樹木図鑑のおすすめ10選｜自宅用・携帯用・アプリも紹介

小さい頃から自然を見るのが好きで、樹木に興味がある人は少なくないでしょう。いつも通っているはずの道であるとき、「何の木かわからない」「季節によって全然違う！」と感じたことはありませんか？

そんなときパッと樹木の名前がわかったら嬉しいですよね。樹木図鑑を1冊持っているだけで、初心者の方でも見分けられるようになります！樹木図鑑には葉で見分けるものや花で見分けるものなど、さまざまな方法が載っています。

ただ樹木の名前を知るだけでなく、雑学や歴史を学べる図鑑もありますよ。この記事では樹木図鑑を選ぶときのコツや、樹木図鑑のおすすめ10選を紹介します。本以外にも便利なおすすめアプリもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

樹木図鑑を購入するときは「どのようなときに使うか」や「どのようにして役立てたいか」などを考えるようにしましょう。目的がはっきりしていないとせっかく購入しても、無駄になる可能性があります。これから目的別に4つの本を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

自宅に本を置いておくスペースがあるなら、大きめの本がおすすめです。外やインターネットなどで見つけた樹木を、家でゆっくり調べられます。大きめサイズの本だと樹木の名前だけでなく、詳細な情報も載っているものが多いです。

実際に見て感じた樹木を、自宅でさらに学習してインプットしてさらに知識が増します。美しい絵や写真が一緒に載っていることが多いため、見ているだけでも癒されるでしょう。

散策するなら手軽に持ち運びできる小さめサイズの本がいいです。実物を観察しながら携帯した本で確認したり、樹木に関する詳しい情報を知ったりできます。樹木は見た目が変化しやすいので、四季を通してわかる写真付きの本がおすすめです。

いろいろな季節が載っている写真があると、「もう少しするとこのような見た目になるのか」「夏にはこのような風景が見られるのか」とわくわくするでしょう。

子供が楽しく読むためには、イラストが多めでわかりやすい説明や雑学が載っている図鑑がいいでしょう。なかにはDVDが付録としてついてくる図鑑もあります。映像を見ることでより理解を深められ、もっと知りたいと感じるでしょう。

小さい頃から自然に触れるとさまざまなことに興味を持ち、可能性が広がります。大人も一緒に楽しめる図鑑も多いので、ぜひ親子で樹木に対する理解を深めてくださいね。

造園技能検定は国家資格のため、難易度が高いです。樹木それぞれの特徴や見分け方をしっかり覚える必要があります。樹木図鑑では「葉っぱでわかる造園樹木図鑑」がおすすめです。

造園技能検定に出題される170樹種以外にも、普段生活している中で見かける樹木も多々紹介されています。写真が鮮明でわかりやすく、知識も確実に増やせるでしょう。造園技能検定を受けたい人はぜひ手に取ってみてください。

樹木の見分け方にもいろいろあります。見分け方を知るだけで、分かる樹木の幅が広がるでしょう。そうすると今まで以上に樹木を観察したり調べたりするのが楽しくなります。

季節によってまったく姿が異なる樹木もあるので、1つの樹木を知るだけで新たに知る情報が多いでしょう。ここでは3つの視点からみていきます。

「葉で見分ける」方法は定番なので、さまざまな図鑑のなかから選べます。たとえ花が咲いていなくても、葉がある場合どの樹木なのか見分けられるので便利です。しかし葉の形や色合いなどは、似ているものがたくさんあるため、最初は覚えるのが苦労するでしょう。

ただし葉で見分ける図鑑だと似ている葉も一緒に説明されていることが多く、覚えやすい工夫がしてあります。同じページ内でさまざまな樹木を知れたら一石二鳥ですね。

樹木のなかには季節によって葉がまったくないものもありますよね。そうすると見分けるのが困難だと感じますが、「冬芽で見分ける」方法があります。秋から春前半にかけて冬芽のみついている樹木があるため、冬芽を知っていたら見分けられるでしょう。

寒い時期によく外に出て観察しに行く人は、一冊持参していると役立ちます。冬芽は見分け方を覚えるまでは時間がかかるかもしれません。写真が鮮明で検索表が詳しく載っている図鑑だとわかりやすいでしょう。

花で見分けるには時期が大切です。先ほど紹介したように秋から春前半にかけては、葉も花もついていない樹木があります。だんだん暖かくなってきて、春になると花が咲き始めるため見分けやすくなります。

外に出やすい気温になり、花が咲いてきて見ているだけで癒されるため、春だとさらに楽しくなるでしょう。桜のピンクやミモザの黄色など、カラフルな色に囲まれて散策しているだけでも気分が上がりますね。

上記では「葉・冬芽・花」での見分け方をお伝えしましたが、ほかにも「実・樹皮・木口」などで見分ける方法がわかる図鑑もあります。見分け方を学んでも、実際に観察してみるとなかなかわからないときもあるでしょう。

そんなときにぜひ一緒に実・樹皮・木口も見比べてみてください。限られた情報だけでなく、いくつか見分ける方法が載っていたら判別しやすいでしょう。

樹木図鑑はそれぞれ掲載数が異なります。約100種類のものから400種類くらいの図鑑もありますが、結局どのくらいの掲載数がいいのかわからないですよね。少なくても多すぎても欠点があります。掲載数が少なすぎるとあまり知識の足しにならず、物足りない気持ちになりがちです。

逆に多すぎると詳しい情報が書かれていなかったり、金額が高かったりします。さらにページ数も多く、調べたい樹木が探しにくいデメリットもあるでしょう。まずは約350種の樹木が記載されている図鑑から学び始めるのをおすすめします。

散策をしながら観察をする人は、持ち運びやすいコンパクトサイズの図鑑を持っているといいでしょう。「あの樹木はなんだろう」と思って、サッとポケットから取り出して調べられたら楽ですよね。

最近は本だけでなく、アプリも充実しています。携帯1つで散策に行けて樹木についても知れるのは、とても便利ですね。気軽に出歩きやすくなるでしょう。後ほど樹木図鑑に関するおすすめのアプリを詳しく紹介します。

樹木図鑑のアプリは年々増えてきています。アプリだと即座にどの樹木か教えてくれるため、自分で調べる手間がかかりません。無料で使用でき、スマホ1つで簡単に樹木が知れるので、荷物も少なく移動できる範囲も広がるでしょう。

樹木図鑑は使う目的や読む人によっておすすめが異なります。本記事で紹介したおすすめの樹木図鑑から選べば、きっとお気に入りの本が見つかるでしょう。ぜひ樹木図鑑を手に入れて、外でも中でも自然と触れあってくださいね。