【フラッシュライトや充電器にもおすすめ!】18650電池の人気ランキング10選
2020/11/20 更新
18650電池とは?
リチウムイオン電池には、角型やラミネート型ものなど数種類の形状のものに分類されていますが、18650電池もその一つです。18650電池は筒型の形状をしており、一般的な単3電池を一回り大きくしたくらいのサイズです。
さまざまな製品に使用できるよう互換性を考えて統一されたリチウムイオン電池の規格サイズになっています。18650の上から2ケタの「18」という数字は、直径を表わし、下3ケタの「650」という数字は、長さを表わしています。「18650」は、直径18㎜の長さ650㎜の電池ということになります。ただ、長さの誤差は、プラスマイナス5㎜程度は変わってくるものもあります。
同じような表記で26650電池がありますが、先ほどと同じく直径が26㎜、長さが650㎜の円柱型の電池ということになります。18650電池と26650電池の違いは、サイズが相違することだけで同じ性質と言えます。また、18650電池には、過充電を防ぐための保護回路が搭載されていない場合が多いので、大きめのサイズを選ぶとより安全に使用できるため、おすすめです。
18650の選び方
特徴や機能について
18650電池の持つ特徴や機能についてご説明します。
PSEマークがついているものを選ぶ
18650電池は、誤った使用をした場合、爆発や発火する危険があります。モバイルバッテリーの発火や爆破が問題になったこともあるため、「電気用品安全法」に基づいた規制が必要です。この適合検査をクリアしたものには「PSE」マークが表示されていますが、この表記については義務ではありません。
そのため、実際は販売業者や製造メーカーの自主的判断に委ねられており、悪質なケースの場合、適合検査を行わず「PSE」マークが記載されていることもありますので注意しましょう。充電容量が3600mAh以上など極端に高いものや、長さが65㎜のもので「PSE」マークが記載されているものは、偽装されている可能性がありますのでよく確認しておきましょう。
保護回路があるものを選ぶ
保護回路とは、18650電池を使う際、事故などを防ぐための安全装置のような役割を持つものと言えます。具体的には、上限の電圧である4.35Vを制御して過充電となるのを防ぎ、下限の電圧である2.5Vを制御して過放電を防ぎます。
また、最大電流である3.4Ahを制御して電池の芯が破損するのを防ぎ、ショートするのを防ぐ役割があります。18650電池が発熱により発火するケースには、充電器で充電している時に異常に発熱した場合や、電池のスペック以上の状態で使用し続けた場合などです。このような場合でも保護回路が搭載されていれば、発熱による発火、爆発を未然に防ぐことができます。
セルの安全性で選ぶ
「セル」とは、18650電池の性能を判断する上で大切なパーツです。国内のメーカーでは、SANYOやパナソニック、国外のメーカーではサムスンなどで製造されています。
セルの中でも、パナソニック製のものは、安定した品質を誇り、高い容量があることから、最も信頼されているセルと言えます。一般的にこのセルという部品に保護回路が搭載されているものが販売されています。
ニッケル水素充電池との違いで選ぶ
LEDのフラッシュライトに、18650電池ではなく、ニッケル水素充電池を使っている場合も多く見られます。ニッケル水素充電池を使った場合は、1時間につき720mAHで、連続で1時間点灯しても耐えられる熱さです。
また、18650電池を使用した場合、15分間連続して点灯させると、かなりの高温になってしまいます。いったん消して時間を置いてから充電すれば3時間くらいで1.237mAHの充電をすることができます。ニッケル水素電池と18650電池を比べた場合は、18650電池を使った方が多くの電力を必要としますが、より明るくライトを点灯することができます。
仕様の違いで選ぶ
18650電池には製品によって仕様がさまざまです。ご紹介していきましょう。
容量で選ぶ
単4サイズのニッケル水素充電池の蓄電容量は約750mAHになります。それに対し、18650電池の蓄電容量は、およそ2.600mAHと容量が約3倍近く多いため、より明るさが必要とされるLEDフラッシュライトに使用すれば、さらに大きな明るさを提供することができる上に、連続点灯の時間も長くなります。
大容量の充電が可能な18650電池ですが、インターネットでは、5000mAh以上の充電容量が表記された商品も多くあります。電池の容量は、「セル」の容量によって違ってきます。現在、最新のパナソニック製のセルの充電容量は、3600mAhです。
充電時間で選ぶ
