退職時におすすめのお菓子24選｜シャトレーゼや大人数向けの個包装・予算は？

職場を退職・異動する際、今までお世話になった上司や先輩、同僚には「ありがとう」の気持ちをしっかり伝えたいものです。大人数の職場や時間帯が不規則な職場などでは、一人一人に挨拶をするのは難しいです。そんなときにお菓子の贈り物をおすすめします。

最近では退職の挨拶用のメッセージが入った個包装のお菓子も出ていて、直接お渡しした方にはより気持ちを伝えられ、会えなかった方にもきちんとお礼の気持ちを表せます。高級なものからシャトレーゼなどで買える手軽なものなど種類も豊富です。

そこで今回は退職用のお菓子のおすすめ商品を紹介します。おしゃれなプチギフト・大人数にぴったりの大量の菓子折りも紹介しているので、退職する際に職場に配るお菓子の選び方に迷っている方はぜひ参考にしてください。

退職のお礼のお菓子は、退職する日にお渡しするのが一般的です。職場の勤務形態によってふさわしい時間帯は異なりますので、終業後や休憩時間など、いつ渡すのかをイメージしておきます。できれば退職の挨拶の一言を添えてお渡ししたいものです。

また、その日に出勤していない方もいると思いますので、生菓子などの日持ちのしないお菓子は避け、常温で長期保存できるものを選びます。個包装になっているお菓子だと手も汚さず、皆で分けやすいので最適です。

もし自分で配るときは、渡す順番にも気を付けます。職場にもよりますが、一般的には職位の高い方から配るのがベターです。もし離席されている方がいたら、机の上の見えるところに置いておいても構いません。

まとめて渡して取っていただく場合は、離職の挨拶の際に感謝の言葉をお伝えするのがおすすめです。なお、お歳暮などは「のし」が必要ですが、退職のお礼のお菓子は「のし」が必ずしも必要ではありません。通常の包装でも大丈夫です。

お菓子をどのくらいの数を準備するかは事前に確認します。 基本的には退職する部署の人数＋お世話になった方へ用意すれば問題ありません。 ただし、小さめの会社の場合は社内の全員の方へ準備しておきます。

また、お菓子は退職時のお礼の品なので、高すぎるものを買う必要はありません。一つ一つは安くて構いません。だいたい一人当たり100円程度が一般的になります。少人数の会社なら200円程度のものが、逆に大人数の会社なら100円未満のもので大丈夫です。

退職だけでなく、異動や転勤で今いる職場を離れる方も多いと思います。また産休で長期間職場を離れる方もいます。退職のお礼のお菓子についても、必ずお渡しすると決まっているものではありません。

でも、これまでの感謝の気持ちを何かの形で表現したいと思う方は多いと思います。その際にお菓子は気軽にお礼の気持ちを伝えられる最適な手段です。

チョコレート菓子は見た目がオシャレで上品な雰囲気のものが多いので、女性や若い方が多い職場でとても喜ばれるます。おすすめは、個別包装がされているクランチチョコや、ドライフルーツやナッツなどでデコレーションしたものが人気です。

個別包装されていない生チョコレートなどは配りにくく、貰う側が困ってしまうので避けるのが無難です。 またチョコレートは溶けやすいため、暑い季節に退職する場合はチョコレートは避けるか、溶けにくいチョコレートを選ぶとgoodです。

洋菓子の中でも焼き菓子は日持ちするものが多く、ギフトとして人気のお菓子です。定番の焼き菓子には、マドレーヌ・フィナンシェ・ブラウニー・リーフパイなどがあります。

種類によっては1人当たりのコストが少々高くなりますが、いろいろな種類があるので選ぶのも楽しんでもらえます。詰合せにした場合にボリューミーで見栄えが良く、特別な方への贈り物としてもおすすめです。賞味期限が長いものが多いところも高ポイントです。

贈り物としても家庭で食べるおやつとしても定番のクッキーは、種類も豊富にあり老若男女を問わず人気のお菓子です。値段も手ごろなものが多いので、大人数の職場への贈り物としても最適です。

クッキーといっても、チョコレートがコーティングされているものや、ラングドシャのようなチョコやクリームがサンドしてあるものなど種類が豊富です。一口サイズで食べやすいところもポイントです。賞味期限は2か月前後のものが多いようです。

ご年配や甘いものが苦手な人が多い職場では、おせんべいやおかきなどを選びます。しょうゆ味や海苔の風味が豊かなおせんべいは食べ応えがあり、おやつタイムに小腹を満たしてくれます。

