爪切りのおすすめ25選｜女性向け・男性向け・高級品・電動タイプも

爪切りは、コンビニでも気軽に購入できる日用品です。それでも爪の形状や希望の仕上がり等によって、最適な爪切りは全く異なります。今よりも自分に合った爪切りを使用して楽に爪を切りたいものです。爪切りには薄い爪や硬い爪に合ったタイプのものも多く販売されています。

女性の薄い爪にやさしいハサミ・ニッパータイプや、男性の硬い爪もよく切れるシングルなど形状や種類もさまざまです。自分の爪の形や硬さに合わせて最適な爪切りを選べば、見違えるほどきれいに仕上がります。

そこで今回は、爪切りの選び方、男性・女性向け別に切れ味のいいおすすめの爪切りを紹介します。また、この記事の最後には、爪の切り方や整え方についてもご紹介します。こちらも一緒に確認して、爪をいつもきれいに保てるよう参考にしてください。

一般的に市販されている爪切りでも実用性は十分ですが、爪切りの中には価格の高い高級な爪切りも販売されています。高級な爪切りはデザイン性はもちろん、素材なども一般的に市販されている爪切りとは大きく違う場合が多いです。

そのため、高級な爪切りは長く愛用するのにもおすすめです。大切な方へのプレゼントとしても人気が高く、一度使用するだけで一般的な爪切りとの違いに驚く方が多くいます。爪を美しく仕上げるのにも最適で、いつも面倒に感じる爪切りがきっと楽しく感じられます。

爪切りの中で最もメジャーなタイプです。てこの原理を応用して爪を切るので、誰でも扱いやすく、比較的安価で手軽に入手可能です。

ただ、カットする際に最も爪に負担をかけやすい形状でもあるので、爪が弱い方は二枚爪や割れやすいなどトラブルになってしまう場合もあります。どちらかといえば爪の強い方の手の爪を切るのに適しています。

ネイルニッパータイプは爪をそぎ落とすようにカットできるので、爪への負担が少なく、軽く握るだけで力が伝わって綺麗に切れます。爪を痛めないので、爪への負担が気になる方にもおすすめです。

相手の爪を切ってあげるのに向いているので、介護や美容の分野で看護師やネイリストなど爪切りのプロが使うのもこのタイプになります。通常の爪きりでは切るのが大変な巻きづめや変形爪などの方にも向いています。

一般的で人気の高いグリップタイプの爪切りの場合、爪切りの支柱と刃の位置や高さもチェックするようにしましょう。支柱と刃の距離が長ければ爪を切る際にブレやすく感じてしまいます。逆に短いと、狙った場所がピンポイントで切りやすいです。

また、刃の高さは使い勝手の良さにも関係します。刃が高いと切った爪を収納しやすく、爪を何度も捨てる手間を省けます。刃が低いとブレが生じにくくなり爪を切りやすく感じます。自分が使いやすい刃との距離や高さの爪切りを選びましょう。

曲線刃は最もオーソドックスなタイプで、丸みを帯びたラウンド型に整える場合が多い手の爪に適しています。曲線の爪は、端に負担がかかりにくいので折れにくいのが利点です。爪を伸ばしている女性や爪が折れやすい方は、曲線刃を選ぶのがおすすめです。

女性やお子様など小さな爪におすすめなのは、刃が真っ直ぐのストレートタイプです。曲線部分で余分な爪までカットし過ぎたり皮膚に食い込んで怪我をしたりするのを防ぎます。

また、巻き爪が気になる方は直線刃を使いましょう。直線でカットすると爪の端が食い込みにくくなるので、巻き爪を防止できます。足の爪は四角いスクエアカットにするため、直線刃がおすすめです。

凸刃タイプとは、刃の中央が出っ張った形状の爪切りです。上述した曲線タイプの爪切りの中央が凹んでいるのとは、真逆の形状の爪切りになります。

凸刃タイプのメリットは、切る箇所を良く見たうえで、その箇所だけをピンポイントで切れる点です。言い換えれば、切りたい箇所の周りまで一緒に切ってしまうリスクがなく安全です。

