安い座椅子のおすすめ8選｜腰痛に効果は？900円のしまむら座椅子はどう？

2000～5000円の座椅子は格安品のため、座り心地・機能性については価格相応であるのが一般的です。ただし有名メーカー製や、仕様情報がオープンになっている製品は一定の品質が期待できます。またローバック設計のシンプルな座椅子は製造コストが安いため、低価格でも良質な場合がしばしばです。

5000～1万円の座椅子には水準以上の品質が備わっており、快適な座り心地が期待できます。廉価製品と比べて耐久性が高く、長期利用も可能です。ただし補助パーツ・オプション機能はある程度限られるため、肘かけ・リクライニング機能などを重視する場合は要注意です。

1万円以上の座椅子は水準以上の座り心地に加えて、機能面も充実しています。肘かけ・ヘッドレストなどの補助パーツのほか、リクライニング・回転・折りたたみといったオプション機能も期待できるのが特徴です。エルゴノミクス製品のような高機能モデルは2万円以上を目安にしましょう。

座椅子とは、主に本体が床に着くスタイルの椅子を指します。日本の文化的な背景に由来するもので、床に腰を下ろして座る所作・姿勢をサポートするのが原点です。そのため和室に合わせやすく、高齢者におすすめ。ローデスクに合わせやすいほか、チェアタイプと比べて空間を圧迫しない利点があります。

高座椅子とは座面を床から離して設計された座椅子のことです。一般的な座椅子との違いとして脚が付いているため、チェアと座椅子の中間に位置づけられます。座面高25～40cm程度のものが一般的で、チェアタイプよりも低座面高なのが特徴。製品によっては座面高を調節できるものもあります。

二人がけ座椅子は2人分の座面スペースがある座椅子のことです。ローソファとの明確な違いは特に定義されておらず、脚付きの製品でも二人がけ座椅子と呼ばれる場合があります。折りたたみ・リクライニングできるタイプならソファベッドとしても使えるため、一人暮らしにもおすすめです。

ゲーミング座椅子はゲーミングチェアの床置き版で、長時間のゲームプレイを想定して設計された座椅子です。ゲーム用を想定した造りのため、リラックスした姿勢で座ることに重点が置かれています。そのためリクライニング機能のほか、アームレスト・ヘッドレスト・ランバーサポートといったオプションも豊富です。

座椅子の背もたれは、高さによってローバックとハイバックに分かれます。ローバックは背もたれの低いタイプで、高さを抑えられるため占有スペースが少なく済むのが特徴。素材・部品の投入量が少ない分、価格も安めです。

ハイバックは背もたれが高く設計されたタイプで、背筋を伸ばせるため腰だけでなく肩や背中・首の負担を軽減しながら座れます。腰痛が気になる方にはハイバックの座椅子がおすすめです。

十分なクッション性を得るには、座面にある程度の厚さが必要です。目安としては厚さ10cm程度がおすすめで、疲れにくく快適な座り心地が期待できます。なおクッションの素材・利用者の体重などによっても左右されるため、疲れにくくストレスのない座り心地を優先しましょう。

座面の奥行きは50～60cm程度が一般的です。奥行きが極端に浅かったり深かったりすると快適に座れません。ただし身長・脚の長さなどによってもサイズ感は変わるため、奥行き50～60cmはあくまで目安です。自然な姿勢で快適に座れる奥行きの製品を選びましょう。

安い座椅子といえども、クッション性は大事なポイントです。着座時に疲れにくく腰への負担が少ないものを選びましょう。目安としては、張り材の内側にモールドウレタンが含まれているものがおすすめ。座面の厚みと合わせてチェックするようにしましょう。

エルゴノミクスとは人間工学のことで、人体の働きを工学的な見地から分析するものです。エルゴノミクス性能の優れた座椅子は体のラインや可動域に沿って設計されており、無理なく正しい姿勢を保てるのが特徴。そのため長時間着座しても疲れにくく、腰痛が気になる方にもぴったりです。

張り材とは背もたれ・座面など、着座時に直接触れる部分に張られた素材のことです。安い座椅子に使われる張り材は下記の3つが代表的です。

• ファブリック：経年変化・劣化に強い
• PUレザー：高級感があり汚れに強い
• メッシュ：通気性に優れ蒸れにくい

一般的にはファブリックが一番多く採用されており、コスパ面でもおすすめ。注意点として汚れが目立ちやすいため、こまめな手入れが必要です。

リクライニング機能は飛行機・新幹線のシートに備わった後傾機能と同じ仕組みで、休憩・仮眠時に高いリラックス効果を得られます。3～7段階程度が多いチェアとは異なり、座椅子のリクライニングは14～42段階と細かい角度調節に対応した製品が多いのが特徴。

