デニムカーテンのおすすめ5選｜ニトリ・無印などの人気メーカー・手作り方法も紹介！

衣替えをするように、季節が変わると部屋も模様替えをしたくなりませんか。根本的なレイアウト変更は大変ですが、カーテンやカバー類の一新で手軽にイメチェンする方も少なくありません。

とはいうものの、そのカーテン類の選択も意外と悩むものです。「変えようと思ったものの、今一つぴんとくる柄がない」と、結局無難な選択になってしまう場合もあるのではないでしょうか。

そこで、ここでは模様替えの選択肢のひとつとなりうるよう、デニムカーテンについて紹介します。デニムカーテンはシンプルでカッコよく、選ぶ色合い次第でいろいろな雰囲気を作れて、しかもどんな部屋に合う万能感が魅力です。ぜひ、カーテンの選択・検討にお役立てください。

デニムカーテンには、本物のデニム生地でできたカーテンと、デニム以外の生地にデニムらしいプリントを施したカーテンがあります。それぞれの素材の特性や、扱い方を紹介します。

デニム生地とは、天然の藍または藍を模した合成染料で染めた紺色の糸を縦糸に、染めていない白い糸を横糸に使って織った、厚手の生地です。この布地で作ったカーテンが、いわば「本物のデニムカーテン」になります。

デニムはもともと作業着用の布地なので、丈夫なのが特徴です。また、縦糸は中まで染まりきらない程度の甘い染めなのが普通で、そのため洗濯や摩擦によって色落ちし、使う方や環境によって独特の風合いに育ちます。なお、最近のデニムカーテンには、細い糸を使って薄手に仕上げたデニムを使ったものもあります。

プリントデニムのカーテンは、ポリエステルといったデニムではないカーテン地に、デニムのようなプリントを施したカーテンです。商品名には「デニム風カーテン」と記してあることが多いです。

昨今のデニム風プリントは非常にクオリティが高く、遠目では本物と見分けがつかないほどです。もちろん裏面を見れば生地が異なるのはすぐわかりますが、本当のデニム地ではないぶん加工しやすいため、遮光・遮熱・防炎・防カビなど機能付きのタイプが多数販売されています。

カーテンの重さや厚さは光の透過性や風通しなどに関わり、室温などだけでなく部屋の雰囲気にも影響を与えます。

一般に、本物のデニムカーテンは厚手で、プリントのデニム風カーテンは薄手のものが多いです。作りたい部屋の雰囲気に対して、カーテンの雰囲気が重くなりすぎないかを一考のうえ、種類を決めましょう。デニム風カーテンは寒い部屋には向かないことにも留意してください。

サックスブルー・ライトブルーなどと表現される水色に近いブルーのデニムカーテンは、すっきりとしていて部屋が明るくなります。眩しいような白い壁の部屋に取り入れれば、夏の海を感じるコーディネートができます。爽やかさを演出したい方におすすめの色合いです。

濃いネイビーのデニムカーテンは、やや重めのイメージにはなりますがどんな部屋とも合いやすい、汎用性の高い色合いです。うちっぱなしのコンクリートやレンガ調の壁、濃いブラウンのウッドの家具などとなら特に好相性です。おしゃれな部屋が創れるでしょう。

ブラックデニムやグレーデニムは、デニムの中でも少しシックな雰囲気があります。部屋全体に落ち着きを演出することができるので、寝室などくつろぐ部屋に取り入れるとゆったりと過ごせそうです。家具を絞ったスタイリッシュな部屋にも合いやすいです。

デニム風のプリントカーテンには、グリーンデニム風の色合いのもの・星などのモチーフを散らしたもの・ストライプ柄・デニム生地だけで作ったパッチワークを思わせるデザインなど、工夫を凝らしたものが多数あります。好みに合うものがあれば、カーテンを主役にするくらいの気持ちで部屋のレイアウトを考えても楽しいでしょう。

窓は光とともに熱が入る場所です。遮光や遮熱機能のあるカーテンは、光が入り過ぎて部屋が暑くなりがちな場合に重宝する存在です。

西日が入る窓にカーテンをかける場合、遮光・遮熱は必要な機能になります。また、寝室を真っ暗にするのが好みの方にも、遮光機能のあるカーテンはおすすめです。

防音カーテンは室内外からの各種の音や声をカットできるよう、特殊加工したカーテンです。一般に中・高音域、人の声やペットの鳴き声に相当する音域に強さを発揮するカーテンが多数です。一方で、交通音などの低音の遮断にはあまり効果がありません。外部からの生活音や、室内からの音漏れが気になる方におすすめです。

防炎カーテンは名前の通り、燃えにくいように加工したカーテンです。火は上に向かうものであり、またカーテンは天井付近からつり下げているのが普通なので、万一カーテンに火がつくとすぐ天井まで火が回る危険があります。

しかし、防炎カーテンはそもそも火がつきにくく、着火しても広がりにくいので、消火が間に合う可能性があります。万一の安心を求めるなら、ぜひ防炎カーテンを検討しましょう。

環境調整によっていい気を呼び込むという古代中国の考え方・風水においては、窓は気の通り道であり、カーテンは気を左右すると捉えられています。デニムの基本色・青と好相性の方角は東なので、風水を取り入れるなら東の窓にデニムカーテンをかけるといいでしょう。東の青は、仕事運上昇にもつながると言われています。

