空き缶つぶし機のおすすめ7選｜ダイソーなどの100均やホームセンターにある？

空っぽになった缶やペットボトルの処分に役立つのが、カインズ・コメリなどで手軽に購入できる「アルミ缶つぶし機」です。潰さずに捨てるとかさばってしまう缶やペットボトルを小さく潰せるため、ゴミ捨ての頻度を減らせます。もっと毎日のゴミ捨てを快適にしようと購入を検討する方も多いです。

空き缶つぶし機は、潰し方や機能などの特徴が商品ごとに異なり、怪我を防ぐためには安全性にも注目して選ばなければなりません。使用しない時はコンパクトに収納できるものが欲しいなど、ニーズに合わせて選ぶと悩んでしまいます。

そこで、今回は、アルミ缶つぶし機の選び方とおすすめ商品をご紹介します。100均・ダイソーやニトリなどホームセンターでの販売情報や、自作方法についても解説していますので、ぜひご覧ください。

飲み物を飲んだ後の缶やペットボトルは、そのままゴミ袋の中に捨てるとかさばります。空き缶つぶしを使用すれば、それらを小さくコンパクトに潰せ、ゴミ捨ての頻度を減らせるのがメリットです。足の力や握力、電動で潰せるものなどさまざまな空き缶つぶしが販売されています。

しかし、自治体によっては空き缶を潰して捨てない方がいい場合もあります。空き缶つぶしを購入する前に自治体のホームページで空き缶やペットボトルの捨て方を確認するのがおすすめです。

「電動タイプ」は、電気を使用して自動で空き缶を潰せるタイプです。足で踏んだり手で押し込んだりしない、力を有さないタイプで女性やお年寄りでも簡単に空き缶を潰せます。空き缶やペットボトルの量が多い場合におすすめです。

また、似たような商品に空気の力で潰せるものがあります。こちらも力の要らない商品ですが、空気圧機（エアーコンプレッサー）の準備が必要なので、購入する方は確認してください。

「手で潰すタイプ」は、てこの原理で潰したり体重をかけて押し込んだりするタイプです。手で押すタイプは、空き缶を縦で潰す場合がほとんどです。上から押し込むタイプの空き缶つぶしは、コンパクトサイズの商品が多く、省スペースで収納できます。しかし、潰し方の中でも力が必要なタイプで、スチール缶は潰しづらいです。

「足で潰すタイプ」は、空き缶つぶしを地面に置き、プレートを踏んづけて潰します。体重をかけやすく、手で潰すタイプよりも力を加えやすいです。ペットボトルや空き缶を横向きで潰す商品が多く販売されています。フローリングでおこなうと傷がついてしまうので、「床傷防止機能付き」を選ぶなどの対策が必要です。

三角形の矢印の中に「アルミ」と記載されたものが「アルミ缶」です。缶の中でも柔らかい素材で素手でも潰せます。アルミ缶を潰す場合は、どの空き缶つぶしを選んでもきちんと潰せます。つぶし方よりも収納のしやすさやその他機能に注目して選ぶと、使い心地がアップするのでおすすめです。

円を描いた矢印の中に「スチール」と記載されたものが「スチール缶」です。硬い素材で素手では潰せません。手で潰すタイプを使用すると潰し方によっては、きれいに潰せなかったり手を痛めてしまったりします。力を込めやすい足で潰すタイプや力が必要ない電動タイプがおすすめです。

ペットボトルを潰す場合は、潰し方よりも空き缶つぶしのサイズに注目してください。500mlのペットボトルであれば、コンパクトな空き缶つぶしでも潰せます。しかし、1〜2Lのペットボトルは潰せないため、容量の多いペットボトルを購入する期間が多い方は、大きめサイズの空き缶つぶしを購入してください。

空き缶つぶしは、手を挟んで怪我をしてしまう可能性があるため、必ず安全性もチェックしてください。足で踏んで潰すタイプは、缶が滑って足を怪我しないように滑り止めがついている空き缶つぶしがおすすめです。シンプルな構造のものは、セットした缶を確認しやすく、手を挟みづらくなります。

スプレー缶を処分する際は、ガス抜きをおこなわなければなりません。穴あけ機能の備わった空き缶つぶしなら、スプレー缶をつぶしながらガス抜きができるためおすすめです。スプレー缶のガス抜きは必ず火の気がない、風通しのいい屋外でおこなってください。穴を開けたスプレー缶をそのまま潰せない商品があるので購入前に確認してください。

空き缶つぶしをコンパクトに収納するなら「バックル付き」の商品がおすすめです。使用しない時は、上下のプレートを止められるため、場所を取らずに収納できます。また、閉じておけば怪我の防止にもつながります。足で潰すタイプに多い機能なので、ぜひチェックしてください。

屋内で空き缶つぶしを使用するなら「床傷防止機能」を備えた商品がおすすめです。空き缶つぶしは、マットの上で使用すると滑って上手に潰せなかったり、手足に怪我をしたりします。そのため、直接床の上に置いて使用してください。フローリングの傷が気になる場合にぴったりの機能です。

ホームセンターの「カインズ」では、機能性に長けた空き缶つぶしが売られています。スプレー缶つぶし機や、電動の業務用空き缶つぶしの取り扱いがあり、ニーズに合わせて選びやすいです。中には、磁石付きでアルミとスチールの選別がしやすい商品も販売しています。ゴミ捨てを楽にしたい方におすすめです。

「コメリ」では、アルミ製・スチール製・スプレー製のいずれでも使用できる空き缶つぶしが販売されています。軽い力で簡単に空き缶を3分の1の大きさに潰せるのでおすすめです。

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均では、残念ながら空き缶つぶしの取り扱いはありません。ダイソーでペットボトルつぶしが販売されているのみです。220円で販売されており、口コミでも高評価なので、気になる方はぜひチェックしてください。

家具及びインテリア用品を扱う「ニトリ」やディスカウントショップの「ドンキホーテ」では、空き缶つぶしを扱っていません。空き缶つぶしを求める方は、コーナンやカインズなどのホームセンターを確認するのがおすすめです。

ニトリでは、つぶした空き缶を捨てるのにおすすめなゴミ箱が豊富に販売されているので、ぜひチェックしてください。

空き缶つぶしは、自作可能です。木材を購入し、テコの原理で潰せるように固定するだけでも完成します。潰しやすさや扱いやすさを好みに合わせて調整できるのも自作の魅力です。ぜひ、自作でオリジナルの空き缶つぶしを作成してください。

空き缶の回収方法は、自治体によりルールが異なります。アルミ・スチールなど素材ごとに分別する自治体もあれば、分別なしで回収する自治体もあります。また、缶の潰し方によってはリサイクル工程で支障が出る場合があり、缶は潰さずに出すというルールを設けている自治体もあります。

缶の潰し方は、各自治体の回収ルールを確認し、ルールに従って行うようにしましょう。　　　

空き缶つぶしは、かさばりがちな缶やペットボトルをコンパクトにしてゴミ捨てを楽にしてくれます。よく利用する缶の素材に注目しながら、潰し方や機能を選ぶと使いやすい空き缶つぶしを選べます。ぜひ、こちらの記事を参考に、ゴミ捨てが楽になる空き缶つぶしを購入してください。