三菱電機の冷蔵庫は、温度管理にこだわり、日々の生活に役立つ便利な機能が充実していて、使い勝手が良いと評判です。また、大容量の冷蔵庫も横幅が抑えられていて、省スペースに置くことができて人気です。

毎日の家事や料理の時間を少しでも短縮し、簡単にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。三菱電機の冷蔵庫は、毎日の料理を時短できる便利機能がたくさんあります。

そこで今回は【三菱電機の冷蔵庫】の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。最後にwebカタログでの選び方もご紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。

三菱電機の冷蔵庫は、幅広い種類があるので、毎日のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。世帯の人数によっての容量、設置スペース、ドアの開き方のタイプ、野菜室の位置、便利な機能など確認して、自分に合った冷蔵庫を選んでいきましょう。

冷蔵庫の大きさは、暮らしている人数で最適な容量を計算することができます。目安容量＝70L(1人当たり）×家族の人数＋100L(常備食材）＋70L(予備食材）です。こちらの計算を目安とする他に、冷蔵庫は平均で10年くらい使用するものなので、この先のライフスタイルも考えて容量を決めましょう。

一人暮らしの方の目安となる冷蔵庫の容量は、100L～240Lです。

飲み物の冷蔵がメインの方は100Lのロータイプのもの、たまに自炊をするくらいの方は食材の保存や調味料の保存などで、100L～200Lのコンパクトな2ドアで小さめサイズがおすすめです。毎日自炊をする方や、作り置きをよくする方は240Lくらいはあると安心です。

冷凍食品を買い置きしたり、作り置きで冷凍保存が多い方は冷凍庫のスペースを重視したものを、野菜や飲み物の買い置きが多い方は、冷蔵庫のスペースを重視したものを選びましょう。

2人暮らしの目安容量は310L、3人暮らしには380Lなので、それぞれのライフスタイルによって、300～400Lの3ドアの冷蔵庫がおすすめです。

2人暮らしで外食が多い家庭は300L、自炊が多かったり、これから家族が増える予定の世帯は400L近いモデルを選ぶと良いでしょう。

冷蔵庫の使用期間の約10年くらいの家族構成の変化を考えながら、住環境などを考慮しておきましょう。まとめ買いや作り置きを多くする家庭は、目安容量の30～50L多めに考えておくと安心です。

4人以上の家庭は、5ドアの500L以上の大容量の冷蔵庫がおすすめです。料理をする機会が多い家庭、共働きで作り置きが多い家庭にも充分な容量があり安心です。

500L前後の冷蔵庫は種類も豊富なので、色々な性能から選ぶこともできます。

5～6人以上の家庭や、複数世帯は600Lくらいの容量があると安心です。庫内に詰め込み過ぎると冷却効果が下がりやすく、電気代も増えてしまいます。広々と使える容量にすると節電につながり、物を取り出すのも楽で使いやすいでしょう。

冷蔵庫のサイズと設置スペース、搬入経路の確認も重要です。サイズは横幅、奥行き、高さを確認しましょう。

冷蔵庫からの放熱のため、設置場所には本体の上面と側面に5cm以上の空きスペースが必要です。放熱スペースがないと、余計な電力がかかったり、事故や故障の原因になりますので、必ず確保するようにしましょう。また、コンセントは延長コードを使わずに利用できるかも確認しましょう。

搬入経路は、玄関やエレベーター、廊下、設置希望の部屋の入り口が、冷蔵庫の本体サイズに＋10cmの幅が必要になります。

三菱電機の冷蔵庫のドアの開き方は、片開きタイプと観音開きタイプ（フレンチドアタイプ）の2つがあります。設置場所によっての使いやすさや、ドアポケットの容量の違いなどがあります。それぞれの特徴を確認してみましょう。

三菱電機の冷蔵庫の片開きタイプは、右開きタイプと左開きタイプがあります。

片開きタイプは、ドアポケットが大きいので容量も大きく、開けやすいので、ドアポケットの中身が見やすいです。

冷蔵庫の設置スペースの右側に壁がある場合は、右開きタイプを、左側に壁がある場合は左開きがおすすめです。食材が取り出しやすく、中が見やすいです。設置スペースが壁側ではない場合は、キッチンがある方向に開くようにすると、導線ができて料理がしやすくなります。

観音開きタイプ（フレンチドアタイプ）は、中央から左右に分かれて開くタイプです。キッチンや、マンションなどで冷蔵庫前の通路の幅が狭い場所では、狭いスペースで開ける観音開きタイプがおすすめです。

