【最新】高圧洗浄機おすすめ7選｜家庭用のおすすめ商品を紹介

家の外壁や窓、自家用車などを洗浄する際、ホースからの水では十分に汚れが落ちないことがあります。そんなときに便利なのが高圧洗浄機です。水を高圧で噴射することで、水の圧力だけで汚れを落とすことができます。

もともとは業務用だった高圧洗浄機ですが、近年では家庭用の高圧洗浄機も多く販売されています。会員制の大型スーパー「コストコ」でも販売しているほど、現在では比較的気軽に家庭でも使用できる掃除ツールです。

そこで今回は、家庭用の高圧洗浄機のメリットや選ぶ際のポイント、おすすめメーカーやおすすめ製品7選について紹介します。高圧洗浄機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

家庭での掃除に高圧洗浄機を使うと、ホースからの放水よりもはるかに高い水圧をかけられます。洗浄力も強力なので、頑固な汚れを落としやすくできるのがメリットです。また、掃除にかかるコストを節約できるのも、高圧洗浄いの大きなメリット。

ホースよりも噴射力が強いので短時間で掃除を済ませられるため、水道代の節約につなげられます。なかなか手が届かない高所でも掃除しやすくなるので、掃除のプロに依頼する必要ないのも掃除コストを節約できる理由です。

高圧洗浄機は、使用する場所や洗浄したい場所によって適したモデルが異なります。以下のポイントを確認して最適な高圧洗浄機を選びましょう。

高圧洗浄機には以下の2種類のタイプがあります。掃除のしやすさや水圧のパワーが異なるので、高圧洗浄機を選ぶ際はまず使用する場所や掃除したい箇所に応じて、2種類のいずれかから最適なタイプを選択しましょう。

小型で持ち運びしやすいポータブルタイプの高圧洗浄機は、小回りがききやすいメリットがあります。充電式であればコードレスなので狭い場所でも扱いやすく、使い勝手もいいです。

車や自転車などの細かな箇所の汚れを落としたいときや窓やベランダなどをサッと掃除したいときも、ポータブルタイプで十分きれいになります。また、ポータブルタイプは小型な製品が多いので、保管場所に困ることが少ないという点もメリットです。

据え置きタイプの高圧洗浄機はポータブルタイプのように持ち運びして使用するものではないため、使用できる場所がある程度限られます。その代わり水圧が強いので、ポータブルタイプでは落としきれない汚れも落とせます。

掃除に便利な付属品が使用できるモデルも多く、高所でも汚れを落とせる延長パイプや車の掃除がしやすいブラシ、ベランダの掃除に適したテラスクリーナーやデッキクリーナーなど、掃除したい場所に合わせて付属品を自由に付け替えられるのもメリットです。

高圧洗浄機のモーターの違いは静音性にもかかわるので、搭載モーターの種類もチェックしておきましょう。最も静音性が高いのは、「インダクションモーター」です。耐久性が高いメリットがありますが、異なる電源周波数帯で使用できないため、東日本と西日本で共通して使用できません。

「ユニバーサルモーター」なら、周波数帯にかかわらず日本全国で使用可能ですが、駆動音が大きくなってしまいます。ガソリンで駆動する「ガソリンモーター」は最もパワーが高いタイプです。電源が確保できない場所でも使用できる一方で駆動音が大きく、給油の手間がかかる点がデメリットです。

高圧洗浄機を使用するには、水が必要不可欠です。最も長時間使用できるのが「水道接続式」です。水道に直接接続して使用するため、掃除の途中で水が切れる心配がありません。持ち運びが多く水道に接続できない場合は、あらかじめ水を溜められる「タンク式」がおすすめです。

長時間の使用は難しいですが、短時間の掃除やピンポイントできれいにしたい場合に便利です。水道代が気になるという場合は、汲み置いた水を吸い上げて使用する「自吸機能」を搭載したタイプを選びましょう。風呂の残り湯も再利用できます。

