目安の容量を挙げているので、これらを基準に決めてはいかがでしょうか。

できる限り持ち運びがしやすいものや、お子さん用に購入したい場合は、15L程度のものがおすすめです。このぐらいの容量のものであれば、お子さんでもしっかりと持ち運ぶことができ、力があまりない女性の方でも、比較的持ち運びやすいでしょう。

有ると無いとでは、かなり違うので、最適でもこの程度の防災リュックを用意しておくことで、緊急時にかなり便利です。さらに、お子さんにもっと配慮したい場合は、通気性などの機能性にも注目してみましょう。

綿素材であれば、背中にも汗など湿気が溜まりにくいので、ムレなども防止することができます。

大人の女性の方用に選ぶなら、30L程度のものがおすすめです。これぐらいのものであれば、女性でも持ち運びやすくなっています。また、リュックタイプになっていることで、手に持つほど重たくは感じにくく、持ち運びやすいでしょう。

もし30L程度のもので苦痛な場合は、15L程度のものでも構いません。無理なく持ち運ぶことが重要になるので、リュックを身につけた際に、違和感がなく、身動きが取りやすいものを選ぶようにしましょう。

また、素材にもこだわりたい場合は、ナイロン素材であれば、比較的軽量で女性の方に最適です。

大人の男性で力がある場合は、40L程度のものがおすすめです。これぐらいの容量があるものであれば、しっかりと必要なアイテムが揃っているので、困ることはないでしょう。ただし、他のものよりもかなり重たくなるので、リュック自体の重さは、軽量のものを選びましょう。

40Lと聞くと、どうしても重たく持ち運びにくさを感じますよね。実は、この程度の容量があっても、大人の男性であれば、それほど負担にもなりません。

もちろん、体形などにもよりますが、実際に担いでみると間違いありません。家族の人数が少ない場合は、40L程度のものでも、家族全員分持ち運べることもあるので、チェックしてみましょう。

機能性が高いと、安全性も高くなりかなり重要なポイントです。

いち早く発見してもらうためにも、反射板が付いているとかなり役立ちます。反射板とは、自転車などにも備わっているもので、相手に自分の居場所を、より早く伝えることができます。特に暗い時間帯であれば、見つかりやすいので、反射板の有無もチェックしておきましょう。

災害時はパニック状態になっていることが多く、上手く相手に伝えることができないケースが、多々あります。なので、こういったアイテムを活用することで、安全性が高くなります。もし備わっていなくても、安くで購入することも可能なので、一度チェックしてみましょう。

リュックに取り付けることができない場合は、反射板が付いたタスキや、ブレスレッドなど、体に身に付けるものでも問題ありません。

災害時には、何が起こるかは誰にも分かりません。なので、耐火性や防水性にも注目してみましょう。防災時に水と同じぐらい、注意したいのが火になります。

火災が発生した場合や、ご自宅が火事になってしまった時に、防災リュックがすぐに燃えてしまうようでは、持ち出すことができません。また、避難時に点火してしまうと、危険に晒されてしまうので、火に強いかなども、確認しておくと良いでしょう。

さらに、万が一雨が降っている時のことを考えて、防水性にもこだわっておきましょう。防災リュックに防水加工が施されているものから、雨にも耐えることのできる素材で、作られているものもあるので、細かい機能性もチェックしておきましょう。

セットになっているグッズの種類をしっかりと確認することで、緊急時に色々便利に活用できます。

とりあえず抑えておきたいアイテムとして、食料・水があります。防災用の食料は、かなり長期間持つように作られているので、安心して保管しておくことが可能です。とはいっても、何十年も持つわけではないので、必ず半年に一度ぐらいは、期限などをチェックしておきましょう。

万が一、期限が過ぎていなくても、膨張している場合などは、危険なので破棄するようにしてください。もう一つ必ず必要なのが、水です。水といっても、安心して飲める飲料水を用意しておくと、かなり便利です。

1人あたり、1日に3L程度必要になるので、これを目安に用意していると良いでしょう。さらに、簡易トイレ・マスク・救急セットなど、基本的なものを用意しておくと、いざという時に役立ちますよ。

基本的なアイテム以外にも、実はとても便利なアイテムが、数々あります。また、災害時はすぐに支援物資が届くことはほとんどなく、早くても3日程度はかかるので、それまでに使えるアイテムを、揃えておくと良いでしょう。

例えば、ドライシャンプー・充電器・新聞紙・電動ラジオなど、あると便利なアイテムが色々なります。特に電動ラジオは、手動で充電を行うことで、状況をいち早く聞くことができます。さらに、季節に応じて防寒・冷感グッズなどがあると、より便利でおすすめです。

ただし、基本的なアイテムを持ち運ぶだけでも、大変なケースが多いので、時前に収納できるようであれば、バッグの中に入れておくようにしましょう。準備だけでもしておくと、瞬時に持ち運べるかもしれませんよ。

値段で左右されるのではなく、きちんと中身などもチェックしましょう。また、設置場所は、サッと取れる場所がベストです。

商品によって、お値段は様々です。防災リュックに関しては、容量が多いほど、お値段が高い傾向にあります。ただ、上手く機能を果たせないと意味がありません。なので、高いから性能が良いと決めず、収納されているアイテムをチェックしてから、購入するようにしましょう。

また、できる限りコストを抑えるためにも、こまめにチェックする必要があります。特に食料品は、かなり長期間持つようなものが入っているので、頻繁に確認する必要はありません。

ただし、何年も前に購入した防災リュックであれば、中には賞味期限などが切れていることがあります。そうなってしまうと、いざという時に食べれなくなるので、半年に一回などチェックし、無駄にしないようにしておきましょう。

みなさんは普段、防災リュックをどこに収納していますか。いざという時にサッと取り出すためにも、玄関などの取りやすい場所や、目につきやすい場所に、保管しておくのがベストです。さらに、寝室に置いておくことで、万が一の時にとても役立ちます。

防災リュックは、サイズが大きいものも多いので、どうしてもクローゼット奥など、取り出しにくい場所に収納してしまいがちになります。確かに、災害時にしか使用しないアイテムなので、お部屋に置いていると邪魔になりますよね。

とはいっても、すぐに取り出せないようであれば、災害グッズとしての役割を果たせません。なので、より安全に素早く持ち出すためにも、日頃から緊急時の避難口を決めていたり、邪魔にならない場所に設置できるように、スペースを空けておくようにしましょう。

防災リュックといっても、色々な非常食がセットになっているものから、リュックのみ購入できる商品があります。非常食など、グッズは自分で用意したい場合は、リュックのみを選びましょう。リュックのみ選ぶ際は、素材を主に選ぶと良いと思います。

ナイロンであれば、耐久性もあり、安心して使用できます。また、防水オックスフォードキルトなどを使用している場合は、防水性にも優れているので、急な雨にも対応できます。もし、セットになっているものであれば、素材以外にも、中身のチェックもしっかりと行いましょう。