福岡でICL手術ができる病院7選!費用や失敗しない名医の選び方を解説

「福岡でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの病院が知りたい」 そんな方へ、この記事では福岡のICL手術ができる病院を7選紹介!ICL手術で失敗しないための名医の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2024/03/09 更新

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※本記事は医療広告ガイドラインに則って執筆しております。

どこの病院でICL手術を受けるか決めるうえでは、術後のサポートの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターサポートの内容や期間は病院によってさまざまで、手術にかかる費用のみで病院を決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの病院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません

 

▼この記事で紹介している病院のアフターサポートの一例

病院名 手術費用とアフターサポートの内容
品川近視クリニック 福岡院
(福岡県福岡市)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3年間
再手術の無料期間:3年間
先進会眼科 福岡
(福岡県福岡市)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間
望月眼科
(福岡県福岡市)
手術代:616,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:3年間
川原眼科
(福岡県糟屋郡)
手術代:620,000円
術後検診の無料期間:1ヶ月間
再手術の無料期間:ー
岡眼科 飯塚クリニック
(福岡県飯塚市)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間
博多みずき眼科
(福岡県飯塚市)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間
福山眼科
(福岡県福岡市)
手術代:400,000円(※1)
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます
 ※1 別途検査費用が発生します

 

例えば、この記事で紹介している病院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 福岡院」となるわけです

品川近視クリニック 福岡院(福岡県福岡市)

品川近視クリニック 福岡院のおすすめポイント
術後検診代3年間無料、再手術代3年間無料
症例実績12,661件

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 460,000
ICL(乱視あり) 560,000

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所 福岡県福岡市中央区天神2-7-21 天神プライム4F
最寄り駅

西鉄福岡 天神駅より徒歩5分

問合せ先 0120-412-049

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼品川近視クリニック 福岡院の特徴

 

西日本エリアICL最多症例実績を受賞!

品川近視クリニック 福岡院は、2018年〜2022年において「西日本エリアICL最多症例数」の実績をアメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より表彰されている、九州最大の屈折矯正専門クリニックです。福岡院のこれまでのICL症例実績は11,881件にのぼり、品川近視クリニック全体の累計ICL症例数は66,434件になります。(2024年1月時点)

 

術後3年間の長期保障付き

品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

 

▼品川近視クリニック 福岡院の先生はこんな人

 

院長の尾崎秀先生は、2002年から21年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。尾崎先生が品川近視クリニック 福岡院の院長に就任したのは2014年で、現在ではICL症例数10,000件を超え、アメリカのICLレンズメーカー STAAR Surgical社より表彰されました。

先進会眼科 福岡(福岡県福岡市)

先進会眼科 福岡のおすすめポイント
術後検診3ヶ月間無料、再手術代1年間無料
症例実績13,460件

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 460,000
ICL(乱視あり) 592,000

 

▼診療時間

 
9:30~18:30

 

▼アクセス

住所 福岡県福岡市中央区天神2-8-38 協和ビル10F
最寄り駅

天神駅3番出口より徒歩1分

問合せ先 0120-049-113

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

 

▼先進会眼科の特徴

 

今年で開院21年目!視力回復治療の専門クリニック

先進会眼科は、創業以来レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)、白内障治療などの眼治療を専門に全国で5つの診療所を展開しているクリニックです。また、理事長は、ICLを供給するスターサージカル社より安全性と先進性を両立し多くの患者に裸眼の生活を提供したことについて、2021年8月にアワードを受賞しています。

 

入院不要!角膜を削らないICL手術

先進会眼科のICL手術は、両眼で20分程度で終わるため入院する必要がありません。また、角膜を削ることに抵抗がある方や角膜形状不正によりレーシック手術を受けることができない方には、レーザーやメスを使用しない手術方法も用意しています。

 

アフターケアも充実!まずは個別説明会の予約から

先進会眼科のICLの手術費用には、術後3ヶ月間の定期検診代が含まれています。万が一、追加矯正や再手術が必要になった場合は、無料で対応をしています。WEB、LINEから24時間予約受付中なので、まずは個別説明会の予約をし、自分に合った治療を提案してもらいましょう。

 

▼先進会眼科 福岡の先生はこんな人

院長の菅沼隆之先生は、1992年から31年に渡って眼科医を務める日本眼科学会に認定された眼科専門医です。1999年に南青山アイクリニック福岡の院長、2008年に品川近視クリニック福岡院の院長を経て、2014年から9年間に渡って先進会眼科 福岡の院長を務めています。

望月眼科(福岡県福岡市)

望月眼科のおすすめポイント
術後検診代6ヶ月間無料、再手術代3年間無料

 

▼望月眼科の特徴

福岡天神にある医療法人望月眼科は、屈折矯正手術のICLをはじめとして、レーシックや多焦点肉眼レンズ挿入手術のほか、白内障など眼の悩みや病気に対して多くの手段の提案をしてくれる眼科です。患者一人一人のニーズに合わせて、ベストな方法を探し、提案をモットーにしています。