高圧洗浄機の洗浄力は、噴射できる水圧の強さが関わってきます。水圧は「MPa（メガパスカル）」という単位で表示され、汚れの度合によって落とせる水圧も異なります。窓などの軽い汚れ程度なら、2MPa程度でも十分です。

外壁などの頑固な汚れを落としたいときは、家庭用の2～7MPa程度の水圧で噴射できる高圧洗浄機で対応可能です。洗車に使う高圧洗浄機なら、10MPa程度のものならしっかりと汚れを落としやすくなります。

高圧洗浄機を使用するには電源が必要ですが、家庭用高圧洗浄機の電源は「単相100V電源式」または「充電式」のいずれかです。業務用の場合は、さらに「三相200V電源式」という方式もあります。

家庭用高圧洗浄機を広い庭など電源の確保が難しい場所で使用するなら、コードレスで使える充電式がおすすめです。電源式であればバッテリーの心配がないので長時間でも使用しやすく、充電式よりもパワフルな水圧でしっかりと洗浄できます。

さまざまなメーカーが高圧洗浄機を開発・販売していますが、中でも機能性が高く高い洗浄力を持つモデルを販売する以下の4つのメーカーがおすすめです。

高圧洗浄機メーカーとしてまず挙げられるのが、ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」です。ケルヒャーはヨーロッパで初めて高圧洗浄機を開発したことで知られる代名詞的な存在で、同社の製品は世界中で愛用されています。高圧洗浄機のラインナップは非常に豊富で、洗浄力や水圧、静音性などさまざまな機能を備えた製品が揃っています。

ケルヒャーと同じドイツのメーカーである「ボッシュ」は、電子工具を製造・販売するメーカーです。高圧洗浄機は据え置きタイプのみ3種類がラインナップされていますが、いずれもハイパワーで高い洗浄力を持っています。

他社の高圧洗浄機はノズルなどが別売り担っていることが多いものですが、ボッシュの高圧洗浄機は付属品が充実しているので、買ってすぐに使えるのも特徴です。

「リョービ」は日本の電動工具メーカーで、世界的なダイカストメーカーとしても知られます。高圧洗浄機は業務用・家庭用どちらもラインナップしており、家庭用は手軽に使用できるエントリーモデルから静音性と耐久性が高いハイエンドモデルまで幅広い種類が揃っています。

また、リョービの業務用高圧洗浄機は電源式からエンジン・モーター搭載タイプまでラインナップされています。

家電製品から日用品までさまざまなアイテムを送り出すメーカー「アイリスオーヤマ」も、高圧洗浄機を取り扱っています。充電式や電源式、タンク式や接続式など、他の製品と同様リーズナブルな価格で多彩な製品がラインナップされています。

他のメーカーではあまり多くはないタンク式の製品が多いのも特徴で、家庭で気軽に使いやすい高圧洗浄機が多いメーカーです。

高圧洗浄機は外壁や車など比較的広い範囲を掃除する際に用いられることが多い掃除用具です。窓の隙間やサッシなど細かな箇所の掃除には、「高圧洗浄機ほどの性能はいらないけれどしっかり掃除したい」と考える人も多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめのアイテムが、簡易高圧洗浄機として手軽に利用できる加圧式のスプレーです。以下で紹介する製品は、水を入れたペットボトルに装着するだけでミストよりも細かな霧を噴射できます。

さらに、ノズルが付属しているのでサッシの隙間も掃除でき、加圧式の強い水流で汚れを洗い流せます。エアコンのフィルターや網戸など、高圧洗浄機では掃除できない隙間の掃除も、このアイテムなら掃除しやすくなります。

高圧洗浄機は、通常のホースの水流だけでは落とすのが難しい汚れを落としてくれるアイテムです。家庭用でもパワフルなタイプが多いので、高圧洗浄機を使って家庭内の汚れを効率的に落としましょう。