うつ伏せ寝枕おすすめ10選｜ニトリ・無印など人気メーカーもご紹介

仰向けや横向きよりも、うつ伏せ姿勢で寝る方がリラックスできる人は意外と多いですよね。一見するとうつ伏せ寝は苦しそうですが、実はいろいろなメリットがあります。もし、うつ伏せ寝を習慣にしているなら、うつ伏せ寝専用の枕を選ぶのが大切です。

普通の枕でうつ伏せ寝をしている人も多いですが、一般的な枕は仰向け寝用に作られているので、うつ伏せ寝をしにくいのが難点です。合わない枕で無理にうつ伏せ寝をしていると、体に負担がかかってしまいます。そのため、うつ伏せ用枕が便利です。

そこで、この記事ではうつ伏せ寝で使う枕を選ぶ時のポイントや、うつ伏せ寝におすすめの枕を厳選して紹介します。人気メーカーのニトリや無印良品のうつぶせ寝枕もピックアップしています。ぜひ参考にして枕選びに役立ててください。

いびきに悩んでいる場合は、うつ伏せ寝を試してみるのがおすすめ。いびきは寝ている時に何らかの原因で気道が狭くなって起こりますが、仰向けだと舌が喉の奥に入りやすく、よりいびきが起こりやすいです。

一方でうつ伏せの姿勢は舌が喉の奥に入らず気道が確保されるため、呼吸がしやすくいびきの予防に効果的です。

仰向けの姿勢だとリラックスできないと感じる場合は、一度うつ伏せ寝を試してみましょう。うつ伏せ寝をすると腹式呼吸が楽にできるので、自律神経が整いやすいのが特徴。

うつ伏せになると下腹部がふくらむので、自然と腹式呼吸になります。腹式呼吸をすると副交感神経が優位になるため、心身のリラックスに効果的です。

うつ伏せ寝は腰に負担がかかりやすいため、腰に悩みがある人には仰向け寝の方がおすすめです。うつ伏せの姿勢になると腰が反った状態になるので、うつ伏せ寝で反り腰が悪化してしまう場合もあります。

それでもうつ伏せ寝をしたい場合は、骨盤の下にタオルを敷いて腰が反らない状態を作るのがひとつのアイデアです。

交感神経が高まっていて頭が冴えた状態では、うつ伏せ寝でも腹式呼吸に切り替わりにくいです。胸式呼吸の状態でうつ伏せの姿勢になると、胸が圧迫されて呼吸が苦しくなってしまいます。

快適にうつ伏せ寝をするためには、寝る前のスマホ習慣は避けてストレッチや瞑想で副交感神経が優位になる状態を準備するのも大切です。

自分の力で寝がえりを打てない赤ちゃんや高齢者は、うつ伏せ寝が窒息につながる危険があります。特に赤ちゃんの場合は、うつ伏せ寝と乳幼児突然死症候群の関連性が指摘されているので、うつ伏せ寝はさせないようにしましょう。

また胸を圧迫するうつ伏せ寝は心臓に負担がかかりやすいため、心臓に疾患がある人にも不向きです。

楽にうつ伏せ寝をしたい人におすすめなのが、中央が空いているU字型の枕。中央が空いているためお腹と胸を圧迫せず、うつ伏せ寝がスムーズにできます。

U字型の枕はサイドを抱きしめる形になるので、安心感を得やすいのも魅力。仰向け寝だとU字型枕は少し使いにくいので、うつ伏せ寝がメインの人に向いています。

本格的にうつ伏せ寝をするなら、うつ伏せ寝のために設計された立体構造の枕がおすすめ。立体構造の枕は部位によって高さが違う作りになっていて、うつ伏せ寝をした時に胸や頭が圧迫されにくいのが特徴。

立体構造の枕は両腕を置くスペースがあるタイプが多いので、うつ伏せ寝をした時に腕や肩が疲れにくいのも魅力です。

うつ伏せ寝にこれから少しずつ挑戦していきたいなら、ベーシック型の枕を選ぶのがおすすめ。最初はうつ伏せの姿勢に慣れないため、どんな寝姿勢にも対応しやすいベーシック型の枕が使いやすいです。

ベーシック型の枕をうつ伏せ寝で使う場合は、胸や顔を強く圧迫しない柔らかめの枕を選ぶのがポイントです。

うつ伏せ寝をする時は、厚みが5cmから8cmくらいの薄めの枕を選ぶのがおすすめです。高い枕でうつ伏せの姿勢を作ると首や腰に負担がかかりやすいので、首こりや腰痛につながる場合があります。

