【2024】ドライブレコーダーおすすめ15選｜買ってはいけないものは？ミラー型も

車の運転をしていると、あおり運転や交通事故などの危険は常に伴います。運転していないときでも、当て逃げや盗難にあう可能性があるため、車に関する不安は尽きません。現在ドライブレコーダーの義務化はされていませんが、2024年5月から義務化が予定されています。

これらの不安を解消するツールがドライブレコーダーです。ドライブレコーダーがあると、交通事故の証拠として役立てられます。また、あおり運転の警告や駐車のサポートをしてくれる製品もあるため非常に便利です。

本記事では、おすすめのドライブレコーダー15選を紹介しています。選び方や機能に関する解説もよく確認しておきましょう。買ってはいけないドライブレコーダーはあるのかも必見です。車の安全を保つためにも、自身のニーズにあったドラレコをぜひ探してみてください。

ドライブレコーダーを取り付ける意義の1つめとして「事故や当て逃げの証拠」になる点が挙げられます。いざ事故を起こした瞬間のデータがないと、こちら側に過失のない事故にも関わらず「過失割合認定」で不利になるケースもあります。事故が起きたときドラレコがあれば、事故に関する正確な情報を得られるようになります。

ドライブレコーダーは、自分の運転・旅行を記録するのにも役立ちます。たとえば初心者やペーパードライバーの場合は、録画した映像を見れば、自分の運転における危険な部分や改善すべきポイントを確認できます。また、海沿いなど景色の綺麗なところを旅行した人は、ドラレコの映像を見ると思い出を振り返られます。

ドライブレコーダーは事故の証拠になるだけでなく「事故の予防策」としても活用可能です。たとえば、後方車両の急接近を感知して警告してくれる機能を搭載した製品があります。こうした製品であれば、車間距離を空ける・道を変えるなどの対策をとりやすくなります。

また、「駐車監視」機能を搭載したドラレコであれば、盗難や当て逃げなどの証拠として活用できるので便利です。

ドライブレコーダーは、「ナンバープレート」をはっきり撮れる高画質・高解像度のドライブレコーダーを選ぶのがおすすめです。ナンバープレートがしっかり映ると、あおり運転や事故における証拠としての能力が上がるためです。

ドライブレコーダーは、液晶モニターとカメラがひとつになった一体型が主流で、コンパクトに設定できるのがメリットです。いっぽう分離型は　液晶モニターを確認しやすい場所に設置できる自由度の高さがメリットです。また、ルームミラーに被せて取り付けるミラー型もあり、タッチパネル方式などデザイン性も高く、フロント部分がスッキリするのでおすすめです。

ドライブレコーダーを選ぶにあたりおすすめの基準の1つが「価格帯」です。高画質・ハイスペックな製品が欲しい人は高価な価格帯の製品を選ぶようにしましょう。

お試しで取り付けてみたい・コスパのいい製品が欲しい人は、安い製品を選ぶのがおすすめです。とはいえ、安価でありながらハイスペックな製品も多いため、じっくり比較検討をしてから安くて高機能な製品を購入するのも十分可能です。

まず紹介するのが「前方のみ」にカメラを取り付けるタイプのドライブレコーダーです。このタイプの最大の特徴としてコスパに優れている点が挙げられます。

後方のカメラがない分比較的安価な製品が多いため、ドラレコを初めて設置する人や予算を低く抑えたい人はこのタイプがおすすめです。ただし、後方の録画が不可能であるため「あおり運転」などの映像を撮れないなどのデメリットがある点には注意しておきましょう。

前後カメラタイプはドライブレコーダーの中で最も一般的なタイプです。前方の映像を記録できるだけでなく、後方についても撮影できるため、あおり運転の対策などができるようになります。

また、後方のカメラによりリアルタイムで映像を確認しながら駐車ができる製品もあるため、運転に苦手意識のある初心者やペーパードライバーは、後方カメラのある製品を選ぶと安心です。

360°カメラを設置すると、前方・後方だけでなく、通常死角となる側面・車内の様子が撮影できるようになります。側面の撮影でバイクとの接触などがばっちり撮影できるので、より安心なモデルと言えます。ただし、製品によっては画質が落ちるなどの懸念があるため、慎重に検討したいモデルの1つです。

ドライブレコーダーを選ぶ際は、カメラの「画角」にも注目するようにしましょう。画角には水平画角・垂直画角・対角画角の3つがあります。画角が広いほど広範囲の映像を残せますが、中でも横の撮影範囲を表す水平画角が重要です。水平画角の目安として110度以上のものを選びましょう。

これにより、側面で発生した事故などの映像が残せるようになるため安心です。なお、本記事では各製品ごとの「カメラ角度」も掲載しています。検討の際の参考にしてください。

愛車を駐車しているときでも見守りたい人は「駐車監視機能」のある製品を選びましょう。この機能があると、車を運転していないときであっても車の監視をできるようになります。

これにより、当て逃げや盗難が発生してもその状況を即座に把握できるため便利です。ただし、この機能は別売りオプションであるケースが多いため、購入時はよく確認するようにしましょう。

ドライブレコーダーを選ぶにあたり、撮影に悪条件な場面でもしっかり録画できるものを選ぶようにしましょう。特に夜間・トンネルなどでしっかり撮影したい場合は「WDR」「HDR」機能を搭載している製品を選ぶのがおすすめです。

WDR・HDR搭載のドラレコであれば、トンネルなど明暗差の激しいところや夜間の光が少ない環境であっても、白飛び・黒つぶれを防ぎ、しっかりと撮影できるようになります。

