麦茶ポットのおすすめ12選｜洗いやすいお茶ポットは？ニトリの商品やガラス製・耐熱も

夏の風物詩である麦茶は、子どもからお年寄りまで家族みんなが好きですよね。飲む機会が多いので、持ちやすく冷蔵庫内にすっきり収まるタイプの麦茶ポット(ピッチャー)であれば安心して使えます。

麦茶ポットあるいは冷水筒とも呼びますが、従来はそこまで選べるほどタイプはありませんでした。しかしここ数年で一気に機能性やデザイン性がアップし、売り場へ行ってもなにがどう違ってどれを選べばいいのかと、迷うようになりました。

そこで今回は、さまざまなタイプの麦茶ポットについて紹介します。種類別の特徴やメリット・デメリット、洗いやすいかなどの選び方のポイントを解説し、おすすめ12選もピックアップしました。後半では麦茶をおいしく飲むための保存方法などについても紹介しますのでぜひ役立ててください。ニトリ・無印などの人気メーカー情報も必見です。

麦茶ポットの使い方もさまざまにあります。水出しで出汁を作ったり、口が広いタイプなら出し入れがしやすいので、フルーツやハーブなどを入れたデトックスウォーターもいいですね。緑茶や紅茶などの茶葉でもフィルター付きを使えば、そのまま注げてとても便利です。

また、醤油や酒などの調味料を麦茶ポットに詰め替える使用例もあります。冷蔵庫のなかがすっきり統一され、ごみを出さずにエコな暮らしにもつながりますね。

麦茶ポットは基本的に冷蔵庫に入れるのを前提に、サイズを考えましょう。いざ買ってみてから入らない事態を防げます。タテヨコどちらも対応するタイプならベストですね。

また、容量はサイズにもよりますが、1日にどれくらい飲むかを想定しましょう。麦茶は水代わりに飲むので、家族が多いなら大容量タイプが望ましいです。

ガラス製は透明なので、おしゃれでドリンクの色が美しく映えます。また汚れが落ちやすく傷が付きにくいので衛生的に使えます。反面、重くて割れやすいため、小さな子供のいる家庭では取り扱いに注意しましょう。持ち手が付いたタイプであればしっかり持てるのでおすすめです。

プラスチックは軽くて持ち運びやすいので、子どもやお年寄りでも扱いやすく安心です。価格面でもガラスに比べて安いところが魅力ですが、傷が付きやすく熱に弱いデメリットがあるので気を付けましょう。耐熱性のあるプラスチック製も増えていますが、冷水専用も多いので要チェックです。

ステンレス製のメリットは、一度ドリンクを作れば卓上に置いておけるので冷蔵庫への出し入れが必要なく、場所を取らずに済む点です。もちろんホットもOKなので年中使用でき、外出先でも役立ちます。手垢などの汚れにも強いので衛生的ですが、洗浄に塩素系漂白剤を使用するのは素材を傷めてしまうので避けましょう。

ガラス製など、耐熱性があれば熱湯を注ぐだけで麦茶を作れるので、冷ます時間が省けるうえ熱湯消毒もできます。100℃以上の耐熱性があるかどうかを確認しましょう。なお、耐熱性があると表示されるプラスチック製でも、すぐにフタをすると内圧が高まり破裂や変形する恐れがあるので、ある程度冷ましてからにしましょう。

麦茶ポットの注ぎ口は、まわして開けるスクリュータイプかワンプッシュで開けられるプッシュオープンタイプのどちらかになります。プッシュオープンのほうが片手でスムーズに注げるので便利です。

また、持ち手のないすっきりした麦茶ポットが流行りでおしゃれですが、容量が多い、あるいは子供が使う場合は安全のためにも持ち手付きを選びましょう。特にガラス製は滑って落ちると危険です。

いつも清潔な状態で使うためにも、洗いやすさは重要ポイントです。底に汚れが溜まりやすいので、口が広く奥まで手が入りやすい設計のものを選びましょう。パーツが細かく分解できるほうが衛生的です。また、スクエアタイプだと角に汚れが付着しやすいので意識して洗うようにしましょう。

麦茶ポットといえば冷蔵庫のドアポケットが定位置でしたが、縦置き・横置きどちらも対応できるタイプなら、場所を選ばず空いたスペースに置けるのでおすすめです。また、横置きができると中身の減り具合が一目で分かりやすいところもメリットです。

