角川つばさ文庫のおすすめ20選｜名作からラノベ・話題の映像化作品も

勉強が苦手な主人公・花丸円のもとに、捨てた算国理社の教科書が男子に化身して現れる奇想天外な展開から始まるラブコメです。4人の男子の寿命は円のテストの成績にかかっているといわれ、勉強せざるを得なくなる主人公ですが、彼女と教科書男子の運命はどうなっていくのでしょう？勉強が苦手でも、円の奮闘にドキドキさせられる人気シリーズです。

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両親も親戚もいないまま育ってきた宮美三風（みやび・みふ）は、実は自分が四つ子のひとりだったことを知ります。事情があって離れて育ってきた姉妹たち、一花、二鳥、四月と晴れて一緒に暮らすことにはなりましたが、大人がいない4人の生活は波乱万丈となります。顔は同じでも育った環境や性格はみな違うため、四つ子それぞれにファンがつき、本作の感想欄は「○ちゃんが好き」と盛り上がっています。

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吹奏楽が大好きな主人公、吉川さくらは、吹奏楽が強い中学を受験するも失敗してしまいました。別の中学で吹奏楽部に入ったさくらは、天才的なトランペッターでみんなの憧れの存在、伊吹先輩と出会います。最初はどうとも思っていなかったさくらですが、何かと助けてくれる彼に、やがて恋心を抱くようになります。先輩との恋の進展にドキドキしつつ、部活ものとしても楽しめるラブストーリーです。

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理科が好きなのを「男の子みたい」「変なの」などと言われて、今は「嫌い」と公言している佐々木理花が主人公です。彼女はある日、パティシエを目指しているクラスメイトのそらくんに本当は理科好きだということを知られ、なぜか「菓子作りを手伝ってくれ」と頼まれます。理科が好きなことを秘密にしたい理花が、そらくんとこっそり挑む『理系的お菓子作り』はどんな結果になっていくのでしょうか。「好き」とはどういうことなのか、考えさせられる物語です。

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4年1組、生徒番号4番の豊川友花は、始業式の日、麗子先輩に「あなたが今年のこわいもの係」と告げられます。先輩に招き入れられた秘密の壁の向こうには、座敷わらしと鏡の精、魂入りのガイコツ模型が所属する、四年霊組の教室がありました。友花は１年間、霊組メンバーとともに怪奇現象や謎を解決する係を担当することになります。つばさ文庫小説賞、第1回大賞受賞作です。個性豊かな霊組メンバーと主人公の活躍が楽しめます。

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主人公の如月美羽は、人の顔を見るとその人に起こる不幸が見えてしまうという、「サキヨミ」の能力者です。ところが、あるとき、見てしまった未来が変わるという経験をし、同級生の瀧島君にも同じ秘密があることを知ります。二人が協力し、不幸な未来を変えるために動いていく展開は緊迫感があります。第8回角川つばさ文庫小説賞の金賞受賞作のシリーズです。

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2022年3月に1巻発売の新シリーズです。道で変なスマホを拾った秀悟と玲は、そのスマホに「ちーちゃん」からかかってきた電話で、事件解決の依頼を受けます。困りごとを抱えた少年、飼い主を待つ猫、その他いろいろな事件を解決していく展開と、秀悟と玲、そして「ちーちゃん」の不思議な関係が面白いです。読了した読者は、声を揃えて早く続きが読みたいと言っています。

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悪いことをしている人からだけ盗み、絶対に捕まらないことで知られる――そんな怪盗レッドの正体は、主人公のアスカのお父さんでした。13歳になったアスカは、いとこのケイとともに、2代目怪盗レッドに指名されます。実行担当のアスカと、高IQを武器にブレーンを担うケイの活躍が人気のシリーズで、巻数はすでに20巻となり、公式ファンブックも発売されました。スカッとしたい方におすすめの内容です。

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戦いに敗れ、帝国の奴隷となっていたヴァンは、働かされていた岩塩鉱に蔓延した病気を生き延び、同じく生き残った少女・ユナとその後をともにすることになります。一方、医術師ホッサルは、その病を治す方法を見つけるべく、生き残りのヴァンを探そうとします。彼らの行動と運命は絡み合い、やがて陰謀と駆け引きに巻き込まれていきます。非常に壮大なファンタジーで、2015年度には本屋大賞と日本医療小説大賞を受賞しました。アニメ化もされた人気作です。

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鉄道ファンの小学5年生、一条大和は一夜限りで復活する寝台列車、「北斗星」に乗れる切符を見事ゲットしました。しかし、その寝台列車の中で、少年がいなくなる事件が発生します。大和は、再会した幼馴染のマリナと一緒に、解決のために動きます。カテゴリーはミステリーですが、止まらない電車の中というスピード感にわくわくします。ノンストップで一気に読める一冊です。

