eSIM設定完全ガイド【2025年最新版】QRコード読み取りと切り替え手順を図解で解説!

スマートフォンやタブレットを通信回線に繋げる手段として「eSIM」が挙げられます。海外滞在に便利なeSIMですが、「設定が難しそう」「どうやって使うの?」といった不安を持つ方もいますよね。本記事では、eSIMの使い方だけでなくおすすめeSIMも紹介します。

2025/02/17 更新

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 私たちの身近な通信方法として、SIM以外にWi-Fiが挙げられます。海外でWi-Fiを利用する場合、日本または現地でレンタルWi-Fiを契約する方法と現地の無料Wi-Fiスポットだけで通信を行う方法があります。

 

レンタルWi-Fiを利用する場合、Wi-Fiルーターの端末を持ち歩く必要があります。荷物が増えてしまいますし、充電が切れてしまうとWi-Fiは利用できません。モバイル充電器を一緒に持ち歩くと、さらに荷物が増えスマートフォンに利用する充電が減ってしまいます。また、レンタルWi-Fiは返却も必要なので、手間にもなります。

 

さらにレンタルWi-Fiは、eSIMの倍以上利用金額がかかる可能性があり、コスパがあまりよくありません。

 

コストを抑えられる現地の無料Wi-Fiを利用する方法もありますが、無料Wi-Fiは使える場所が限られます。現地のどこでも利用できるものではなく、滞在先によってはホテルでも無料Wi-Fiを提供していません。無料Wi-Fiを頼って海外へ行っても、ネットを利用できないリスクが高くなります

 

多くのデメリットがあるWi-Fiと比較して、eSIMはルーターを持ち歩いたり返却する必要がなく、レンタルWi-Fiよりもコストが抑えられ、そして現地のどこでも通信可能といった多くのメリットが挙げられます。

 eSIMのダウンロード方法として、多くの提供会社が導入している方法が「QRコード」です。オンラインでeSIMを購入し、決済が完了するとダウンロード用のQRコードが添付されたメールが届きます。

 

そのQRコードを端末で読み取ることでeSIMがダウンロードされ、eSIMの設定に進めます。ダウンロード方法は端末によって異なるので、今回はiPhoneを代表としてQRコードによる設定方法を紹介します。

 

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」を選択する
  3. 「eSIMを追加」を選択する
  4. 「QRコードを使用」を選択する
  5. カメラが立ち上がるためメールで送られてきたQRコードを読み取る(QRコードを印刷する必要あり)※
  6. 読み取りが成功すれば「eSIMをアクティベート」に自動で進む
  7. 「続ける」を選択する
  8. アクティベートが開始される
  9. 「モバイル通信設定完了」が表示されたら完了
  10. 「デフォルト回線」「iMessage & FaceTime」「モバイルデータ通信」で使う回線の設定に移るが、海外eSIMではなく主回線を選択しておく(後から変更可能)
  11. 設定のSIM画面に海外用SIMが表示されていれば完了

※QRコードを印刷ができなければ、設定を開かずにiPhoneのカメラアプリで直接QRコードを読み取る

 

Androidの場合、機種によって設定方法が異なります。利用している端末のマニュアルに沿って設定を進めてください。

 オンラインでeSIMを購入し購入完了のメールが届くと、ダウンロード用のQRコードと一緒に購入したeSIMの情報が掲載されています。これらを端末の設定画面に手動で入力し、eSIMを設定する方法があります。

 

iPhoneでの設定方法を紹介します。

 

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」を選択する
  3. 「eSIMを追加」を選択する
  4. 「QRコードを使用」を選択する
  5. 下部にある「詳細情報を手動で入力」を選択する
  6. eSIMの情報に記載されている「SM-DP+アドレス」「アクティベーションコード」「確認コード(ない場合もある)」を入力する(※)
  7. 入力が完了したら「次へ」を選択する
  8. 入力に誤りがなければ「eSIMをアクティベート」に進む
  9. 「続ける」を選択する
  10. アクティベートが開始される
  11. 「モバイル通信設定完了」が表示されたら完了
  12. 「デフォルト回線」「iMessage & FaceTime」「モバイルデータ通信」で使う回線の設定に移るが、海外eSIMではなく主回線を選択しておく(後から変更可能)
  13. 設定のSIM画面に海外用SIMが表示されていれば完了

※入力間違いがないよう、メールに掲載されているeSIM情報をコピペすることをおすすめします。

 

Androidの場合、機種によって設定方法が異なります。利用している端末のマニュアルに沿って設定を進めてください。