凸刃タイプで爪の中央だけを切って周囲を整えれば、スクエアカットも簡単にできます。

爪切りに付いているヤスリは、目が荒い刻み型（シングル）から順に、刻み型（クロス）、吹き付け型、吹き付け＋模様型、と徐々に細かくなっていきます。

ギザギザのヤスリの歯を利用すれば、切ったばかりで粗い状態の爪の断面を素早く削って、滑らかに仕上げられます。男性や比較的爪の強い方の手の爪向きです。

柔らかくデリケートな手の爪の爪切り後には、吹き付け型の微粒ヤスリで整えると、断面をなめらかに仕上げられます。お子様の爪や女性の爪に優しい形状です。

爪切りには、電動のものもあります。電動爪切りのメリットは、力もいらず・綺麗に・素早く爪を切れる点です。さらに、爪ヤスリや角質取りのアタッチメントを付ければ、研磨や甘皮の処理までできます。

ただし、電動タイプは手動で切るタイプに比べると価格が高いため、爪のケアにこだわりたい方におすすめです。また、電動タイプは楽に爪を切れるので、高齢者にもおすすめです。

外出先で爪が折れたり割れたりする場合に備えて、爪切りを携帯する方も見受けられます。携帯用の爪切りは応急用ですので、あまり切れ味にこだわる必要はありません。

便利なキーリング付やケース付きのものなど、コンパクトで持ち運びやすさを重視して選びましょう。また、爪切りは機内手荷物として持ち込み可能ですが、必要なければ預け荷物の中に入れてください。

爪切りは、切れ味のよさも考慮して選びましょう。切れ味が鋭ければ、切る時に爪に負担が掛かりにくくなります。また、ギザギザした切り口にもならず、キレイな仕上がりになります。爪切りが錆びると切れ味も落ちるので、錆びにくい爪切りを選ぶのも大切です。

グリップタイプの爪切りは、オフセット加工のものがよく切れるのでおすすめです。オフセット加工とは上刃より下刃がいくらか前に出ているもので、噛み合わせがいいのが特徴です。刃も潰れにくいので、切れ味のよさが長続きします。

爪切りにはさまざまな金属が使用されていますが、使い心地をしっかり選ぶなら素材もチェックするようにしましょう。人気の素材は、錆びに強く耐久性も高いステンレスです。硬い爪もしっかり切れるのでおすすめです。

また、炭素鋼製の爪切りは切れ味のよさが特徴です。爪に余計な負荷がかからないのできれいに切れて、やすりなどで整える手間が短縮できます。しかし、ステンレスと比べると錆びやすいため、定期的な手入れは必須です。

爪切りは使用していく度に刃が傷つきます。なるべく長く愛用するためにも、爪切りの素材からチェックしましょう。素材によっては重量なども変わってくるため自分が使いやすいと感じる素材の爪切りを選んでください。

ルーペ付きの爪切りならルーペで爪の状態をしっかりと確認し、切りたい箇所を確実に切れるので、深爪を避けられます。最初はルーペ越しに爪を見るのに違和感を感じますが、慣れれば便利さを実感できます。

特に、手元の見えにくい高齢者におすすめです。高齢者の場合、爪と間違えて指を切りがちですが、ルーペがあればそうした心配もなくなります。結果的に、爪の仕上がりもよくなります。

カバー付きの爪切りは、切った爪の飛び散りを防ぎます。切った爪が散らかると子供やペットに刺さったり、誤って足で踏んでしまう危険性があります。また、切った爪が床に落ちていれば、掃除も大変です。

