【10分でわかる】ノートパソコンのファンが急にうるさい!回りっぱなしの原因は?

ノートパソコンを使っているとき、ファンが急に回り出してうるさいと感じる方もいますよね。今回の記事ではPCのファンが急に回る原因と解決方法を解説します。また、回りっぱなしになる原因やファンの音の軽減方法も10選ご紹介。PCが熱いと感じている方も必見です。

2024/01/08 更新

商品PRを目的とした記事です。買える.netは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がランク王に還元されます。

※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。

ファンが回りっぱなしで、音がうるさい

突然ノートパソコンのファンが周り出したけどどうすればいい?

 

この記事にたどり着いた皆さんの中には上記のような悩みを抱えているかもしれません。

 

実は、たった2つのポイントを意識するだけでノートパソコンのファンについて簡単に知ることができます


その2つのポイントとは、


①ノートパソコンのファンがうるさくなる理由を知る

②ノートパソコンのファンの音を軽減させる方法を知る


たったこれだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

 

【結論】

  • ノートパソコンの使用中に急にファンがうるさくなるメイン理由は2つ!
    →「負荷がかかる作業」「CPUの故障」はファンがうるさくなるため注意が必要
  • ノートパソコンのファンの音を軽減させる方法は主に10つある
    →「排気口の掃除」「通気性のいい環境」「負荷が高い作業を控える」は簡単にできる対策法

これがノートパソコンのファンを知る最初のステップです。

 

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください!より詳しく知りたい方は【推奨】とついた見出しもぜひチェックしてみてください。

 

CPUに負荷がかかったり使用率上がったりすると、熱がこもりやすくなるためファンの回る時間や頻度も多くなります。しかし、特に負荷がかかる作業を行っていないにもかかわらずファンがうるさいほど回る場合は、以下のような問題が考えられます。

 

  • パソコン内部が熱い
  • 通気口がふさがっている・ファンにホコリが溜まって軸ずれが起きている
  • ファンそのものが故障している

 

室温が高いと取り込む空気の温度も高くなるため内部に熱がこもりやすくなり、ファンがフル回転してうるさく感じます。一般的にパソコン内部の温度は室温より7~8度高く、気温が高いと内部温度もさらに高くなり、ファンが回りやすくなります

 

熱は通気口から熱風として排出されますが、通気口がゴミやホコリなどでふさがっていると軸ずれが発生し、ファンから異音が鳴ったり、うまく熱が排出されなくなったりします。そのため、ファンに付いているゴミやホコリを取り除いて、しっかりファンが作動するか確認しましょう。

 

室温が高くもなく通気口をふさぐものもないのに、ファンの音がうるさい場合は、ファン自体が故障している可能性があります。ファンがうるさいだけでなく、普段は聞かないような異音が鳴る場合もあるため注意してください。また、ファンが回りっぱなしの時間が長くなった場合は、排熱効率が低下している可能性があり故障のサインと考えられます。

パソコンの設定でもファンの音を軽減させられます。Windowsノートなら、「電源設定」を変更してみましょう。Windows10左下のアイコンを右クリックすると出てくる「電源オプション」内の「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」と進むと、「プロセッサの電源管理」内に「システムの冷却ポリシー」があります。

 

こちらの項目を「パッシブ」に設定すると、ファンの音が改善する可能性があるので、ぜひ試してください。

 

手順

  1. Windows10・11のアイコンを右クリック
  2. 電源オプション→プラン設定の変更→詳細な電源設定変更
  3. プロセッサの電源管理→システムの冷却ポリシーをパッシブにする

また、パッシブ以外にも方法があります。Windows10とWindows11どちらも「最大のプロセッサの状態」を100%から90~80%まで下げるとCPUの性能を抑えられ、結果的にファンも静かになります。

 

ただし「最大のプロセッサの状態」を下げすぎると、その分パソコンの動作も重くなるため、注意が必要です。そのため、一気に下げるのではなく、少しずつ下げて重くならない程度の数値にしていくのがおすすめです。

Windows11の「最大のプロセッサの状態」の下げ方は以下のとおりです。

  1. コントロールパネルを開く
  2. 電源オプション→電源プラン→「プラン設定の変更」を選択
  3. 「詳細な電源設定の変更」→「プロセッサの電源管理」を開く
  4. 「最大のプロセッサの状態」を開き、バッテリ駆動と電源に接続の数値を下げる

※Windows10でも「電源オプション」から設定できます。