おせんべいやおかきも、個別包装されているものを選ぶのがおすすめです。もち吉など、贈り物に最適なおかきを種類豊富に販売しているブランドもあるのでチェックしてみてください。賞味期限は2か月程度と長め。常温で保存可もポイントです。

お菓子はどこまで配ればいいのか、明確な決まりがあるわけではないので悩む方もいます。お菓子を配る目安について考えてみます。

比較的小規模の職場にお菓子を配る場合は、全員にお菓子が行きわたるように準備をします。「誰がもらって、誰がもらっていない」といった事態になると波風を立てる原因となります。

気持ちよく退職するためにも渡す人数を確認しておき、少し数に余裕を持って用意しておくのがおすすめです。また、お配りする際に一人一人お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えてると、印象がグッとよくなるかもしれません。

部署がいくつもあるような大規模な職場の場合、全員ではなく、退職する部署の人数＋お世話になった方へ用意します。

大人数に渡そうと思うと大量のお菓子が必要になり、どうしても金額が高くなってしまいがちです。 しかし、あくまでも感謝の気持ちを伝えるものなので、無理して高価なものを用意する必要はありません。 一人当たり100円程度の安いものを目安に量がたくさん入っているものを準備します。

デスクでコーヒーやお菓子が頂ける職場なら、休憩中にすぐ食べる場合があります。配りやすさや食べやすさで選ぶのもポイントです。

退職の挨拶の日に、タイミング悪くお休みしていた方には、後からお菓子が渡されます。賞味期限が短いものだと、受け取ったときにはもう食べられない場合もあり得ます。賞味期限は余裕を持って長いものを選びます。

またデスクワークの職場なら、デスクで休憩するときにお茶やお菓子を頂く方もいます。立ち仕事の方なら、お昼ご飯の後にお菓子を食べるかもしれません。その方の好きなタイミングで食べられるよう、個包装で保管しやすいものがおすすめです。

小さな職場なら、冷蔵庫に個人の食べ物を入れて置けるところもありますが、たいていの職場はそのような環境にはありません。どんなに美味しいお菓子でも、冷蔵保存が必要なもの、常温保存ができないものは、すぐに食べられない場合困ってしまいます。

デスクにお菓子を配った場合、引き出しなどに入れておく方もいると思いますので、個包装でかつ常温保存が可能で、賞味期限が最低でも2週間以上はあるものを贈るのがベターです。あと夏場のチョコレートも常温でも溶ける場合があるので、避けた方が無難です。

いろいろなタイプの方がいる職場で、お菓子の種類を絞れない方には、いろいろな種類のお菓子が入った「詰め合わせ」をおすすめします。お菓子の詰め合わせを贈るメリットは、豊富な種類の中から自分で好きなお菓子を選んでもらえる点です。

同じ職場の方すべての好みの食べ物を知っているとは限りません。お菓子の詰め合わせなら、職場の方もどれにしようか楽しんで選んで頂けます。また価格帯が豊富なので、予算に応じてチョイスできるのもポイントです。

最近では、退職や異動の挨拶用にメッセージ入りのお菓子も増えています。これまでお世話になった感謝の気持ちを伝えるときに、「お世話になりました」とオリジナルメッセージの入ったお菓子を渡せば、もらった方にも感動して頂けます。

個包装になっているので配りやすい仕様になっているのもポイントです。またこれなら、当日に挨拶が直接出来なかった人へも、デスクに置いておけば感謝の気持ちが伝わりやすくなるのでおすすめです。

職場の中でも特に親しくしていた方や、女性ばかりのグループなど、ちょっと趣向を凝らしたプレゼントをしたいなら、プチギフトもおすすめです。お菓子の詰め合わせや、ハンカチがセットになったもの、お茶とお菓子のセットなどおしゃれなものが出ています。

特にお世話になった方や人数が数名の職場など、一つ100円程度のお菓子だと物足りないと思う場合もあります。また、退職にあたり送別会を開いて頂いた場合も価格相場に悩みがちです。何か違った形でお礼をしたいと考えているなら、一つ一つの価格帯が高めの「プチギフト」を個別にお渡しするのもおすすめです。

シャトレーゼの特徴は、こだわり抜かれた自然素材を多く使用しているため、安全・安心なお菓子であるところです。安全で安くて美味しいの三拍子が揃ったコスパ抜群のおすすめのお店です。300円くらいのプチギフトも豊富で、使い勝手抜群。

シャトレーゼのもう一つの魅力は、和菓子・洋菓子の両方の取り扱いがある点です。また甘いお菓子からおかきまで揃っています。商品の見た目もシンプルとなっているため、年齢や性別の層が広い職場にピッタリです。

