食洗機の安い時期はいつ？｜パナソニックなど新製品情報も！どこで買う？

引っ越して新生活を始めたり、結婚・出産でライフスタイルが変わったりするとほしくなるのが、食器洗い乾燥機です。食器洗いの手間が省けるだけでなく、水道代の節約や手荒れ防止など多くのメリットがあります。

しかし、食洗機はビルトインだと10万円～、卓上型でも3万円～と高価です。そのため「あると便利だけどなくても食器洗いはできる」と思い、なかなか購入に踏み切れませんよね。購入に勇気がいる家電だからこそ、できるだけ安く買えるタイミングで買いたいものです。

そこで本記事では、食洗機が安くなる時期や買いどきはいつなのか、詳しく取り上げます。いつが安いのか、そもそもどこで買うのかなどを紹介しています。また、「型落ちってどうなの？」という疑問や本体購入以外にかかる出費についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

多くの家電量販店では、総決算の3月と中間決算の9月に決算セールを行います。在庫を処分して少しでもお店の販売成績を上げるために行われるので、食洗機だけでなくさまざまな電化製品が安くなります。

ほとんどの食洗機は設置工事が必要ですが、家電量販店で購入した場合、設置工事も一緒に依頼可能です。購入の際は本体価格だけでなく設置工事費も併せて確認しましょう。工事費など食洗機にかかる出費については、後ほど詳しく説明します。

ボーナスが支給される7月と12月には、ボーナスセールが開催されます。ボーナスが入るタイミングで食洗機が安く手に入ると嬉しいですね。12月はボーナスセールのあとに1月の初売りがあるので、年始までセールが続きます。

セールの時期にはポイント還元で、表示価格よりさらにお得になるケースも多くなっています。また、台数限定・期間限定で格安になる家電もあるので、チラシをしっかりチェックしましょう。

家電量販店では決算セール・ボーナスセール以外にもセールを行っています。たとえば、4月の新生活応援セールでは生活家電のお得なセットを販売しているのが特徴です。セール対象商品の数や値引き率は決算・ボーナスセールに劣りますが、チェックの価値はあります。

ほかにもゴールデンウイークや週末にもセールが開催されます。また、創業祭や感謝祭を行う量販店も多いです。よく利用する量販店のセール時期を把握すると、食洗機以外の家電購入時にも役立ちます。

食洗機の最新モデルを狙っているなら、発売から2～3か月後に購入するのをおすすめします。家電の価格は新商品発売直後が最も高く、それが2～3か月すると値下がりするからです。

食洗機の新商品が発売されるのは9月です。よって、2～3か月後の11～12月ごろには価格が落ち着き、安く購入できるようになります。12月になるとボーナスセールが始まるので、最新モデルがお得に手に入る場合もあります。

ほとんどの家電は、新商品が発売されると型落ちとなった旧モデルが安く手に入るようになるモデルチェンジの時期があります。いつモデルチェンジが行われるかはメーカーによって異なりますが、パナソニックの場合約1年ごとに11月頃に新商品が出ることが多い傾向です。

2023年パナソニックは、11月に「NP -TCR5」と12月に「NP-60EF1W」を発売する予定です。「NP -TCR5」は3人分の食器18点が一度に入るコンパクトなタイプ。一方「NP-60EF1W」はフロントオープンタイプのビルトイン食器洗い乾燥機です。気になる方はぜひチェックしてみてください。

しかし、食洗機は型落ち品となっても価格はそれほど変わりません。それどころか、新商品発売直後に型落ち品が値上がりする場合もあります。高騰している場合は購入を控え、価格が落ち着くまで待ってみましょう。数か月すると値下がりし始めることが多いです。

閉店セールにも注目です。上でご紹介した家電量販店のセールより値引き率も高いので、食洗機が格安で手に入るかもしれません。ただし、閉店セールを行っているお店は少ないうえ、食洗機の在庫がない場合もあります。

