収納付きベッドのおすすめ20選｜セミダブルも！無印良品やIKEA・ニトリにある？

ベッド下に収納スペースが設けられている収納付きベッド。ベッドの下はデッドスペースになりやすいですが、収納ベッドがあれば荷物をスッキリ片付けられます。

収納付きベッドと一言で言っても、サイズ・タイプ・収納力などさまざまで、どれを選べばいいのか分かりにくいですよね。ベッドはサイズが大きい家具なので、無印・ニトリ・IKEAなどの実店舗でサイズ感を確認しておくのもおすすめです。

本記事では、収納付きベッドの選び方やおすすめ商品を詳しく紹介します。またセミダブルなどのサイズ感の掴みにくいベッドサイズについても詳しく解説します。収納付きベッドは荷物が多い方にもおすすめなアイテムなので、ライフスタイルにあわせた最適なベッドを有効活用してください。

収納付きベッドは、ベッドのスペースで収納も兼用できるのがメリットです。家具の中でも大きいベッドは場所を取りますが、デッドスペースを有効活用できるのは嬉しいポイントです。収納家具を買わずに済むので経済的ですし、おしゃれなデザインは部屋の雰囲気がアップします。

一人暮らしでスペースに限りがある方や、収納スペースが足りない方には、収納付きベッドがおすすめです。

収納付きベッドは普通のベッドよりも値段が高いので、安いベッドが欲しい方にはデメリットとなってしまいます。しかし、ベッドと収納を兼ねているため、収納家具を買わずに済むのは嬉しいポイントです。

また、ベッド下は通気が悪く、収納スペースにも湿気がこもりやすくなります。ジメジメとした日が長く続く梅雨時はカビが発生しやすいので、湿気やカビ対策は欠かせません。こまめに換気したり、除湿シートを使ったりするのもおすすめです。

特に、こまめに開閉しにくい跳ね上げ式やフタ式はほぼ必須になるので覚えておきましょう。

ベッドの収納には、衣類や下着・使用しない布団などさまざまなものが入ります。その他にも、読まなくなった本・漫画・子供の遊び道具なども収納するのにおすすめです。片付けなどの収納スペースに困っている場合も、ベッドの下であれば問題ありません。

まずはじめに、ベッドのサイズを決めましょう。サイズが大きいほど収納スペースも大きくなる傾向にありますが、部屋の広さにあわせて選ばないとかえって使い勝手が悪くなります。おおよそのサイズを以下にまとめておきますので、参考にしてください。

• セミシングル：195cm×70～98cm未満
• シングル：195cm×98cm
• セミダブル：195cm×120cm
• ダブル：195cm×140cm
• クイーン：195cm×160cm
• キング：195cm×180cm

スタンダードタイプは、1段に2～3つの引き出しが付いているタイプのものを指します。収納付きベッドの中では品数も多く、リーズナブルな商品やおしゃれなものが多いのが特徴です。腰掛けたり、立ち上がったりもしやすい高さで、高齢の人でも使いやすくなっています。

引き出しを開ける分のスペースを確保しておかないと使えないので、設置する場所には気を付けましょう。

チェストタイプは、4～6つの引き出しに加え、床板下にも収納スペースがあるタイプのものです。タンス並みの収納力があり、押し入れ1個分に匹敵するものもあります。引き出しが多いため、荷物を区分けして入れられ、整理整頓しやすいのがポイントです。

収納力の高さは魅力ですが、床からの高さが高いため、上り下りの大変さや落下による怪我など心配な要素もあります。

跳ね上げタイプは、床板の下が丸々収納スペースになっているタイプのものです。引き出しタイプと違って床板が跳ね上がる仕様なので、引き出しを開けるためのスペースが必要なく、狭い部屋でも設置しやすくなっています。

スーツケースなど大きめのものでも収納できるのがメリットですが、出し入れはしづらいので、普段よく使うものの収納には向いていません。

フタ式タイプは、跳ね上げタイプのように床板の下が収納スペースになっているものを指します。跳ね上げタイプはマットレスを載せたまま収納物を出し入れできますが、フタ式タイプはマットレスを下ろしてからフタを外す手間がかかるのが難点です。

価格が安いものが多く、耐久力の高さや組み立て難易度もそれほど高くないので便利なタイプですが、頻繁に収納物を出し入れするには向いていません。

ヘッドボードは、寝転んだときに頭の位置に来るフレームを指します。ヘッドボード部分に棚や扉などが付いた収納スペースがあると、スマホ・目覚まし時計・メガネなどちょっとしたものを手元に置けるので便利です。