ドライブレコーダーの設置位置には明確なルールが定められています。そのルールでは「フロントガラスの上部20％以内」または「ルームミラーの裏側」に取り付けるよう決められています。

誤った位置に取り付けると違反になるだけでなく、視界が狭まり運転時の危険性も高くなるため注意しておきましょう。また、ドライバー側(車両右側)に設置すると死角が増えてしまうため、これに関しても避けるのが無難です。

いざというとき迅速に映像を閲覧できるように、ドライブレコーダーの映像を確認する方法は購入前にあらかじめ確認しておきましょう。

たとえば、液晶モニターがついているタイプのドラレコであればモニターですぐに確認できます。また、専用ソフトを通してパソコンで閲覧したり、アプリを使ってスマホで確認できる製品もあります。製品ごとに異なるのでよく注意しておきましょう。

Gセンサーとは「加速度センサー」とも言い、「速度の急激な変化」を検知する機能を指します。このセンサーを搭載しているドラレコの場合、事故などの衝撃で急停車したときに撮影したデータが消失しないようにロックをかけてくれます。

この機能がない製品は、事故時の重要な映像データが上書きされて消えてしまう可能性があるため注意が必要です。

液晶モニターのついたドライブレコーダーであれば、撮影している映像の閲覧・確認を簡単に行えるため便利です。また「ミラー型」ドラレコは、ルームミラーの位置に取り付け後方の映像を映し出すので、ルームミラーの代わりとして活用も可能です。

なお、液晶モニターのない製品には「コンパクトに設置できる」メリットがあるため、両者よく検討して選ぶようにしましょう。

運転に苦手意識のある初心者やペーパードライバーは、「安全運転支援機能」のあるドライブレコーダーを選ぶのがおすすめです。

たとえば、車線からはみ出したときにお知らせしてくれる機能のある製品であれば、知らぬ間に車線を越える心配がありません。また、駐車をサポートしてくれる機能のある製品であれば、駐車に苦手意識のある人でも安心です。

ドライブレコーダーにはGPS機能のある製品がいくつかあります。GPS機能がついていると、リアルタイムで速度や位置などの運転に関するデータが分かります。

また、録画した場所の位置情報が分かると、事故を起こしたときに、どこでどんな事故を起こしたか的確に把握できるようになるため便利です。

配線不要モデルのドライブレコーダーは難しい工程や工具による設置が必要なく、シガーソケットに接続するだけなので簡単です。また、このモデルには取り付けの費用がかからないメリットもあります。

また、配線不要モデルのドラレコを固定する方法として、主に吸盤タイプと両面テープタイプがあります。自身の車に合わせて適切なモデルを選ぶようにしましょう。

万が一事故が起こった場面において「信号の色」が重要になる場合があります。その時、信号の色が点滅していたり映っていなかったりすると証拠としての機能を果たせなくなります。ドライブレコーダーを選ぶときはLED信号が点滅せずしっかり映るモデルを選ぶようにすると安心です。

コムテックは、自動車用精密機器の開発・製造・販売を行っているメーカーです。なかでもドライブレコーダーの国内シェア率は高く、機能性・耐久性ともに抜群とあって人気があります。商品ラインナップも豊富で、女性でも簡単に取り付けられるのでおすすめです。

また、コムテック社の公式サイト上に、自社製のドラレコで実際に走行したときの動画アップされているので、どのような映像になるのかを確認できます。総合評価的に、ドラレコ選びに迷ったらコムテックにしておくと安心、と口コミでも高く評価されています。

ケンウッドは日本ビクターと経営統合してから「JVCケンウッド」となり、オーディオ機器をはじめカー用品、車載機器など幅広く展開しています。ドラレコ市場に参入したのは2014年からで、特に再生画像が美しいと評価されています。記録映像の高精細さや使いやすさから、初めてドラレコを購入する方におすすめです。

ユピテルは映像技術・無線通信技術の専門メーカーです。ドラレコ・レーダー探知機・ポータブルカーナビなど、快適なカーライフ送るための製品を展開しています。ユピテルのドラレコの特徴は、全方位を記録できるカメラや夜間の映像も鮮明に記録できる機能など、選択肢の幅広さが魅力です。また、クオリティの高さは折り紙付きなので、万が一の事態に備えるにふさわしいメーカーです。

ドライブレコーダーは自分でも取り付けられますが、うまく貼り付けられないと、見た目がよくありません。その場合はオートバックスなどのカーショップに依頼してみましょう。店舗や車種により異なりますが、取り付け工賃の相場は大体5000円～15000円程度です。カメラの個数によっても料金が変わるので、事前に問い合わせてみるのがおすすめです。

店頭やネット上でも多種多様なドラレコが販売されていますが、買ってはいけない製品があったら困ります。これからドラレコを購入する方にとって、なるべく低予算でと考えるかもしれませんが、価格の安い海外製は注意が必要です。すべての海外製を買ってはいけないわけではありませんが、説明書が日本語ではなかったり、すぐに故障する可能性があります。

また、新車購入時にオプションで付いてくるドラレコにも要注意です。機種を選べないうえに割高なので、後々市販品と比べると後悔する可能性があります。そのため、オプションでドラレコを付けるときには市販品と比較して検討しましょう。

ドライブレコーダーは車の安心安全を保つのに役立つツールです。万が一の事故や危険な場面において本領を発揮してくれます。ただし、車の安心安全を保つために最も重要なのは「自分自身が気を付けて運転をする」点です。ドラレコがあるからと安心せず、自身も安全に努めるようにしましょう。