片開きタイプだと、扉が開くスペースがなく置けないような幅の冷蔵庫も、観音開きタイプなら扉の可動域が小さいため、設置できることが多いです。ドアポケット内の高さを調節したり、ドアを全開しなくても、飲み物などを少しの幅でさっと取り出せます。

三菱電機の冷蔵庫では、455L以上の冷蔵庫から観音開きタイプのモデルがあり、大容量の冷蔵庫では観音開きタイプが主流です。

野菜室の位置は、真ん中にあるタイプと、一番下にあるタイプの2つがあります。

冷蔵庫は、よく使う箇所が腰の位置にあると、かがまずに食材が取り出せて楽ですし、動作もスムーズで調理がはかどります。

毎日の料理に野菜をよく使う自炊が多い家庭は、野菜室が真ん中のタイプがおすすめです。野菜室が一番下のタイプは、冷凍庫が真ん中になっています。作り置きの冷凍保存や、冷凍食品などをよく使う家庭は冷凍庫が真ん中のタイプが使い勝手が良いでしょう。

三菱電機の冷蔵庫は、庫内の温度管理が徹底されており、毎日の料理を助けてくれる便利機能がたくさんあるのが特徴です。すべての部屋が仕切られた独立構造で、それぞれの部屋で料理の時短になる機能や、AIによる学習機能で最適な運転をしてくれる機種もあります。

三菱電機の冷蔵庫の特徴的な機能は「切れちゃう瞬冷凍A.I.」です。切れちゃう瞬冷凍A.I.に入れた食材は、カチカチには凍らずに冷凍されるので、解凍をする必要がなく、すぐに切ったり調理に使用できるので、時短になり人気の機能です。

一般的な冷凍庫は、約-18℃ですが、切れちゃう瞬冷凍A.I.は約-7℃で食品を冷凍します。芯から均一に凍らせる過冷却現象を利用した三菱電機だけの冷凍技術で、食品の細胞破壊を抑えて、食感もそのまま冷凍保存できます。炊きたてのご飯なども、冷ます必要がなく、炊きたての美味しい状態で冷凍保存できます。

まとめて作ったものを、凍ったまま食べる分だけすくって使ったり、まとめて冷凍した野菜を使う分だけほぐして使ったりと、小分けして冷凍する手間が省けて、とても使い勝手が良い機能です。

「氷点下ストッカーD A.I.」はチルド室に搭載されている機能です。過冷却現象を応用した三菱電機独自の技術で、-1℃～-3℃の間の温度をコントロールし、食品が凍らないようにしながら、生のまま鮮度を保ちつつ長期保存ができます。

通常のチルド室や冷蔵庫より低温のため、肉や魚など数日で調理する生鮮食品の保存や、お刺身の保存に最適です。冷凍による細胞破壊がないため、ドリップが少なく、うまみ成分や栄養素の流出を抑えてくれます。

また、解凍にも利用でき、氷点下ストッカーD A.I.に入れて解凍すると、通常の解凍よりドリップの流出を約75%抑制でき、美味しく解凍できます。

「朝どれ野菜室」は、野菜室に搭載されている機能で、野菜を朝収穫したようにみずみずしく新鮮さを長持ちさせる機能です。

真空断熱材に囲まれた構造の野菜室で、庫内の温度を安定させることで、無駄な冷気を抑制し野菜室全体を保湿することによって、鮮度が長持ちします。

さらに野菜室内に3色LEDを搭載し、野菜を保存している間にLEDの光の力でビタミンCがアップするなど、野菜の栄養素を増やしてくれます。青・赤・緑の3色のLEDで、1日の光の変化のサイクルを作り出して、光合成の仕組みを活用しています。

三菱電機の「置けるスマート大容量」の冷蔵庫は、大容量ながら横幅を抑えたスマートな作りになっていて、限られたスペースの家庭にも、大容量冷蔵庫が置きやすくなっています。

通常より狭いスペースへウレタンを充填する三菱電機独自の技術で、ウレタン部分を薄くした、薄型断熱構造になっています。そのため、断熱性能を保ちながら、扉や外壁などを薄くすることができ、コンパクトなサイズが実現しています。

