シリカ水のおすすめ10選｜硬水など硬度の違いも！

シリカ水とは文字通りシリカが溶け込んだナチュラルミネラルウォーターを指します。シリカはケイ素とも呼ばれ、美容や健康に欠かせないミネラルです。体の中で作り出せないため、食べ物や飲み物で体の外から摂取する必要があります。

シリカはコラーゲンやエラスチンを束ねています。肌の乾燥を防いでうるおいを与えるコラーゲンが存在するにはシリカが必要不可欠なのです。髪の毛や爪にも存在しており、美しく丈夫な髪や爪を作り出しています。

本記事ではシリカ水の特徴・選び方・おすすめのシリカ水10選・購入方法などをご紹介していきます。自分にぴったりのシリカ水を見つけて、美しく健康な肌・髪・爪を手に入れましょう。

シリカ水については「腎臓に悪い」「癌になる」「下痢になる」といったネガティブな認識を持つ人もいますが、正しい認識ではありません。厚生労働省も食品衛生法でシリカを「非常に安全性が高い栄養素」だと認めています。

シリカは体内の物質のめぐりをよくして、骨・髪・爪にいい影響を与えます。また、シリカには植物性と結晶質性の2通りあり、結晶質性シリカは発癌性がありますが、シリカ水の成分の植物性シリカは安全な物質です。

下痢はシリカ水に含まれているマグネシウムによるものであり、シリカが原因ではありません。シリカ水にはシリカ以外のミネラルも豊富に含まれているため、まれに「飲みにくい、体質に合わない」といったケースもあります。

「いろはす」や「クリスタルガイザー」などが代表的な軟水です。日本の水道水の95％が軟水なので飲み慣れているお水です。クセがなく、まろやかで飲みやすいのが軟水の特徴です。

飲むだけでなく、昆布やかつおぶしなどの繊細なだしをベースとする日本料理にも適しています。ウイスキーの水割りにも軟水が向いています。

軟らかすぎず硬すぎず、ちょうど中間の水が中硬水です。シリカをはじめとするミネラル成分が豊富ですが、硬水よりも飲みやすいので、硬水は苦手でもミネラルを摂りたいという人に向いている水です。

日本料理のだしをとるなど軟水と同じように使えて、肉の煮込み料理に使うと臭みをとって煮崩れを防いでくれます。

硬水はややクセがあり、慣れないうちは飲みにくいと感じる場合もあります。その代わりミネラル成分をたっぷりと含んでいるので、体の機能を整え、スッキリさせる働きがあります。

「エビアン」などがなじみ深い硬水です。パスタをゆでると麺にコシが出ます。また、シチューなど肉を煮込む料理に使ってもおいしくできあがります。

体が酸性になると免疫力が落ちて体が錆びてしまいます。ところが体の中では代謝のときに酸が作られるため、体は酸性に傾きがちです。ほとんどは尿として体外に排出されますが、残った酸をさらに中和するのが炭酸水素イオンです。

炭酸水素イオンは「極天然水」や「ゴディエ130」などさまざまなミネラルウォーターに含まれています。

体内のマグネシウムの5割程度は骨に含まれ、カルシウムが骨を形成するよう量を調節しています。300種類以上の酵素が正常に働くように調整し、血液循環をサポートしています。

その他にもタンパク質や核酸の合成にも関わっています。マグネシウムを多く含むのは「コントレックス」などのミネラルウォーターです。

カルシウムはご存じの通り、歯や骨を作るミネラルです。骨を構成しているので、不足すると骨粗しょう症を引き起こします。カルシウムは食物からも摂れますが、シリカ水がおすすめです。

カルシウムはマグネシウムと一緒に摂取するのがいいとされており、シリカ水などのミネラルウォーターであれば両方を摂れます。

バナジウムは海藻類や貝類・きのこ類に多く含まれるミネラル。人体への作用としては、研究者の間では代謝を活発にし、むくみを防ぐと言われています。

さらに最近ではインスリンの働きを活発にし、血糖値を下げる効果があることもわかってきましたが、まだ研究段階です。バナジウムを多く含むシリカ水は「霧島天然水シリカシリカ」「霧島天然水のむシリカ」などが挙げられます。

体の中のいらないものを外へ出すデトックス作用があるミネラルです。アセトアルデヒドを排出するので、二日酔いや悪酔いしたときに摂るといいとされています、また肌がきれいになる・栄養の吸収をサポートするとも言われています。

まずはシリカが1リットルあたりどのくらい含まれているか確認しましょう。一般的なシリカ水のシリカ含有量は40～100mg/Lです。

1日に体内で使われるシリカの量は10mgなので、20mgは摂取したいものです。中には9

7mg/L含まれているシリカ水もありますが、だいたい50mg/Lほど含まれていれば十分です。

先ほどご紹介したように、シリカ水には体を錆びさせない炭酸水素イオン、骨やたんぱく質を作るマグネシウム、歯や骨を作るカルシウムなどさまざまなミネラルが含まれています。

どのミネラルも健康や美容にいい働きをするため、積極的に補いましょう。ただし、マグネシウムは摂りすぎると下痢の原因となるため注意して摂取してください。

pH値は酸性かアルカリ性かを決める値です。pH7が中性で、7より大きい値はアルカリ性、小さい値は酸性です。人間の体は細胞が活動する弱アルカリ性に保たれており、酸性になると免疫力の低下などが起こります。

弱アルカリ性の水は体に吸収されやすいため、なるべく弱アルカリ性のシリカ水を摂るようにしましょう。

シリカ水のパッケージにはペットボトル・バッグインボックス・パウチなどがあります。外出するときも持ち運んでシリカ水を摂るならペットボトル、家に置いておくならバックインボックスをおすすめします。

パウチタイプは持ち運びに便利ですし、飲み終わったら小さく折りたたんで捨てられるのでゴミを減らせるエコなタイプです。

シリカ水の中には成分は全く同じなのに、値段が違っている商品があります。成分と価格を調べて比較検討してから購入するようにしましょう。

また、「定期縛り」にも注意が必要です。定期コースを選ぶと値段がお得になりますが、最低3回は購入しないと定期コースが選べないといった商品もあるので注意してください。

シリカ水をお得に買うならネット通販がおすすめです。値段が少し高くなりますが、コンビニやバラエティショップ、ドラッグストアなどで買える市販のシリカ水もあります。

ファミリーマートでは「霧島の天然水」がファミリーマート限定で販売されています。そのほかナチュラルローソン・ドン・キホーテ・ツルハドラッグなどで購入できます。

シリカ水は一気に飲まずに、こまめに少しずつ飲みましょう。お茶やコーヒーをシリカ水で淹れると、含まれているタンニンがシリカ水のミネラルを吸収されにくくするので、シリカ水だけで飲むようおすすめします。

効果が出ないからといってすぐにやめてしまわずに飲み続けましょう。また、体を冷やしすぎないように常温で飲むことを心がけてください。

硬水のシリカ水は腎臓に負担をかける場合があるので、赤ちゃん・妊婦さん・授乳中の方・腎機能が弱っている方は軟水のシリカ水をおすすめします。また、シリカ水に含まれているマグネシウムが原因で下痢になる恐れもありますので、その場合はマグネシウムの含有量が少ないシリカ水に変えましょう。

シリカ水について選び方やおすすめのシリカ水をはじめ、水の硬度、ミネラル成分などをご紹介しました。髪・爪・肌をすこやかに保つシリカ水は大自然からの贈り物です。この記事を参考にして、自分に合ったシリカ水を見つけましょう。