業務用シュレッダーおすすめ6選｜大型・大容量やアイリスオーヤマなど人気メーカーも

個人情報の保護に厳しい現在、オフィスでの顧客情報や機密書類の廃棄処理に欠かせないツールがシュレッダーです。シュレッダーは家庭用のコンパクトなタイプだけでなく、オフィスでの使用に適した業務用も数多く販売されています。

業務用シュレッダーは家庭用とは異なり強力な大型モデルやオフィスでの使用に便利な機能をたくさん搭載しており、処理能力も高いです。細断方式も複数あるので、オフィスシュレッダーとして重宝します。

この記事では、オフィスでのセキュリティ対策に欠かせない業務用シュレッダーを選ぶポイントやおすすめ製品をご紹介します。オフィスシュレッダー導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

シュレッダーは業務用と家庭用があります。業務用・家庭用シュレッダーの違いを紹介します。

業務用シュレッダーは、家庭用より一度に処理できる紙の枚数が多いのが一般的です。通常、家庭用では一度に数枚しか処理できないのに対し、業務用は20枚以上処理できるものも珍しくありません。

また、処理スピードも業務用の方が速く、より多くの紙をスピーディーに処理できるのが家庭用シュレッダーとの大きな違いです。

業務用シュレッダーは処理能力が優れているのに加えて、耐久性も高くなります。家庭用より価格が高い分高価な部品を使用しており、故障の頻度が少なくメンテナンスを行えば長期間の使用も可能です。一方、家庭用シュレッダーは業務用に比べて故障しやすく、長期間使用できるモデルは多くありません。

クロスカットは最もポピュラーなシュレッダーの細断方式で、縦の細断と同時に横の細断も行います。多くのシュレッダーに採用されている方式なので、メーカー・機能・価格に応じて最適なモデルを選択しやすいです。

ただし、細断くずの大きさは統一されていないため、モデルやメーカーによって細断くずの大きさに差があります。購入前に確認しましょう。

クロスカット同様縦と横に細断を行う方式ですが、細断くずがおおよそ2mm以下になるものがマイクロクロスカットです。クロスカットよりもさらに小さく細断できます。

細断くずが非常に細かいので、重要文書や機密文書などを処理する際はマイクロクロスカットがおすすめです。

スパイラルカットは縦に切った細断くずをさらに横切りにする方式です。1枚の紙を縦・横の両方から細断できるので、機密性が高くなります。

スパイラルカットは一度に多くの紙を処理できるのも特徴で、大容量タイプに多く採用されています。高性能な細断方式である分、価格設定は高めです。

オフィスの大量の書類の処理に使用される業務用シュレッダーは、処理能力の高さも重要なチェックポイントです。一度に処理できる枚数に加え、連続使用時間も確認しましょう。

連続使用時間は、処理能力に大きく関わるポイントです。連続使用時間が長ければ大量の紙をスピーディーに細断できます。

連続使用時間が短いシュレッダーも一定時間を置けば再度使用できますが、多くの人が利用すると待ち時間が発生するため、処理能力の低下につながります。

最大枚数もチェックすべき重要なポイントです。最大枚数が多いと一度に処理できる枚数が増えるため、処理速度が速くなります。一度に多くの書類を処理できるので、細断にかける時間も短縮できます。

業務用シュレッダーのなかで、ダストボックスの最も小さい容量は20L未満です。大量の細断には不向きですが、少人数の部署・チームでの使用やデスクのそばで少量の書類を処理したいときなどに適しています。

20L未満のシュレッダーはコンパクトサイズで、動作音も比較的静かです。大きすぎないサイズ感なので、家庭用としてもおすすめの容量です。

業務用シュレッダーとして品数が豊富なのが、20～30L容量のダストボックスを搭載したシュレッダーです。20名程度のオフィスでの使用に適したサイズで、ホチキスやCDの細断ができる機能を搭載した製品もあります。小規模なオフィスで使いやすいサイズで、業務用シュレッダーとしての機能性は十分です。

