ケンフォードの革靴おすすめ7選｜評判は？人気のローファーも

「履きやすくて手頃な革靴を探しているけれど、どれがいいかわからない…」と悩んだ経験はありませんか。評判のいいブランドで、価格が安く長持ちする革靴を探している方には、ケンフォードがおすすめです。

ケンフォードの革靴は、ストレートチップのようなビジネスシューズからカジュアルなデッキシューズまで、幅広い種類があります。どれも手頃な価格で手に入るため、普段使いにぴったりです。また、評判も高く、多くの人から支持されています。

今回は、ケンフォードの革靴の魅力や選び方のコツ、磨き方や保管方法についてご紹介します。また、ケンフォードのおすすめ革靴をストレートチップ・プレーントゥ・ローファーに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ケンフォードは高級感のある革靴で知られているリーガルコーポレーションのブランドの1つです。1986年から始まったブランドで、リーガルの伝統的な技術を取り入れつつ、よりたくさんの方が手を伸ばしやすい価格に設定するコンセプトで革靴を販売しています。

毎日履くローファーやビジネスシューズに取り入れれば、履き心地が良く買い替えも手軽にしやすい革靴として活躍しやすいです。古代王国の名前であるKENT（ケント）・英語圏の有名な大学OXFORD（オックスフォード）が名前の由来となっています。

ケンフォードはリーガルより価格が安いです。リーガルが安いものでも15000円ほどかかるのに対し、ケンフォードは9000円ほどで購入できます。低価格で手に入るのにリーガルと同様の機能性を備えていて優秀です。

また、作り方にも違いがあります。リーガルはアッパーとソールを糸を使って縫い合わせる製法です。一方でケンフォードは、強度の高い接着剤を使ってリーガルとアッパーを接着する製法です。ケンフォードとリーガルは似ているようで異なり、サイズ感も違います。

ケンフォードの革靴はリーガルの技術を取り入れているので長持ちしやすく、コスパが高い製品として取り入れられます。ブランドの革靴として高見えしやすく、スーツや制服と合わせて取り入れても見劣りしにくいです。

またケンフォードの革靴はリーガルと同じ基準の試験を行い合格したもののみを販売している特色もあります。価格以上の質の高い革靴を選びたい方・賢く買い物をしたい方にもおすすめです。

柔らかな牛革を採用した仕様で、足にフィットしやすい革靴として活躍します。毎日歩く時に使う靴として履き心地を重視してチョイス可能です。また光沢感のある皮革からスエード素材まで、さまざまなデザインが展開されている分、自分の好みの見た目の靴を探せます。

セメント製法で靴底を付けているので糸で縫い合わせた革靴よりも耐久性は低めですが、軽量かつ足の動きに合わせて曲がりやすいのが利点です。手頃な価格で履きやすい革靴を探したい方に適しています。

ストレートチップは冠婚葬祭に最適で、フォーマルな印象を与えたい時におすすめです。つま先部分に1本の横線が入った作りをストレートチップと呼びます。ケンフォードの革靴の中でもKB48やKN72などはシンプルな設計となっているため、埃や汚れがたまりにくいのがメリットです。

革靴を定期的に手入れしてきれいに使いたい方や、どんな場面にも馴染みやすい革靴を一足持っておきたい方に適します。かかと部分にダメージが蓄積しやすい設計でもあるため、こまめな手入れが必要です。

ウィングチップは名前の通り翼が両側に開いたようなデザインが特徴的で、ストレートチップよりも華やかな印象を与えられます。またつま先部分にはWの形の刺繍が行われやすく、凝ったデザインの製品が多いのも特色です。

ウィングチップは繊細な刺繍がデザインされている場合が多く、高級感がある一方で糸が1本ほどけると全体の刺繍が崩れやすいという注意点があります。手入れを行う時には刺繍糸をほどかないように丁寧に作業することが大切です。