正極材にマンガン系やコバルト系を使用している場合の一般的な充電時の電圧は、約4.2vで充電完了となります。それ以上の充電は過充電になる可能性があり、破裂や発火、高温になる場合がありますので注意が必要です。 もし、自作の充電器を作りたいと思っている方であれば、リチウムイオン電池の性質から見た場合、危険性が高いため、やめましょう。18650電池の充電時の電圧の上限は、3.5v~3.6vで、4.2vであっても過充電になりませんので注意が必要です。
電圧で選ぶ
リチウムイオン電池の一種である18650電池の作動電圧は、正極材としてマンガン系やコバルト系の材料を使用した場合、約3.7vになります。また、正極材としてリン酸鉄リチウム剤を使用した場合には、作動電圧は、約3.2vとなります。
製品で選ぶ
18650電池はさまざまな製品に使われています。ご紹介してみましょう。
フラッシュライト
リチウムイオン電池である18650電池は、LEDフラッシュライトなどのように作業時の電圧が高く、一般の乾電池での動作が不可能な製品で使われます。家庭用の蓄電池や、電気自動車のバッテリーなどサイズの大きい電池を必要とする製品にも大量の18650電池を組み合わせながら使われています。
ヒーター内臓ベスト
一般的に普及し始めた「ヒーター内臓ベスト」は、寒い季節の屋外での作業でも電熱線が内蔵されたヒーターで温かさを保つので、話題の人気アイテムです。このタイプのベストの中にもモバイルバッテリーが搭載されています。
多くは、お腹の部分にヒーターが内蔵されているものが多く、これは背中部分を温めるよりも、太い血管があるお腹を温めた方が全身を温めやすく、体温が低下するのを防ぐ働きがあります。健康管理には、体を温めることが大切です。高温になり過ぎないような安全装置が搭載されているものであれば、より安心して使用できますのでおすすめです。
電子たばこ
18650電池のサイズの規格は、直径が18㎜で長さが65㎜ですが、最近は規格よりも長い20700のものもあります。電子たばこ用に使う場合は、MODの対応サイズを確認して使用しましょう。
またVAPE用途として使用する場合は、必ずVAPEショップが発売しているバッテリーを使用しましょう。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーに20000mAhと記載されているものは、18650電池を複数個使用されているため、大容量の充電が可能であるということになります。
リチウムイオン電池の18650電池の容量としては、2000mAh~4000mAhのものが多く見られます。容量が大きいものであれば、その分、長時間使用することができます。使う製品の必要な使用時間を考慮して確認してから選びましょう。
インターネットショップを利用する場合
18650電池の大半はインターネットのショップで購入することが可能です。ポイントを見てみましょう。
口コミで選ぶ
インターネットショップで入手できる18650電池は、「ultra fire」などをはじめ、さまざま製品があります。品質の高いものであるか、危険性がないかなど、実際に使用した方のレビューや口コミなどをよくチェックしてから検討して選びましょう。
値段で選ぶ
18650電池の価格の相場は、1本あたり、およそ500円位が目安となっています。販売されている場所は、特別な電池専門店や、比較的大きな家電量販店で扱っているところもありますが、一般的な家電ショップで市販されていることは、ほとんどありません。
手に入れる手段としては、インターネットのショップで購入することがおすすめです。日本製のセルが使われているものであれば品質の信頼性も高く、安心して使用できます。
安心できるメーカーを選ぶ
一般的な乾電池に比べ、18650電池はまだまだ認知度は低いと言えます。トラブルを避けるためにも安心できるメーカーのものを選びましょう。
パナソニックを選ぶ
創業100周年を迎えるパナソニックでは、急速な発展を続ける電子機器の多様化に対応できる安全な電池を開発しています。18650電池においても独自の高い技術を採用することでさらに安全性と軽量化を進め、スマホやノートパソコンなど幅広く使われています。
KEEPPOWERを選ぶ
KEEPPOWERの18650電池には、世界最高レベルの日本製の3120mAh リチウムイオンセルとセイコーインスツル社製の高性能なICチップを搭載しています。高い安全性を誇る多くの製品を展開しています。
種類で選ぶ
リチウムイオン18650充電池には、電池の内部にある正極材として使われている原料により数種類あります。どのようなものかご紹介します。
IMR(コバルト酸リチウム系)
IMR は、コバルト酸リチウム系の正極材を使用したリチウムイオン電池のことを言います。1991年、ソニーが開発した世界初のリチウムイオン電池です。正極材にコバルト酸リチウム(LiCoO2)を用い、負極剤には黒鉛(LiC6)を使用しています。
