足りない (双葉文庫)
遠くの声に耳を澄ませて
窓の向こうのガーシュウィン
終わらない歌
静かな雨
はじめからその話をすればよかった
羊と鋼の森
説明
繊細で力強い心理描写
宮下奈緒の「食」エッセイ!書き下ろし短編も
深い絶望の中でも、じんわりと心に沁みる物語
悩める少女たち
北海道での一家の暮らし
少女の成長禄
6組の客の事情
12編の短編集
欠落感を抱えた少女の成長
悩む音大生二人
女性との出会いと交通事故による障がい
宮下奈都自身のエッセイ
調律師を目指す青年
リンク
ページ数
216ページ
268ページ
288ページ
272
281
316
192
278
264
288
107
400
274
文学賞
なし
なし
なし
坪田譲治文学賞候補
なし
なし
本屋大賞
なし
なし
なし
文學界新人賞佳作入選
なし
本屋大賞
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ページ数 文学賞
1
双葉社
たった、それだけ
601円
繊細で力強い心理描写
216ページ
なし
2
扶桑社
とりあえずウミガメのスープを仕込もう。
1,650円
宮下奈緒の「食」エッセイ!書き下ろし短編も
268ページ
なし
3
集英社
太陽のパスタ、豆のスープ
550円
深い絶望の中でも、じんわりと心に沁みる物語
288ページ
なし
4
実業之日本社
よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
576円
悩める少女たち
272
坪田譲治文学賞候補
5
光文社
神さまたちの遊ぶ庭
648円
北海道での一家の暮らし
281
なし
6
光文社
スコーレNo.4
617円
少女の成長禄
316
なし
7
双葉社
誰かが足りない (双葉文庫)
293円
6組の客の事情
192
本屋大賞
8
新潮社
遠くの声に耳を澄ませて
529円
12編の短編集
278
なし
9
集英社
窓の向こうのガーシュウィン
562円
欠落感を抱えた少女の成長
264
なし
10
実業之日本社
終わらない歌
640円
悩む音大生二人
288
なし
11
文藝春秋
静かな雨
1,296円
女性との出会いと交通事故による障がい
107
文學界新人賞佳作入選
12
実業之日本社
はじめからその話をすればよかった
680円
宮下奈都自身のエッセイ
400
なし
13
文藝春秋
羊と鋼の森
650円
調律師を目指す青年
274
本屋大賞
比較表を全て見る(10位以降)
双葉社

たった、それだけ

繊細で力強い心理描写

賄賂の罪を着せられ、失踪した望月正幸。浮気相手の夏目、妻の可南子、娘の担任教師など、複数の視点から語られる6編の連作短編集。残された人々の公開や絶望で胸が締め付けられますが、それでも読後にはほっとした気持ちになります。人の強さや弱さ、心情を繊細に力強く描いた作品です

 

 

ページ数
216ページ
文学賞
なし
扶桑社

とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

宮下奈緒の「食」エッセイ!書き下ろし短編も

小説家としてだけではなく、主婦として、母としての一面もある宮下さん。彼女の6年半の月日を、「食」を通して描き出すエッセイ集。書き下ろし短編集「ウミガメのスープ」も収録されています。

ページ数
268ページ
文学賞
なし
集英社

太陽のパスタ、豆のスープ

深い絶望の中でも、じんわりと心に沁みる物語

今、何かに落ち込んでいる人に読んでもらいたい『太陽のパスタ、豆のスープ』。結婚直前に婚約破棄され、絶望のどん底にいた主人公の明日羽(あすわ)。そんな彼女に叔母ロッカが提案したのは、”やりたいことリスト”の作成でした。自分を見つめ直し、自分の人生を変えたい人に贈る物語。今、何かに悩んでいる人、何かに絶望している人に読んでもらいたい一冊です。

ページ数
288ページ
文学賞
なし
実業之日本社

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

悩める少女たち

世界的なヴァイオリニストの娘で、声楽をに関わる将来を目指す御木元玲は、音大附属高校への受験に失敗してしまい、普通の女子高に進むこととなります。受験に失敗した挫折感や音楽への諦めきれないという思いから同級生と関わらず、母親へのコンプレックスにも悩んでいました。

 

玲と同じようにそれぞれ悩みを抱えた少女たちが同じ学校におり、合唱をきっかけに大切なものに気がつく、青春群像劇です。同一の学校が舞台ですが、連作短編集なので小説を読み慣れていない人でも手に取りやすいです。

 

宮下奈都が得意とする心温まる作品です。読売新聞読書委員が選ぶ「2009年の3冊」という企画で選ばれた一冊です。

ページ数
272
文学賞
坪田譲治文学賞候補
光文社

神さまたちの遊ぶ庭

北海道での一家の暮らし

北海道を愛する夫の願いで、福井からトムラウシという場所に移り住んだ宮下家の五人の物語です。そこは北海道のなかでもかなりの田舎で、TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロと、とても生活しやすいとは言えません。

