アンダーマットレスおすすめ17選｜ニトリにある？【敷布団の下に敷くマットレス】

人間の3大欲のひとつに数えられている睡眠は、健康にすごしていくために大切なものです。ところが、近年は睡眠に関する悩みを抱えている人が多いため、TVでもネットでも睡眠グッズについての広告が氾濫しています。

それらの多くは値段が高いため、簡単には試せなくて悩んでしまいます。もし床の上に敷いた布団で寝ているなら、高価な睡眠グッズを使わなくても、眠りを改善できる可能性があるのをご存じでしょうか。床と敷布団の間に1枚挟み込むだけですので、誰でも簡単に試せます。

そこで今回は、おすすめのアンダーマットレスを17点厳選して紹介します。人気メーカーのニトリの商品や注目されているエアウェーヴについても解説。ぜひ本記事を参考にあなたにぴったりのアンダーマットレスを見つけてください。

ベッドのマットレスは布団を敷かずにカバーだけして寝るのが一般的です。ところが日本は古来より畳や床の布団を敷いて寝る習慣が根付いていました。

敷布団で寝たときに床や畳の硬さが身体に伝わってきて、寝心地が悪く感じることがあります。この不快感を容易に解消してくれるのが「高反発マットレス」とか「硬質マットレス」とも呼ばれるアンダーマットレスです。

軽くて取扱性もいいアンダーマットレスは、敷布団と床や畳の間に挟み込むだけで寝心地が改善できる優れものです。

敷布団は中に入ってきる中綿が、クッションとなり寝た人の体重を適度に分散しながら、水分も吸収してくれます。ところが同じ布団を長く使い続けると中綿がつぶれてしまい、クッション機能を損ねるようになってしまいます。

そうなってしまうと床の硬さが布団に吸収されずに、身体に伝わってしまいます。これは厚いクッションと薄いクッションの違いに似ています。こんなときにアンダーマットレスを挟み込めばクッション機能を回復させることができます。

底つき感とは布団を敷いているのに、部分的に床や畳に当たっているような感じがすることです。布団の中綿がへたってしまうと、「せんべい布団」状態になり床や畳の上で寝ているような感じになってしまいます。

こんなときも敷布団の下にアンダーマットレスを敷くことで、底つき感を緩和してくれます。薄手のクッションを追加したような状態をつくってくれます。

使用している布団に愛着があったり、コスト面の問題があったりと敷布団を買い替えたくない人もいます。それでも寝心地だけは改善したいと思う人にも、アンダーマットレスがおすすめです。

敷布団はそのまま使い続けることができ、大きな出費もおさえることもできます。もし合わなかったときには、簡単に元の状態に復帰できる利点も魅力です。

アンダーマットレスは柔らかすぎると、敷布団と一緒に身体が沈み込んでしまいます。このため少し硬めのものがおすすめです。ここでは2種類の内材についてお話します。

近年のマットレスの内材料は、ウレタンフォームが主流となっています。ウレタンフォームは軽くて耐久性に優れているのが特徴。軽量で扱いやすいため、布団と一緒にをたたみやすいものがほしい方におすすめです。

ウレタンの硬さが150N以上あるアンダーマットレスを選びましょう。ウレタンの硬さは「N」という単位で表します。ウレタンはこの数字が高いほど硬くなります。150N以上あればある程度硬く柔らかすぎないので、アンダーマットレスの硬さにぴったりです。

また、硬さのバリエーションが豊富なため、マットレス以外にも多く使用されています。断熱性にも優れ、寒い時期の床や畳からの冷えを防いでくれるのも魅力です。

頻繁に畳んで収納することがない方には、ポケットコイル入りのアンダーマットが適しています。ポケットコイルとは小さな袋に入ったコイルを敷き詰めたもののことです。ただし、厚みがあり重量があるので、毎日収納したい方にはおすすめしません。

また、ポケットコイル入りは、個々のコイル部分で身体を支えることで、優れたが体圧分散性が得られるのが特徴です。弾力性に優れているので、寝心地を重視する人に向いています。

ベッドを除けば起床したらアンダーマットレスは布団と一緒に片付けるのが一般的です。マットレスが簡単に折りたためると片付けがラクに済みます。

折りたためないものはかさばってしまい、使勝手が悪くなってしまいます。三つ折りタイプのアンダーマットレスなら、持ちやすく片づけやすいので上げ下げが簡単です。

毎日数時間を共に過ごす寝具はいつも清潔にしておくことが大切です。衛生面にかかわる機能について紹介しますので、衛生面も考えて選びましょう。

健康な人間は一晩でコップ一杯の寝汗をかきます。敷布団やアンダーマットレスもその汗の多くを吸い取っているため、放っておくとカビや雑菌の温床になるリスクが高まってしまいます。

そのため、アンダーマットレスも水分をうまく空気中に発散させることが重要です。通気性を向上させるプロファイル加工や、雑菌の繁殖を防ぐ抗菌加工などの処理が施してあるものを選ぶようにしましょう。

アンアダーマットレスは、カバー付きのものの購入をおすすめします。カバーだけ外して定期的に洗濯すれば、いつも清潔な状態で寝る事ができ安心です。

また、アンアダーマットレスも定期的に日干しや陰干しするようにしましょう。さらなる乾燥と殺菌効果が期待できます。

敷布団とアンダーマットレスを合わせて、高さ10cmほどの厚みになるサイズを選びましょう。敷布団で底つき感を覚えるのは、布団のクッション性のみでは体の凹凸を吸収できないからです。クッション性をカバーするためには布団と合わせて10cmほどの厚みが必要です。

