小型犬から大型犬まで！リードのおすすめ13選｜トイプードルや柴犬に

毎日の散歩は犬を運動させるのが主な目的ですが、愛犬との絆を深めるためにも重要なものです。犬を散歩させる際はリードにつなぐよう法律で義務付けられているので、より安全で快適に散歩を楽しむために最適なリードを選んであげるのが大切です。

チワワやトイプードルなどの小型犬・柴犬やコーギーなどの中型犬・ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬など犬の体格によって選択肢は変わります。また、通常の散歩用から広場で走らせる際に使用するロングリード・両手の自由がきくショルダーリード・犬のペースに合わせて散歩できるスリップリードなど種類もさまざまです。

そこで、この記事では愛犬に合ったリードを選ぶための選び方やリードを取り扱う人気メーカー、おすすめ商品13選をご紹介します。記事の後半には役立つ情報もまとめているので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

毎日の散歩には持ち手がループ状になっており、反対側の金具をカラー（首輪）やハーネスに取り付けるスタンダードリードが便利です。犬用リードでは定番としておなじみで、種類も豊富に揃っています。犬種に合わせて選択肢が多いため、デザインやカラーなど好みに合わせて選べるのもポイントです。

フレキシブルリードは伸縮リードとも呼ばれており、手元のスイッチで長さを自在にコントロールできるのが特徴です。広い場所ではリードを伸ばし、近くに人や犬がいるときは短く持つなど使い分けができます。

ただし、長くなるほどコントロールが難しく、道路に飛び出たり他の犬に近づきすぎてトラブルになりますので注意してください。フレキシブルリードを使う際は常に周囲を確認して、犬から目を離さないようにしましょう。

周囲に人がいない広場や公園であれば、愛犬を思い切り走らせてあげられます。ただし、ドッグラン以外の公共の場ではノーリードがNGなので、その場合はリングリードを使いましょう。10m～30mまで長さもいろいろあり用途に合わせて選べます。

フリスビーやボールを投げて遊ぶときなど、犬が遠くまで走ってもリードがあるので安心です。トレーニングにもおすすめです。

マルチファンクションリードは斜めがけすれば飼い主さんの両手が自由になるのが特徴です。長さ調節ができるタイプであれば通常の散歩はスタンダードリードとして使い、排泄物を片付けるときに斜めがけもできます。

強く引っ張る大型犬の散歩で手が痛くなる場合は、マルチファンクションリードで斜めがけにすれば手にかかる負担を軽減できます。

散歩のときグイグイ引っ張る犬や、あちこち気が向いてしまい真っ直ぐ歩いてくれない犬のトレーニングにはスリップリードがおすすめです。犬が引っ張ったり横にそれたりしたとき、一瞬リードを引けば首の部分が締り、それによって真っ直ぐ歩くよう教えられるのです。

ただし、強く引きすぎると首に負担がかかるので力加減は十分注意してください。また、引っ張るのは一瞬だけにしてすぐに力を緩めるような使い方を心掛けましょう。

初めてのリード選びで迷ったときは布製リードをおすすめします。布製リードは価格も手頃で気軽に購入できますし、汚れても洗えるので清潔に使いたい人にもおすすめです。デザインやカラーバリエーションも豊富に揃うので迷ったときは布製リードから試しましょう。小型犬から大型犬まで幅広く使えるのも魅力です。

リードを噛む犬には金属製リードがおすすめです。噛んでもちぎれる心配がなく耐久性も高いので大型犬や力が強い犬にも使いやすいです。金属製はかっこいいイメージもあるので、スタイリッシュに散歩を楽しみたい人にも向いています。ただし、重さがありコントロールが難しいため扱いやすさを確認してください。

レザーリードは高級感がありおしゃれです。中にはカラーやハーネスとお揃いのオーダーメイドを扱うショップもあり、世界に一つだけのオリジナルリードを持ちたい人にもおすすめです。レザーは使い込む程に経年変化も楽しめます。

ただし、噛み癖のある犬は噛みちぎってしまう可能性があるので注意しましょう。また、水に濡れると固くなったりシミになったりするので扱いには注意が必要です。

扱いやすさ重視で選びたい場合は、ナイロンリードをチェックしてください。コスパもよく水や汚れにも強いので気軽に使用できます。ただし、噛み癖がある犬の場合は噛みちぎる可能性があり、使用するうちに劣化してちぎれるケースも考えられます。ある程度使用したら新しく買い換えるのがおすすめです。

散歩が好きなあまり嬉しくてグイグい引っ張る犬には、1m以下のショートリードをおすすめします。リードが短いため、犬がすぐ横を歩くようトレーニングしたいときにもおすすめです。ただし、小型犬の場合は短すぎると宙吊りになる可能性があるので、愛犬の体格に合わせて長さを見極めてください。

毎日の散歩には1m～2m程度のスタンダードタイプがおすすめです。犬との距離感も丁度よく、他の犬や人とすれ違うときは短めに持てばさまざまなトラブルを回避できます。リードの中でもポピュラーなので選択肢が多いのもポイントです。

公園で犬と一緒に走ったり広い場所で遊ばせたりしたいときは、2m～3mのミドルタイプがおすすめです。犬もある程度自由に動ける上に、近くに他の犬や人がいるときは短めに持てば対処できます。公園まで行って遊ばせるときに、途中までは短く持って公園に着いたら長くするなど使い分けられるのも便利です。

