2024年Amazonサイバーマンデーはいつ？消えた？今後を予想

師走の足音が聞こえてくる11月下旬に、ブラックフライデーを開催する企業が多くなっています。元々は、2016年に小売業大手のイオンが年末商戦に先駆けてセール企画を立ち上げたのがきっかけと言われています。

3日間に渡るイオンのブラックフライデーセールは大成功を収め、小売業に大きなインパクトを与えました。上記の例に倣い、近年では11月にブラックフライデーキャンペーンを開催する動きがトレンドになっているのです。

世界的なEC小売業のAmazonも例外ではありません。2021年にはブラックフライデーが延長し1週間に渡り開催される一方、これまで恒例だったサイバーマンデーは実施されませんでした。Amazonの歴史においても大きな変化といえます。

日本では小売業界を中心にブラックフライデーを開催する企業が多くなっており、今や恒例イベントとして定着しつつあります。Amazonも例外ではなく、先述の通り2021年にはサイバーマンデーの代わりにブラックフライデーが開催される形となりました。

上記のトレンドを踏まえ、2022年11月の大型セールではブラックフライデーが実施される気配が濃厚です。したがってサイバーマンデーは当面開催されないものと予想されます。

ポイント還元率アップキャンペーンはブラックフライデーの目玉企画の1つ。元々セールで商品が安く購入できる上に、買い物に伴って得られるAmazonポイントが平常よりも上乗せされる超お得な内容です。参考情報として、2021年開催分のキャンペーン概要をまとめます。

なお、ポイント付与にはAmazonプライム会員・AmazonアプリおよびAmazon Mastercardの利用といった複数の条件があります。適用条件の詳細については後述しますのでご参照ください。

ビッグサプライズセールは「あっと驚くような価格」のコンセプトで開催される、Amazonブラックフライデーのメイン企画です。日替わりで異なるジャンルの目玉商品が続々登場するため、欲しい商品のジャンルが多岐に渡る方ほど楽しめます。

なお、2021年開催ビッグサプライズセールの概要は下表の通りでした。

特選タイムセールはAmazonの人気商品・高評価の商品を選抜し、ディスカウント価格で提供するセールです。特徴としてはカスタマーレビューで高い評価を集めている人気商品のほか、各ジャンルで注目されているメーカー・ブランドの売れ筋商品などがピックアップされる点が挙げられます。

また数量限定の制限がないため、セール開始直後に即完売するといった心配は要りません。とはいえ、Amazon側の在庫がなくなれば終了する可能性が高いため、やはり早めに購入する方が得策です。

数量限定タイムセールは、いわゆる早いもの勝ちの争奪戦。所定の数量が完売してしまうと、期間内であっても即終了です。そのため数量限定タイムセールの対象商品は前もってマークしておき、セール開始後は速やかに購入する必要があります。

具体的には、ほしい物リスト・ウォッチリストの機能を活用するのが有効です。事前に希望の商品をほしい物リストに追加するとともに、セール開始日時をウォッチリストに登録しましょう。モバイルのスケジュール機能を利用して2重にアラートをかけておけば安心です。

ほしい物リスト・ウォッチリスト機能の詳細については後述しますので、合わせてご参照ください。

ブラックフライデーのようなセール期間中には、ポイントアップ・ポイント還元といったキャンペーンが同時開催される傾向があります。Amazonの会員であっても、キャンペーンに参加するにはエントリーの手続きが必要です。

そこでブラックフライデーに合わせたキャンペーンが開催されたら、専用ページへにアクセスしてエントリーを行いましょう。期間中はサイト内に専用リンクが設定されるため、見つけるのは簡単です。

上記を踏まえ、Amazonブラックフライデーが開催されたら期間限定の「ポイント還元率アップキャンペーン」にエントリーしましょう。Amazonポイント還元率アップの条件は下表の通りです（2021年開催分に基づく）。