バランスが最も取れている正極材で、多くのモバイルバッテリーなどに使われています。コバルト素材は高価で、さらに価格の変化が大きいのが特徴です。しかし、発熱や爆発の危険が高いため、安全性に問題があるとされています。
ICR(マンガン酸リチウム系)
正極材にマンガン酸リチウム(LiMn2O4)を用いられているICRは、安価でありながら熱に対し優れた安定性があり、高い安全性があるとされています。電気自動車などに多く使われています。
INR・NCR(ニッケル酸リチウム系)
正極材にニッケル酸リチウム(LiNiO2)を用いているニッケル系リチウムイオン電池。最も容量が多く、安全性に課題があるとされていますが、比較的、爆発しにくいとされています。
接点の形状で選ぶ
電池の接点の形状は、2種類に分類されていますのでご紹介します。
ニップルトップを選ぶ
電池の接点に突起があり、正極と負極部分に過充電や過放電を防止する機能があるチップがあります。フラッシュライトなどに主に使用されています。
フラットトップを選ぶ
電池の接点に突起がなく平らになっています。電池の正極や負極の部分に過充電を防止する機能のあるチップが無く、純粋なバッテリーだけとなっています。VAPEなどの電子たばこに主に使用されています。
18650の人気ランキング10選
10位 GOODGOODS『18650リチウムイオン電池』
安全機能が付いた安心設計が魅力
こちらの18650電池は、電圧の上昇下降が基準値を超えた場合、自動的にプロテクト回路が起動して通電がシャットダウンされるのが特徴です。
保護回路が搭載されているため、過充電や過放電の心配が無く、安心して使用することができます。専用のプラスチックケースが付属されているので、電池の数の把握や使用年数などの管理もしやすいので便利でおすすめの18650電池です。
容量 | 3600mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | ケース |
9位 KEEPPOWER 『P1850J』
国産で安心の高い性能を誇る
世界的にも最高レベルの安心の性能を誇る国産の18650電池です。電池2本の収納が可能なケースが付いているので便利です。規格基準をクリアした高性能のリチウムイオンバッテリーですので、世界最高レベルの高い安全性を誇るおすすめの18650電池です。
他のものに比べ2倍の容量がある大容量の18650電池で、単4サイズの乾電池を使用するフラッシュライトなどに使うことが可能です。付属のバッテリースリーブを使えば、本体やバッテリーを加工する手間がかからずすぐに使用することができます。
国内メーカーであるセイコーのインスツル製のICチップが搭載された保護回路が使われていますので、高性能で安心のおすすめの18650電池です。
容量 | 1700mAh | 電圧 | 2.6V~4.2V |
付属品 | ケース |
8位 Hqdz 『Hqdz-002』
大容量で優れた耐久性を誇る
長い寿命と優れた耐久性があり、連続して1000回の充電に対応できる高品質の18650電池です。繰り返し使用する場合に特におすすめの18650電池です。温度と湿度を一定に保つため、発熱や発火などの危険がなく、安心して使用することができます。
環境にやさしい材料を使用しているため、使用後もリサイクルしやすく環境を守ることにつながるのも魅力です。こちらの18650電池は、対応な製品が多いのが特徴です。モバイルバッテリーやフラッシュライトなど使用用途を問わず多くの機種に適合することができます。
また、収納や携帯に便利なケースが付属されていますので緊急時の災害用としても安全に使用できるおすすめの18650電池です。
容量 | 5000mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | ケース |
7位 FASTDISK 『3.V』
大容量で高品質なのが自慢
信頼の品質保証が付いているので、安心して使用することが可能です。内部抵抗が低いので、大電流での放電も可能です。大容量のこちらの18650電池は、容量の残を気にする心配が無いので、毎日頻繁に使用する方に最適です。
500回の連続充電して放電を繰り返した後の容量も85%以上保持することができ、常に安定した電力を供給しながらも高寿命なのもおすすめのポイントです。
高い品質を誇る保護機能が搭載されているため、高温になりにくく、過充電や過放電を抑制し安全に使用することができるおすすめの18650電池です。
容量 | 3200mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | なし |