 

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 616,000
ICL(乱視あり) 682,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:30
14:00~17:00

 

▼アクセス

住所 福岡県福岡市南区老司4丁目1-45
最寄り駅

老松神社前バス停留所より徒歩すぐ

問合せ先 092-564-1001

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

川原眼科(福岡県糟屋郡)

川原眼科のおすすめポイント
術後検診代1ヶ月間無料⚪︎

 

▼川原眼科の特徴

 

川原眼科は、白内障、網膜硝子体疾患の手術を得意とするクリニックです。九州大学病院、国立病院機構小倉医療センターで経験を重ねた院長の川原周平氏が2016年に開院した新しい眼科になります。専門的な眼科医療を提供する「川原眼科」には、福岡県内やその近隣から多くの患者が来院されています。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 620,000
ICL(乱視あり) 660,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:00
14:00~17:00

 

▼アクセス

住所 福岡県糟屋郡粕屋町仲原2526-9
最寄り駅

JR篠栗線 柚須駅より徒歩15分
四軒屋バス停留所から徒歩3分

問合せ先 092-409-5090

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

岡眼科飯塚クリニック(福岡県飯塚市)

岡眼科飯塚クリニックのおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料、再手術代1年間無料

 

▼岡眼科飯塚クリニックの特徴

先進医療を推進する先進会眼科のグループに属する岡眼科飯塚クリニックです。先進会眼科は東京、大阪、福岡にクリニックを展開し、症例も豊富です。岡眼科飯塚クリニックは真新しい建物、先進機器に加え、院内カフェを備えた大きな総合クリニックです。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 460,000
ICL(乱視あり) 592,000

 

▼診療時間

 
9:00~17:00

※ ▲...第1、第3金曜日は9:00~19:00

 

▼アクセス

住所 福岡県飯塚市川津371-1
最寄り駅

西鉄バス 飯塚農協停留所より徒歩1分

問合せ先 0948-22-5155

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

博多みずき眼科(福岡県福岡市)

▼博多みずき眼科の特徴

博多みずき眼科は福岡PayPayドームのすぐそばにあり、土日祝日も営業しているクリニックです。地域の「ホーム眼科」を目指していて、術後も安心して通いやすいのがメリットです。福岡市中央区、早良区の方は博多みずき眼科でのICL手術を検討してみてください。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 400,000
ICL(乱視あり) 500,000

※ 別途、検査費用が発生します
※ 価格は目安であり、症状によって異なる場合があります。

 

▼診療時間

 
10:00~13:00
15:00~18:00

 

▼アクセス

住所 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1 MARK IS 福岡ももち4F
最寄り駅

唐人町駅より徒歩約10分

問合せ先 092-834-4142

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

福山眼科(福岡県福岡市)

▼福山眼科の特徴

福山眼科は1999年からレーシックを行うなど、屈折矯正手術に関しては実績が豊富です。現在もICL手術、レーシック手術、PRKなど複数の施術をおこなっています。施術内容によっては学生割引や家族割引、紹介割引などもあるため、気になる方は問い合わせてみてください。

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 600,000
ICL(乱視あり) 660,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:30

※ ▲... 祝日の月曜日は休診

 

▼アクセス

住所 福岡県福岡市東区土井1-8-37
最寄り駅

土井駅より徒歩5分

問合せ先 092-691-7200

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。

 

つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。

 

参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います。日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。

 

つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。

 

▼近視の一般的な分類

  • 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
  • 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
  • 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
  • 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)

眼内レンズは、「IOL(正式名称:Intra Ocular Lens)」とも呼ばれ、「有晶体眼内レンズ」と「無晶体眼内レンズ」の2種類に大別されます。元々は、「無晶体眼内レンズ」という、白内障手術などによって水晶体を失った目に対して水晶体の代わりに移植するレンズの1種類しかありませんでしたが、のちにその技術を利用し、近視矯正を目的とした水晶体を摘出せずに眼内にレンズを移植する「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)」が誕生しました。フェイキックIOLにも2種類があり、角膜と虹彩の間にレンズを移植する「前房型フェイキックIOL」と、虹彩と水晶体の間にレンズを移植する「後房型フェイキックIOL」があります。ICLと呼ばれるレンズは、この「後房型フェイキックIOL」で使用されるレンズの名称です

 

多くの方が誤解しているのが、ICLとは眼内レンズの総称を指す言葉ではなく、あくまで「後房型フェイキックIOL」の手術で使用されるレンズのうち、アメリカのレンズメーカー(Staar Surgical社)によって開発されたレンズを指す言葉なのです。また、現在主流となっているICLは、レンズによって眼内の水(房水)の流れを妨げないようにレンズの中心に穴が開けられているため「ホールICL」と呼ばれることもあります。