断熱材は、断熱効率に優れた真空断熱材を効果的に配置して、断熱性能を高めているため、省エネにもなります。

AIが搭載されている三菱電機の冷蔵庫は、よく開閉する時間など家庭ごとの使い方を自動で学習して、庫内の温度変化を予測し、部屋別に最適な状態で運転します。

「全室おまかせA.I.」が搭載されているモデルは、全室おまかせA.I.に設定すると、自動で部屋別にエコ運転を実施し、積極的に電力を抑えてエコ運転してくれます。

開閉の多い朝は、自動で事前にしっかりと冷やしておいたり、深夜などのあまり使わない時間を選び効果的に霜取りをしたりします。エコ運転をすると、通常時に比べて約10%の省エネになります。

冷蔵庫は食品を保存するものですし、長く毎日使うものなので、お手入れのしやすさや手軽さも重要なポイントです。また衛生面の保ちやすさも重要です。どこまで掃除が可能な構造かなども事前にチェックしましょう。

三菱電機の冷蔵庫は、製氷機の水の通り道を全て丸洗いすることができます。

製氷皿、ポンプ、パイプ、フィルターまで、すべて取り外して丸洗いできるので、清潔を保てます。給水パイプも短いので、しっかり丸洗いすることができて安心です。

AI搭載モデルの、まるごとクリーン清氷機能は、水道水以外にも、軟水・硬水のミネラルウォーターでも氷が作ることができます。

三菱電機の冷蔵庫の棚は、取り外し可能で、丸洗いすることができるので清潔です。

全てのモデルの棚が、ガラスシェルフになっているので、食品などの汚れがついてもさっと拭き取ることができ、掃除も簡単です。

取り外しができるので、棚の高さを使いやすいように調整できます。「ワン・ツー棚」が仕様にあるモデルは、棚を奥へスライドすると、手前にペットボトルなどの背の高い物を置けるスペースができるので、使い勝手も広がり便利です。

冷蔵庫の価格は数万円のリーズナブルなものから20万円以上の高価なものまで幅広くあり、容量の違いや性能によって大きく変わってきます。高価な物でもコストパフォーマンスが良い物や、買う時期やタイミングで購入しやすい価格になることもあります。

冷蔵庫の消費電力は、全体の14.2%にもなり、電化製品の中で最大です。冷蔵庫が省エネモデルになれば、電気代も大きく抑えられます。大きい冷蔵庫の方が容量が大きいので消費電力が大きくなりそうですが、実は大きな冷蔵庫の方が消費電力が少なく、省エネになっています。

最新形の大型冷蔵庫は10万円以上～35万円程と高価ですが、AIが搭載され、機能的に冷やしてくれます。庫内の温度を一定に保つ性能が高いほど消費電力が抑えられ、大型冷蔵庫は優れた断熱性能で温度管理にも優れています。

小型の冷蔵庫は、5万円以下と安く設定されていますが、AIなどの温度管理機能が搭載されていないのと、断熱材も大型の冷蔵庫より冷気を保ちにくく、壊れやすい一面もあるので、長い目でみると高価な大型モデルの方がコストパフォーマンスが良い商品です。

冷蔵庫は新製品のものだと、大型冷蔵庫は30万円前後の高価な価格ですが、発売から半年後くらいに、次の新製品が発売されると型落ち・旧型商品になるため、半額などお安く購入することができます。

型落ちや旧型の商品も、最新モデルと大きな遜色はなく、普通に使用するには何も問題はありません。最新モデルと同じような機能が搭載されていて、半額程の金額で購入できる型落ちや旧型はおすすめです。

冷蔵庫は10月～11月に新製品がでることが多いので、8月～9月頃が1番価格が下がり狙い目です。

冷蔵庫はサイズや機能など、細かく確認する情報が多いので、カタログを見ながら選ぶと選びやすいです。カタログは家電量販店の店頭で入手できるほか、自宅からでもインターネットで三菱電機のホームページから、webカタログを見ることができます。

webカタログは、カラーで見やすく、プリンターがあればプリントアウトも可能です。カタログには最新冷蔵庫の機能がしっかり解説されていて分かりやすく、自分に合った機能はどれかがよくわかります。

どのモデルに何の機能が搭載されているかも、一覧表になっているので、簡単に比較することができます。webカタログで比較しながら、ライフスタイルに合った冷蔵庫を見つけましょう。

三菱電機の冷蔵庫は、毎日の料理に役立つ機能が満載でとても便利に使える冷蔵庫です。10年近く使うことを想定して、必要な容量を考えて決めましょう。自分のライフスタイルに合った機能が搭載されたものを選び、楽しく時短をしながら、美味しく、毎日の生活に役立てていきましょう。