【栄養豊富なドライフルーツ】デーツのおすすめ人気ランキング10選【2025最新】

日本では「なつめやし」の名で知られているデーツですが、まだまだメジャーな商品とは言いがたいのが現状です。中近東やアメリカなどで生産され、世界中へ輸出されていますが、スーパーなどでもあまり見かけないフルーツのため、初めて聞く方も多くいます。

デーツは画像のようなレーズンに似た形状のドライフルーツで、馴染み深い例としては、お好みソースなどで使われている食材です。種類によって違いますが、濃厚で独特の甘みが特徴です。 そんなデーツですが、近年では栄養豊富な食材として注目されてきています。

特に鉄分・カリウム・カルシウム・食物繊維といった成分が非常に豊富に含まれており、貧血対策・美容目的・ダイエット目的・便秘解消など、さまざまな効果が期待できる食品です。雑誌などでも取り上げられている、今話題のスーパーフードがデーツです。

デーツは栄養価が高く、毎日食べると抗酸化作用などの健康効果が得られます。おやつ代わりに食べるなど、ぜひ習慣にしましょう。以下でデーツの特徴についても詳しく解説します。

まず、デーツは抗酸化作用がある「β-カロテン」・高血圧を予防する「カリウム」・骨や歯を健康に保つ「マグネシウム」が豊富です。これにより、動脈硬化・高血圧・骨粗しょう症などの予防ができます。

また、食物繊維も豊富でお通じ改善にも効果があります。さらに、甘みは強いものの低GIのため、ダイエットにも効果的です。しかし、食べすぎは逆効果のため、毎日食べる場合は1日あたり2粒までにしましょう。

サーヤ種ともよばれるサイヤー種は、イランを中心に栽培されている品種で、日本でもっとも見かけやすい品種です。流通量が多いので、入手性は最も高いといえます。

サイヤー種の特徴としては、黒糖のようなコクのある甘みが挙げられます。外側の皮は少し硬めで、中はしっとりとした食感が特徴です。そのしっとりとした舌触りが、日本の風物詩でもある羊羹によく例えられます。

ディグレット種は、主にアメリカを中心として栽培されている品種です。ディグレット種の特徴として、他種のデーツよりも甘さが控えめな点が挙げられます。イラン産のディグレット種もありますが、そちらはアメリカ産より水分量が少なく、その分甘さが濃いデーツが多いです。

甘さが控えめなので、デーツ特有の濃厚な甘みが苦手といった方でも食べやすい品種といえます。サイヤー種と同様に種がない品種なので、控えめな甘さも相まっておやつ感覚で手軽に食べられるおすすめの品種です。

水分量が少なめな品種でもあるので、ドライフルーツが好みといった方にもお口に合いやすいおすすめのデーツです。

マジョール種は主にアメリカで栽培されているデーツです。マジュール種の特徴は、他種のデーツに比べ、大粒で甘みが強い点が挙げられます。ねっとりと濃厚な味わいは、そのまま食べてもおいしいですが、その甘さを利用してスイーツ作りなどに使いやすい品種です。

デーツは一粒11キロカロリー程度と低カロリーです。数ある品種の中でも、甘さのあるマジュール種は、低カロリーなロースイーツを作るのにも大変重宝します。甘みを出す食材として使ったり、クッキーなどのつなぎに使ったりするなど、お菓子作りが好きな方にはぜひ手にとってもらいたい品種です。

また、サイヤー種やディグレット種と違い、種があるところも特徴として挙げられます。食べるとき種の存在を気にしないといけない点はデメリットですが、種があるほうが品質を長く保てるメリットもあります。保存性を意識するのであれば種ありをチェックです。

デーツの数ある品種のなかで、最高品質の声もあるのがピアロム種のデーツです。主にイランを中心に栽培されており、中東で最高峰とも呼ばれている高級デーツになります。品種の特徴として、粒が少し細長く、すっきりとした上品な甘さが挙げられます。

グミのような強い弾力性と、硬い皮がある点も特徴です。外側の皮の食感と中のしっとりとした上品な甘さを楽しめます。また、硬い皮で守られているので、水で洗える特徴もあります。ドライフルーツは水で洗ってから食べたい方にもおすすめの品種です。

品種としては高級品に当たるので、値段は高い傾向にありますが、味にこだわる方にはぜひ手にとってほしい一押しのデーツです。

デーツは品種以外にも、産地によって味が変わる食品です。よりデーツの味にこだわりたいのであれば、産地に注目して選んでみるのも一考です。

例をあげると、インド・アラブ・ドバイ・チュニジアなど気候が乾燥しやすく暑い地域で作られたデーツは、水分量が少なく、甘みが濃厚といった特徴があります。逆にアメリカ産などは水分量が多くふっくらとしており、しっとりとした食感が楽しめます。

