高級マットレスおすすめ30選｜シモンズ・エアウィーヴなど人気メーカーもご紹介

高級マットレスは一般的なマットレスと比べると、とても質のいい睡眠がとれると人気です。高級ホテルの多くが採用していることもあり、自宅にも高級マットレスを買いたいと考える方は増えています。

しかし、高級マットレスはなかなか手が出しづらい価格なこともあり、選び方やおすすめが知りたいとの声は多いです。そこで今回は、高級マットレスについて徹底解説していきます。マットレスの選び方やおすすめアイテムはもちろん、高級マットレスを長持ちさせる方法もご紹介していきます。

最後までご覧いただければ、後悔のない高級マットレス選びが可能です。自分に合った最適な高級マットレスを選んで、快適な眠りを実現させてください。

高級マットレスと一般的なマットレスの違いを表にまとめました。

このように、全体的に高級マットレスの方が眠りの質や耐久性など、すべての面で優っています。一般的なマットレスはどうしても短期間でへたってしまったり、衛生的に使えなかったりというデメリットがあります。

高級マットレスの魅力は、その寝心地の良さにあります。中材に使われているコイルの品質を追求したものが多く、快適な眠りを実現可能です。

価格が高く手が出しにくいとの声もありますが、1度買えば長期間使えるので長くいいものを使いたい方に向いています。また通気性が高いこともあり、清潔をキープして使えます。

らせん状に巻いたコイルを袋に入れて連結させたのが、ポケットコイルマットレスです。柔らかめの寝心地が特徴で、体圧を分散させやすい構造となっています。そのため、適度なフィット感を得られて腰に負担がかかりにくくなります。通気性が良くないというデメリットはありますが、体への負担を減らしたい人におすすめです。

高密度連続スプリングマットレスは、横揺れがしにくい特徴があります。ボンネルコイルマットレスが持つデメリットを改善したマットレスとなっていて、耐久性がとても高くなっています。

また横揺れが伝わりにくい特徴を持っているため、2人で同じベッドで眠りたい方におすすめです。丁度いい通気性を持っていて、蒸れにくくなっています。

ノンコイルマットレスは、高級マットレスの中でもリーズナブルな価格で購入できます。コイルが入っていない分取り扱いがとても楽で、買い替える際にも廃棄しやすいです。

低反発や高反発など、マットレスを選ぶ際にパッと見て硬さが理解できるため、選びやすいのもポイントです。ノンコイルマットレスの寿命は長くても8年程度とされています。

「西川」は、1566年創業と日本の中でも有数の歴史を持つ老舗の寝具メーカーです。ただし「西川」でも「西川（東京西川）」や「昭和西川」とそれぞれ別会社があり、主力となる商品が異なります。

たとえば、「西川（東京西川）」の主力となるマットレス「AiR（エアー）」は、大谷将平さんなどトップアスリートを起用したブランドを展開しています。一方「昭和西川」は、独自の凹凸構造を採用した質の高い睡眠を得られる｢ムアツ」が主力です。

どちらにしても高品質で、かつ最高に寝心地がいいマットレスを取り揃えています。特に「AiR（エアー）」は、睡眠の質が改善されることが科学的に証明された人気商品です。気になる方は、ぜひチェックしてください。

高級マットレスといえばシモンズと言っても過言ではないくらい、高級マットレスメーカーとして有名なのがシモンズです。シモンズは、高品質なポケットコイルが特徴の歴史あるメーカーでもあります。

ピアノ線と同等の超硬鋼線を使用していて、品質の高さで知られています。その品質の高さから、耐久性があることも有名です。

8年連続で全米売り上げ№1を誇っているのがサータです。アメリカで人気のシーリーと№1争いを続けていて、一流ホテルにも多く採用されています。

ファイヤーブロッカーという燃えにくい素材を採用しているのが、サータのマットレスです。火災のリスクが高まっている日本に最適なマットレスと言われていて、安全性重視な方に向いています。

1881年からマットレスを作っている老舗ベッドメーカーがシーリーです。世界の一流ホテルにも多く納入されていて、その品質の高さは世界で人気となっています。

基本的にはボンネルコイルマットレスを採用していて、体圧分散性を高める素材を中材に使用して、睡眠の質を高めています。サータとシーリーはアメリカでトップ争いをしているメーカーです。

フランスベッドは、日本人の眠りのためにマットレスを開発し続けている日本企業です。医療機関のベッドに多く採用されていて、どんな方でも体への負担が少ない状態で眠れるように工夫されています。日本で唯一高密度連続スプリングのライセンスを持っている企業でもあります。

多くのアスリートが遠征先に持って行っているのが、エアウィーヴです。エアウィーブは日本の寝具メーカーが作っていて、質のいい眠りをコンセプトにしています。

ベッドマットの上に敷くタイプのものを多く作っていて、持ち運びが簡単なのも特徴です。自宅での眠りと外出先の眠りを変えたくない方におすすめです。

マットレスの側生地によって寝心地が変わります。側生地によって体へのフィット感が変わるため、より体にフィットさせたい人は伸縮性がたかいものを選びましょう。

連続キルトやタックアンドジャンプキルトなどさまざまな種類があり、通気性やフィット感に大きく影響します。そのため、寝る部分だけでなく、側生地のチェックは必須です。自分が求めている寝心地に近いものをチェックし選ぶことで、理想に近づけます。