カバーが付いていれば、切った爪がカバーに収まりその場でゴミ箱に捨てられるので、掃除も簡単になります。爪切り時に、爪が飛び散る方におすすめです。

ゾンデが付属している爪切りは、爪周りの角質なども除去できます。普段から爪周りをキレイに保っておきたい方はゾンデが付属している爪切りを選びましょう。爪周りがキレイだと相手に清潔感を感じさせられます。

特に爪周りの角質はキレイに洗っても取れにくいです。専用の付属品を使用して、いつでもキレイに爪周りを保っておきましょう。

ニッパータイプやハサミタイプの爪切りは先端が尖っています。爪切りは日用品ですが刃物の1つなので、安全に収納・持ち運びするなら収納ケースが付属した爪切りを選びましょう。セーフティーキャップも付属しているとより安全です。

持ち運ぶ際は必ず収納ケースかセーフティーキャップを使用しましょう。刃を大切に扱えば、爪切りも長く愛用できます。

爪切りは、一般的に安価なイメージがあるものです。たしかに、最低限の機能だけ付いた爪切りなら100円程度で買える製品もありますが、電動爪切りにはなんと10,000円を超える製品もあります。

このように製品によって100倍近くの差があるので、爪のお手入れを大切にしたい方であっても価格で選ぶ必要があります。自分にとって必要なスペックを見極め、コストパフォーマンスのいい爪切りを選びましょう。

爪切りの中にはアニメや漫画のキャラクターがデザインされた商品も販売されています。見た目にも非常にかわいく女性や子供が使用するのにもおすすめです。また、おしゃれなデザインの爪切りは、爪切りを持ち運んで使用する方にもとても人気が高いです。

自分の好きなキャラクターの爪切りを使用すると、面倒な爪切りも楽しい気分でできます。かわいい爪切りだけではなく、かっこいい爪切りも多く販売されています。自分の気に入ったデザインの爪切りから選ぶのも選び方の1つです。

匠の技は、高級爪切りブランドです。700円～3000円程度の高めの価格帯となっており、製品デザインを見ただけでも一流の爪切りなのが窺えます。素材は、ステンレス製です。

機能としても、切れ味のいい製品やカバーのついた製品など、安い爪切りにはない特徴を持った製品が多く、爪切りにこだわりたい方におすすめのブランドです。

貝印は1908年に創業し、100年以上も続いている総合刃物メーカーです。爪切りに関しては、単に爪が切れるだけでいいとは考えておらず、徹底的に仕上がりをよくするために職人が微調整して切れ味にこだわっています。

爪切りの製品シリーズが多く、ネイルケアをテーマにした「MIMUNOシリーズ」や、男性用の「Kershawシリーズ」、爪にフィットしながら負担を減らすアーチ状形状の「Rツメキリシリーズ」など、200製品以上の豊富なラインナップを持っているのが特徴のメーカーです。中でも、包丁の有名ブランドである刀匠「関孫六」の爪切りはよく切れる爪切りと評判です。

商品開発の時点から自社でこだわって作成しているSUWADAは、とてもデザイン性が高い爪切りを販売しています。見た目にこだわった爪切りを探している方は、SUWADA製の爪切りを探してみると好みの爪切りに出会いやすいです。

もちろんデザイン性だけではなく実用性も高いです。機能性も充実しており、キレイに爪を切れます。男性が持ってもカッコイイ商品が多く、女性だけでなく男性からも人気のメーカーです。

実用性と機能性が充実しているのがkimino製の爪切りです。非常に使いやすい形状をした爪切りを多く販売しており、ニッパータイプの爪切りもあります。そのため、爪の薄い方でも安心して使える商品が多くとても人気が高いです。

とても使いやすい形状をした爪切りなど、使用する方にとって最適な商品が見つかりやすいです。価格も手頃な商品があるので安価に抑えたい方にもおすすめのメーカーです。

無印良品は、衣服・生活雑貨・食品などのメーカーで、全国に多店舗展開しています。とにかくシンプルに・安価に・本質的な製品を届けるのを徹底しているメーカーであり、爪切りにもその特徴が現れています。