広い場所で犬を思い切り走らせたいときは、10m以上のロングタイプがおすすめです。フリスビーやボールを遠くに投げても、ロングタイプであれば犬も自由に走り回れます。ただし、長さが出るほど重みも増すので犬に負担をかけない範囲であるのが重要です。

また、通常の散歩ではかさばるため行き帰りはスタンダードを使い広い場所でロングタイプに付け替えます。付け替えの際リードを外したすきに犬が走り出す可能性があるので、一旦両方のリードを付けてから不要な方を外します。

リードの幅や太さは愛犬の体格に合わせて選ぶのが大切です。引く力が強い犬に細いリードを使うと、ちぎれたり金具が壊れたりする可能性があります。また、チワワやトイプードルなど華奢な犬に太く重いリードは負担が掛かるので不向きです。

リードには製品ごとに適正体重があります。製品に「～10kg」と表示がある場合、10kgまでの犬には対応できますが、10kg以上の犬に使用するとちぎれたり金具が壊れたりする可能性があります。そのため、適正体重はしっかり確認しましょう。強く引っ張る犬に使用するなら、少し上の適正体重商品を選ぶと安心です。

リードを選ぶとき意外に見落としがちなのが持ち手の形状です。おしゃれなデザインで愛犬にピッタリのリードでも、持ち手の形状が合っていないと手に食い込んだり持ちにくかったりしてストレスを感じます。

商品選びの歳は素材・太さ・握りやすさを確認してください。特にフレキシブルリードは、持ち手の握りやすさだけではなくコントロールのしやすさも要チェックです。

きちんとリードをしていても、パワーのある大型犬や動きの予測が難しい子犬の場合、リードが外れてしまうケースがあります。飼い主から離れないようにするためリードを取り付けるフック部分が二重になっているものなど安心機能も考慮するのがおすすめです。二重フックであれば、ひとつ取れてしまってもリードから外れません。

また、ロック機能が付いていればスタンダードなリードよりも外れにくいです。さらに、リードの持ち手部分も手が抜けてしまわないよう、肩掛けタイプやリードストラップなど工夫をしておくと安心です。

ペティオはペットグッズを扱う国内メーカーとして多くの愛犬家に支持されています。扱う品数も豊富で、小型犬から大型犬まで愛犬に合ったグッズを選べるのが魅力です。品質の良さにも定評があり、ペットショップやホームセンターでも扱っているので商品を見て選びたい人にもおすすめです。

Flexiはドイツのメーカーで、フレキシブルリードを専門に扱っています。耐久性の高さだけでなく、小型犬から大型犬まで愛犬に合わせて選べるのもポイントです。

扱いやすいよう工夫もされているので、初めてフレキシブルリードを使う人にもおすすめです。フレキシブルリードを選びたい人は、ぜひFlexiの商品をチェックしてください。

ザ・ブラックカンパニーは神奈川県横浜市にある、犬グッズ専門のブランドです。実店舗もありますがネットショップからも購入できます。リードは熟練の職人が丁寧に手作業で作るオリジナル商品です。リードだけでも充実のラインナップで、小型犬から大型犬まで対応犬種も幅広く揃っています。

リードは愛犬に合わせて選ぶのも大切ですが、飼い主さんが正しく持ち扱うのも重要です。以下にリードの正しい持ち方を紹介するので参考にしてください。

1. 取っ手は手首に通してから握る
2. もう片方の手でリードがたるまないよう調節する
3. 無理に力を入れずリラックスした姿勢で持つ

リードの持ち手は手首に通してから握り、必ず両手で持ってください。持ち手を握っているだけでは急に犬が引っ張ったときすり抜けてしまう可能性があるからです。飼い主さんが緊張して力いっぱい引くと犬も力を入れて引っ張ろうとします。無理に力を入れずリラックスした姿勢で持つのも心がけましょう。

散歩のとき強く引っ張る犬にカラー（首輪）を使うと、首が圧迫され負担がかかります。短鼻種・子犬・老犬は首に負担がかからないハーネス（胴輪）がおすすめです。

カラーは犬が強く引っ張ったとき抜けてしまう可能性もありますが、ハーネスであれば身体に装着させるので抜けにくいメリットもあります。ただし、装着範囲が広くなるため初めは嫌がるかもしれません。無理せず十分に慣れさせた上で使用してください。

ショルダーリードとは、手でリードを持たず肩掛けカバンのように斜め掛けできるタイプのリードです。ショルダーリードにはいくつかのメリットがあります。

【ショルダーリードのメリット】

• 両手があく
• 不意の対応ができる
• リードが手から離れない
• 手の負担が軽減できる

ショルダーリードの一番のメリットはハンズフリーになる点です。両手が使えればフンの後始末をしたり、動画撮影したりと自由度が広がります。雨の日は傘が持ちやすいです。また、ドッグカフェなどではリードを繋ぐのに困るような場所で、急に犬が動いたとしてもショルダーリードならすぐに気づきすばやく対応できます。

さらに、リードが手から離れないのもメリットです。引っ張っても手が痛くならず、大型犬でも散歩がしやすくなります。デメリットは力の強い大型犬に引っ張られた時に、飼い主が転倒する恐れがあるため気を付けてください。

リードは犬種や用途によって選択肢が変わります。毎日の散歩だけであればスタンダードリードが便利ですが、広場で走らせたりフリスビーで遊んだりする場合はロングリードとの使い分けもおすすめです。この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして、愛犬にぴったりなリードを選んでください。