畳ベッドおすすめ5選｜寿命はどのくらい？・ニトリ・評判も

畳は高温多湿な日本の夏を快適に過ごせる、昔ながらの知恵が詰まったアイテムです。しかし、最近は和室が減り、洋室では床が硬すぎて布団で眠れないと困っている方もいますよね。布団で快適に眠りたい方は畳ベッドがおすすめです。

畳ベッドは、床板部分が畳で作られています。基本的な作りは一般的なベッドと同じで、洋室でも使用可能です。最近はおしゃれなデザインの製品も増えているので、洋風のインテリアにもマッチします。

しかし、畳ベッドをどのように選べばいいかわからない方も多いですよね。本記事では、畳ベッドの選び方やおすすめ20選をご紹介します。畳ベッドのお手入れ方法も解説しているので、畳ベッドが気になる方はぜひチェックしてください。

• 洋室でも和室のような感覚で眠れる
• 寒い季節も暑い季節も快適
• 湿度の高い時期でも不快にならない
• 足腰に負担がかかりにくい

畳は断熱効果・吸湿効果が高いので、一年中快適に眠れるのが特徴です。ベッドの高さは一般的なベッドとほとんど変わりません。和室の床に直接寝るよりも立ち上がりやすいので、体に負担がかかりにくいです。

また、睡眠時以外は小上がりや椅子としても使えます。どんな部屋でも使えて、さまざまな使い方ができるので便利です。

• 時間が経つと畳が劣化する
• カビ・ダニ対策が必須
• 定期的なお手入れが欠かせない
• 床板が硬い

畳はデリケートなので、正しいお手入れを定期的に行う必要があります。ただし、定期的にお手入れしても、10年以上使用すると畳が劣化するので張り替えが必要です。また、マットレスのような柔らかい寝心地に慣れていると体に痛みを感じる可能性があります。クッション性の高い敷布団を使うのがおすすめです。

横幅は、肩幅より40～50cm大きいと寝返りを打ちやすいです。高さは、低すぎると立ち上がりにくく感じるので、使用する人に合う高さを選びましょう。ただし、高さがあるベッドはベッド下を収納としても活用できますが、部屋が狭く見えます。

畳ベッドの品質を確認するときは、畳の産地・質を調べましょう。畳ベッドは海外のい草が使われているモデルが多いです。外国産モデルは安いですが、品質は国産モデルに劣ります。お手入れの手間を省きたい方は、人工素材が使われているモデルがおすすめです。

ベッドは大きな家具で存在感があります。部屋のデザインに合っていないと悪目立ちする可能性が高いので、インテリアを重視する方はデザインにもこだわりましょう。

【畳ベッドのデザイン】

• 和風の印象が強い木目調のデザイン
• 白や黒のようなモノトーン・シックなデザイン
• 洋風なインテリアに合うカラー畳

折りたたみ機能は、部屋を広く使いたい方におすすめです。起きている間はコンパクトに収納して、部屋の隅に置いてスペースを有効活用できます。キャスター付きの製品も多いため、手軽にベランダに運んでそのまま天日干しができます。折りたたみタイプは、来客用のベッドとしてもおすすめです。

収納機能は、収納が少ない部屋に住んでいる方や、ベッドで快適に過ごしたい方におすすめです。収納の位置は自分の使い方に合わせて選びましょう。

畳はカビやダニが発生しやすいので、頻繁なお手入れが欠かせません。お手入れの頻度を減らしたい方は、防虫加工が施してあるモデルがおすすめです。人工素材ほどではありませんが、カビやダニが発生しにくくなります。ただし、防虫機能が施されていてもお手入れは必須です。

寒さが気になる方は、保温性の高いモデルがおすすめです。布団が冷えにくいので、真冬でも快適に過ごせます。暑い時期の暑さ・蒸れが気になる方は、畳の下がすのこになっているモデルを選びましょう。

【快適に過ごせる畳ベッドの特徴】

• 畳の芯に発泡スチロールが使われている
• すのこが使われている
• 木材部分にヒノキが使われている

実店舗を持たず、人件費や家賃を抑えて安い価格で販売しているメーカーです。価格だけでなく、機能が充実している家具も多数取り扱っていて、コスパを重視する方におすすめです。畳ベッドは、高さを調整できるモデルや手すりを取り付けられるモデルなどがあります。

全国に多数店舗があり、安価でコスパの高い製品が多いメーカーです。実物をしっかり確認してから購入できます。畳ベッドは、カビ・ダニが発生しにくい和紙畳を使っているモデルもあります。どのモデルも収納棚がベッド下に搭載されているので、狭い部屋でも使いやすいです。

洋風なインテリアにも合うおしゃれな製品を取り扱っている、1916年創業の老舗メーカーです。畳ベッドはラインナップが充実していて、素材・畳の織り方などもさまざまな製品があるので、自分好みの製品を見つけられます。すべての製品が日本製で、広島県の自社工場で製造しています。

価格は高めですが、品質が高くて長く愛用できる有名メーカーです。畳ベッドのラインナップも豊富で、国産のい草が使われているモデルもあります。スタイリッシュでおしゃれな家具も多いので、デザイン性を重視する方や耐久性が高い家具が欲しい方におすすめです。

畳ベッドの寿命は約3～5年ほどです。使い方によって寿命も異なりますが、長期間使い続けるとすり減っていきます。常に布団を敷いたままだとカビが発生するため、常日頃から換気も行っておきましょう。

【ポイント】

• 毎日換気をする
• 天日干しは最低でも半年に1度
• 畳表を紫外線に当てない

畳ベッドを使用する場合は、毎日部屋の換気をするのが重要です。布団・マットレスを外してから換気をして、畳に新鮮な空気を当てます。

定期的な天日干しはカビ・ダニ予防に有効ですが、紫外線で畳が傷む可能性があるので気をつけてください。必ず畳床を表にしてから、4～5時間程度天日干ししましょう。

【ポイント】

• 換気のときに掃除するのがおすすめ
• 掃除機・乾拭きをする
• 畳の目に沿って掃除する

換気と一緒に畳に掃除機をかけて乾拭きしましょう。畳の目に入り込んだ汚れを取り除いて、ダニが発生するのを防ぎます。掃除機のヘッド・雑巾は、畳の目に沿った方向に移動させてください。目に沿わないと汚れが落ちにくく、畳を傷める可能性があります。

【メリット】

• 色褪せを防げる
• ダニから畳を守れる
• 色がよくなる

色が落ちてきた畳ベッドにはワックスを使うのがおすすめです。新品のような色に戻せて、さらに色褪せするのを防げます。ダニのような虫から畳を守る効果も期待できるので、畳が長持ちして長期間使用できます。

気を付けていてもカビが生える可能性はあります。カビが発生したときは以下の手順に沿って対処しましょう。

【カビが生えたときの対処法】

1. 天日干しをする
2. 乾いたブラシで優しくこすってカビを取り除く
3. 掃除機で汚れを吸う
4. 乾拭きで汚れを取り除く
5. カビが落ちていない場合はアルコールスプレーをかける
6. 20～30分程度放置する
7. 1～4を繰り返す

畳ベッドは畳の特徴を生かした日本の気候にぴったりのベッドです。蒸し暑い夏も寒い冬も快適に眠れます。洋室に合う素敵なデザインの製品も多いので、おしゃれな部屋が好きな方におすすめです。本記事を参考に、自分に合った畳ベッドを見つけましょう。