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父親にだまされて、颯太は全員寮生活で、着物みたいな制服を着させられ、そして「風をあやつり、空を飛ぶ術を教える」という謎の学校に入学させられます。超ハードなカリキュラムをこなしながらもなんとか学園になじんでいく颯太ですが、突如アクシデントが発生し、颯太は学校で得た能力でピンチを切り抜けようと奮闘します。和製ハリー・ポッターともいうべき、不思議な学園と冒険の物語です。まだ初巻ですが、期待度の高いシリーズです。

ニンテンドーのゲームソフト「星のカービィ」の世界観をもとにノベル化したシリーズのひとつです。本作は、移動劇場「スターライト・シアター」の人気プログラム、天才マジシャン・ルルゥのショーに秘められた真実を、カービィが解き明かしていくという内容です。コピー能力が随所で活躍するので、ゲームをやったことがあればどんどんのめりこめるでしょう。

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あの超ヒット作「アナと雪の女王」の世界で繰り広げられる、アナとエルサのもうひとつの冒険物語です。アレンデールの雪ぞり大会に国の代表として参加したアナとエルサは、他のチームのジャマや不正をするチームに悩まされながらもがんばって、大会優勝を目指します。一緒にそりに乗っているような気分になれる起伏のある展開と、映画と同じ姉妹の絆に、感動するでしょう。

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細田守監督自身の手による原作小説です。大好きな歌を歌えなくなった主人公のすずが、ネット世界「U」の中で歌姫ベルとなり、そこで出会った竜と少しずつ心を通わせる物語です。感想欄には「映画も観て、本も読みました」「映画とは少し違うところもあり、さらにこのお話が好きになりました」などの声が寄せられています。映画を観た方にも、これから観る方にもおすすめです。

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和歌山電鉄の終点、喜志駅の初代駅長となった三毛猫たまをめぐる実話です。電鉄が廃業となりかねないピンチに、駅生まれの猫のたまが駅長となった集客効果で電鉄が持ち直すまでと、たまのその後が、たま目線で書かれています。これを読めば、今も次代の猫駅長が活躍する喜志駅に行ってみたくなることでしょう。猫好き、電車好き、旅行好きのみんなにおすすめできるノンフィクションです。

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現在も最前線で活躍するフィギュアスケーター、羽生結弦さんが2014年のソチ冬季オリンピックで金メダルを取るまでを書いたドキュメンタリーです。練習嫌いだった子ども時代や、ケガや震災といった様々な困難に直面しながらも着実に頂点に向かっていく姿など、知らなかった羽生さんの姿を知ることができます。スケート好きな子はもちろん、他の分野でアスリートを目指す子に手に取ってほしい一冊です。

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アニメや漫画や特撮の中の出来事を大真面目に検証する、大人気、大爆笑でためになるシリーズです。「タケコプターでは本当に空を飛べるのか」や、「あのヒーローが変身するのに必要なエネルギーは？」など、「そういえばどうなっているんだろう」と思うことに丁寧に答えてくれます。誰が読んでも面白い内容ですが、理系の感性をお持ちのお子さんなら、特に夢中になることでしょう。

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あの清少納言の随筆「枕草子」を現代感覚で訳した一冊です。現代の軽やかな口調に書き表しているため、読みやすさの中で清少納言の意外なあけすけさや、いい意味で毒のある目の付け所にも気づかされていきます。この本を通じて「千年経っても人間の考えることはそう変わらない」という事実を感じることができれば、古典文学への親しみがさらに湧くようになるのではないでしょうか。

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ビーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4兄弟姉妹が、親戚宅のタンスの中につながっていた不思議な世界・ナルニアで繰り広げる冒険物語です。世界三大ファンタジーのひとつに数えられる名作を、原作の格調高さを最大限反映するよう配慮しつつ、新しい形で訳しました。絵も現代的で可愛らしく、手に取りやすくお話に入り込みやすい仕様になっています。

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フランス文学の名作である「レ・ミゼラブル」は、神父との出会いにより心を動かされ良き人間となった逃亡者ジャン・バルジャンと、彼に関わる人々を描いた物語です。特に、母に宿屋に預けられたままこき使われ、のちにジャンに引き取られたコゼットは重要人物です。本作はコゼットを表紙イラストの中心に、レ・ミゼラブルをよりわかりやすく訳して送り出しています。感想欄でも「イラストが可愛い」「他のレ・ミゼラブルと読み比べをした」などの声があり、興味を引かれる装丁となっています。

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