具体的には、製品がとても少なく王道のグリップ型で、大小異なるサイズの爪切りが1つ販売されているのみです。ただ、刃物のマチとして有名な岐阜県関市で作られており、切れ味がよく、切った爪も飛び散りにくく、価格も600～700円前後でコスパに優れます。

爪切りは、ダイソーやセリアなどの100均でも購入できます。100均の爪切りの特徴は、製品数が意外と多い点です。デザインや素材の異なる製品が豊富に販売されているので、自分に合った製品を見つけてください。

ただし、海外製が多いので、長く使えば刃こぼれする可能性の高い製品が大半です。あくまでも爪を切る最低限の機能だけでいい方なら、100円（税別）で購入できる上に、店舗で実物を見て購入できるのでおすすめです。

爪切りはコンビニエンスストアでも販売しています。多くのコンビニは24時間営業であったり、深夜までお店が開いているので、どうしても緊急で爪切りが必要になった場合は、コンビニエンスストアで購入するのがおすすめです。

店舗によっては販売していない場合もありますが、緊急で必要な場合には足を運んでみましょう。ただし、コンビニエンスストアの爪切りは価格が高い場合もあります。どうしても必要になった場合のみ購入するようにするのが最適です。

爪磨きは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので、ぜひチェックしてください。

爪を切る際は、 できるだけ圧をかけず、乾燥を最小限にとどめましょう。

爪切りで爪を切ると約26kgの負荷が爪にかかります。爪の切りすぎはダメージを与えてしまうため、できるだけ圧をかけないようにしてください。

また、爪はミルフィーユ状で、層と層の間には水分と脂肪分が入っおり、爪切りで切ると断面から水分が逃げて乾燥してしまう可能性があるため、爪切り後のケアが必要です。

手と足の爪の切り方は少し異なります。特に足の爪は、巻き爪や爪が周りの皮膚に食い込んでしまわないよう切り方に工夫が必要です。爪の真ん中部分は真っすぐに、角は少し丸くなるようにする「スクエアカット」で切りましょう。

手の爪は足の爪ほど切り方を気にする必要はありませんが、足の爪の切り方と同様に、爪の角を切りすぎないようにしてください。

ネイルニッパーで伸びた爪をカットする際、真ん中からではなくサイドから切るようにし、なるべく爪に圧をかけないよう丁寧に切るようにしましょう。

爪の長さを整えたらそのまま終了してしまう方も多いと思いますが、断面をなめらかにするために爪やすりで形を整えるようにしましょう。ヤスリは45度の角度で一定方向に動かすようにしてください。ノコギリにように往復させてしまうと、かえって爪が傷ついてしまいます。

爪を切った後は、最後にハンドクリームやネイルオイルをつけて保湿をしましょう。 乾燥が原因で二枚爪などになってしまう可能性があるため、クリームなどでしっかりと保湿が大切です。ネイルオイルを塗る際は、爪の根元に塗るようにしてください。

また、ネイルクリームは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので、是非チェックしてください。

爪切りも刃物なので、長く使い続けると切れ味が悪くなってしまいます。爪切りの刃が欠けていたり、爪切りの刃が錆びていれば特別な処置が必要です。しかし、ただ切れ味が悪くなっただけであれば、アルミホイルで復活します。

アルミホイルには、目に見えないほどの小さい傷にも入り込んで刃をなめらかにする効果があります。3cmほどアルミホイルを出して切り、端からクルクル丸めて爪切りに入る大きさにします。その後、爪を切るようにアルミホイルを切れば終了です。簡単な方法ですが、切れ味が戻ります。

もし爪切りを買い替えるのであれば、この記事に載っているようなポイントを押さえ、上質な爪切りを選びましょう。たかが爪切り、されど爪切り。切れ味にこだわれば、より快適に爪を切れます。ぜひお気に入りの爪切りを見つけてください。