ただ、デニムにはブラックやグレーなど別の色もありますし、風水では「青」が「水色」になるだけで適する方角が変わります。風水を取り入れたい方は、そのカーテンの色に合う場所を調べることをおすすめします。

サンゲツはインテリア事業のほか、住宅のフェンスや門扉といったエクステリア商材の販売、店舗のデザインから施工までの一括請負など、家と建物と空間に関する分野の事業を広く手掛ける企業です。

サンゲツのデニムカーテンは暗幕生地を用いたプリントカーテンで、もちろん遮光の性能は1級です。色合い・風合いなどいずれをとっても、くつろぐ部屋に使いたくなる落ち着いたカーテンです。

デニム生産量日本一の町・広島県福山市は、もともと「備後絣」の生産で知られた町です。その絣の技術を活かした質のいいデニムが、広島県で40年以上縫製とオーダーカーテン製造を手掛けてきた「株式会社いけだ」と出会ったことで、デニムのオーターカーテンを専門に扱う「瀬戸内デニム株式会社」が生まれました。

瀬戸内デニムのカーテンは、本物のデニムでありながらしなやかで、重さを感じません。カラーバリエーションも豊富です。

デニムの縫製工場やデニム関連企業が多く集まる児島地区で生まれたデニム生地と製品、そして児島生まれのデニムブランドは、それを総称して「児島デニム」と呼ばれています。ブランドショップが軒を連ねる「児島ジーンズストリート」も有名です。

その児島デニムのカーテンが手に入るのが、インテリア雑貨とオーダーカーテンの通販サイトである「BWY」です。厚すぎず薄すぎず、質のいいデニムカーテンが入手できます。

「びっくりカーテン」は、豊富な商品数と、オーダーカーテンに負けないフレキシブルなサイズ展開を誇るカーテン専門の通販サイトです。

取り扱われているデニムカーテンは本物のデニムからプリントデニムまで多種類あります。他ではなかなか見つからないヴィンテージデニムのカーテンやホワイトデニムのカーテンもあり、見比べるだけでも楽しいラインナップとなっています。

安い価格かつお洒落感のある家具・雑貨を販売する「ニトリ」と、無駄のないスタイリッシュな家具や雑貨を揃える「無印良品」は、いずれも知らない人がいないほどの大手です。

ニトリでは間仕切り等にも使える汎用クロスとしてのデニムカーテンや、デニム色に似た青いカーテンの取り扱いがあります。無印は、フリマサイトなどに廃盤のデニムカーテンが出ることがあります。無印で部屋をコーディネートするなら、ぜひ探してみてください。

ヴィンテージ風とは、使い込まれた感じの鉄や木材を用いた家具や、古めかしく味のある装飾アイテムでコーディネートした部屋のことです。どの国・地域に寄せるかで、いろいろな雰囲気を作れます。

ヴィンテージの部屋は古いイメージではありますが、アンティークほどの重厚感はなくラフな空気感です。デニムカーテンを取り入れることで、よりカジュアルなイメージを演出することができるでしょう。

アメリカ西海岸というワードは、空と海、光と風を想像させます。その爽やかな空気をイメージさせる、開放的でありながらおしゃれで洗練されたインテリアが、「西海岸風」と呼ばれています。

西海岸風の部屋作りに欠かせない色は、海を感じる白と青です。インディゴから淡いブルーまで、デニムカーテンの色合いはまさに好相性となります。

メンズライクといってもいろいろありますが、物が少なく、装飾の少ないすっきりした家具でシンプルに作られている部屋は、特に男性的なイメージです。色もごちゃごちゃと混じりあうことなく、モノトーンなどでスタイリッシュにまとめられています。

このような部屋には、デニムカーテンのカジュアルなブルーが素敵な差し色となります。ともすると殺風景になりうる部屋に、温かみを演出してくれるでしょう。

ニューヨーク郊外のブルックリンエリアにはもともとレンガ倉庫や工場などが立ち並んでいました。時代の流れとともにそれらが役目を終えたあと、元倉庫のフレームをそのまま活かし、住居として住む人たちが現れてきました。

ブルックリン風とは、そのブルックリンエリアの住居の雰囲気を取り入れた部屋です。レンガ風の装飾やコンクリートの壁にデニムは好相性で、古いアメリカのような空気感をより高めてくれます。

「販売されているデニムカーテンもいいけれど、できれば布を買ってオリジナルのデニムカーテンを作りしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

本物のデニムは厚手のものが多く、家庭用のミシンで縫うのは困難です。しかし、デニム風プリントの生地なら縫いやすく、値段も手頃です。カーテンの縫い方はそれほど難しくありませんので、好きなデニムプリントを手に入れて、チャレンジするのもおすすめです。

デニムカーテンと合わせるおすすめアイテムは、レースカーテンです。たとえば、日差しが強い部屋の窓には超断熱・超UVカットのものを選べば、紫外線で肌やフローリングがダメージを受けにくくなります。

デニムカーテンは濃いめの色、レースカーテンはその対照的な色を選べば、おしゃれな部屋を演出できます。また、壁紙もカーテンにあわせてウッド調やレンガ調に変えてみましょう。はがせる壁紙であれば、賃貸のお部屋でも問題ありません。

デニムカーテンには本物のデニムからプリントまでいろいろなものがありますが、カジュアルで温かく、そして洒落た雰囲気は共通のものです。好みやイメージに合うデニムカーテンを見つけて、部屋をおしゃれに、そしてかっこよく演出してください。