ただし厚みがありすぎると通気性が悪くたったり、扱いにくくなったりするので注意しましょう。収納性や使い心地とのバランスを考慮して、アンダーマットレスの厚さを選ぶのをおすすめします。

アンダーマットレスは数千円から数万円と、製品によってかなりの価格差があります。安価なものは耐久性がなかったり機能が低かったりします。寝心地改善用にアンダーマットレスを選ぶときには、手ごろな1万円前後を基準にすることをおすすめします。

この価格帯は耐久性や機能性などと価格のバランスがとれた製品が多くあります。まずはバランスがとれる範囲内で安いものから試すのもいいでしょう。

ホームセンターの定番でもある「カインズ」でもマットレスを取り扱っています。カインズのアンダーマットレスは、通気性がよく軽くて安いのが特徴です。

シングルサイズのマットレスであれば、5000円ほどで購入できます。初めてマットレスを使う方で、お試ししてみたい場合などでも購入しやすい価格です。

エムールは2006年に設立された、東京に本社を置く寝具や家具の製造販売企業です。寝具はベッドからはじまり、マットレスや毛布・布団類に加え枕まで手掛けています。

同社のアンダーマットレスは、収納しやすい3折りできる高反発タイプが主流です。マット厚さのバリエーションの豊富さが特徴となっています。

ニトリは1967年に似鳥家具店とした創設された製造販売を手がける総合家具メーカーです。全国展開の大型店舗やオンラインショップで、家具や寝具だけでなく調理関連も含めた、生活雑貨も取り揃えているのが特徴となっています。

ニトリにはアンダーマットレスという商品区分はありませんが、機能的に使用可能な製品が取り揃えられています。

創業が室町時代まで遡る西川は、日本有数の布団製造の老舗ブランドです。蚊帳作りが起源となっている同社は、布団やマットレス以外にもソファやベッドフレームなど多くの製品を手がけています。

西川のアンダーマットレスは、「SUYARA」シリーズと「AIR」シリーズがあるのが特徴です。西川は「眠り」を追求しているブランドなのでチェックしてみてください。

シンカシングは素材メーカーのトーヨーソフランテック株式会社が運営する寝具に特化したオンラインショッピングブランドです。同社のマットレスは硬いものから軟らかいものまで6段階も取り揃えているのが特徴となっています。

また、実際の感触が確かめにくいネット販売の欠点を補うために、フィッティングキットを無償提供してくれます。さらに中材ウレタンの追加による調整も可能です。

アイリスオオヤマは、家電・家具・寝具・生活用品・食料まで生活で使用するあらゆるものを手がけている有名大手メーカーです。一般的なベッドマットレスだけでなく、布団の上・下に敷けるマットレスまでバリエーションが豊かなので、ご自身の希望に合う商品をきっと見つけられます。

布団の下に敷けるタイプは、3つ折り・6つ折りの2タイプがあり、重心が一番かかる腰の位置のみ固く作られています。頭・足の部分とk氏の部分の硬さを変えて作られているため、腰が悪い方でも心地よく寝れる商品です。

アンダーマットレスは無印・しまむらでも購入ができるのでしょうか。残念ながら、現在は無印・しまむらにアンダーマットレスと呼ばれる商品はありません。しかし、無印のマットレスの種類は豊富で、上に重ねて使うトッパーなどは販売されています。しまむらでは、起き楽マットレスが人気ですが、オンラインショップでの販売なく、在庫切れの店舗が多いため気になる方は要チェックです。

下のリンクでは、無印のおすすめマットレス・しまむらの起き楽マットレスについて詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

アンダーマットレス自体も通気性が考慮されていますが、床に置いた状態では湿度が抜けにくい場合があります。2～3週間に1度は立てかけて乾燥して、掃除機で埃を吸い取る事がおすすめです。

またマットレスの下面に「すのこ」を敷くことで、通気性が格段によくなります。とくに部屋の通気性に不安があるときにはおすすめです。

寝ているときに敷布団やアンダーマットレスにかかる体圧は場所によって違います。このため同じ状態で使い続けると、圧力が高い部分からへたってしまうリスクが高まるのです。

これを回避するために、寝具を上げ下げするタイミングなどで、向きや裏表などをローテーションすることをおすすめします。

アンダーマットレスはカバー付きを選んで、小まめに洗濯することがおすすめです。カバーが汚れた状態のままで使い続けると、カバーに付着した汚れが内材にまで浸透してしまう恐れがあります。

また、付着した埃が再拡散して寝室の空気環境を悪化させる不安もあります。カバーを定期的に洗って、安心した状態で寝るようにしましょう。

近年、「エアウィーヴ」のCMをよく見かけます。では「エアウィーヴ」はアンダーマットレスとして使用できるのでしょうか。

答えは「YES」とも「NO」とも言えます。「エアウィーヴ」は、一番上に敷くことで最大の効果を発揮するようになっているため、敷布団の下では充分な効果が発揮できません。アンダーマットレスとして使用可能ですが、本来の使用方法がおすすめです。

今回はアンダーマットレスについて選び方とブランドに加え、具体的なおすすめ商品について紹介しました。眠りの質や寝心地に満足できていない人も、ちょっと変えてみるだけで驚くほど改善できることがあります。アンダーマットレスを敷いて心地いい眠りと良質の睡眠を取り戻しましょう。