IKEAのロフトベッドおすすめ3選｜事故を防ぐには？廃盤？子供も使える？

ロフトベッドは、上段にベッド、下段にデスクや収納家具などを設置できる、限られた広さの寝室を有効に使える便利な家具です。子供の勉強部屋や大人のワークスペースなど、幅広い年代で使用できます。

リーズナブルな価格で北欧デザインのオシャレな家具が購入できると人気の家具量販店「IKEA」では、ロフトベッドも取り扱っています。優れたデザインに機能性を兼ね備えたIKEAのロフトベッドは、高い人気があります。

そこで今回は、IKEAのロフトベッドの魅力や現行モデルの紹介に加えて、ロフトベッドを使う上での注意点やロフトベッドの処分方法まで詳しく解説していきます。これからIKEAのロフトベッド導入を検討している方は、ぜひ今回の情報を参考にしてください。

ロフトベッド1つ取っても、IKEAの製品はデザインが豊富な点が魅力です。基本的にシンプルデザインがメインとなっているので、どのような雰囲気の部屋でもマッチしやすいのもIKEAのロフトベッドの特徴に挙げられます。

北欧らしいデザイン性の高さに加えて、使用する部屋の広さや家具の数などに応じてデザインを選べます。

ロフトベッドは限られたスペースを有効に使うために、機能性が求められます。IKEAのロフトベッドは幅広いコーディネートに対応する機能性の高さも魅力の1つです。

そして何より、最もシンプルなロフトベッドなら1万円台で購入が可能と、他の家具店と比較してもリーズナブルである点もIKEAの大きな特徴といえます。

IKEAのロフトベッドは、古いモデルで廃盤となったものがあります。しかし、まったく取り扱っていないわけではなく、現在はモデルチェンジを経て複数の種類のロフトベッドが販売されています。

また、ロフトベッドは二段ベッドと似ていると思われがちですが、二段ベッドは上段と下段どちらもベッドであるのに対し、ロフトベッドは上段のみがベッドで、下段はデスクや収納家具、ハンガースペースなどが置いてある点が大きく異なります。

IKEAのロフトベッドで最もリーズナブルなモデルが、「トゥッフィング」です。コンパクトサイズなので狭い部屋でも設置しやすく、下段はデスクや収納家具を置いたり、シーティングスペースとして利用したりと、用途に応じてさまざまな使い方ができます。

はしごが真ん中に付いたタイプで、ベッドへの出入りがしやすいのもポイントです。

シックな色合いの金属製フレームを使用したロフトベッドです。こちらもデスクなしモデルと、専用のデスクトップパーツが付属したモデルの2種類から選択できます。デスク幅が広く取られているので、大型ディスプレイを使ったパソコン作業にもおすすめです。

スヴェルタ専用のデスクトップパーツは別売りされているので、デスクなしモデルにあとから追加も可能です。

「ヴィトヴァル」は、ホワイトの金属フレームにグレーのテキスタイルを使用したロフトベッドです。シンプルなベッドのみのタイプと、下段に専用のワークスペースを作れるデスクユニット付きの2種類から選択できます。

はしごは左右どちらでも使いやすい方に取り付けられるのも、限られたスペースに置くロフトベッドとして便利なポイントです。

IKEAの人気モデルだった「STUVA　ステューバ」がモデルチェンジしたのが、こちらのスモースタードです。ベッドに加えてデスクとワードローブ、オープンシェルフユニットが1つになっており、子供部屋に必要な家具がこれ1つで揃えられます。

デスクの引き出しとワードローブの色を選べるのも魅力で、白や黒以外にもグレー・グリーン・バーチ・ペールピンク・ペールターコイズと種類も豊富です。別売りの扉や引き出しを追加して使いやすくアレンジもできます。

「キューラ」は、上下どちらでもベッドを設置できるタイプです。上段にベッドを置けば普通のロフトベッドとして、下段にベッドを置けばローベッドとして使えます。

子供が小さいときはローベッドとして使い、成長とともに上段にベッドを移動してデスクや収納家具などを下段に設置できるのが、他のモデルにはない大きな特徴です。

IKEAのロフトベッドは、ベッドフレームのみ、またはデスクや収納が付いたタイプの2種類に分けられます。1台ですべての家具を揃えたい場合と、既存の家具やデスクを使用したい場合は適したロフトベッドが異なってきます。

