ペンタブ人気おすすめランキング9選｜初心者向けの安い液タブ・板タブも紹介！【お絵描き】

液タブ・板タブってどっちがいいの？
初心者向けの安いペンタブはどれがおすすめ？
iPadとペンタブ、お絵描きにはどっちがいいんだろう……

この記事にたどりついた皆さんも、同じ悩みをかかえているのではないでしょうか？

パソコンでデジタルイラストや漫画を描く際に欠かせないのがペンタブレット(ペンタブ)。しかし、価格も安いものからプロ漫画家が使うような高性能なものまでさまざま。どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、初心者でも失敗しないペンタブの選び方や基本の使い方、おすすめモデルも紹介しています。
「お絵描きしやすいペンタブを見つけたい」という方は、ぜひチェックしてください。

目標はズバリ、

簡単にペンタブ選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しないペンタブを選べます！

ペンタブレットとは、タブレット型のセンサーをペンで動かして、PC上のマウスを操作するアイテムです。マウスの代わりになるといった特徴があり、マウスに比べて精密なカーソル移動などが可能になります。

ペンタブでできることは

• デジタルイラストや漫画を描く
• 3Dモデリングや3Dペイントをする
• 写真のレタッチをする
• Zoomなどオンラインミーティングでホワイトボードを使う

などです。線を描く・手書きで字を書くなどマウスにはできない繊細な使い方に向いています。

また、ボタンが搭載されているペンタブレットであれば、よく使うペイントのツールをボタンに置き換えて使用できます。

板タブの最大のメリットはとにかく価格が安いことです。5,000円を切るモデルもあり、初心者でも購入しやすいものが豊富にあります。
また、液タブがツルツルとした描き心地なのに比べ、板タブは上にコピー用紙などを置けば紙に直接描くような感覚で使えます。

デメリットは、アナログ絵のように手元を見ながら描けないこと。画面の狙った位置にペン先を置くのには慣れが必要です。
しかし一度作業環境に慣れてしまえば、液タブと違って姿勢が悪くなりにくく体の負担にもなりません。漫画やイラスト制作で長時間作業する人には最適です。

液晶タブレットは、紙に直接絵を描くのに慣れている人・デジタルイラストを描くのに不慣れな初心者さんにおすすめです。手元を見ながらペンで狙った位置に線を描けるので、板タブのようにアナログ作業から操作感が大きく変わることがありません。

ただし、価格帯が高いこと・配線が多いことは板タブに比べてデメリットです。画面サイズも大きいほど価格が上がるので、大画面で描きたい場合は5万円以上になる場合もあります。価格や用途によっては、同じく画面に直接描けるタブレットもおすすめです。

ここまで紹介した板タブ・液タブはあくまでパソコンやスマホに繋いで使用する機器ですが、タブレット・タブレットPCならパソコンに接続せず1台完結でお絵描きができます。

iPadも10インチで安いものなら4万円台で購入でき、場合によっては液タブよりもお得なことも。アプリでアナログの線画をスキャンしたり、参考資料を探したりといった使い方もできるため、パソコンをこれから買う人やスマホでのお絵描きから環境を変えたい人には特におすすめです。

【結論】筆圧レベルは8192がおすすめ！

筆圧レベルとは、ペンの筆圧をどのくらい感知できるかを段階で表した数字です。

主に

• 1024
• 2048
• 4096
• 8192

と4段階あり、2048と4096では、4096の方がより細かく筆圧を感知します。
数字が高いほど線の太い細い・濃い薄いをより繊細に読み取れるため、イメージ通りの絵を描きやすくなります。

8192は全製品で最も数が多く性能も良いためおすすめです。筆圧レベルによる価格差はそれほどないので、なるべく筆圧レベルの高いものを選びましょう。

【結論】傾き検知機能はお絵描きには必須！

傾き検知機能とは、ペンの角度を読み取って線の太い・細いを表現する機能で、読み取れる角度の範囲は60度までが主流です。

筆のタッチを活かした描き方や、スケッチ・デッサンのように鉛筆で描く時の感覚をリアルに再現できます。デジタルでアナログ絵のような表現をしたい人には必須と言っても良い機能です。

ペンタブレットは入手してすぐに使えるものではなく、使用前にPCやペンタブレット側で準備をする必要があります。以下の手順を参考に、ペンタブレットを手に入れたら設定を済ませておきましょう。

1. ペンタブレットをPCとUSBケーブルで接続する
2. タブレットドライバーが自動的にインストールされる
3. 必要であればパソコンを再起動する
4. ペンタブレットが使えるようになる

使用するペンタブレットによって手順が変化する場合がありますが、基本的には上記手順でOKです。ただし、ペンタブレットによっては、ドライバーの自動インストールが行われない場合があります。

その場合は、購入したペンタブレットの公式ページなどから、直接ドライバーをインストールしましょう。ちなみに、再起動についてはドライバーインストール時点でペンタブレットが使えるようになっていれば、省略可能です。

ペンタブを使う方の中にはパソコンではなくスマホでお絵描きする方もいますよね。

Androidスマホ対応のペンタブなら、ケーブルで接続するだけですぐに使用できます。USB変換ポートはペンタブについている場合もあるため、製品によって確認しておきましょう。ただし、スマホ対応のペンタブのほとんどはAndroidスマホのみ対応で、iPhoneに対応しているペンタブはかなり少ないです。

ペンタブレットのサイズは、イラスト作成をする際の使い勝手に関わります。自分にとって丁度いいサイズを選べればかなり使いやすいので、自分がどのサイズのペンタブレットに向いているのかを確認していきましょう。