 

小中学生あわせて15名の学校では、特徴的な先生たちのもとで、テストも宿題もない冒険の毎日が冒険が繰り広げられます。自然に抱かれた宮下家の一年間の記録です。

 

トムラウシの住人や先生たちの温かさや、大自然、雪。都会では体験できない素敵な一年間を追体験できる作品。

ページ数
281
文学賞
なし
光文社

スコーレNo.4

少女の成長禄

自由奔放で魅力的な妹の七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子津川麻子が本作の主人公です。そんな彼女ですが、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレと出会い、少女から女性へと成長していく物語です。

 

スコーレとは「学校」の意味であり、彼女を主人公に、中学、高校、大学、就職の4つの章に分けた成長物語で、宮下奈都の丁寧で心温まる文章が特に分かりやすい文章になっています。

 

家族、青春、仕事、といった誰しもが一度は考えるであろう要素が詰まっており、それらを乗り越えて必死に生きる少女の成長を見守り、元気がもらえます。登場人物を自分に重ねると、そのセリフが胸に刺さります。

 

ページ数
316
文学賞
なし
双葉社

誰かが足りない (双葉文庫)

6組の客の事情

口コミやうわさで評判の良いレストラン「ハライ」に訪れた、6組の客の物語です。同じ日の時間に予約をした彼らは、人気のレストランへ訪れようと思ったそれぞれの理由がありました。

 

彼らは、仕事への不満、認知症の兆候、ビデオを撮っていないと外に出られない、人の失敗の匂いをかぎとる、就職が決まっていた会社が倒産してしまった青年、といような特殊な事情を抱えていました。

 

一歩踏み出そうとする時、おいしい料理とともに始めたい。そういった決心までの心の裡を掬いあげた本作は、本屋大賞にノミネートされ、7位選ばれました。

ページ数
192
文学賞
本屋大賞
新潮社

遠くの声に耳を澄ませて

12編の短編集

全部で12編からなる短編集です。それぞれの作品は個性的で、心温まる物語や切ない物語など、この一冊だけで様々な感情を味わうことができます。一つ一つはかなり短いので、普段小説を読まない方でも十分に楽しむことができるでしょう。

 

この作品の特徴として、短編集でありながらも同一の世界での物語であり、短編ごとの登場人物にちょっと繋がりがあるのが特徴的です。小さな伏線や関連性を探す楽しみ方もできます。

 

全体的にポジティブな気持ちになれる物語です。登場人物は看護師、会社員、母親といった普通の人々ですが、突然訪れたどん底から這い上がる姿は読者に活力を与えてくれます。

ページ数
278
文学賞
なし
集英社

窓の向こうのガーシュウィン

欠落感を抱えた少女の成長

人づきあいが苦手でいつも周囲になじめず、欠落感を抱えて十九年間を過ごしてきた主人公の私は、ヘルパーとして訪れた横江先生の家で、思い出の品に額をつける「額装家」を生業としている男性と出会います。

 

未熟児として生まれたこともあり、自分には普通の人と比べて何かが足りないと感じながら生きてきた主人公は額装家と出会うことで、大きく成長していくことになります。

 

宮下奈都が得意としている「少女の成長物語」の代表作です。面白さはもちろんですが、ゆっくりと静かに進んでいく世界観は読者の心を落ち着かせてくれます。

ページ数
264
文学賞
なし
実業之日本社

終わらない歌

悩む音大生二人

音大附属高校への受験に失敗して普通の女子高に進んだ主人公の御木元玲。彼女は声楽を志して音大に進学しましたが、自分の歌に価値を見いだせずにもがいています。同じ大学では、ミュージカル女優をめざす原千夏がオーディションに受からず、葛藤しています。

 

10位で紹介した「よろこびの歌」の3年後が舞台になっています。高校生だった彼女たちが悩みを抱えて葛藤しながらも大人になり、新たな壁に乗り越えようとしています。

 

この曲の特徴として、各章のタイトルが実際にある曲から引用されています。物語の内容にもアクセントとして登場するため曲についても調べながら物語を楽しむことができるので、読むことと聞くことの両方を楽しむことができる作品です。

ページ数
288
文学賞
なし
文藝春秋

静かな雨

女性との出会いと交通事故による障がい

主人公の行助は足に先天的な麻痺があり、常に松葉杖を使っています。社会人として真面目に生活していましたが、ある年のクリスマスに勤め先の会社が倒産したことを知らされ、ショックを受けます。

 

足の障がいという負担から再就職も容易ではないこともあり、途方に暮れて家に帰る途中に、駅の近くの駐輪場に建てられたプレハブ小屋のたい焼き屋が見つかり、衝動的に買いその美味しさに感激しました。そして、店員のこよみに「美味しい」と伝えます。