タオルや毛布を枕に見立てて、どのくらいの高さが体の負担にならないかシミュレーションしてみるのもおすすめです。

うつ伏せ寝には低めの枕がおすすめですが、体格によって使いやすい高さは微妙に違います。うつ伏せ寝用でも高さを選べる枕もあるため、体格や好みに合わせて高さを細かく選びたい人におすすめ。

使い心地に合わせてシートや中材で高さを調節できる枕もあるので、購入した後で高さを調節したい場合に便利です。

体に合わせてゆっくりと沈み込む低反発ウレタンは体を強く圧迫しないので、うつ伏せ寝に向いています。頭を包み込むように柔らかくフィットするので、首や肩に負担がかかりにくいのも魅力。

低反発ウレタンは通気性が悪く蒸れやすいのがデメリットですが、最近は穴をあけて通気性の悪さを改善している枕もあります。

ポリエステル綿を使用した枕は、雲のようにふんわりとした感触と寝返りを打ちやすい適度な弾力が魅力。ポリエステル綿の枕は洗濯ができるタイプが多いので、汚れを気にせず使いやすいのが便利です。

ポリエステル綿でも粒わたを使用した枕は、頭にフィットしやすいのでうつ伏せ寝でも体に負担がかかりにくいです。

マカロニのような形をしたプラスチック製のパイプ素材は、空洞があるので通気性がよく蒸れにくいです。パイプ素材の出し入れが自由にできる枕が多いので、使い心地に合わせて高さを細かく調節できるのがメリット。

パイプ枕は硬いのが難点でしたが、最近は柔らかいソフトパイプもあるのでうつ伏せ寝でも使いやすいです。

うつ伏せ寝をしていても睡眠中に仰向けや横向きになる場合が多いので、どの姿勢でも体に負担がかからない枕を選ぶのが大切です。体調によって快適な寝姿勢が変わるため、どの寝姿勢にも対応できる枕の方をおすすめします。上下の向きを変えて使い方を変える枕もあるので、日によって寝姿勢を変えたい人に人気です。

仕事や勉強の合間にデスクで昼寝をする場合は、デスク専用のうつ伏せ寝枕があると便利。枕を使わずにデスクでうつ伏せ寝をすると、腕が圧迫されて痛みやしびれが起こりやすいです。

枕を使えば頭の位置が高くなるため、首に負担がかかりにくいのも利点。デスク専用の枕は穴があるので、呼吸が楽にできるのも魅力です。

うつ伏せ用の枕の中には、医療機関でも使用される本格的なアイテムもあります。カイロプラクティックやマッサージの施術を受ける際に使用するタイプや、眼科手術を受けた際に休養を取るのに使われているものなどが代表的なものです。睡眠の質向上や身体ケアもお考えなら医療用をおすすめします。

無印良品にはうつ伏せ寝用に作られている枕はありませんが、首に巻いて使うネッククッションはデスクのうつ伏せ寝でも人気です。

U字型で中央が空いているので、デスクに置いて使うと楽に呼吸ができます。中材にはモチモチと柔らかい感触の発砲ビーズを使用しているため、触り心地がよくおでこが痛くなりません。

ニトリは枕の種類が豊富なので、うつ伏せ寝がしやすい枕も見つけやすいです。ニトリで特にうつ伏せ寝におすすめなのが「高さ10か所調整できる枕」。

中材の量やシートの使い方次第で10か所の高さを調整できるため、うつ伏せ寝がしやすい枕の形を作れるのが魅力です。中材が3種類あるので、好きな感触を選べます。

寝心地を追求するテンピュールは、さまざまな枕を販売しています。中でもテンピュールが手掛けるうつぶせ寝の枕と言えばオンブラシオピローです。うつぶせ寝しても、呼吸がしやすい形状で、首や背中にも負担がかかりにくくなっています。カバーの表面はストレッチ素材のため動きやすく、取り外して洗濯ができます。側面部分は通気性に優れたメッシュ素材です。

お近くにカインズやコメリなどのホームセンターがある場合は、うつ伏せ寝用枕を実際に手に取ってみるのもおすすめ。

ホームセンターは寝具専門店やデパートよりも低価格で高品質の枕が豊富なので、気軽に購入できるのが魅力です。ホームセンターには実際に枕を試せるお店もあるので、購入前に使い心地をチェックできます。

うつ伏せ寝用の枕を購入する場合は、体に負担がかからず楽な姿勢を取れる枕を選ぶのが大切。人によって快適なうつ伏せ寝用枕は違うので、できれば購入前に使い心地を試してみるのがおすすめです。今回紹介したうつ伏せ寝用の枕の選び方やおすすめ商品を参考にして、快適にうつ伏せ寝ができる枕を探してみてください。