タープのおすすめメーカー・人気ブランドを紹介【ロゴス・スノーピーク】

タープはソロキャンプからファミリーなどの大人数のグループキャンプでも大活躍するアイテムです。日よけや雨よけとしてはもちろん、テントと連結してプライベート空間を広げたり焚き火を楽しめたり、アレンジ次第で活用できます。

そんな便利なタープはさまざまなメーカーから販売されていますが、メーカーによって違いがあります。おしゃれなデザイン・初心者向けアイテムが充実・高品質な日本メーカーなど個性はさまざまです。

今回はキャンパーにも人気のスノーピーク・コールマン・DODなどの有名メーカーを紹介していきます。ヘキサタープ・レクタタープなど種類の違いも掲載していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ヘキサタープは六角形のタープで、張り方をアレンジするとさまざまなシーンで活用できます。大きなサイズの商品が多いため、ファミリーやグループでの使用がおすすめです。見た目がおしゃれ・開放的で風通しがいい・日差しや雨避けになる・大人数も収容できるなどの魅力がたくさんあります。

長方形をしているのがレクタタープです。ヘキサタープと同様に大型の商品が多く、大人数での使用に向いています。解放感もあり広い居住スペースが作れる・テーブルやいすが配置しやすい・屋根の角度調整でプライベート空間も作れる・収納時にたたみやすいなどのメリットがあります。

少人数のキャンプに適しているのがウィングタープです。ウィングタープはひし形で小型の商品が多いのが特徴。コンパクトにまとまり軽量のため、ソロキャンプにもおすすめです。張り方のアレンジもできます。

スクリーンタープは、テントのような立体構造になっています。床部分はありませんが、ヘキサタープなどほかのタイプよりもプライベート空間が作りやすいのが魅力です。雨風をしのげて、虫や動物の侵入も防ぐメリットもあります。床にマットを引けば寝室にもできるので、テントと連結して使うのがおすすめです。

タープを購入する多くの方は、日よけを目的としています。そこでより快適に過ごすためにはタープの遮光性に注目して商品を選ぶのがおすすめです。また夏場に使用する場合は遮光性とセットで、UVカット機能つきを選びましょう。

キャンプで焚き火やバーベキューを楽しむ方には、難燃性に優れたタープが向いています。とくにコットン素材やTC素材のタープがおすすめです。安全に配慮して、取扱説明書も確認してください。

キャンプでは突然の雨に遭うシーンはよくあります。タープがあると、人だけでなく荷物も雨から守ってくれるので、耐水圧1500mm以上の商品は強い雨が降っても安心です。

タープは基本的には風に弱いアイテムですが、なかには風に強いタイプの商品も販売されています。風対策としては、風向きを確認するのがおすすめです。タープを張る際に風上を低く・風下を高くすると影響が軽減します。またペグ打ちも強めにすると強度が出ますよ。

テンマクデザインはアウトドアショップの「WILD-1」が展開している日本のブランドで、「tent-Mark DESIGNS」と表記されます。「今のニーズを具現化するもの」・「これからのニーズを生み出すもの」の2つのコンセプトのもと、アイテムを開発しています。

使いやすさに配慮された商品がたくさんあり、キャンプ初心者からベテランまでたくさんの愛用者がいます。タープのなかではとくに「焚き火タープ」が人気。テンマクデザインのタープでぜひ焚き火を楽しみましょう。

スウェーデン生まれのヒルバーグは、テント・タープを中心に開発・販売しているメーカーです。強度は抜群なのに軽量で持ち運びしやすいアイテムがたくさんあります。快適さにもこだわって作られている点も魅力です。

タープはサンド・グリーン・レッドとカラーも数種類展開されていて、見た目もおしゃれ。ぜひテントやほかのアウトドアアイテムと色の組み合わせを楽しんでみてください。ソロキャンプ用のタープも人気です。

MSRは「マウンテンセーフティーリサーチ」の略で、アメリカのシアトルにある登山用品のメーカーです。1969年に設立された老舗ブランドで、世界中で愛用されています。テントのほかストーブ・スノーシューなど登山に役立つアイテムが豊富です。

MSRのタープはおしゃれな美しいデザイン性が魅力。とくに「ランデブーサンシールド」が人気。ベースはイエローでシンプルですが、アクセントとなるレッドがアウトドアによく映えます。