人によって、絵を描く際に腕のどの部分を軸にするのかが異なります。そのパターンを2つに分けるなら、以下の通りです。

• 肘を軸に絵を描く
  →20インチ以上の大型タイプ(Lサイズ)
• 手首を軸に絵を描く
  →13~15インチ程度の小型タイプ(S~Mサイズ)

肘を軸に絵を描くなら20インチ以上の大型ペンタブが望ましいです。肘が軸になるとペンを持つ手の可動域が広くなるので、その分ペンタブも大きいサイズだと使いやすくなります。

手首を軸に絵を描くなら小さめの13~15インチ程度がおすすめ。こちらは逆に手の可動域が狭いので、ペンタブの大きさに無駄がなくなり使いやすくなります。

ペンタブはモニターのサイズとの兼ね合いも重要です。たとえば、モニターは大画面なのにペンタブが小さいと、少しのストロークでもモニターでは大きなストロークとして反映されるため、手元の感覚との違和感にもつながります。

手元を見て描けない板タブの場合は特に違和感のないサイズを選びましょう。

具体的なサイズは、モニターと同程度か一回り小さい程度がおすすめです。S・M・Lサイズ表記の場合は以下のようになります。

ペンタブレットには、ペン操作や筆圧を検知する以外にも、絵を描くのに便利な機能が搭載されている場合があります。商品によって搭載されている機能には差がありますが、以下の機能が備わっていると効率的に絵を描けるのでおすすめです。

• ファンクションキー
• ホイール

ファンクションキーでは、｢バケツ｣や｢ブラシ｣などのショートカットを登録できます。そして、キーを押すだけでそれらのツールを使用できるようになるのです。

さらに、ホイールではペンタブレットだけでキャンバスの拡大・縮小やブラシサイズの変更が行えます。どちらも作業効率を向上させる上で欠かせない機能です。

デジタルイラストを作成するうえでは、ペンタブレットだけではなくペンの性能もチェックするべきです。ペンには充電式のものがありますが、途中で充電切れする可能性を考えると、充電不要で使用できるペンを選ぶのが得策。

さらに、ペンにショートカット機能が設けられていれば、ペン完結で描写ツールの切り替えができます。

しかし、ペンそのもののグリップ感や重さ、そして描き心地については、実際に使ってみないと分かりません。店頭でお試しで使ってみる・販売サイトでレビューを参考するのがおすすめです。

初めてペンタブレットを購入する方は、替え芯やペン立てなどが付属している製品がおすすめです。購入時に付属品があると、後から何かが必要になっても買い足す必要がありません。

また、製品によってはPCに接続するために必要なHDMIケーブルやUSB Type-cケーブルが付属していない場合もあるため、購入時にケーブルが付属しているか必ず確認しておきましょう。

ペンタブシェア9割を誇る、超大手のペンタブレットメーカー・Wacom(ワコム)。ペンタブレット関係製品で多数の特許も持っており、プロからも推されている非常に人気のメーカーです。

もちろん初心者にも向いたペンタブレットを販売しており、その中の一つとして｢Intuos｣が挙げられます。逆に上級者からプロに向いたペンタブレットとして、｢Intuos Pro｣もおすすめです。

しかし、フイオンやエックスピーペンに比べ、ペンタブレットの値段が高めなのがデメリット。ですが、ワコムのペンタブレットを買えば間違いないといえるほど、信頼できるメーカーでもあります。

HUION(フイオン)は中国に拠点に置くメーカーであり、グラフティック関連企業として知られています。また、中国が重点的に支援するハイテクなアニメーション技術企業でもあり、ペンタブレット販売メーカーの中では、技術力に優れたメーカーです。

その上値段も安く、基本的にはワコムの半額程度で同メーカーのペンタブレットを購入可能。そのため、万が一ペンタブレットが壊れてしまっても買い直ししやすくコスパがいいです。ワコムに比べると性能面で劣りますが、安いペンタブレット販売メーカーとして初心者にもおすすめできます。

XP-PEN(エックスピーペン)は、2005年に設立された日本企業です。ペンタブレットやペンディスプレイモニターなど、デジタルグラフティック製品を主に開発しています。その中でも液晶タブレットに定評があり、プロが使っても満足できる性能を発揮しているのです。

また、通販サイトではAmazonなどで人気を博しており、価格もフイオンと同様にワコムの半額程度で販売されています。そのため、高性能な格安ペンタブレット販売メーカーして、非常におすすめです。

もちろん、ペンタブレット(板タブ)も販売しているので、PCの画面を見ながらペンタブレットを動かしたい方にもおすすめできます。

デジタルイラスト作成の効率をさらに上げるなら、ペンタブレットと一緒に左手デバイスを買うのがおすすめ。左手デバイスとは、左手のみで操作できるように簡略化したキーボードや、そのキーボードとマウスが一体化した商品などを指します。

左手デバイスがあれば両手でキーボードを操作する必要がなくなり、デバイスが小さいため左手周辺に余裕ができます。より効率的なデジタルイラスト作成が可能で、中でもおすすめなのがCLIP STUDIO TABMATEです。

こちらは左手で持って操作ができる上、ショートカットキーを複数割り当てられる、ペンタブレットの作業用に作られた左手デバイスです。興味がある方は、ぜひチェックしてください。

デザインやイラストの作成は、マウスとペンタブレットを比べるとペンタブレットの方が圧倒的に作業しやすいです。PCを使ったデザイン・イラスト作成に興味がある方は、これを機にペンタブレットを買ってみましょう。