食洗機は家電量販店のほか、電器店やホームセンターでも取り扱いがあります。閉店セールをあてにはできませんが、見かけたらぜひチェックしてください。

ここまで食洗機が安い時期を解説してきましたが、1番安く買えるのはいつなのか気になりますよね。食洗機をできるだけ安く買いたいなら、7〜9月がおすすめです。セールと新製品の発売時期が重なる時期である7〜9月は買い時といえます。新商品の発売時期なので、型落ち品が値下がりし始めます。そこに決算セールと、お得に購入できるチャンスが重なるのです。

しかし、上でお伝えしたようにそれほど値下がりしない場合もあります。その場合は値引き交渉してみるのも1つの手です。決算期は値引き交渉が通りやすいので、安くなるかもしれません。

実店舗よりネットで購入する方が安く済む場合があります。食洗機だけでなく電化製品全般に当てはまるので、覚えておきましょう。楽天のスーパーセールやAmazonのタイムセールなど、サイト独自のセールを利用するのもいい方法です。

ただし、ネットで購入する場合は送料も確認しましょう。本体価格が安くても送料が高いケースがあります。また、設置工事の手配が別途必要になる場合も多いです。設置に関して相談したいことがある場合は、実店舗での購入をおすすめします。

アウトレット品の購入もおすすめです。在庫処分品・生産終了モデルではありますが、新品なので状態もよく、長く使えます。アウトレット品は大型の家電量販店や、インターネットでも購入可能です。

アウトレット品の中には保証が付いていないものがあります。購入の際は保証の有無を確認し、保証の付いていない商品は避けてください。保証がないと、購入後1年以内の故障も有償での対応になってしまいます。

とにかく安い方がいい方は、中古品の購入も考えてください。ヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマアプリには中古の食洗機が出品されています。

この場合も、送料がかかる場合があります。送料を少しでも抑えたいなら、ジモティーなどで居住地の近い出品者を探すのもおすすめです。中古は故障のリスクが高いため、購入前にできるだけ状態を確認しましょう。

食洗機を使うためには、取り付け工事が必要になります。家電量販店・ホームセンター・工務店などで工事を依頼できます。ビルトインの場合は特に施工が難しいです。工事の費用はそれぞれ異なるので、見積もりが必要になってきます。

ホームセンター・工務店では提携業者に任せる形が多く、費用は高くなる傾向にあります。また、地域密着型の業者は、工事件数が少なかったり、費用が高かったりすることが多いです。家電量販店では比較的安価に工事を行ってくれるので、ぜひチェックしてみてください。

分岐水栓とは、キッチンの水栓（蛇口）から食洗機に直接給水するために取り付ける部品です。水栓の形状によって適合する分岐水栓が異なるため、購入前にご自宅の水栓の形状を必ず確認してください。適合する分岐水栓がなければ、別途水栓を取り付ける工事が必要になります。

卓上型の中には、分岐水栓の取り付けが要らない「タンク式」のものもあります。使用時に手動で給水する手間はかかりますが、食洗機を水栓の近くに設置できない場合におすすめです。

食洗機を設置するには、水栓の近くにある程度のスペースを確保しなければなりません。購入予定の食洗機のサイズを調べ、自宅に設置できるか確認しましょう。設置スペースが狭い場合でも、食洗機用のラックや置き台を使えば設置できる場合もあります。ラックの価格の目安は1万円からです。

家電量販店で購入すると、設置の可否や必要な部品の提案などの見積もりができます。安さより安心・安全に設置することを重視するなら、量販店での購入がおすすめです。

食洗機には食洗機専用の洗剤を使います。食洗機用の洗剤は通常の食器用洗剤より割高です。しかも、食洗機が使用できない食器は手洗いしないといけないので、洗剤を2種類用意する必要があります。そのため、洗剤代は少々高くつきます。

ちなみに、通常の食器用洗剤を食洗機に入れてはいけません。泡が大量に発生してしまい、食洗機が故障する恐れがあるためです。少量でも故障の危険につながるので、通常の洗剤で予洗いした場合もきれいに洗い流してから食洗機に入れてください。

食洗機が一番安い時期はは9～10月です。それ以外にも、家電量販店のセールやネットなど、お得に買える機会はたくさんあります。購入の際は本体価格だけでなく、工事費用や分岐水栓など、その他の費用も含めて検討してください。