同じ品種でも産地によって大きく味が変わるので、お気に入りの産地を見つけてください。

デーツの味を左右するのは、品種だけでなく乾燥の違いによっても変わってきます。デーツの種類として、ドライデーツ・セミドライデーツ・ウェットデーツの三種類が存在しています。後者になればなるほど水分量が多いタイプです。

基本的には、水分量が少ないものほど甘みが強く感じられます。そのため、好みな甘さに応じて種類を選ぶのがおすすめです。逆に、水分量が多いタイプほど、よりしっとりとした洋菓子のような食感が味わえます。お茶と一緒に楽しまれる方は水分量の多いタイプがおすすめです。

注意点として、水分量が多いものほど、品質が劣化しやすいのが挙げられます。ウェットタイプなどは保存に気を使っていないと最悪の場合、カビなどが生えてしまう可能性もあるので、気を付けましょう。

デーツの味などに直接関係する項目ではないですが、商品の内容量に関してもチェックしておきたいところです。基本的に大容量であればあるほど、コスパよくデーツを購入できますが、無理に大量に購入して使い切れなかったら意味がありません。

栄養補給や健康のために毎日食べ続ける方は、1kgなど大容量の商品を、逆にお菓子作りなどに少し使いたい方、少量を購入して味見しておきたいといった方には200～300g程度の容量の商品を選んでください。

特に大容量が入った商品を購入される際は、カビなどが生えてしまわないように、保存には気を付けましょう。

デーツをどのように食べるかによって、商品も選ぶのも選択肢の1つです。そのままおつまみやお菓子代わりとして食べるのであれば、粒タイプをおすすめします。また、お菓子作りなどの調理をメインとして使うならば、あらかじめ加工された製品を選ぶのも手です。

画像の様にシロップ状に加工された商品も存在しています。デーツは非常に甘みが濃い食品なため、シロップ状にするとハチミツ感覚で使えます。ちょっとした隠し味やあったかいホットミルクに混ぜるだけでも美味しいです。

クッキーやケーキ作りなどにデーツを使われる方は、ペースト状に加工された製品もおすすめです。デーツを潰してペースト状にする手間が省けるため、お菓子作りがよりはかどります。

デーツ選びの際は、各通販サイトの口コミやレビューも参考にするのもおすすめです。デーツは品種ごとに味の違いや特徴の違いなど、大まかな違いはありますが、詳細な特徴や食感などを知るには、口コミなどを参考にするのが一番です。

レビューの中には、具体的な食感や味といった意見もあれば、リピート（繰り返し購入する事）したいといった書き込みが寄せられている場合もあります。特にリピートしたいとの声が集まっているデーツは、いい製品である可能性が高いです。デーツ選びに迷った時は、ぜひ活用してください。

デーツが購入できる店舗は、カルディなどの輸入食品のお店が主です。また、最近ではオンラインでも購入できるため、気になる方は以下の店舗やサイトをチェックしてください。

デーツが購入できる店舗

• カルディ
• 成城石井
• 無印良品
• コストコ

デーツが購入できるオンラインサイト

• Amazon
• 楽天
• Yahooショッピング
• iHerb

iHerbは海外のECサイトのため、購入すると個人輸入扱いになります。さらに、届くまで10日ほどかかるなどのデメリットもありますので、購入する際は事前にしっかり確認してください。

そのまま食べても美味しいデーツですが、お菓子に使うなどさまざまな楽しみ方があります。以下で、簡単で美味しいレシピをご紹介しますので、ぜひお試しください。

デーツヨーグルト

【材料】

• ヨーグルト（無糖）…1カップ（200g）
• デーツ(粗みじん切り)...大さじ2

【作り方】

1. デーツを縦半分に切り、種とヘタを取り除いて粗く刻む。
2. 刻んだデーツをヨーグルトに加える

※1時間ほどデーツをヨーグルトに漬けると、デーツが柔らかくなりより美味しくなります。

デーツのハートチョコ

【材料】

• デーツ...4粒
• お好みのチョコレート...30g
• お好みのナッツ・ドライフルーツ...適量

【作り方】

1. デーツを縦半分に切り、種とヘタをとる
2. さらに斜めに切って半分にする
3. チョコレートを細かく刻み、電子レンジ500Wで2～3分加熱して溶かす
4. バットに(1)のデーツをハート型に組み合わせ、種があった部分を上にして並べる
5. (2)のチョコレートをデーツのくぼみに流し、冷蔵庫で冷やす

今回はデーツを特集しました。ダイエット・美容・生活習慣病の予防など、さまざまな目的で食べられているデーツですが、せっかく食べるのでしたら自分好みな味や特徴を持った商品を選びたいです。ぜひお気に入りのデーツをみつけてください。