添い寝できるベビーベッド「そいねーる」を解説｜後悔しない？マットレスの代用は？

赤ちゃんを家に迎えるにあたって、就寝場所の確保は悩みどころです。ベビーベッドもベビー布団も安くはない買い物なので決めきれない方も多いですよね。

そいねーるは、赤ちゃんのねんね環境に悩みをもつママパパの声から作られた便利なアイテムです。ベビーベッドとベビー布団、それぞれのメリットを兼ね揃えているため、好みの育児スタイルにあった就寝環境を整えやすい商品です。

この記事では、そいねーるⅢの特徴やベビーベッドとの違い、何歳まで使えるか、ほかの布団で代用できるのかについて詳しくお伝えします。ぜひ、購入の参考にしてください。

そいねーるとは、21段階の高さ調節機能を活用し、布団派でもベッド派でも赤ちゃんと添い寝を可能とした機能性ベビーベッドです。＜たまひよ赤ちゃんグッズ大賞 2022ベビーベッド部門 メーカー別＞で入賞し、注目を集めています。

そいねーるの特徴は、専用のサポートベルトを使って、大人用のベッドと隙間なく固定できる点にあります。密着した状態をキープし続けるため、就寝中に赤ちゃんがベッドから落下してしまう不安や、隙間に埋もれてしまう心配がありません。

大和屋は愛知県にある日本企業です。コンセプトである「日本中の親心に、おせっかいでありたい」の通り、子育てに不安な親の助けとなる商品を数多く販売しています。特にそいねーるをはじめとするベビーベッドは、独自の「yamatoya基準」を設け、安全性に高いこだわりを持っています。

産後のママが心身を休めるために、眠りの時間は最重要ポイントです。特に、産褥期と呼ばれる期間の睡眠は、重要視したいもの。そいねーるのメリットやデメリットを紹介しますので、ご自身のスタイルにマッチするかチェックしてみましょう。

そいねーるを使う利点は大きく4つあります。サイズや収納スペースといった実用的な観点から、お世話が楽になり精神的にも負担が軽くなるメリットまでさまざまです。

生後3か月までの赤ちゃんの夜間授乳も頻繁です。そいねーるなら、赤ちゃんがすぐ近くにいるので、授乳やミルクのたびに立ち上がる必要はありません。さらに、赤ちゃんのお世話グッズを枕元に置いておけば、より楽に夜間のお世話ができます。

そいねーるは高さを21段階変えられるので、大人用ベッドにしっかりフィットする高さへ調節が可能です。赤ちゃんが小さい時は、授乳後のゲップが上手くいかないまま眠ってしまう場合があります。その際に吐き戻しをしてないか横になって見守れるのは大きなメリットです。

大和屋の最新モデルである「そいねーるⅢ」の大きさは、縦130cm×横45cmです。一般的なミニサイズのベビーベッド（縦90cm×横60cm）と比較すると、横に15cmほど短い作りです。狭い寝室の場合、ベビーベッドは入らないけど、そいねーるならぴったり収まるケースも少なくありません。

おむつやおしり拭きなど収納場所に困るものは、下段のスペースに収納できます。収納スペースは柵がない作りで、物の出し入れがしやすいのが特徴です。さらに、ポケット付きのベッドガードをつけると、利便性がアップ。ぬいぐるみや絵本の収納スペースとして活躍します。

赤ちゃんのねんね環境として優秀なそいねーるですが、メリットもあればデメリットもあります。購入前に知っておけば、事前にカバーできる点もありますので参考にしてください。

そいねーるは専用サイズのシーツやマットレスが必要となります。初めて購入する場合は、シーツやマットレスをセットで購入するのがおすすめです。

幼児期までの子供は、いつ寝てしまうかわかりません。しっかり睡眠をとらせるために、寝ている子どもを抱っこして就寝場所に移動させる場面もあるかと思います。ただ、そいねーるの場合、大人用ベッドと接している面から抱え入れて寝かせる必要があるので、念頭に置いておきましょう。