ゴディバといえば誰もが知る高級チョコレートショップです。そのため、風味が豊かですべてのお菓子が美味しいのはもちろん、高級感のある菓子折りで目上の方や特別なご挨拶の時にも安心して使えます。

チョコレートの他にもクッキーやパウンドケーキといった焼き菓子もあります。高級なイメージが先行しがちですが、クッキーであれば1人当たり100円程度とお手頃なものもあります。ワンランクアップの贈り物をしたいときにおすすめです。

ヨックモックは贈り物の大定番といっても過言ではありません。なかでもバターがたっぷりのクッキー生地を葉巻状に巻いた「シガール」は誰もが一度は食べた経験があるのではないですか。

お菓子はあまり食べないけれど、シガールだけは食べる男性がいるほど大人気のお菓子です。値段もお手頃ですので、シーンを選ばず贈れるので安心です。大容量タイプもあるので、大人数の職場へお渡しするお菓子としても人気です。

福岡にある米菓の店「もち吉」は、贈答用のおせんべいやあられを数多く取り扱っています。値段も手ごろで、バラエティに富んだ商品展開が魅力です。パッケージも可愛らしい個包装のものが多く、退職用のお菓子にはピッタリです。

男性の方が多くて甘いものが苦手な方が多い職場など、甘いお菓子を差し上げるのが難しいときには、もち吉の個包装の商品から選んでみるのもおすすめです。

カルディはコーヒーを中心に、輸入食材や厳選された商品が数多く取り揃えられています。ふつうのスーパーやコンビニエンスストアでは売られていない商品が多く、見た目も華やかなお菓子が豊富なので、プレゼントにも喜ばれます。

定番のお菓子メーカーではなく、気の利いた楽しいお菓子をプレゼントしたい場合や、大人数の職場で休憩時間などのばらまき用お菓子が欲しい方は、カルディで探してみると新しい発見があっていいかもしれません。

退職時に配るお菓子を選ぶとき気になるのが予算の相場です。高すぎるものは負担になりますし、もらう側にも気を使わせてしまいます。一方で、安すぎても最後に出し惜しみをしたと悪印象につながってしまうかもしれません。

一般的に、退職時に配るお菓子の予算は2,000～3,000円です。渡す人数にもよりますが、一人100円前後と考えて買うと分かりやすくなります。大人数の場合は一人100円未満、逆に少人数の場合は一人150円ほどでちょうどいいラインのお菓子を選べます。

美味しくてリーズナブルなお菓子となると、シャトレーゼを思い浮かべる方が多いはずです。しかし、安い印象があるため、退職時のお菓子に選んで大丈夫か心配になる方もいますが、全く問題ありません。

なぜなら、シャトレーゼは安かろう、悪かろうではなく、コスパが高いお菓子だからです。シャトレーゼは品質を下げずに、コストを下げる努力や工夫をしています。契約農家から乳製品や新鮮な果物を仕入れ、自社の工場でお菓子を生産しています。

生産したお菓子は全国の各店舗に直送するため、価格を抑えているのです。今では、シャトレーゼは知名度が高く、どうして安くて美味しいのか理解している方も多いので、逆にシャトレーゼのお菓子で喜ばれる方も多いです。ばらまきお菓子にも最適です。

退職をする際には、まずは会社に対して意思表示が必要です。法的には「希望退職日の2週間前」とありますが、会社によって「〇か月前までに」など規則で決められているため必ず確認しましょう。一般的には、

• 退職時期が繁忙期に当たらないよう調整する
• 引継ぎや残務処理に必要な期間を見込む
• 有給休暇を消化したければ、その分だけ早めに告げる

といった配慮が好ましいです。そのため、職場の状況や担当していた業務の内容によって引継ぎの期間などは変わります。お世話になった職場に迷惑をかけず、円満な形で退職できるよう、期間に余裕を持って行動しましょう。

退職のお礼に食べ物が配れない状況など、お菓子以外のものがいい場合もありますよね。そんなときはタオルギフトもおすすめです。お菓子とあまり変わらない価格で買える、タオルハンカチのプチギフトもあります。

動物の形やケーキの形にラッピングされたカワイイものや、ドライフラワーと一緒に花束のようにラッピングしてある素敵なデザインのものもあります。職場や受け取る方の状況に合わせて選びましょう。

退職や異動だけでなく、普段の生活の中でもお菓子を職場の差し入れやお土産として購入する機会はあるものです。下記の記事には差し入れとして使えるおすすめのお菓子をご紹介しています。

今回は、退職するときにおすすめのお菓子をご紹介しました。今までお世話になった方へ渡すお菓子なので、ぜひ職場の皆さんに喜んで頂けるお菓子を探してみてください。