キャンプの洗い物を快適にするグッズ18選！洗い物をする上でのマナーも紹介！

キャンプでのアウトドアクッキングも楽しみのひとつですが、キャンプ場は家庭と勝手が違うので、「洗い物がめんどくさい」とか、「汚れが落ちなくて困った」経験はありませんか？「みんな洗い物はどうしてるの？」と思っても聞くのは勇気が必要です。

キャンプ本で調べても結局わからずじまいで、出来合いのもので済ませてしまうと、キャンプの醍醐味を楽しめません。とはいえ、キャンプでの洗い物をどうするか解決しないと始まりません。そこで、この記事ではキャンプでの洗い物に関する悩みや疑問にお答えします。

さらに、聞きたくても聞けない洗い物マナーや、あると便利な洗い物グッズ、洗い物をしないで持ち帰る選択肢についても解説します。キャンプでの洗い物に悩んでいる方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

それでは、まずはじめにキャンプサイトでの洗い物マナーについて見ていきましょう。

1. 洗い物は指定された場所で行う
2. 洗い物はバケツにまとめておく
3. ゴミ捨てもキャンプ場のルールを厳守

まずはどこで洗い物をしたらいいかを確認してください。一般的に洗い場は炊事場に併設されていますが、よくわからない場合は管理人やほかのキャンパーに聞くなどして確認しましょう。「こんなこと聞いて変に思われないか？」と不安になりますが聞けば問題解決です。

洗う際はまずはバケツに水をため、その中に洗い物をつけておくと汚れが落ちやすく、節水にもつながります。ゴミ捨てはキャンプ場ごとにルールがあるので、必ず確認し厳守しましょう。キャンプ場にゴミ捨て場がない場合は、持ち帰り各自治体のルールに従い処分してください。

キャンプサイトでの洗い物には、合成洗剤はNGです。キャンプ場による違いはあるものの、ほとんどのキャンプ場では下水道排水設備が整っておらず、洗剤は河川に直接流れるため環境に影響を与えるからです。

キャンプサイトで洗い物をする際は、自然界で分解される環境にやさしい洗剤を使いましょう。また、キャンプ場によっては、使っていい洗剤を指定しており、それ以外は使用禁止にしている場合もあります。初めてのキャンプ場では事前にルールを確認してください。

持ち運びやすさを重視して選びたい方には、折りたたみ式をおすすめします。折りたたみ式はとにかく持ち運びが楽ですし、洗剤不要の洗い物であれば「遠いので洗い場まで行くのが面倒…」なときもサイトから出ずに済むのが嬉しいところです。

洗い物が多くてもまとめて持ち運べるので、洗い場まで何往復もせずに済みます。また、つけ置き以外に用途がない方にもおすすめです。食事の後に大まかな汚れをキッチンペーパーで拭き取りすぐにつければ、洗い物の時短や節水にも役立ちます。

バケツ式は、洗い物を入れて持ち運んだりつけ置きしたりする以外にも、夏は氷を入れて飲み物を冷やしたり飲み物を保管したりするときにも役立ちます。サイズも豊富に揃いますので、キャンプスタイルに合わせて使いやすいサイズを選べるのも魅力です。

筒状のものや四角形のもの、持ち手の形状でも使い勝手が異なります。選ぶ際は持ち運びやすさにも注目しましょう。取手が2つあると、重くなっても2人で持てるので便利です。

しつこい油汚れをなんとかしたいときは、加熱できるステンレス式がおすすめです。また、「冬は水が冷たくて洗い物が辛い…」と感じる場合も、お湯を沸かして洗い物ができるといったメリットもあります。

メーカーによっては、食材の持ち運びにも使えるようハンドルが付いたものや、まな板付きのものなどもあるので、使い勝手も考えて選んでください。サイトをスタイリッシュに演出したい方にもおすすめです。

キャンプサイトで洗い物をするには「水」が欠かせません。ジャグは水の持ち運びにも使えますし、保冷機能があるものは飲用水としての使用もできます。ジャグには折りたたみ式・ステンレス式・ポリプロピレン式があり、それぞれに使い勝手が異なります。

• 折りたたみ式：持ち運びが楽で荷物の場所を取らない
• ステンレス式：スタイリッシュでおしゃれ、耐久性が高いので長持ちする
• ポリプロピレン式：軽くて持ち運びに便利な上、保冷力が高いので飲み物を冷やすのにも使える

平置きタイプは、キャンプ以外に自宅でも使えます。しっかりと水切りできるため、湿気ったまま放置するとカビが生えやすい木製の食器や調理器具の水切りにもおすすめです。また、ものによってはデザイン性の高いおしゃれなものもあって、キャンプサイトが映えます。

自宅のキッチンで平置きタイプを使用しているのであれば、わざわざ購入しなくても済み経済的です。キャンプ専用で使いたい場合は、持ち運びしやすい折りたためるタイプをおすすめします。

荷物が多くスペースがいっぱいだったり、傾斜や凹凸があり平置きタイプが置けないときは、吊るすタイプがおすすめです。テントやタープに吊るしておけるので、スペースが限られたり地面に置けなかったりしても空間を有効活用できます。

アウトドアブランドが手掛ける水切りネットは、見た目がかわいいものやおしゃれなデザインが多いので多くのキャンパーも愛用しています。「キャンプギアはおしゃれに統一したい！」方にもおすすめです。

スポンジと手袋は、キャンプ場で洗い物をする際の必須アイテムです。おしゃれなキャンプギアで統一するのも素敵ですが、スポンジや手袋はメーカーのものである必要はありません。キャンプでの洗い物には、100均のスポンジや手袋を活用しましょう。

100均のスポンジであれば、ひどい油汚れにも気にせず使用できますし、使い捨てにもしやすいです。水が冷たくなる冬は手袋がないと洗い物が辛くなりますので、100均の手袋を活用してください。「キャンプはお金がかかるので余計なコストを抑えたい」と思う方にもおすすめです。

キャンプの洗い物に悩んでいる方は、洗い物を便利にしてくれるグッズを取り入れましょう。便利グッズがあるのとないのとではキャンプ場での過ごし方も変わってきます。本記事で紹介した便利グッズを取り入れて、キャンプでの洗い物を快適に済ませましょう。