6位 ショップ『充電式リチウムイオン電池』
さまざまな安全規格をクリアした安心仕様
FCやRoHS認証などの安全規格をクリアしている高品質なこちらの18650電池は、安全で環境にもやさしいのが特徴です。2スロットに分かれた独立制御機能が搭載されているため、バッテリー本体の異常や充電器の異常かの判断が可能ですので、より安全に充電をすることができます。
ソフトスタート充電機能により、バッテリーを傷める心配がありません。また、ショートを防ぐためにも付属のケースに入れて携帯することをおすすめします。
こちらの18650電池を長期間にわたって保存する場合は、冷暗所で保存し、1カ月に1回は充電しておくことをおすすめします。
容量 | 5000mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | なし |
5位 RaiFu 『リチウムイオン電池』
高品質で長寿命なのが魅力
こちらの18650電池は、高いエネルギー密度を持ち、長寿命であるのが特徴です。環境にやさしい素材を使用しているので地球保護にも役立つ18650電池です。
フラッシュライトなどさまざまな電化製品に適合することができます。小さくスタイリッシュなフォルムが人気のおすすめの18650電池です。
容量 | 4200mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | なし |
4位 EBAT 『E7-18P35』
付属のケースが使いやすい!
こちらの18650電池に付属されているプラスチックケースが特に使いやすくおすすめです。電池に搭載されているセルに余裕があるため、電池を傷める心配もなく、保護回路が付いた他の18650電池も収納することが可能です。
また、2本セットの外箱に貼られたセキュリティコード付きのスクラッチシールがあるので安心でおすすめの18650電池です。保護回路が搭載されていないタイプの18650電池ですので使用する機種の適合性を確認して安全に使用するよう注意しましょう。手軽に使えるおすすめの18650電池と言えます。
容量 | 3500mAh | 電圧 | 3.6V |
付属品 | ケース |
3位 パナソニック『リチウムイオン電池』
ハイレート放電機能が搭載
ハイレートイレート放電の機能があるこちらの18650電池は、ベイプ用の電池として使用することが可能です。マルチバッテリーチャージャーの充電器を用いて充電することができます。
保護回路が搭載されていないタイプの18650電池ですので、使用する機種への適合性や安全性を確かめてから使用することをおすすめします。
容量 | 3200mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | なし |
2位 BLACKWOLF 『PACK18650-35』
フラッシュライトに最適!
より明るさを追求されるフラッシュライトに適した電導性の高い18650電池です。こちらの18650電池は、一般的な電池に比べて厚みや幅のあるニッケル素材を使った電線を使用しています。
ニッケル素材は価格が高騰していますが、あえて採用されているタイプの18650電池です。より明るさを求められるライトに適合するように製造されており、フラッシュライトなどに最適な18650電池と言えます。
保護回路を搭載しているため、過充電や過放電を防ぎ、アウトドアなどでも安全に使用することができるおすすめの18650電池です。
容量 | 3500mAh | 電圧 | 3.7V |
付属品 | なし |
1位 アンテナファースト 『NCR1865A』
高品質な日本製で安心!
こちらの18650電池は、特に高いエネルギー密度を持つのが特徴です。フラッシュライトはもちろん、デジタルカメラやノート型PCなどさまざまな電化製品に用いられています。
保護回路が搭載されているので、安全に使用することができます。電池本体への加重負荷を防ぐために放電が自動的に調整される機能が搭載された高機能な18650電池です。
PSE規格をクリアした国産製でパナソニックの「NCR18650B」というパーツを採用しているため、最高基準の安全性が魅力のおすすめの18650電池です。
容量 | 3100mAh | 電圧 | 3.6V |
付属品 | なし |
まとめ
18650電池についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。18650電池は、いったん充電すれば長期間持続することができる便利なアイテムです。自分の使用用途に合った18650電池を選んで快適に安全に使いこなしてみましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。