小川キャンパルは1914年に設立された老舗のアウトドアメーカーです。その名前はキャンパーたちの間で人気の「小川張り」でも有名です。これはタープとテントを連結する方法を小川キャンパルが提唱したため広まりました。

テントやタープを中心に販売しているため、それぞれラインアップが豊富です。タープもレクタタープ・ヘキサタープ・カーサイドタープなどがあり、自分に合ったタイプの商品を選べます。ぜひテントとセットで購入してください。

1971年に新潟県三条市で設立されたスノーピーク。世界に先駆けてオートキャンプのスタイルを生んだ会社として有名です。金物問屋からスタートしましたが現在ではアウトドア総合メーカーで、さまざまな商品を開発・販売しています。

また高品質と永久保証も人気の秘密。そんなスノーピークのタープは、高温多湿の日本の気候に合ったハイスペックな商品が揃っています。種類が豊富なので、自分に合ったタープが見つかります。

コールマンは1900年にアメリカで設立された、老舗のキャンプ用品を製造・販売している会社です。世界的に有名なブランドで、日本にもファンがたくさんいます。安定した品質で、リーズナブルなのも魅力です。

コールマンのタープは設営が簡単な点が人気。キャンプ初心者の方でも安心して使用できます。スクリーンタープも豊富でテントとの相性も抜群。スクリーンタープを探している方は、ぜひコールマンを検討してみてください。

モンベルは大阪府にある総合アウトドアメーカーです。高い機能性が特徴でベテランキャンパーの方にとくに人気。もちろん初心者の方にも扱いやすいよう開発されていますので、安心してください。

モンベルではテントや寝袋などが有名ですが、タープも高品質な商品が揃っています。とくにおすすめなのが「マルチシェードシリーズ」です。ソロキャンプ用からファミリー向けまでサイズ展開も豊富で、どれも1人で組み立てが可能です。

メイプルリーフのロゴがおしゃれなロゴス。海外ブランドのような雰囲気ですが、実は1985年に日本で設立された会社です。直営店のほかに、ニトリでも取り扱いがあります。

ロゴスの商品はコストパフォーマンスに優れ、機能性も抜群です。タープでおすすめなのが、「ソーラーブロック ウィングヘキサタープ」です。こちらはＵＶカット率99.9％以上。日焼けをしたくない方におすすめです。ぜひこの夏のキャンプに取り入れてください。

「DOPPELGANGER OUTDOOR」が2018年にブランド名を変更して誕生した、DOD。もともとは1997年に設立された、大阪府にある会社が運営しています。機能性が高く、キャンパーから人気を集めているブランドです。

シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、斬新な発想から多くの商品を生み出しています。有名なのが「ITSUKA NO TARP」。「いつかやろうを今やろう」のキャッチコピーで売り出しているタープで、初心者におすすめのアイテムです。

ユニフレームはスノーピークにも近い新潟県燕市にあるアウトドアメーカーです。燕市は食器で有名な地域として知られており、ユニフレームも焚き火台・ダッチオーブン・キッチンツールなどが人気です。

タープでは「REVOタープ」がおすすめ。ポールの使い方によってアレンジを楽しめたり、専用のウォールと組み合わせてシェルター使用にできたりと、機能面は抜群。専用の収納ケースもついているので持ち運びも便利です。

テントとタープのメーカーを合わせた方がいいのか、疑問に感じますよね。テントとタープは必ずしも同じメーカーではなくても、機能面・見た目に問題はありません。自分に合ったアイテムをそれぞれ揃えましょう。

タープを探す際に、タープテントも気になる方もいますよね。タープテントは、支柱を広げて天幕を張るだけで自立するタープで、設営が簡単な点が魅力の商品です。タープテントも各人気ブランドから発売されているので、ぜひチェックしてみましょう。

以下の記事では、初心者向けのタープの紹介や、安いタープテントの選び方などを紹介していますので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

ここまでタープの選び方・人気メーカーについて紹介してきました。タープはアレンジ次第でいろいろ楽しめるアイテムです。ぜひ記事の内容を参考にして、自分に合ったタープを見つけてもっとキャンプを楽しみましょう。