ホロサイトのおすすめ16選｜実物やレプリカも｜安いブースターセットも

ホロサイトは、軍隊でも使用されている光学照準器です。サバゲーでは実物よりも値段の安いレプリカが多く使用されています。使い勝手が良く命中率も上がるので、ホロサイトはサバゲーで非常に人気のアイテムです。

レプリカと実物は狙いを付ける仕組みが違うものの、レプリカでも十分に命中率は上がります。実物はVORTEX・EOTECHから発売されており、レプリカは多くのメーカーが販売しています。比較的安い実物や明るいレプリカもあるので、ホロサイトはよく考えて選ぶのが大切です。

そこで、今回はホロサイトの選び方やおすすめモデル16選を紹介します。遠距離射撃に便利なブースターセット・ドットサイトとの違い・ホロサイトの取り付け方・実物ホロサイトの欠陥についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

ホロサイトは、サバゲーで使用されるスタンダードな照準器です。ダットとサークルを組み合わせたレティクル（光点）で照準を合わせます。実物のホロサイトは、どの角度から覗いてもレティクル（光点）の中心に命中します。そのため、ダットサイトに比べて狙いが付けやすいです。

レンズが汚れたり、一部が割れた状態でも使用できます。ただし、レプリカのホロサイトは形状を似せただけで、仕組みはダットサイトと同じです。レプリカは5,000円程度で購入できますが、実物の価格は10倍以上で10万円前後のものが多いです。

ドットサイトは、ダットサイトとも呼ばれる照準器です。ドットは点の意味で、レンズを通して見える光点で狙いを定めます。ドットは赤・緑のものがあり、環境に合わせて見やすい色に変更可能です。ホロサイトと異なり、ドットサイトは斜めから覗くと命中率が下がります。

ただし、ドットのサイズが小さいドットサイトなら、より正確に狙いが付けられます。また、ホロサイトと比較して、連続点灯時間が非常に長いです。レプリカ・実物共にホロサイトと同程度の価格で購入でき、東京マルイなどが有名です。

アイアンサイトは、ほとんどのエアガンに最初から取り付けられている標準装備のサイトです。もちろん、オプションとして購入できるものもあります。標準装備のアイアンサイトは、取り外せるものが多くです。ホロサイト・ダットサイトと比べると性能は良くないため、補助的に使われます。

メインのサイトが使えなくなった時に、予備として用意しておくと便利です。

スコープは、長距離射撃に使うためのサイトです。レーザーポインターが付いたレプリカのスコープも、販売されています。数百メートル先にも狙いを付けられますが、サバゲーで使うにはオーバースペックです。ほとんどの場合、サバゲーでは装飾品として取り付けられています。

取り付けるとエアガンがかっこよくなるので、サイトの中でも特に人気が高いです。

サイト・スコープの特徴を下記にまとめました。ぜひ参考にしてください。

実物ホロサイトは見る角度に関係なく正確な照準が可能で、反射が少ないのが魅力です。レプリカはこれらの点で実物に大きく劣り、狙いを付ける仕組みはダットサイトと同じです。しかし、見た目は実物と同じなので、ダットサイトに比べてレンズが大きくなっています。

レンズが大きいので、覗いた時にレティクル（光点）が見つけやすいです。視野も広く、レプリカのホロサイトでもダットサイトよりは狙いやすく簡単です。

ホロサイトは、中距離で狙いを付けるのに最適な照準器です。サバゲーでは長距離を狙うケースはほとんどないので、スコープよりも実践的で使いやすいです。レプリカでも光学機器なので、付属のアイアンサイトよりも正確に狙いを付けられます。

ホロサイトはダットサイトより狙いが付けやすく、初心者向けです。ゼロインをしておけば、レティクルに目標を入れて引き金を引くだけで正確に着弾できます。実物は、斜めから覗いても正確な射撃が可能です。