ホールカットは1枚の革だけで革靴全体を覆ったようなデザインが特色です。プレーントゥと似たような形ですが、きれいに仕上げるには高度な技術が必要で、シンプルながらスタイリッシュな印象を与えられます。

また使われている革に高級な素材が採用される場合も多く、定期的に革にクリームを塗ったりといった手入れが必要です。リッチな印象の革靴を選びたい方・お気に入りの革靴を自身で磨き上げながら使うのが好きな方に適します。

プレーントゥは装飾が少なくシンプルで定番のデザインです。華美なデザインではないので、スーツ以外にカジュアルなファッションにも違和感なく合わせられます。初めて革靴を買う方・汎用性が高い革靴がほしい方におすすめです。

プレーントゥは毎日履きやすいデザインなので、ソール部分が擦れたり穴が開いたりしていないか定期的にチェックする必要があります。穴が開くと修繕に費用がかかってしまうので、壊れる前にソールの補強を行うのがポイントです。

UチップやVチップの革靴は、スーツと合わせるビジネスシューズとして活躍しやすいです。Uチップはつま先部分がU字型に、VチップはV字型に近いデザインとなっています。Uチップはつま先が尖っていないので足の指の圧迫感が軽減されやすく、長時間履いていても足が痛くなりづらいのが利点です。

また、VチップはUチップに比べると洗練された印象を与えられ、スーツ以外にもややカジュアルな服装にも合わせやすい魅力かあります。

モンクストラップは革靴で使われる紐の代わりにベルトと金属バックルを採用したデザインが特徴的です。足元にアクセントを加えられるのでカジュアルなスタイルにも馴染み、おしゃれな印象を与えられます。モンクという修道士を表す言葉が示す通り、修道士が履いていた靴から作られたデザインです。

靴ひもがないデザインでもスーツと合わせやすいですが、金属パーツが使われている分冠婚葬祭には適しません。ストラップの数が1つならシングルモンクストラップ・2つならダブルモンクストラップと称されます。

タッセルはスリッポンの設計にタッセルの飾りが2つ付いたデザインで、足元におしゃれなワンポイントを取り入れられます。カジュアルなファッションにおすすめです。フォーマルなスーツとの相性はあまりよくありませんが、ブラウンなどのカラーでカジュアルに取り入れると爽やかに着こなせます。

夏場の季節にも浮かないおしゃれな革靴を探している方に特におすすめです。また後述するローファーと同じ構造を採用している分、脱ぎ履きがスムーズに行える魅力があります。

ローファーは学生の制服に合わせやすく、脱いだり履いたりしやすい革靴です。さまざまな種類のデザインが探せるので、自分の好みに合った革靴を探したい方にも適します。ローファーの由来は怠け者という言葉ですが、紐を締めたり緩めたりせずに簡単に履けることから呼ばれているのがポイントです。

屋内・屋外への移動が多い時には、紐を緩めたり締めたりする手間が省けるローファーが活躍します。堅苦しくない革靴をファッションに取り入れたい方におすすめです。

デッキシューズは靴底に切り込みが入ったラバーソールを採用したデザインがポイントです。濡れている場所でも滑りにくい設計なので、雨で濡れた路面などでも転ばず歩きやすい魅力があります。またケンフォードの革靴の中では表面にゴムが使われていたりとかなりカジュアルなデザインなのも特色です。

U字型の刺繍がおしゃれですが刺繍糸が解けやすいので、履く時に強く曲げないよう注意する必要があります。毎日のファッションに合うデッキシューズを高級感のある見た目・買い替えやすい値段で取り入れたい方におすすめです。

外羽根（ブラッチャー）は靴紐を外すと羽根部分が開く構造になっていて、靴の革の上にもう1枚の革を被せて作られています。軍靴から作られたデザインであり、紐を緩めると足を入れやすい・靴を脱ぎやすいというメリットがあります。

