加湿器がいつから必要なのかについては、住んでいる地域によっても変わります。エアコンの暖房を使うと空気が乾燥するので、寒くなるのが早い地域だと早めに使う方が多い傾向にあるようです。一般的な目安になっているのは、20度以下の日が続くようになる頃です。
もちろん、暖房機器による乾燥以外にも加湿器は活躍します。空気が含むことのできる水分量の最大値である飽和水蒸気量は、気温が高いほど多く気温が低いほど少ない性質があります。そのため、気温が下がると空気中に含まれる水分量が低下して空気が乾燥します。
その乾燥を放置していると喉を痛めやすいので、寒さや乾燥を感じ始めたら加湿器を使うのがベストです。喉が弱い人であれば、乾燥対策に1年中使っている人も少なくありません。