また、IKEAのロフトベッドはシンプルですが、種類によってデザインが異なります。部屋の雰囲気に合わせたデザインで選ぶのもおすすめです。

ロフトベッド選びで重要なポイントといえるのが高さです。上段にベッドが配置されているため、天井までの高さに余裕がないと頭をぶつけやすくなってしまいます。

天井までのスペースに余裕がないと圧迫感が出てしまうため、ロフトベッドの高さと天井高をあらかじめチェックし、設置した際に天井までの距離に余裕があるかどうか確認しましょう。

IKEAのロフトベッドの素材は、主にスチールなどの金属製または木製の2種類です。金属製は組み立てしやすく、シンプルなデザインですがはしごが細く、踏み外しやすい可能性があります。また、スチールパイプは揺れるとの声も聞かれます。

木製のロフトベッドは丈夫で、天然素材の温かみが感じられる点がメリットです。金属製よりも価格が高くなってしまいますが、長く愛用したい場合は木製がおすすめです。

ロフトベッド上段で眠る場合、上までのぼるためにはしごまたは階段を使用します。階段の方が安定感が高く安全ですが、その分幅を取ってしまうため、省スペースなロフトベッドが欲しい場合ははしご一択といえます。

なお、IKEAのロフトベッドは現在、階段を採用したモデルはありませんが、「スモースタード」のみ階段に近いタイプのはしごが付いています。

IKEAの家具は、基本的に自分で組み立てが必要です。ロフトベッドは高さのある家具なので、パーツの大きさも一般的なベッドよりも大きくなります。

大きいパーツの家具を1人で組み立てるのは簡単ではなく、危険を伴う可能性があります。そのため、自宅でロフトベッドの組み立てを行う際は、必ず2人以上で行うように心がけましょう。

ベッドはマットレスを敷いて使うものですが、ロフトベッドの場合、柵の部分とマットレスの高さを合わせる必要があります。柵よりマットレスの方が高い状態でロフトベッドを使うと、転落する危険も考えられます。

安全にロフトベッドを使うためにも、柵とマットレスの高さは必ず確認し、柵が十分な高さになるかどうかチェックが必要です。

一般的なロフトベッドの耐荷重は、100kg程度です。子供が使う分には問題ないと思われがちですが、これはロフトベッドのみの状態での耐荷重で、使用する人の体重に加えてマットレスの重さや寝返りを打ったりベッド上で動いたりする際の衝撃なども加味する必要があります。

耐荷重をオーバーすると事故につながりかねないので、余裕のある耐荷重かどうかも確認しましょう。

ロフトベッドや2段ベッドの上段など高い位置で寝るベッドでは、子供の転落事故が多いといわれています。ロフトベッドを選ぶ場合は、まず対象年齢を確認するのが基本です。ただし、対象年齢を超えていても、上段からの転落事故でケガをするケースは発生しています。

対象年齢にかかわらず、年齢が低い子供がロフトベッドを使用する場合は特に注意が必要です。

前述したように、IKEAの家具は購入後自分で組み立てる必要があります。しかし、比較的組み立てがしやすい反面、IKEAの家具は組み立て前の状態に戻すのが難しいです。ロフトベッドはパーツが大きいため、解体するのは簡単ではありません。

不要になったIKEAのロフトベッドを処分するには、費用はかかりますが不用品回収業者に依頼するのがベストです。解体が困難なロフトベッドでも、そのままの状態で引き取ってもらえます。

IKEAと並ぶ人気のニトリや無印良品にもロフトベッドはあります。ニトリのロフトベッドはミドルタイプ・ハイタイプ・階段付きなど種類が豊富です。木製とスチール製があり、お部屋に合わせて選べます。

無印良品のロフトベッドは木製のみです。フレームとはしごだけのシンプルなデザインで、どのようなお部屋にもなじみます。見た目はナチュラルで温かみがあり、安定感もばっちりです。

ロフトベッドを購入したいけど、組み立て作業が苦手な方は家具組み立てサービスがおすすめです。IKEAの組み立てサービスの料金は出張費用が5, 500円からで、組み立て作業費がプラスされます。

組み立て作業費は組み立てる家具によって異なります。お申し込みは、店舗かIKEAのウェブサイトから可能です。

省スペースで設置できるIKEAのロフトベッドは、デザイン性と機能性に優れた製品です。現行モデルの違いやロフトベッドの選び方や導入する上での注意点などを購入前に押さえて、最適なロフトベッドを選びましょう。