内羽根式と比べるとカジュアルな印象があるので、休日のファッションにも合わせやすいです。外羽根式であってもプレーントゥ・ストレートチップのデザインであればスーツと合わせても違和感が少なくなります。

内羽根（バルモラル）は羽根部分が下の革に入り込んでいるデザインとなっていて、靴紐を緩めても羽根部分が開かないのがポイントです。ヴィクトリア女王の夫が休暇を過ごした王室用の別邸がバルモラルの名前の由来で、カジュアルなファッションよりもフォーマルなスーツに馴染みます。

目上の方に会う際や、冠婚葬祭などの場面に適したスタイルです。また外羽根のスタイルよりも高級感がある・礼儀正しい印象を与えられます。

サドルオックスフォードは馬の鞍のようなデザインを刺繍部分に取り入れたスタイルです。20世紀初めごろに生まれたスタイルで、2色の革を用いたカジュアルなデザインが女性に人気が高く、ソール部分には足を動かしやすいラバー素材などが使われていました。

現在は同色の革を用いてワークシューズとして活用される場合もあり、体を動かすことが多い仕事やたくさん歩く休日などに適します。デザイン性と歩きやすさの両方を重視する方におすすめです。

スリッポンは靴紐や金具などのパーツを使わずに作られたスタイルです。足に沿った靴の形状はシンプルな印象を与え、季節に関係なくカジュアルな装いに取り入れられます。靴紐がないスタイルをすべてまとめてスリッポンと考える場合もあり、ローファーやモカシンシューズなども含まれやすいです。

着脱時に紐や金具を使わない分、よりスムーズに脱ぎ履きしやすいようゴムなどが採用されています。足の締め付け感が少なくラフに活用できるのが魅力です。

通販でケンフォードの革靴の購入を検討している場合、サイズの測り方を把握しておくことも重要です。自宅で自身の足のサイズを測る時には、以下の手順で確認します。

1. A4用紙を床に設置
2. 立った状態で紙の上に斜めに足を置く
3. かかとと一番長い指先に印をつける
4. 印の間を定規で測る

上記の方法ではスニーカーのサイズよりも1cm〜1.5cmほど小さく測れますが、ケンフォードの革靴を選ぶ時に指標にするとフィットしやすくおすすめです。

着るスーツに合わせて革靴の色を選ぶようにしましょう。スーツの色味に合わせてブラックやブラウンなど使いわけることで、見た目に統一感がでます。それによってセンスの良さなど相手に好印象を与えます。

まず、馬毛のブラシを使ってケンフォードの革靴に付いている汚れや埃を落とします。汚れがしつこい時には、軽く水を含ませたタオルで拭き取っても問題はありません。汚れが落ちたらステインリムーバーを古布に染み込ませましょう。

ステインリムーバーを使うことで、前回の手入れで塗ったクリームの残りを拭き取りやすくなります。古くなったクリームを取り除けば、次の工程で塗るクリームの栄養をしっかりと革に行き渡らせやすくなるのがポイントです。

汚れや残ったクリームなどを取り除けたら、新しいクリームを革靴に塗っていきます。クリームを塗る量は、1足あたり米粒6つ程度を基準にしましょう。磨くとツヤが出るタイプのクリームを活用すると、靴磨きも同時に進めやすくなります。

塗った時にムラが出ないようにしたい時には、ペネトレィトブラシという名称の小型のブラシを使うのがおすすめです。凹凸部分にもクリームを均一に塗り込みやすく、きれいに仕上がります。

クリームを塗ったら、豚毛のブラシを使って余分なクリームを取り除いていきます。余分にクリームを塗りすぎてしまうと、ムラが出やすい・汚れのように見えやすいため、ブラシで払うようにするのがおすすめです。

最後に柔らかい素材の古布を用いて、全体を磨いていきます。古布で磨き上げればきれいな印象になりますが、さらに見た目のツヤにこだわりたい方は、磨く用のワックスを用いて鏡面磨きにチャレンジしてみましょう。