マットレスの厚みは、快適な寝心地をキープするためには外せないものです。マットレスの上に敷くタイプであれば、5cm程度の薄手でも問題ありません。

しかし、単体で使うマットレスを選ぶのであれば、20cm以上のものがおすすめです。厚みが増すほどに価格が高くなり、重量も増してしまいます。しかし高級感がぐっと高まるため、予算の範囲内であれば厚めを選びましょう。

さらに詳しくマットレスを選びたい人は、耐久性を示すコードが書かれてある製品表示をチェックしましょう。製品表示は、アルファベットと数字が混ざった状態で記載されてあるものです。

• 中材の種類…SWRH（硬鋼線）SWRS（ピアノ線）
• 反発性…数値が高いほどマットレスが硬くなる。平均は70程度
• 耐久性…マンガンの含有量で、多い（A）よりは少ない方（B）が耐久性が高い

強度に関しては、ABCまたはVABで表記されていて、CまたはBの方が強くなります。

ごく一般的なマットレスのサイズがシングルサイズです。奥行きはすべてのサイズで同じですが、シングルサイズは幅が97cmとなっています。

女性や小柄な男性だとちょうどいいという声が多いですが、大柄な男性だとすこし狭いと言われています。一人暮らしの人に選ばれることが多いのがシングルサイズです。

セミダブルはシングルよりは少し広く、幅が120cmとなっています。シングルやダブルと比べると、選ばれることが少ないサイズなので、アイテム数が少なくなっています。

セミダブルの魅力は、ダブルより小さなスペースで、ゆったりと眠れること。ベッドは広めがいい方に向いています。

ダブルベッドは、幅140cmとなっています。シングルの倍とはいきませんが、かなりゆったりと眠れます。2人で寝ることもできるため、新婚夫婦に最も選ばれているサイズです。

日本人の一般的な体格であれば、ダブルで十分余裕をもって眠れます。しかし体格がいい人であれば狭いという声もあります。

クィーンベッドは、ダブルよりも広く幅が160cmとなっています。ダブルよりもゆったりと眠りたい人に選ばれているサイズで、寝室を広くとれるならおすすめです。

160cmあれば寝返りが多い方でも相手に当たらずに眠れますし、狭さを感じることは少ないです。余裕をもって眠りたいのであればクィーンを選びましょう。

クィーンサイズ以上のベッドは、各メーカーでサイズが異なるため必ずチェックしてから選びましょう。クィーンサイズの上といえばキングサイズですが、キングサイズのマットレスは180cmが一般的。しかしメーカーによって若干の違いがある場合がありますので、サイズを確認するのがおすすめです。

ニトリの高級マットレスと言えばN-sleepシリーズです。サイズによって値段は変わりますが、10万円以上するものもあります。ポケットコイルを採用していて、スプリングの数は1080個です。

高級クラスのマットレスですが、同じ高級クラスのマットレスと比べるとコスパ良く購入できます。手ごろな価格の高級マットレスが欲しい人にはニトリがおすすめです。

ベッドマットのお試しに行くなら、実際のパジャマに近い格好で行きましょう。締め付けはできるだけない方が理想です。

実際寝ている服装と違うタイプの服だと、寝姿勢が再現できない可能性があるためです。実際に自分が寝ている格好を再現し、快適に眠れるかどうかをチェックできるのが理想だとされています。

高級マットレスに寝転がったときに、体に負担がかかっていないかをチェックしましょう。主に負担がかかりやすい場所としては、腰や首です。

朝起きた時に腰が痛かったり、首が痛くて頭が痛くなったりする経験がある人ほど、念入りにチェックしてください。寝具の硬さや高さがあっていないと、体に負担がかかっているということなので、楽に寝ころべるかどうかが重要です。

寝姿勢測定器が置いてある店舗であれば、自分の正確な寝姿勢を知ることができます。寝姿勢測定器は、フランスベッドやシモンズなどの高級ベッドメーカーに置いてあることが多いです。寝姿勢測定器が万能なわけではありませんが、自分の寝姿勢を客観的に知りたい人に重宝されているアイテムです。

高級マットレスの寿命は最長で10年程度です。

• ポケットコイル…7～10年
• 高密度スプリング…10年
• ボンネルコイルスプリング…8～10年
• ウレタン…2～3年

このようにマットレスの中材によって耐久性が異なります。また使用頻度や使い方でも寿命は変わるので、次の項目では寿命を長持ちさせる方法をご紹介します。

高級マットレスをできるだけ長く使う方法は、ローテーションさせることです。マットレスを回転させずに使っていると、どうしても同じ場所にばかり負荷がかかってしまって、スプリングがへたりやすくなってしまいます。

そのため、上下左右がローテーションできるように、くるくると回転させながら使ってあげると長く使えます。このローテーションは定期的に行うのが理想で、ホテルではシーズンごとに行っているとのことです。

高級マットレスの魅力はその寝心地の良さです。高級ホテルに泊まっているかのような寝心地を自宅でも体感したい人に高級マットレスはぴったりです。自分にあった高級マットレスで、最高の眠りを実現させましょう。