たくさんの書類を一度に細断したり人数の多いオフィスで使用するなら、ダストボックスの容量が30L以上のシュレッダーがおすすめです。

パワフルな処理能力を備えた製品が多く、大量の書類でもスピーディーに細断を進められ、細断クズを捨てる回数も少なくなります。連続使用時間が長い製品も多いので、効率よく細断できるのも特徴です。

オフィスで使用される書類のサイズはA4サイズが多いですが、A4より大きいサイズの用紙を使用する場合もあります。A4以下のサイズのみ対応のシュレッダーでA4サイズより大きい紙を細断する場合、A4サイズ以下になるよう折り曲げる・カットするなどサイズを調整する必要があります。

A3サイズに対応したシュレッダーならA4より大きいサイズの用紙もそのまま細断できるので、大きい用紙を処分する機会が多いオフィスにはA3対応のシュレッダーがおすすめです。

ホチキスやクリップで留めてある書類も多く、シュレッダーする際に1つ1つ外すのは手間と時間がかかります。ホチキスやクリップごと細断できるシュレッダーなら、外す必要がなくそのまま細断可能です。

また、CD・DVD・カード類などの細断に対応しているシュレッダーもあるので、用途に合わせて選びましょう。

小型シュレッダーは手軽に持ち運びできる軽量タイプが多いですが、中型・大型のシュレッダーはサイズが大きく重量もあります。シュレッダーを移動して使用する場合は、キャスター付きを選ぶのがおすすめです。

シュレッダーを使わないときは収納し、使うときだけ取り出したい場合も、キャスター付きシュレッダーであれば気軽に移動できます。

電話業務が多いオフィスやミーティングスペースにシュレッダーを設置する場合、使用時の稼働音が気になります。稼働音が気になる場所で使用するなら、静音性が高い製品がおすすめです。

ただし、静音性が高いシュレッダーは小型タイプが多くなります。一度にたくさんの紙を細断できる大型タイプは静音性も低くなるので、購入前に確認しましょう。なお、騒音値が60dB以下が静音性が高いといわれる目安です。

近年、オートフィードシュレッダーが注目を集めています。自動細断のオートフィードシュレッダーなら、用紙をセットするだけで細断が可能です。用紙をセットしたあと終わるまで待たなくてもいいので、業務時間を効率よく活用できるのでおすすめです。

アイリスオーヤマは低価格で購入できるのが魅力的なメーカーです。安価でも他のメーカーに劣らず、高性能なものが多いです。商品の企画や開発が早いので、ニーズをくみ取った商品が多いのが特徴です。

価格に合った性能なので、安価に業務用シュレッダーを購入したい方はぜひアイリスオーヤマの業務用シュレッダーをチェックしてください。

コクヨの業務用シュレッダーはクオリティーが安定しているのが特徴です。デザイン性が高くインテリアなどにも馴染むものが多いです。コクヨの業務用シュレッダーは知名度が高く、安定した人気を誇ります。

業務用シュレッダーの最大手、明光商会がプロデュースした商品があり、品質もいいので、安定したクオリティーの業務用シュレッダーをお探しの方におすすめです。

フェローズはアメリカのメーカーで、シュレッダーはかなり高いシェアを誇ります。ボディーカラーが黒で統一されているので、一目でフェローズのものだと分かります。ユニークな設計の商品が多いのが特徴です。

高価な分、品質が良く使い勝手がいいです。オフィスにちょうどいいので、オフィスに置きたいと考えている方におすすめです。

一般的に業務用シュレッダーは高性能である分、相応に高額です。導入費用が理由で悩んでいる場合は中古品、もしくはレンタルサービスを検討しましょう。中古品は寿命・状態面で新品には及ばないものの、安く購入できるのがメリット。また短期間の利用で構わない場合は、レンタルサービスで済ませるのも効果的です。

オフィスにおいて個人情報や機密文書の記載された書類を破棄する際は、シュレッダーでしっかりと処理をして情報を守るのが重要です。安全に書類を処理できる業務用シュレッダーを活用して、セキュリティ対策を行いましょう。