【100均材料も】ヘキサテーブルの自作方法｜人気のガレージブランドも

焚き火などを囲んでゆったり過ごせるヘキサテーブルがほしいけれど、完成品を買うのはコストがかかる、と悩んだ経験はありませんか。ヘキサテーブルを自作すれば、より安くおしゃれにキャンプを楽しめます。

ヘキサテーブルは焚き火台を囲むような形状が特徴的で、完成品の相場は2万円から3万円ほどです。自作のヘキサテーブルはデザインがシンプルになりますが、100均やホームセンターなどで材料を調達すればコストを抑えられます。

こちらの記事ではヘキサテーブルの自作に必要な材料や、合板を使う方法や塩ビ管を使う方法など、さまざまな自作方法について説明します。より自分好みのヘキサテーブルをDIYで作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ヘキサテーブルを自作するために必要な材料は、天板用の木材と脚部分に使うパーツです。脚に使う材料は、好みに合わせて以下から選べます。

• 木材
• 塩ビ管
• アイアンパーツ

また、好みの風合いに仕上げたい時には塗料を取り入れるのもおすすめです。塩ビ管をアイアンパーツ風に塗装するとおしゃれな印象になります。また、屋外用の塗料を活用すれば、丈夫なヘキサテーブルに仕上げられるのがポイントです。

ヘキサテーブルを自作する際には、まず設計図を考えることが大切です。真ん中に配置する焚き火台のサイズを目安に、五角形になるよう図形を描いてヘキサテーブルの大きさを計算しましょう。自分が使う焚き火台に合わせて設計図を描けば、シンデレラフィットするおしゃれなヘキサテーブルを作れます。

また、焚き火台で調理する時の高さよりもやや低くなるように設計するのも大切なポイントです。

100均の材料を使用する方法では、DIYに慣れていない方でもより手軽にヘキサテーブルを自作できます。100均で調達できる材料は、折りたたみ椅子・板・パイプを固定するパーツ・ネジなどです。1枚の板に対して、縦の長さが同じ木のパーツを両端に2つ取り付けたら、2つの折りたたみ椅子を両端に固定します。

板に折りたたみ椅子が付いたパーツを6つ作って並べれば、ヘキサテーブルの完成です。板の切り出しはホームセンターのカットサービスを利用し、椅子の取り付けはドリルドライバーを貸し出してもらうと工具を購入せずに作業できます。

合板一枚を使用してヘキサテーブルを自作する場合、同じ大きさの台形パーツを6つ切り出してつなげる形で天板を作ります。天板用のパーツを作る際には、台形パーツを2枚一組にして蝶番で繋げるようにすると、強度を高めつつ折りたたみ可能な構造になるのがポイントです。

また、脚パーツのサイズを設計図で計算し、天板パーツに穴を開けて組み合わせる作りにすれば、使わない時に取り外してコンパクトに収納できます。

塩ビ管を使用したヘキサテーブルの自作方法は、溶接などをせずにパズルのように組み立てて作れるのが魅力です。6枚の板を使い、一部分が重なるようにヘキサテーブルの天板を作ったら、板を固定するパーツを塩ビ管で作り、組み立てます。

塩ビ管のパーツは上部の空間に板を挟めるよう、鳥居のような形状に組み立てることで、高価な工具を使わずにテーブルを作れるのが魅力です。

脚部分にアイアンやスチールメッシュを使用すれば、カフェ風のおしゃれなヘキサテーブルを自作できます。アイアンレッグパーツを購入し、サイズに合わせて天板をカットすれば、手軽にこなれた印象のテーブルを作れるのがポイントです。

また、より本格的な見た目に近づけたい時には、スチールメッシュ素材を天板に使用しましょう。金属を加工する技術が必要になりますが、高級感のある仕上がりになります。

ヘキサテーブルを自作する場合、デメリットもあるため事前に把握しておくことが大切です。自作したヘキサテーブルのデメリットとしては、以下が挙げられます。

• 強度に不安が残る
• 自作方法によっては専門的な工具が必要
• 作業スペースが必要になる
• 使えるようになるまで時間がかかる

ヘキサテーブルの自作は難しいと感じたら、スクエア型などよりシンプルな構造のテーブルから挑戦してみるのもおすすめです。

自作は愛着も湧きますしコストも抑えられますが、やはり作るのは難しいと感じる方もいますよね。自作が厳しい場合は、購入するのもおすすめです。ヘキサテーブルで人気のメーカーを紹介します。

ハイランダーはシックでムダのないデザインが特徴の、アウトドア通信サイトが展開するオリジナルブランドです。

デザインだけでなくコスパがいいため、キャンパーに人気があります。ヘキサゴンテーブルなどのテーブルやチェアだけでなく、テントや焚き火台などキャンプ道具一式が揃えられるブランドです。

ガレージブランドもチェックしていきましょう。ガレージブランドとは、個人事業などの小規模でありながらも良質なオリジナルのアウトドア用品を作るブランドを指します。素材やデザインにこだわられているため、大量生産にはない魅力があります。

ガレージブランドでは、木工加工会社の社長さんが立ち上げた「TheArth（ざぁ～ッス）」や北海道を拠点にしてるキャンパーたちによるチーム「OMOiD（オーエムオーアイディー）」などが有名です。

ヘキサテーブルを自作して、アレンジを楽しみましょう。ヘキサテーブルの自作方法には、
100均の材料を使用する方法・合板一枚で作る方法・塩ビ管を使用する方法などがあります。自分好みに仕上げたヘキサテーブルで、キャンプをおしゃれに満喫しましょう。