2021年のAmazonブラックフライデーでは、ポイント還元率アップキャンペーンと並行してスタンプラリーキャンペーンも実施されました。主な内容はAmazonプライム会員なら誰でもエントリーでき、期間中にスタンプを5つ集めることで抽選に参加できるというものです。

買い物のついでに最大50,000ものAmazonポイントを得られるビッグチャンスとして、大いに話題を集めました。参考までに、2021年開催分の要領は下記の通りです。

【参加条件】

• Amazonプライム会員に登録
• スタンプラリーキャンペーンにエントリー

【スタンプ獲得条件】

• Amazonプライム配送対象商品の購入
• Prime Video・Music Prime・Prime Reading対象作品の利用

商品のセール情報を効率的にキャッチするには、ほしい物リスト・ウォッチリストの機能を活用するのがおすすめです。PC・モバイル両方で利用できますが、機能を最大限に活用するにはモバイル版（特にスマホ）の利用が適しています。

ほしい物リストは、いわゆる「お気に入り」登録機能のこと。該当商品ページに素早くアクセスできるだけでなく、価格をモニターすることで商品の価格変動情報もチェックできる優れものです。

ウォッチリストはタイムセールの開始時期に合わせてアラート通知する機能で、数量・期間などに限りのある商品をいち早く購入したい場合に大変重宝します。

割引率はAmazonのセールにおける大きな見どころです。セール対象品は「20％ OFF」のような形で、通常価格に対しどの程度安いのかが明記されます。手続き不要、いつもの利用手順のまま手軽にディスカウントサービスを受けられるためお得感抜群です。

ちなみにAmazonブランドのタブレット・スマートスピーカーやAnkerに代表される中国製ガジェットメーカー品は、Amazonブラックフライデーの時期に合わせて目玉商品を用意する傾向があります。割引率に注目し、お買い得度の高い商品を狙い打ちしましょう。

数量限定タイムセールで売り切れ前に購入するには、対象商品を販売開始前からマークしておくことが有効です。そのためには、先述したようにほしい物リスト・ウォッチリストに登録しておく方法が役立ちます。

なおセール対象商品を前もってチェックするには、Amazonサイトの検索バー下部のタブから「タイムセール」をクリックするのが近道。絞り込み条件で「ウォッチリスト」もしくは「もうすぐ開始」を指定すれば、より効率的に情報収集できます。

数量限定商品は競争が激しいため、タイミング次第では早々に売り切れてしまう場合もしばしばです。しかし救済措置として、「キャンセル待ち」のシステムがあります。キャンセル待ちとは他ユーザーが購入を見送った場合、自動的に購入権を受け取れるというものです。

発動の条件は他のユーザーが商品をカートに入れたにもかかわらず、15分以内に購入手続きを終えなかった場合。ちなみにこの仕組みはタイムセールならではの運用で、平常のカート運用ルールとは異なります。

もし売り切れ前にカートに登録できた場合も、所定時間内に購入するようにしましょう。

Amazonのタイムセールは基本的にほぼ毎月行われます。2022年4月以降の予想開催時期を下表の通りまとめましたのでご参照ください。なお、7月はプライムデー、11月はブラックフライデーに集中することが予想されるため、対象外としています。

プライムデーは年に1度開催される、プライム会員限定の大規模セールです。2020年は例外的に10月開催となりましたが、毎年7月中旬に開催される恒例企画として注目されています。

プライムデーの主な内容はカスタマーレビューで高評価の人気商品を中心に、数十万点分を一斉値下げするというもの。開催期間は伝統的に 2日間のみであり、しかも購買意欲の高いプライム会員が集中するため、売り切れ品が続出です

記事内で述べてきたように、今後はサイバーマンデーの代わりにブラックフライデーが定着する可能性が浮上しています。ただしサイバーマンデーが完全消滅するとは限らず、時期や規模を変えて復活するといった可能性もないとは言えません。今後の展開について続報を期待してみましょう。