ホロサイトは実用面だけでなく、単純に取り付けるだけでエアガンがかっこよくなります。レプリカのホロサイトは、価格が安いと性能が良くないものが多いです。しかし、安価なレプリカでも外観は、実物そっくりのものは多いです。

エアガンをかっこよく見せるために取り付けるなら、価格が安いレプリカでも十分に役立ちます。

コスパのいいホロサイトが欲しいなら、レプリカがおすすめです。実物が10万円前後するのに対して、レプリカは3,000～2万円くらいなので気軽に購入できます。実物と比較すると「レンズが暗い」「ゼロインがやりにくい」「耐久性が低い」などの問題があるのは認識しておきましょう。

ただし、サバゲー用には十分な性能のレプリカが多くあります。安価なレプリカでも形状はクオリティーの高いものが多いので、初心者が使うならレプリカで十分です。

実物は本物の銃に装着するホロサイトで、高いものだと価格は10万円以上です。輸入品なので、国内で購入するには面倒な場合もあります。ただし価格が高い分、レプリカとは比較にならないほど高性能です。実銃用なので耐久性が非常に高く、レンズもレプリカよりはるかに明るくて見やすくなっています。

暗い場所や逆光でも、ホロサイトを通して鮮明な視界を確保できます。ゼロインも非常にやりやすいです。価格は高いですが、性能にこだわるなら実物ホロサイトがおすすめです。

ホロサイトのレプリカと実物の性能を比較し、以下にまとめました。

きちんと狙いが付けられるホロサイトが欲しいなら、ゼロイン（光点の位置調整）ができるものを選びましょう。ホロサイトはレティクルで狙いを付けるので、BB弾の着弾点にレティクルの中心が来るように調整します。レプリカの中にはゼロインが全くできないか、不十分なものがあります。

ゼロインができないとレティクルで狙いを付けられないので、実用性はほとんどありません。購入前に、ゼロインができるかどうか必ず確認して選びましょう。

レティクルの光量調整ができると、フィールドの明るさに合わせて見やすくなるので便利です。晴天の屋外ではレティクルは見えづらいので、明るくする必要があります。逆に、屋内の暗い場所ではレティクルが滲んでしまうため、光量を下げましょう。

屋内外の明るさに合わせて、レティクルを見やすい光量に調整すれば狙いも付けやすくなります。

レティクルの色や形が変えられるホロサイトだと、より狙いが付けやすいです。レティクルの色は赤が基本ですが、緑に変更できるものもあります。緑の多い森林では赤い色が見えやすく、土の多い場所では緑のレティクルの方が良く見えます。

レティクルの形も見えやすさに影響するので、形を変えられた方が便利です。購入する前に、レティクルの色や形が変更できるか確認しておきましょう。

サイトはレンズが大きいほど、サイト内の視野が広くなります。視野が広い方が敵を見つけやすく、狙いが付けやすいのがメリットです。狙いを付けやすいホロサイトが欲しいなら、レンズが大きなものを選ぶのがおすすめです。

ただし、レンズが大きいと見える範囲が広くなるので、正確に狙うのは難しいのがデメリットと言えます。メリットとデメリットを考えて、自分の好みに合ったものを選びましょう。

夜もサバゲーを楽しみたいなら、ナイトビジョンを搭載したホロサイトを選びましょう。夜のサバゲーは日中とは違うスリルが味わえますが、暗いので狙いを付けるのが難しいです。ナイトビジョン搭載なら、夜間でも標的を探せる視界が手に入ります。

サバゲーは水辺で行う場合もあり、屋外では急に雨が降る可能性もあります。ホロサイトが水に濡れると故障するかもしれません。ホロサイトが水に濡れるのが心配なら、防水機能があるものをおすすめします。 防水機能があれば水に濡れても問題ないので、安心してサバゲーを満喫できます。

ホロサイトを長時間使用する場合は、連続点灯時間を確認しておきましょう。ホロサイトは電池で動いており、実物は電源が切れるまで点灯する時間の目安が記載されたものが多いです。ただし、連続点灯時間は、消費電力が低い状態を基準に計算されています。

