腹筋ローラーの人気おすすめ10選！初心者・女性に合った回数ややり方は？

腹筋ローラーは、アブローラーとも呼ばれる、腹筋を中心に鍛えるトレーニンググッズです。腹筋ローラーを床に置き、ハンドルを持ちながら転がすだけで、効果的に腹筋や全身を鍛えることができます。

しかし、腹筋ローラーにはいくつかの種類があり、レベルによって選択肢が変わります。また、簡単なので誰でも気軽にトレーニングできますが、正しく使用しないと思うような効果が得られなかったり、怪我をしたりということも。

とはいえ、何を基準に選べばいいかわからないと迷ってしまいがちです。そこで、この記事では、レベルに合った腹筋ローラーの選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後にはおすすめのトレーニング方法も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

ホイールの数が多いほど安定性が高まります。初めは身体を支えるのも苦労しますし、筋力がないと数センチ動かすだけでも体力を消耗します。身体を支えきれず怪我をするリスクもあるので初心者は無理をせず、負荷が少ない3輪や4輪から始めましょう。

腹筋ローラーに慣れてきたら、2輪を試すのもおすすめです。3輪や4輪に比べるとホイールが少ない分、バランスを取るのが難しくなりますが、負荷が大きくなるため全身を鍛えたいときにも向いています。ある程度筋力に自信がある人は、初めてでも2輪から試すといいでしょう。

腹筋以外にも体幹を鍛えたい人や、本格的にトレーニングしたい上級者には、より柄が大きい1輪や左右分離型をおすすめします。1輪はより高負荷がかかりトレーニング効果もアップ。左右分離型は、バランスを取る必要があるため体幹を強化したいときに最適です。ただし、初心者には負荷が大きすぎるので注意してください。

ホイールはサイズ（直径）によっても負荷のかかり方が変わるので注意が必要です。直径が小さいほど負荷は大きくなり大きいほど負荷は低くなり、直径だけでなくホイール幅でも負荷が変わります。幅が広いと安定感は増しますが負荷が低く、幅が狭いと不安定になるものの負荷が大きくなると覚えておくといいでしょう。

• 初心者：20cm以上
• 中級者：15～20cm
• 上級者：15cm以下

腹筋ローラーを転がすときは、ハンドルのグリップでも使い勝手は変わります。滑るとしっかりと身体を支えきれないので、滑り止め加工を施したものや滑りにくいい構造のものかをチェックしてください。

また、握りやすさも考えて選びたいのであれば、クッション性の高い発泡素材を使用したものがおすすめです。口コミも参考になるので、購入前にチェックしましょう。

腹筋ローラーの使い方によっても多少の違いはあるものの、基本的に全体重をかけるため耐荷重の確認は必須です。耐荷重内であっても、ギリギリの場合は怪我をする可能性があるので注意してください。一応体重をかける前提で設計されていますが、自分の体重よりも2倍以上の耐荷重を選ぶと安心です。

腹筋ローラーを静かな場所で使用すると、意外に大きな音がして驚くかもしれません。集合住宅に住んでいる人や、夜間や早朝など時間を気にせず使用したい人は静音性を確認しましょう。静音性を重視して選ぶのであれば、滑りをスムーズにするベアリング式をおすすめします。ベアリング式はスムーズに動くため、床の素材を気にせず使用できるのもメリットです。

筋力のない初心者や女性には、安全に使用するためにもアシスト機能付きをおすすめします。手首を返してブレーキをかけられるストッパーが付いていると、自分の限界に達した時点でストップできるので転倒予防になり安心です。戻るときにきついと感じる場合はバネ付きなど、アシスト機能があると安心して使用できます。

腹筋ローラーを硬い床の上で使用する際、膝を付いた状態では膝を痛めることがあります。腹筋ローラーの中には、膝用マットをセットで販売しているものがあるので、購入時にマットの有無も確認しましょう。既に腹筋ローラーを購入済の場合は、別売りのマットを購入するといいでしょう。

商品によっては、かなりサイズがあり置き場所に困る場合があります。出しっぱなしで使用するのであれば問題ありませんが、使わないとき邪魔になるのが嫌な場合は収納性も考えて選びましょう。折りたたみ式は使わないときコンパクトに収納できますし、持ち運びにも便利です。

トレーニンググッズを扱うSHINTEXは、初心者向けのエントリモデルから、上級者向けモデルまで種類が豊富です。腹筋ローラー以外のトレーニンググッズも揃うので、用途に合わせてトレーニンググッズを揃えたいときにもおすすめと言えます。最初に一式そろえたいときにも便利です。

スポーツブランドとして人気のアディダスからも、腹筋ローラーが登場しています。どちらかと言えば中級者から上級者向けのモデルが多いですが、ホイールの幅が広いものは初心者にもおすすめです。腹筋ローラーとウェアを揃えたい人は、アディダスでおしゃれに決めてみてください。

アルインコは、フィットネスバイクやランニングマシンなどの、トレーニンググッズを豊富に扱うメーカーです。腹筋ローラーはエクササイズホイールという商品名でいくつか扱っていますが、初心者～上級者まで幅広く対応しています。その他のトレーニンググッズも揃えたいときにチェックしてください。

「膝コロン」は床に膝をついた状態で行うので、初心者や女性にも取り組みやすい方法です。膝を付くのでマットを使いましょう。動かす距離や回数はレベルに合わせて調節してください。

1. 床に膝をつき四つん這いの状態で腹筋ローラーを持つ
2. ゆっくりと肘が伸びる状態まで前方に身体を倒す

「壁コロ」は壁の前で行い、壁をストッパー代わりにする方法です。自分のできる範囲で距離を決めて行いましょう。

「膝コロ」は膝コロンの進化系で身体を倒すまでは同じですが、続いて始めの姿勢になるまで腹筋ローラーを手前に戻すまでが1セットです。「立ちコロ」は、スタート時に立った状態から始めます。

1. 立った状態から腹筋ローラーを持ち前屈しながら床に腹筋ローラーを付ける
2. 膝は付けずに腹筋ローラーを前に転がし身体を倒す
3. そのままの状態から腹筋ローラーを手前に動かし元の姿勢に戻す

※音がなります

「アブローラーの向こう側」は、上級者向けのハードなトレーニングです。途中までは立ちコロと同じですが、腕と身体を伸ばした状態から、さらにつま先を使い身体を前方に送るイメージで伸ばします。立ちコロよりもさらに負荷がかかるので、腹筋を強化したいときにおすすめです。ただしかなり負荷がかかるので、初心者にはおすすめできません。

初心者は回数を気にせず、まずは1回をしっかりクリアすることを目標にしましょう。できなくても無理せずできるところまででOK。慣れてきたら徐々に回数を増やすのがベストです。回数をこなせるようになったら、3回×3セット、4回×3セットと少しずつ増やします。

初めは筋肉痛になるため、痛みが消えるまで筋肉を休めることも意識してください。筋肉痛は筋肉が炎症を起こしている状態ですので、無理しても効果は望めません。痛みが消えてから再開を繰り返しましょう。

腹筋ローラーを使えば、ジムに行かなくても自宅で筋トレができます。腹筋はもちろんのこと、やり方次第では全身を鍛えることも可能です。初心者は無理をせず、できるところから始めましょう。ポイントは継続することです。自分にピッタリの腹筋ローラーを見つけて、毎日コツコツとトレーニングを続けてください。