そいねーるは、ベビーベッドの一つです。ベビーベッドは、赤ちゃんの安全性が保たれ、床のホコリやゴミなどから距離を保てる点がメリット。一方で、サイズや仕様によって使い勝手が悪く感じてしまう場合もありますので、3つのポイントを抑えて選ぶのがおすすめです。

ベッドを置くためにはどのくらいのスペースが確保できるのか十分なシュミレーションを行いましょう。実際に寝室にベビーベッドを置いてみたら、寝室のドアが閉まらなくなってしまった、ベッドの間の通路が確保できなかった、などの失敗談は少なくありません。

ベビーベッドに取り付けられている柵は、一般的に2面開きか1面開きのものがあります。ベッドを設置する場所が壁側なら開閉する柵は1面で十分です。

柵の開閉方法はスライド式タイプか手前に倒すタイプかに分かれます。赤ちゃんを抱っこしながら片手で柵を扱う動作をイメージして使い勝手のいいものを選ぶのがポイントです。

ベビーベッドの安全基準には「PSCマーク」と「SGマーク」があります。「PSCマーク」は国の定めた技術基準に適合しているか、「SGマーク」は財団法人製品安全協会が自主的に定めた基準を満たしているかどうかを表しています。万が一の事故を考えて、このふたつのマークを確認しましょう。

そいねーるの口コミをチェックしていきましょう。実際に使ったことのある方の意見はとても参考になりますよ。

ベビーベッドの卒業時期は、つかまり立ち～1歳前後でリビングでの使用を卒業し、2歳前後で寝室でも使わなくなるのが一般的です。赤ちゃんとママやパパが気に入っていれば、少しでも長く使いたいのが本音ですよね。そいねーるはいつまで使用できるのか紹介します。

「そいねーるⅢ」の耐荷重量は60kgで、新生児から6歳まで使用可能です。

「そいねーるⅢ」は前モデルである「ムーブ」と「ロング」のいい所どりをした最新モデル。ムーブは、コンパクトな仕様だったため使用年齢は12か月までと限られていました。またロングは、4歳ごろまで使えますが、延長パーツを取り付けて組み立て直す必要がありました。

子どもの身長が伸びても窮屈感を感じにくい「そいねーるⅢ」は、長い目で見てコスパのいいベッドといえます。

そいねーるを早期に卒業するパターンとして最も多い理由が「子どもの寝相」です。子どもが成長すると柵を外して使用するため、寝相で大人用ベッドに侵入する場合があります。親の安眠を守るために、6歳以前に子供用ベッドへ移行する人が多くなっています。

そいねーるは一般的なベビーベッドのサイズとは異なるため、手持ちのベビーベッド用シーツなどでは代用できません。そのため、そいねーる専用の布団セットなどを購入する必要があります。

ただし、掛け布団などはベビー布団のミニサイズで代用可能です。少しでも安く済ませたい人は、そいねーるのマットレスに合ったパイルフィットシーツと防水シーツのセットを選ぶといいですよ。

そいねーるの類似品がいくつか販売されています。ここでは、大人用ベッドにくっつけて添い寝ができるベビーベッドをご紹介します。

大人ベッドの高さに合わせて9段階の高さ調節ができるベビーベッドです。組み立てのときに工具やネジを使用せず、ジョイント部分に差し込むだけの簡単設計になっています。ママでも楽に素早く組み立てられますよ。

また、赤ちゃんの成長に合わせてベビーサークルとしても使用可能です。底板なしの柵のみで使えるので、ジョイントマットの上にサークルを設置して遊ばせられます。

「ジェミニ」は足元にある柵も開けられるのが最大の特徴のベビーベッドです。足元がフルオープンになるので、おむつ替えなどがしやすくなっています。

高さは大人ベッドに合わせて9段階に調節可能です。添い寝ベッドは幅が狭いものが多いですが、ジェミニは一般的なミニベビーベッドと同じサイズになっています。安心の日本製なのも嬉しいポイントですね。

そいねーるは「就寝スタイルに関わらず赤ちゃんと添い寝したい」と願う親の想いを叶えるベビーベッドです。布団派もベッド派も、段差なく赤ちゃんとつながって眠ると安心感が得られます。子育て中に少しでもリラックスした日々を送れるよう、就寝場所を整えてください。