記載された連続点灯時間よりも、早く電池が切れるケースも多いです。実際に使用する時間を考えて、連続点灯時間に余裕のあるホロサイトを選びましょう。

レプリカホロサイトは、連続点灯時間が記載されたものが少ないです。そのため、電池の種類を目安に使用時間を判断して選びましょう。主にホロサイトに使われる電池の特徴をまとめました。

長時間ホロサイトを使うなら、容量の大きな単三電池を使うホロサイトがおすすめです。単三電池はボタン電池に比べて容量が大きいので、連続点灯時間の長いホロサイトが多いです。

単三電池を売っている場所は非常に多いので、無くなってもコンビニやスーパーで簡単に購入できます。しかし、予備の電池を持ち歩くと邪魔になるのはデメリットです。

ホロサイトを短時間しか使わないなら、容量の小さいボタン電池式でも大丈夫です。ボタン電池は、どこでも売っている電池ではありません。使い切ると補充が面倒なので、余分に購入しておきましょう。サイズが小さく軽量なので、持ち歩いても邪魔になりづらく携帯性は抜群です。

ホロサイトのレプリカを購入する場合、安すぎるものは避けた方が無難です。レプリカでも十分に実用性はありますが、レプリカは個体ごとの当たり外れもあります。あまり安いレプリカは性能が良くなく、ゼロインが十分できない不具合も多いです。

価格の安いレプリカを購入するなら、口コミを調べて保証のあるものを選びましょう。口コミが良ければリスクは減りますし、不具合があっても交換できるので安心です。実用性重視なら、価格の高いレプリカがおすすめです。

L3 EOTechは、ホロサイトを開発した企業です。元々はブッシュネル社が開発したものをEOTechが軍用に改良しています。一般の市場に流通しているものは、ブッシュネルが販売しています。 EOTechのホロサイトは、円状のレティクルが特徴です。

円状のレティクルは、素早い照準調整と正確な射撃を両立させています。軍用に開発したものなので、耐久性も非常に優秀です。

Vortex Optics社は、アメリカにある世界的な光学機器メーカーです。EOTechに対抗する実物のホロサイトを販売したメーカーとして注目されています。ホロサイトの前方にある痕跡を視覚的に排除するレティクルを採用し、より正確な射撃を可能にしています。

正規品は無期限の保証が付いているのも特徴です。高品質で保証の長い実物が欲しいならおすすめです。

Sutekusは、ホロサイト・ダットサイト・スコープなどの安価なレプリカを販売しているメーカーです。ホロサイトのレプリカは3,000円程度のものが多いですが、口コミでの評価は悪くなく保証も付いています。 安価で十分に使えるレプリカホロサイトが欲しいならおすすめです。

ANS Opticalは、安価なものから1万円以上するレプリカまで販売するメーカーです。レティクルの色や光量調節が可能なもの、ハンドガン用のコンパクトな光学サイトを販売しています。 アクセサリーを取り付け可能なホロサイトも多く、ハンドガンを使う方におすすめです。

トイガンのパーツを販売する「HolyWarrior（HW）」のレプリカホロサイトは、他メーカーの製品に比べて価格設定が高めの高級品です。価格が高いだけあり、より実物に似せた外観デザインと質感を実現しています。

東京マルイは、エアガン・プラモデルなどを取り扱うホビーメーカーです。ガスガン・電動ガンなどエアソフトガンも幅広く取り扱っており、サバゲー好きの方なら誰もが知っているほどの知名度を誇ります。もちろん光学サイトも販売しており、各種カスタムパーツなど欲しいアイテムを揃えられる点が魅力のメーカーです。

ホロサイトは簡単に取り付けできますが、取り付け位置によって使い勝手が変わってきます。ホロサイトの取り付け方や取り付け位置について解説します。

ホロサイトは、エアガンのマウントレール上に装着します。マウントレールは、別名マウントベースとも呼ばれています。ほとんどのエアガンにはマウントレールは標準装備です。まれにマウントレールがないエアガンもあるので、別売のマウントレールを取り付けてからホロサイトを装着します。

