人の目は水晶体によって屈折された光が網膜に像を結び、光の色や強さを感知します。この網膜にあたる部分が、デジタルカメラの撮像素子(イメージセンサ)です。デジタルカメラの場合、レンズによって屈折した光がイメージセンサ上に像を結び、センサーが光の色や強さを感知してデジタルデータに変換します。
しかし、カメラは人の目と違いシャッターが開いている間に取り込んだ光をすべて1枚の写真として記録します。そのためシャッタースピードによっては、写真が真っ白になったりブレたりしてしまいます。
動きが速いものを撮影するときは、シャッタースピードを上げるのがおすすめです。すると光を取り込む時間が短くなり、カメラは「瞬間」を写真に切り取ることができます。一方、あまりシャッタースピードを上げすぎると、写真が暗くなる点に注意しましょう。