【威力最強は？】ガスガン(ガス銃)のおすすめ11選｜エアガンとの違いは？

サバゲーなどで使用するエアガンはできるだけリアルな射撃感のものがいいですよね。通常のハンドガンタイプのエアガンでは発射する度に、コッキング（スライド）が必要で、煩わしいと感じる方も多いと思います。

そんなときはガスの力で発射する、ガスガン（ガス銃）がおすすめです。ブローバック式・固定スライドガスガンなどのタイプがあり、実際の銃のように連射できてリアルな射撃感が味わえます。中には1回で3つ弾が発射される3点バーストなど、意外な機能を搭載したものも。

そこで今回はガスガンの選び方について解説します。人気のグロックシリーズ・威力に違いはあるのか・おすすめ商品もご紹介しますので、参考にしてください。ガスガンのカスタムについてもお教えします。

ガスガンのメリットは、何と言ってもリアルな射撃感と連射性です。高圧に圧縮された液化ガスを本体又はマガジンに充填し、このガスの力によってBB弾を発射します。

そのため、通常の空気を利用したエアーコッキングガンのように、圧縮作業（コッキング）を毎回手で行う必要がありません。また、内部構造も再現されているタイプは、実際の拳銃のように射撃と同時にスライドされ、撃った時の反動を楽しめるのも魅力です。

その反面、ガスを購入しなければならないので、コスト面で劣ります。また、気温が低い時は性能を発揮しきれないなど、気温によって性能が左右されてしまう点もデメリット。しかし、最近ではパワーソースに寒さに強いCO2のガス圧を利用したものもあります。

ガスガンのメリット

• 引き金を引くだけで撃てる
• 打った際の反動を楽しめる

ガスガンのデメリット

• 気温が低いときには性能が発揮できない
• ガスを購入する必要がある

ガスガンには「ガスブローバック式」と「固定スライド式」の大きく2種類があります。それぞれ構造や射撃性能などが異なるので、好みに合わせて選びましょう。

ハンドガンタイプのガスガンの中でも、撃つ度に本体の上部にあるスライド部分が、実際の拳銃のように動作するものが「ガスブローバック式」です。実銃では、この動きによって次の弾が装填されますが、ガスブローバック式はこの動きをリアルに再現しています。

また、ガスガンの中でも製品ラインナップが多く、自分好みのガスガンを選びやすいのもポイント。しかしその反面、気温によって性能が大きく左右されるため、冬場などはマガジンを暖めるなどの対処が必要です。

また、比較的高価なことや、フロンガスを使用する場合冬場は動作が安定しない場合もあります。射撃時のリアルさを重視したいという方におすすめです。

「スライド固定式」とはその名の通り、スライド部分が固定されているので、ガスブローバック式のように射撃時にスライド部分が動きません。そのため、反動が少なく安定した射撃ができるのがメリットです。

命中精度の高さに加えて静音性が優れ扱、サバゲーでの使用もおすすめできます。また、比較的安価な商品が多いことや、ガスの消費も少なめなのでコスト面も魅力です。

しかし、ガスブローバック式ほどではないものの、気温によって性能が左右されやすいことや、撃った時のリアルな反動がなく、比較的チープな印象のものが多いのがデメリット。

ガスガンを含むエアソフトガンにおいて、最もオーソドックスでポピュラーなガンタイプが「ハンドガン」です。コンパクトであるため片手でも取り回し易く、装備していても負担が少ないので、サバゲーでも重宝されています。

また、ハンドガンと言ってもマガジン交換が容易なオートマチックタイプと、シリンダーが回転するリボルバータイプがあり、幅広い製品ラインナップも魅力。初めてガスガンを購入するのであれば、まずは扱いやすいハンドガンがおすすめです。

大型で長いフォルムが特徴の「ライフル」は、ハンドガンのような取り回しやすさはないものの、両手で構える分命中精度が高まります。主な種類は精密射撃が可能でボルトアクションが必要なスナイパーライフルや、ボルトアクション不要のセミオート式、連射できるアサルトライフルなどです。

散弾銃とも呼ばれる「ショットガン」は一発で複数の弾が散らばるように発射できるのが特徴です。ガスガンの場合はハンドガンと同程度の射程距離であり、実銃のように近距離・遠距離による大きな差はありません。ただし、近距離で一度にたくさんの弾が発射されるさまは大迫力です。