フェイスマスクをしてサバゲーをすると、レティクルが見えづらいです。フェイスマスクをする際は、ハイマウント用パーツでマウントレールの高さを調整します。

ホロサイトは前方と後方に取り付ける場合があります。それぞれのメリット・デメリットは以下になります。

後方に取り付けた方がホロサイトを使いやすいので、初心者におすすめです。前方は扱いが難しいものの目視でフィールドが見やすいため、中級者以上におすすめです。

ホロサイトが故障すると、レティクルがぼやけて見えなくなる現象の「アメーバ」が起きる場合があります。しかし、ぼやけたからといって必ず故障ではありません。故障以外でレティクルがぼやける原因や、故障かどうか判断する方法をまとめました。

レティクルがぼやけた場合は故障が疑われますが、乱視でぼやけて見える場合もあります。乱視が原因なら、乱視用の眼鏡やコンタクトレンズを使用すると改善する可能性もあります。裸眼でぼやけてしまうなら、眼鏡やコンタクトレンズを付けて見え方を確認しましょう。

サバゲーではゴーグルを使うケースも多いですが、眼鏡と併用すると曇りが心配です。眼鏡対応ゴーグルなら、併用しても眼鏡が曇らずに使用できます。

突然ホロサイトのレティクルがぼやけて見えるようになった場合、故障か乱視か判別しにくいです。そんな時は、スマホなどでレティクルを写真を撮ると、故障かどうか簡単に判断可能です。故障でぼやけている場合は、写真に写ったレティクルの形もぼやけています。

乱視でぼやけて見える場合は、写真にはキレイな形のレティクルが映ります。故障かどうか判断するために、レティクルの写真を撮影してみましょう。

ホロサイトを開発したEOTech製の実物ホロサイトに、欠陥が発覚した事件がありました。温度変化でレティクルがズレる欠陥で、着弾点もズレてしまいます。EOTechは欠陥を隠して取引したとして、アメリカ合衆国に訴えられ2,560 万ドルを支払っています。

ただし、自衛隊の検査機関が行った独自調査では、「国内の環境で射撃・狩猟をするには問題ない」との結果が出ました。サバゲーで使うのに問題となる欠陥ではなく、日本ではレティクルがズレた報告もありません。現在もEOTechのホロサイトはサバゲーでは大人気です。

ここでは、ホロサイトに付けると便利なパーツを以下でご紹介します。

ホロサイトで遠距離を狙うには、ブースターを使うのが便利です。レプリカのブースターでも3倍に拡大できるので、索敵・遠距離射撃が可能です。

近距離射撃の際には、ブースターは横倒しにできます。サイズが合わないとホロサイトに取り付けできないので、サイズを確認してから購入しましょう。こちらのブースターは、レプリカの多いEO EXPS3用なのでさまざまなホロサイトに取り付け可能です。

レンズカバーはホロサイトのレンズをガードするためのものです。ホロサイトはレンズに弾が当たると、実物でも割れてしまう場合があります。実物が割れた時のショックは計り知れないので、レンズカバーでしっかりとガードしておきましょう。こちらのレンズカバーは衝撃に強いポリカーボネート製で、透明度も高いです。

ミリタリーが好きな方の間では、「タルコフ」や「RS6」などのゲームも人気があります。タルコフは、正式名「Escape from Tarkov」の略称で、ロシアのシューティングゲームです。リアリティの高さと、扱える銃の種類が豊富なところが特徴で、サバゲー好きの方にとって魅力に感じるポイントとなっています。

ホロサイトの選び方やおすすめモデルについてご紹介しました。ホロサイトはレプリカでも十分に使えるものが多く、取り付けると確実にサバゲーで命中率が上がります。今回の記事を参考にして、お気に入りのホロサイトを見つけてください。