ヘッドボードはフラット・L字・前板・くりぬきの4種類が主なタイプで、それぞれの特徴を以下に紹介します。

フラット

• スッキリ収納できる
• 立てかける物には不向き

L字

• 置いている物を取りやすい
• 枕元に物が落ちやすい

前板

• 置いている物が落ちにくい
• 寝たままだと少し物が取りにくい

くりぬき

• 収納スペースが増える
• 置けるものの高さに制限がある

スタンダード・チェストタイプを選ぶなら、BOX構造になった引き出しかどうかを見ておきましょう。BOX構造とは、引き出しの上下左右が箱のように囲われた構造になっているので、頑丈できしみにくいのが特徴です。

普通の引き出しに比べて収納力も高く、より多くのものを収納できますが、価格が高くなる傾向にあるので、予算にあわせて選んでください。

通販でベッドを購入すると、組み立てはほぼ自分でやります。収納付きベッドには一から作る完全組立品・はめ込むだけで作る半完成品など種類があり、組み立て難易度が大きく異なるため、事前のチェックが欠かせません。

自分で作れる自信がない方は組み立てサービスを利用しましょう。特に、ガス圧式の跳ね上げタイプは素人では難しいのでプロに頼むのがおすすめです。一人暮らしでも組み立てサービスを利用すれば、組み立てで苦労しません。

ベッドの上でスマホやパソコンを使いたい人は、ヘッドボードにコンセントやUSBポートが付いたものを選ぶのがおすすめです。わざわざ別のところから電源を持ってくる必要がなく、頭上で完結できるので利便性が向上します。

ベッドの床材には主にパネル床とすのこ床の2種類があります。ここでは2つの床材の特徴を紹介します。

パネル床

• 耐久性が高い
• 通気性があまりなく、敷布団には向かない

すのこ床

• 通気性がよく、敷布団も使える
• 下に湿気が伝わりやすいので対策が必要

ベッド選びには耐荷重の確認も欠かせません。寝具と使用者の体重の合計値を荷重として考えます。一般的にベッドで使うマットレスは20kgから25kgのものが多く、他の寝具を含めたうえで余裕をもって耐荷重は「使用者の合計体重＋30kg」以上のものを選ぶといいです。

無印良品のベッドはシンプルなデザインでインテリアにあわせやすいのと、組み合わせ自由なのが嬉しいポイントです。ベッドと収納ボックスは別売りですが、無印良品のベッドをお使いの方であれば、新しくマットレスや布団を購入せずに済みます。

収納ボックスは、サイズやカラーなど好みにあわせて単品と2個セットから選べます。

スウェーデン生まれのIKEAは、北欧風のおしゃれな家具が豊富に揃っています。収納付きベッドもラインナップが充実しており、カラーや収納量なども選択肢豊富です。また、おしゃれな収納付きベッドをリーズナブルな価格で購入できるのも魅力と言えます。

ニトリの収納付きベッドは、安い収納付きベッドを選びたい方におすすめです。安くてもおしゃれなデザインが多く、カラーバリエーションも豊富に揃います。引出しが付いたもの、横・縦の跳ね上げ式などスペースや使い勝手にあわせた選択肢も充実です。

通販サイトで購入する場合でも、サイズを確認すれば大きさはある程度分かりますが、より具体的にイメージしたいなら、ニトリやIKEAなどの実店舗で実物を見てみるのがおすすめです。ベッドは家具の中でも大きい部類に入るので、しっかりとしたサイズを知っておかないと後悔するかもしれません。

設置したい部屋の広さに適したサイズのものか確かめるためにも、1度実店舗を訪れてチェックしておきましょう。

ベッドを購入するならマットレスも同時に見ておきましょう。ベッドとマットレスがセットになっている商品もありますが、ほとんどがベッド単品で販売されているので、マットレスを持っていない人はすぐに使えない可能性があります。

また、マットレスを新しく購入すれば睡眠の質を上げられて、部屋の雰囲気を一新できるので、同時にチェックしておくのがおすすめです。

収納付きベッドについて紹介しました。収納スペースがあるベッドを購入すれば、今まで片付ける場所に困っていたものでも片付けやすくなります。衣類や小物はもちろん、スーツケースなど大きなものでも収納できるので、うまく活用していきましょう。