なおリクライニングの操作系統は、着座したまま操作できるレバー式がおすすめです。

ヘッドレスト・アームレストは、それぞれ頭・腕の負担をサポートするパーツです。ヘッドレストは背もたれの上部に付いたクッションで、基本的にはハイバックタイプの製品に限られます。

ヘッドレストは頭部の重みを支えて負担を軽減させるため、リクライニング時に力を抜いてリラックスしたい方にぴったりです。アームレストはいわゆる肘かけのことで、腕を休める際に役立ちます。

回転機能の付いた座椅子は体を捻らずに向きを変えられるほか、立ったり座ったりするのに役立ちます。反面、同じ姿勢で安定させるには腹筋・背筋も使うため、完全にリラックスした状態で着座するにはある程度慣れが必要です。

なお回転機能を搭載するには専用のパーツが必要で、複雑な造りになるほか強度・耐久性も要求されるため、価格はやや高めになる傾向があります。

折りたたみ機能付き座椅子の省スペース性・機動性は、チェアタイプにない強みの1つです。不使用時に移動させやすいほか、収納時もかさばりにくいため柔軟に扱えます。またハンドル付きの製品なら、折りたたみ形態時につかみやすいよう設計されている場合が多く便利です。

「お値段以上」のキャッチコピーで人気のニトリでは、低価格で高品質の座椅子を多数ラインナップしています。中でも背中だけでなく首・脚といった複数の部位でリクライニングできる、クレシエ・イシクが人気。腰痛が気になる方にもおすすめです。

LOWYAはスタイリッシュなデザインとおしゃれな生地を得意とするメーカーです。オフィス向けワークチェアをメインに展開していますが、座椅子もリリースしています。価格の割に品質が良く、背もたれのほかヘッド・フット部分のリクライニング機能を搭載した製品が多いのも特徴です。

ヤマザキは座椅子の専門メーカーです。人間工学的見地に基づいたアプローチで製品設計しており、姿勢サポートや腰痛が気になる方におすすめ。産学共同で開発された「背中を支える美姿勢座椅子」シリーズが有名で、ローバックながら背中のS字カーブを支える仕組みが特徴です。

良品計画の人気ブランド、無印良品ではおしゃれなデザインのリクライニング座椅子を取り扱っています。チェアとソファの中間的な製品設計で、ローチェアを探している方や北欧調の椅子を探している方にもおすすめ。背もたれ・ヘッドレストそれぞれの角度を調節できる点もユニークです。

アイリスオーヤマの座椅子は北欧調のウッドアームチェアシリーズが人気です。ロータイプ・ハイタイプどちらもカバーしているだけでなく、リクライニング機能・肘かけの有無・張り材のタイプなど、条件に応じて希望に合った製品を選べます。

自社で製造・販売しているため、価格もリーズナブル。製品によってはS・M・Lサイズを展開しているものもあります。

「腰の神様がくれた座椅子」は、腰部分に14段階のリクライニングできる「神の手機能」が付いた座椅子です。状況に合わせて好みの形に調整できるので、体を包み込んで楽な姿勢を保てます。

人気のある「腰の神様がくれた座椅子」ですが、どこに売ってるか分からない方も多いですよね。実店舗での販売はなく、Amazonや楽天などネット通販で購入できます。気になる方はチェックしてみてください。

格安の衣料品チェーンストア、しまむらでは衣類のほかに寝具・座椅子といった生活用品もラインナップしています。気になる座椅子の価格帯は2,000円台が中心で、セールで900円台で購入したとの口コミもあり話題になりました。動物やアニメキャラをモチーフにしたかわいいデザインが中心のため、子ども用にぴったりです。

中でも人気のキャラクターと言えばDisney（ディズニー）です。子どもから大人まで人気のキャラクターで、チップとデールやくまのプーさんの座椅子も過去に販売されていて、価格は1500円でした。これからもディズニーの座椅子を取り扱う可能性もあるので、お店をチェックしてみてください。

ドンキでも座椅子の取り扱いがあります。ドンキの座椅子はシリーズ累計10万台以上売れている低反発フロアチェアに注目です。リーズナブルなのに使い勝手がいいと評判の座椅子です。座面は低反発のウレタンを使用し、身体にフィットしながらソフトな座り心地が得られます。

二つ折りが可能で使わない時はコンパクトに収納できます。カラーは4色展開でインテリアに合わせてチョイス可能です。