【2024】JavaScript本のおすすめ15選│入門や参考書を紹介

Webサイトで画像を拡大表示させたり、メッセージ送付のフォームを設置したりするのに使われているのがJavaScriptです。Webブラウザ上で動くプログラムで、ほとんどのWebサイトで使われています。

このJavaScriptを副業や転職、あるいは趣味のサイト作りのために習得したいと思ったとき、やはり一番おすすめなのは入門編レベルの参考書や書籍で勉強することです。オンラインスクールや動画サイトで学ぶことも今時の方法ですが、本ならば自分のレベルに合わせて選べますし、すでに学んだ部分をもう一度参照したい時などにも本の方が使い勝手がいい場合が多いです。

今回はJavaScript本の選び方と、レベル別のおすすめ本15選をご紹介します。ぜひ本記事を参考にして、初心者から上級者までぴったり合う本を見つけてください。

JavaScriptはWebブラウザを動かすためのプログラム言語です。画像を拡大したり、カーソルを合わせるとメニューが表示されたりなど、動的なWebページを実現します。現行のブラウザにはJavaScriptの実行環境が備わっているので、Webブラウザだけでプログラムが実行できる点が特徴です。

プログラム作成時に使える機能をまとめたライブラリも豊富なので、活用すればいろいろな動的Webページが作成可能です。

初心者の人は、まずは基礎から学べる入門書を選びましょう。専門用語が出てきても、丁寧に解説されている本がおすすめです。またJavaScriptはWebサイトで使われるものなので、Webページを構成する要素についても説明があると分かりやすいです。

一通り学んだ人には、実際にWebページにJavaScriptを記述しながら参照できる実用的な本が向いています。JavaScriptを記述している時の疑問点に答えてくれたり、さらに有効なテクニックを示してくれたりと、幅広い知識が習得できる本が役立ちます。実際に作業をしながら読める本をおすすめします。

上級者と言われるレベルの人は、JavaScript本を1冊通して読む必要はあまりないかもしれません。しかし上級者でも、作業をしている時にうまく行かなかったり、思わぬトラブルが発生してしまう場合もあります。

そんな時に、すばやく解決策を示してくれるような本、分からないことがあれば調べられる辞書的な本、いわば座右の書のようなJavaScript本を1冊手元に置いておくと安心です。

プログラムはきちんと筋道を立てて作成していく必要があります。筋道は図で示すと分かりやすくなります。また、実際の操作画面を図解してあるものも、直感的な理解ができます。

特に初心者の人は、文章ばかりでは退屈してしまいがちです。図解やイラストで楽しく学べば、空きやすい独学も長続きするはずです。

「フレームワーク」とは、開発を行う際に枠組みとして機能しているツールのことです。JavaScriptにはさまざまなフレームワークがありますが、それらに慣れるためにも、初心者の方はフレームワークの入門編として学べる書籍を1冊持っておくと安心でしょう。

プログラミング言語は実際に書いてこそ身につくものです。しかしJavaScriptを学び始めた人にとっては、コードをゼロから書くのは難しいですよね。そこでサンプルコードの多い本がおすすめです。サンプルコードを写経のように実際に書いてみれば理解も深まります。

サンプルコードを専用サイトからダウンロードできる本もあり、手間を省きたい時は便利です。

インターネットで使われる技術は日々進化しています。JavaScriptも毎年のように規格が新しくなっているので、最新の情報を学ぶ必要があります。そのために本の出版日はなるべく最近のものを選ぶことをおすすめします。

昔から定評がありロングセラーとなっている本の場合などは、改訂されているかどうかチェックしましょう。

JavaScriptはWebブラウザ上で動くプログラムなので、Webページの構造を理解するのは大切です。Webページを記述するHTMLや、Webページのスタイルを指定するCSSがよく分かっていない場合は、それらについても説明している本を選ぶとWebサイト全体の構成も分かり、JavaScript習得へと上達も早くなります。

ある程度JavaScriptの知識がある場合は、1冊通して本を読んで勉強する必要はあまりないかもしれません。しかし実際にJavaScriptを記述していく時に疑問点が出てくることは当然あり得ます。そんな時には用語解説や逆引きといった本が手元にあると、疑問点解決への近道となり安心です。

まずはYouTubeなどのネット動画を利用する方法です。ネット動画は今や数も種類も無数にあり、JavaScriptについて解説している動画もたくさんあります。人が説明してくれるのを視聴するのは、本を読むのとは違った理解の仕方ができ効果的です。

ただし内容はさまざまなので、動画の再生回数を確認したり、本など確かな情報との併用をおすすめします。

プロが教えてくれるスクールに入れば短期間に集中して勉強できるので、JavaScript習得への一番の近道といえます。もちろん費用はかかりますし教室まで行かなければなりませんが、共に学ぶ仲間がいるのは心強いものです。教室での対面だけでなく、オンラインレッスンという選択肢もあります。

近年ではパソコンよりスマホの利用頻度のほうが高い人も増えており、JavaScriptを学べるスマホアプリも登場しています。これなら通勤・通学などの隙間時間で勉強が可能ですし、何より手軽です。無料で使えるアプリもあるので、まずは試してみることをおすすめします。

• まずサンプルコードを写して書いてみる
  「習うより慣れろ」という言葉もありますが、JavaScriptも上達するには実際にコードを書いてみることが大切です。本に載っているサンプルコードをまずは書き写してみましょう。

• 基本構文の意味を理解する
  コードを書き写しながら、構文の意味が正しいかチェックしましょう。その際にはJavaScriptの用語の理解も重要です。

• 論理的な考え方を身につける
  プログラムは筋道を立てて進めていく必要があり、論理的な考え方が欠かせません。自分でフローチャートを書いてみるのも効果的です。

文章と写真だけでもWebページは作れますが、どうしても面白みに欠けます。インターネットが身近になって誰もが日常的に接しているだけに、動きや音を利用して表現力が豊かで、ユーザーとの双方向性もあるリッチコンテンツを目指したいもの、それを実現するのがJavaScriptなのです。

JavaScriptはプログラミング言語なので専門用語も出てきますが、きちんと勉強すれば習得するのは決して難しいものではありません。本を読みながら実際にコードを記述していくなかで、さまざまな動的Webページができるのは楽しいものです。まずはトライしてみましょう。