ハンドガンほどではないものの、比較的コンパクトでありながら連射が可能な「サブマシンガン」。ガスガンのサブマシンガンは、射撃のキレが抜群で性能が高いのが魅力です。

また、ガスブローバック式のサブマシンガンは、強いリコイルや撃った時のリアルな衝撃を楽しめます。

まず、大前提として「対象年齢」に合った威力のガスガンを選びましょう。各都道府県の「青少年育成条例」によって、対象年齢が18才未満のガスガンは発射パワーが0.135ジュール以下までと定められています。

エアソフトガンをメインに手掛ける日本の模型・玩具メーカー「東京マルイ」。国内エアガンメーカーの定番とも言うべき、高い信頼性と豊富な製品ラインナップが魅力です。高品質な作りや、手厚いアフターサービスもポイント。

海外にもファンが多く、サバゲー初心者から上級者まで幅広い層に愛されています。中でも人気なのはハイキャパシリーズで、バリエーションが幅広いうえ、カスタムパーツの取り扱いも豊富です。

電動ガン・エアガン・モデルガンを取り扱う国産メーカーの「KSC」。メッキ加工などを施し、実銃のような高い再現度が魅力で、おもちゃのような安っぽいガスガンは嫌な方におすすめです。

集弾性に優れているなど性能面も高く、やや重量がありますが、それもリアルさが向上していると言えます。タイアップ製品も発売しており、映画などで見覚えのあるモデルも魅力です。

現在主流の6mmサイズのBB弾の実用化を行ったと言われる日本のトイガンメーカー「マルゼン」。1980年以降、日本国内のサバイバルゲームで広く採用され、現在ではスポーツとしての射撃用ガンも製造しています。

ドイツのワルサー社と提携しており、図面提供やメカニズムアドバイスなどを受けているため、ワルサー社製銃器の再現性は非常に高いです。ルパン三世が使用する銃、ワルサーP38などのお馴染みのモデルも取り揃えています。

ブローバック式ガスガンを実現した最初のメーカーと言われる、日本の遊戯銃メーカー「タナカワークス」。現在は主にリボリバー式やボルトアクション式ライフルなどのエアガンを手がけています。

他社がモデルアップしない独特のモデルや機構を取り入れることが多く、実銃と見間違うほどのリアルな外観も魅力です。特にアメリカ最大規模の銃器メーカー「スミス＆ウェッソン」社のモデルは、商標使用権を持っているため細部まで忠実に再現されています。

1976年に設立された日本のエアソフトガンメーカー「ウェスタンアームズ」。オートマチックタイプのブローバック式においては確固たる地位を築いています。

特にハンドガンの中でも高い人気と知名度を誇るM1911ガバメントシリーズのガスガンは、その洗練された構造から大ヒット商品となりました。射撃時に重量のあるスライドが力強く作動する迫力で人気を集め、日本はもちろん海外でも絶大な支持を得ています。

日本国内における市販のガスガンは銃刀法で規制されており、0.98J（ジュール）以下で製造されています。法律に則る以上、ハンドガン・ライフルのどちらも基本的に威力の差は生じず、商品の個体差もほとんどありません。

なお、0.98J以上のエアガン・殺傷能力のあるエアガンを所有すると銃刀法に抵触し、逮捕される可能性があります。エアガンの改造・所持は基準に則った範囲でおこないましょう。

ガス漏れをしてしまった場合の対処方法ですが、まずは上部・下部など、どこからガス漏れしているかを探すところからスタートしましょう。ガスが漏れている場所が分かったらその部分を解体し、中の状態を確認していきます。

パッキン部分からガス漏れするケースが多く見られ、原因のほとんどがパッキンの汚れや劣化です。そのため、分解に同じ径のパッキンに交換しましょう。

シリコンスプレーを吹きかけると、パッキンへの摩擦軽減や気密力アップに繋がるとされています。組立てる際には本体にもスプレーして元に戻しましょう。最後にガス漏れがなくなったか確認して、改善されていれば対処完了です。

ガスガンはリアルな内部機構と、射撃感を楽しめます。本物の銃のような再現度で見た目が魅力的なモデルも多いです。この記事を参考に使いやすいガスガンを選び、サバイバルゲームで大活躍しましょう。