ケンフォードの革靴を保管する時は、以下の7つの手順で作業を行います。

1. 2～3日風通しがいい場所で革靴を乾かす
2. シューキーパーを入れて靴磨きをする
3. 除菌スプレーを3回に分けて全体にかける
4. シューキーパーを外して内側にもスプレーする
5. よく乾いたらシューキーパーを入れる
6. 靴を入れる箱の四方の面に4か所ずつ穴開けする
7. 乾燥剤と一緒に箱に革靴を入れて保管する

保管したい箱にキリやドライバーで複数穴を開ければ、箱の中に湿気が充満しないよう対策可能です。靴だけでなく保管する用の箱の外側・内側にも除菌スプレーをかけておくと、より衛生的に保管できます。

革靴の保管に便利なグッズは、以下の6つです。お気に入りの革靴を丁寧に保管するために、取り揃えておきましょう。

• ブラシ
• クリーナー
• 汚れ落とし用のクロス
• シューキーパー
• 除菌スプレー
• 乾燥剤

汚れを落とすブラシは馬毛がおすすめで、特に力を加えやすい握りやすい形状が適します。またクロスとクリーナーは同じメーカー品で揃えておくと相性のいい手入れグッズとして活用可能です。革靴の臭いが気になる場合は、消臭効果もある除菌スプレーを取り入れましょう。

ケンフォードの革靴の寿命は、使用する頻度や使い方にもよりますが3年ほどです。ソールがすり減ってきてしまったら寿命となります。ソールを付け替える修理を行って長く使える革靴もありますが、ケンフォードはセメンテッド製法を採用しているのでソールの付け替えが行えません。

しかし、セメンテッド製法で作ることで安い価格での販売を実現しているのがケンフォードの革靴のメリットです。高い革靴のソールを何度も交換するよりも、寿命が来た時にケンフォードの革靴を買い替えた方が安く済みます。

また、ケンフォード革靴の寿命を伸ばす方法もあります。革靴を履く際には靴ベラを使う・履く時に靴紐を緩める・複数の革靴を履き分けるなどの工夫を行えば寿命が伸びます。自分なりに考えて長期間履けるようにしましょう。

革靴が蒸れる時には、以下の5つの対処法が有効です。

• ぴったりのサイズの革靴を使う
• 素足履きをやめる
• 同じ靴を2日連続で履かない
• シュードライを使う
• 消臭スプレー・パウダーを使う

消臭アイテムを最初から使うのではなく、自身の足に合ったサイズを選んで足に無駄な力が入らないようにして、汗やニオイ対策をすることが大切です。また靴は違うものを3種類ほどローテーションし、シュードライを使って湿気対策をしつつ保管すると、効率よく靴を乾燥させられます。

ぴったりのサイズを選んだりローテーションで履いたりしてもどうしてもニオイが気になる、という場合には、防カビ剤・除菌剤が含まれた消臭スプレーや消臭パウダーで対策しましょう。

ケンフォードの店舗は3つあり、東京都千代田区の神田淡路町店・さいたま市の大宮東口店・大阪市の堂島地下街店があります。実店舗に行って履き心地を試したい・どんなデザインやサイズがあるのか見比べたい方におすすめです。

また、アウトレットモールでもケンフォードの革靴が取り扱われています。アウトレットモールでは、ケンフォードの革靴をより安く探せるためお得に買い物をしたい方におすすめです。ケンフォードの店舗について詳しく知りたい方は、以下のリンクもチェックしてみてください。

ケンフォードのコスパが高い革靴を毎日の生活に取り入れてみましょう。ケンフォードの革靴は種類やデザインのスタイル・サイズをチェックして選ぶことが大切です。正しい磨き方・保管方法を把握して、ケンフォードの革靴をより長く活用してみましょう。