おすすめのジェルワックス15選｜選び方のポイント・人気のマット系も

「ジェルワックス」という言葉を聞いたことがありますか？ジェルワックスとは、その名の通りジェルとワックスの両方の性質をあわせもつ今注目のヘアスタイリング剤です。

しっかりとしたホールド力がありながら、濡れたようたツヤのある髪に仕上げることができるのが魅力のジェルワックス。この記事では、ジェルワックスのメリットやさまざまなシーン別のジェルワックスの選び方を紹介します。

おすすめのジェルワックス15選に加えて、実際にジェルワックスを使用する際の注意点やポイントも解説。流行りの濡れ髪に挑戦したい方や、スタイリング剤のホールド力に満足していない方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

先程も記載した通り、ジェルワックスはジェルとワックスのハイブリッド型のヘアスタイリング剤です。2種類のスタイリング剤が融合することにより、ジェルワックスならではのメリットが生まれます。

ジェルの利点といえば液体タイプならではの伸びの良さとホールド力です。ワックスのいい点は、細かなスタイリングがしやすく、繊細なスタイリングが可能なところです。

ジェルワックスはその2つのメリットを併せ持つため、「伸びがよくホールド力がありながらも、細かな部分もヘアセットが可能」という双方の利点を生かせるスタイリング剤となっています。

ジェルワックスはさまざまなヘアスタイルに対応しているため、これ1つでヘアセットが完了します。きっちり感のあるビジネス用のスタイリングもオフの日のパーマ風のスタイリングも、ジェルワックスがあれば問題なし。

これまでヘアスタイルに合わせていくつものワックスを使い分けてきた人にこそ使用してほしいアイテムです。

乾燥スピードが速いジェルワックスは、安定性(ホールド力)が強いというメリットがあります。ヘアスタイルの作り方に慣れている人はこちらのタイプが向いています。

デメリットとしてはすぐに乾いてしまうため、ジェルワックス初心者さんには使いこなすのが難しいということです。自分の思い描いていたヘアスタイルになる前にセットが固まってしまう可能性があります。

乾燥スピードが遅いタイプはジェルワックス初心者さんでも安心して使用することができます。乾燥するまでの間であれば、納得がいくまで何度でもヘアスタイルを整えることができます。

ジェルワックス初心者さんは、「ハードタイプ」や「速乾」と記載のあるものは選ばないようにしましょう。

ベリーショートの人にはハード系のジェルワックスがおすすめです。ベリーショートのセットは、髪の毛を立ち上げたり、束感を作ったりすることが多いですよね。

そのため、ホールド力があり髪全体をカッチリまとめてくれるハード系のジェルワックスと相性がとてもいいです。自然できれいな毛流れも作ることができます。

ビジネス用のヘアスタイルには自然なツヤが出るタイプがおすすめです。ビジネスの場では、過度な立ち上げヘアや束感が強いヘアスタイルは不向きです。

適度にツヤ感が出るジェルワックスを使用することで、相手に清潔感を与えることができます。また、スタイリング次第で親しみやすさも出すことができるため、堅苦しい印象にならずに済みます。

ジェルワックスを選ぶ際には、香りにもこだわりましょう。フローラル系の香りやシトラス系の香りなど、ジェルワックスによってさまざまな香りがあります。

しかし、使う場所によっては無香料のものが好まれる場合も。最近では「スメハラ(スメルハラスメント)」という言葉も存在するため、職場などで相手に不快感を与えないものを選びましょう。

ジェルワックスの中でも、「レディース」と記載のあるものは、女性の長めの髪やパーマスタイルのセットが得意です。「濡れ髪スタイル」が流行っているように、髪の毛に濡れたようなツヤを与えるものもあります。

またメンズ用と違う点として、レディース用はホールド力よりもスタイリングの自由度のほうが高いものがほとんど。空気を含んだようなふんわりヘアを演出できます。

ヘアセットの際に髪の毛がべたついたり、粉ふきが気になる人も多いのではないでしょうか。そんな人には「ノンフレーキングタイプ」のジェルワックスがおすすめです。

「フレーキング」とは、スタイリング剤を使うときにありがちなべたつき・粉ふきなどのことを指します。ノンフレーキングタイプの商品は、速乾性の高さによりフレーキングを防いでくれます。

敏感肌の人は、ヘアスタイリング剤で肌荒れを起こしてしまった経験がある人もいるかと思います。一般的なスタイリング剤には防腐剤などが含まれているため、肌が弱い方はかゆみやかぶれを起こしやすい傾向にあります。

敏感肌の人はオーガニック素材が使われているジェルワックスを使用すると、かゆみやかぶれが起こるリスクを少なくすることができます。

「ジェルワックスを使用したいけれど、髪の毛がパサついているのが気になる」という人にぜひ使用してほしいのが、保湿成分入りのジェルワックスです。保湿力があるためウエット感が強いのが特徴です。

スタイリングをしながらヘアケアをすることができるため、カラーリングやブリーチをしたばかりの人にもおすすめです。

「美容院・サロン専用品」のものは高品質であることがメリット。ヘアケアのプロである美容師が普段お店で使用しているだけあって、髪への負担が少なく、補修・保湿成分がたくさん入っているのが特徴。

その分価格帯がどうしても上がってしまうのがデメリットです。また、内容量が少なめのものが多いため、頻繁に買い足しをする必要があります。

ドラッグストアなどで売っているジェルワックスのいい点は、なんといっても「コストパフォーマンスの良さ」でしょう。スタイリング剤にそこまでお金をかけたくないという人は、ドラッグストアで自分に合うものを選びましょう。

デメリットとして、同じ商品を使っていても髪質によっては使いにくく感じることも。購入前にテスターを使用したり、似た髪質の人のレビューを読んでから購入するといいでしょう。

ジェルワックス以外のヘアセットアイテムとして、マット系ワックスもおすすめです。マット系ワックスは水分が少ないため髪をホールドしやすいほか、油分も控えめでナチュラルな質感に仕上がります。毛先を散らす・前髪をアップするといった用途にも効果的です。

ジェルワックスの使い方には少しコツがあります。初心者さんはぜひ以下のポイントを押さえてください。慣れればスムーズにヘアセットできるようになりますよ。

まず大前提として、髪は少しだけ濡らしておきましょう。お風呂上がりのようにびっしょり濡らす必要はありません。タオルドライ後の濡れ感が理想です。

完全に乾いた髪に使用してしまうと、ジェルワックスがべたついて思うように伸びずに固まってしまいます。髪を濡らす時間がない人は、ミストなどで髪全体を湿らせるだけでも仕上がりが変わります。

ジェルワックスをつける際に大切なのが、つける量です。量が少ないと上手にセットできませんが、つけすぎると髪全体がべしゃべしゃになってしまいます。

理想は500円玉程度の量です。両手で伸ばし、髪の内側から外側に向けてくしゅくしゅと揉みこみます。速乾タイプは手早くスタイリングするように気を付けましょう。つけた後は少しだけドライヤーで熱を加えると崩れにくくなるのでおすすめです。

ジェルワックスを上手に使用すれば、朝のヘアセットの時間が短縮できます。「いつものヘアスタイルを格上げしたい」という人にも「新しいヘアスタイルに挑戦したい」という人にもおすすめのジェルワックス。ぜひ、ジェルワックスで理想のヘアスタイルを叶えてください！