縦置きのみであれば、取っ手のないスリムなタイプか、取っ手を含めても冷蔵庫に収まるかどうかを事前に確認しましょう。

茶こしが付いたタイプは、茶葉をそのまま入れておくだけで水出し茶ができるので便利です。注ぐときにも茶葉が漏れ出てくる心配はありません。お茶だけでなく、フレッシュフルーツウォーターやハーブティーなどにも使えます。また、茶こしは取り外しできるので使い分けができ、洗えるので安心です。

コスパのよさで人気のニトリからも、さまざまな麦茶ポットが販売されています。人気のタイプはタテヨコ対応のポットで、ワンプッシュタイプや大容量サイズなど幅広く揃っています。使いやすい設計で手入れがしやすく、低価格で購入できるのが魅力です。

見た目も機能もシンプルで使いやすい、無印良品ならではの麦茶ポットがラインナップされています。耐熱ガラス製とアクリル製があり、特にアクリル製のタテヨコ兼用タイプが人気です。水出しお茶パック入れ付きで、口が広く洗いやすくなっているところも高い評価を得ています。

全国チェーンのホームセンター、カインズでも麦茶に適したポットを取り扱っています。容量1リットル～2リットル程度の商品が中心で、茶こし付き・縦にも横にも置けるといった機能的なポットもラインナップ。HARIOのような有名メーカー品も購入可能です。

デザインの美しさにうっとりしてしまう、フランフランらしいおしゃれなティーボトルが人気です。茶こしが付いたボトルもあり、機能性も優れています。置いておくだけでテーブルが華やかになるので、ホームパーティーやゲストを招いたときに重宝します。

耐熱ガラス製品といえばハリオといわれるほど、高い品質と信頼性がある麦茶ポットが人気です。持ち手付きのスタンダードな麦茶ポットから、ワインボトルのようなおしゃれなものまで、耐久性とデザイン性の優れたさまざまな製品を展開しているので注目です。

岩崎は麦茶ポットをたくさん製造・販売している日本のメーカーです。プラスチック製の商品が多く、リーズナブルな価格で購入できるのが特徴です。耐熱タイプ・取っ手付きタイプなど機能性も抜群なので、幅広い方におすすめです。Amazonなどで手軽に購入できる点もポイントです。

イワキはガラスの保存容器を多数製造・販売している日本のメーカーです。高品質でシンプルなデザインが使いやすいと評判です。そんなイワキは、ガラス製の麦茶ポットも販売しています。

ガラスなので匂いが残ったり茶渋で汚れたりすることがなく、いつでも清潔に使える点が魅力です。耐久性も抜群なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの百均でも麦茶ポットが販売されています。ガラス製やプラスチック製など素材も幅広く、スリムタイプやキャラクターデザインなども多数あります。プラスチック製は口が広くて洗いやすく、軽量なので子供にも使いやすくおすすめです。

ただし百均は基本的に耐熱性のないものが多いのでよく確認しましょう。また、百均は商品の入れ替わりが頻繁にあるので、店頭やSNSなどで最新情報を確認するのをおすすめします。

麦茶は大麦を原料としていますが、でんぷん質を多く含むため雑菌が繁殖し、水よりも傷みやすい弱点があります。そのため、煮出し・水出しに関わらず、賞味期限は基本的に1日です。特に夏場の気温が上がる時期は当日中に飲み切ってしまいましょう。冷蔵庫保存の場合でも、飲む前に傷んでいないか確認するのが望ましいです。

また、麦茶パックの保存にも気を付けましょう。一度開封すると、湿度や気温によって著しく劣化していきます。密閉できる容器や保存バッグに移し替えて、冷暗所で保存すると鮮度を保てます。

麦茶は煮出しをしたのち、氷水で急速冷却すると雑菌の繁殖を防げます。麦茶パックを入れたままにすると雑菌がわく温床となり、傷みが早くなるのですぐに取り出しましょう。

また、麦茶ポットは事前によく洗い、熱湯消毒をしておくと麦茶が傷みにくくなります。鮮度や風味を保つためにも毎度のこまめな洗浄や管理を怠らないようにしましょう。

麦茶は汚れや茶渋が残りやすいため、一度使ったポットは必ず洗うようにしてください。洗いやすいように、ポットの口が広いタイプを選ぶのがおすすめです。麦茶ポットをお手入れする際のポイントをまとめましたので、参考にしてください。

• 普段のお手入れ：洗剤で洗う。（水だけだと汚れが残る）
• スペシャルなお手入れ：メラミンスポンジで水垢を拭き取る。茶渋は塩素系漂白剤のつけ置き洗いをして落とす。

麦茶ポットに関するさまざまな内容を紹介しましたが、理想とする麦茶ポットがイメージできましたか。夏本番に向けて、ぜひお気に入りの麦茶ポットをみつけてくださいね。