 

これを機に行助とこよみは一緒にごはんを食べる仲になりますが、ある日こよみは交通事故に巻き込まれ、3か月の間眠り続けてしまいます。やがて目を覚ますと、新しい記憶をすぐに忘れてしまう高次脳機能障害を発症していると診断されてしまうのでした。

ページ数
107
文学賞
文學界新人賞佳作入選
実業之日本社

はじめからその話をすればよかった

宮下奈都自身のエッセイ

大好きな本、音楽、三人の子どもたちとの暮らしを記した身辺な雑記集です。日常の一コマはもちろん、独自の感性で語られる書評と自身が発表してきた作品の背景の紹介も書かれています。

 

何故3人目の子供を身ごもっている時期に小説を書くようになったのか、いままで書いてきた小説の着想、旦那さんとの出会いや子供たち、音楽や本についてなど、宮下奈都のことがこの一冊で分かります。

 

短いエッセイが81編の区切りで構成されており、一つのエピソードは数ページで短いので、隙間時間や簡単な読み物としても購入の価値ありです。ほとんどがほのぼのする内容なので、のんびり読書したい時にぴったりの作品です。

 

ページ数
400
文学賞
なし
文藝春秋

羊と鋼の森

調律師を目指す青年

高校生の時、学校にやってきた調律師の作業を目にし調律に魅せられた主人公の、調律師として成長していく物語です。宮下奈都の代表作で、本屋大賞の受賞と映像化がされています。

 

その後は専門学校を卒業し、楽器店の店員として働きながら調律師を目指すことになります。自分はこの仕事に向いているのか、今の仕事でどこを目指せばいいのだろうか、というような、社会人のほとんどが感じた思いを主人公も抱えるようになります。

 

客や他の調律師との交流によって技術を磨きつつ人間的にも成長していく主人公の成長を実感することができます。物語の構成はもちろん、表現力が魅力的でピアノの音が聴こえてくるような素敵な作品です。

ページ数
274
文学賞
本屋大賞

宮下奈都のおすすめ商品比較一覧表

商品画像
メーカー
双葉社
扶桑社
集英社
実業之日本社
光文社
光文社
双葉社
新潮社
集英社
実業之日本社
文藝春秋
実業之日本社
文藝春秋
商品名
たった、それだけ
とりあえずウミガメのスープを仕込もう。
太陽のパスタ、豆のスープ
よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
神さまたちの遊ぶ庭
スコーレNo.4
誰かが足りない (双葉文庫)
遠くの声に耳を澄ませて
窓の向こうのガーシュウィン
終わらない歌
静かな雨
はじめからその話をすればよかった
羊と鋼の森
説明
繊細で力強い心理描写
宮下奈緒の「食」エッセイ!書き下ろし短編も
深い絶望の中でも、じんわりと心に沁みる物語
悩める少女たち
北海道での一家の暮らし
少女の成長禄
6組の客の事情
12編の短編集
欠落感を抱えた少女の成長
悩む音大生二人
女性との出会いと交通事故による障がい
宮下奈都自身のエッセイ
調律師を目指す青年
リンク
ページ数
216ページ
268ページ
288ページ
272
281
316
192
278
264
288
107
400
274
文学賞
なし
なし
なし
坪田譲治文学賞候補
なし
なし
本屋大賞
なし
なし
なし
文學界新人賞佳作入選
なし
本屋大賞
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ページ数 文学賞
1
双葉社
たった、それだけ
601円
繊細で力強い心理描写
216ページ
なし
2
扶桑社
とりあえずウミガメのスープを仕込もう。
1,650円
宮下奈緒の「食」エッセイ!書き下ろし短編も
268ページ
なし
3
集英社
太陽のパスタ、豆のスープ
550円
深い絶望の中でも、じんわりと心に沁みる物語
288ページ
なし
4
実業之日本社
よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
576円
悩める少女たち
272
坪田譲治文学賞候補
5
光文社
神さまたちの遊ぶ庭
648円
北海道での一家の暮らし
281
なし
6
光文社
スコーレNo.4
617円
少女の成長禄
316
なし
7
双葉社
誰かが足りない (双葉文庫)
293円
6組の客の事情
192
本屋大賞
8
新潮社
遠くの声に耳を澄ませて
529円
12編の短編集
278
なし
9
集英社
窓の向こうのガーシュウィン
562円
欠落感を抱えた少女の成長
264
なし
10
実業之日本社
終わらない歌
640円
悩む音大生二人
288
なし
11
文藝春秋
静かな雨
1,296円
女性との出会いと交通事故による障がい
107
文學界新人賞佳作入選
12
実業之日本社
はじめからその話をすればよかった
680円
宮下奈都自身のエッセイ
400
なし
13
文藝春秋
羊と鋼の森
650円
調律師を目指す青年
274
本屋大賞
比較表を全て見る(10位以降)