SwitchBot（スイッチボット）カーテンのメリット・デメリットを解説！スマートカーテンおすすめ5選も

窓から差し込む日の光で目覚める、そんな心地いい朝を過ごしてみたいと思いませんか。カーテンが自動で開いて朝日の中で目覚めれば、生活リズムも整い、一日を気持ちよく過ごせます。SwitchBotカーテンを使えば、そんな快適な一日が実現します。

カーテンの種類を問わずに取り付けられるSwitchBotは、夜間にカーテンを自動開閉させれば、睡眠の質も向上します。さらにいろいろなデバイスと連携させて、外出先からカーテンを開閉したり、室温と連動してカーテンの開け閉めも可能です。

今回は、そんなスマートライフを実現するSwitchBotカーテンを紹介します。使い方や注意点、重い・止まる・動かないなどのトラブル時のチェックポイントを解説し、スマートカーテンおすすめ5選を紹介します。ぜひ参考にしてください。

SwitchBot（スイッチボット）は中国のメーカーが手がけるデバイスで、電化製品や家庭内設備に取り付けて、スマホやネット経由で操作可能にするものです。カーテンのほかにも、プラグや温湿度計、鍵などさまざまなデバイスがあり、SwitchBotシリーズとなっています。

照明やエアコンのスイッチを離れたところから遠隔操作し、タイマー機能や温湿度計と連携させて自動でオン・オフを行えます。家電の買い替えや、リフォームをせず手軽に自宅のスマートホーム化が実現可能です。

SwitchBotカーテンの本体は65×51×113mmのコンパクトな筐体で、これを今あるカーテンに取り付けるだけで設置完了で、工事は不要です。

スマホアプリのスケジュール設定で、曜日別に時間と開閉動作を指定してカーテンを自動化し、本体の光センサーで日差しを感知してカーテンを自動で開け閉めできます。

別売りオプションのSwitchBotハブミニと組み合わせれば、Google Homeと繋げてカーテンの開閉動作を声で操作できます。わざわざスマホアプリを開かずに、「カーテン閉めて」と声をかければカーテンが閉まるスマートさです。

Amazonのアレクサや、AppleのHomePodなどのスマートスピーカーとも連携可能です。

SwitchBotハブミニを自宅のWi-Fiに接続すれば、外出先からスマホアプリでカーテンの開閉操作ができるようになります。急に外出してしまってカーテンを閉め忘れた時も、外出先からスマホアプリでカーテンを閉められます。また、旅行などで長期間家にいない時の防犯対策にもなります。

SwitchBotカーテンのメリットは、まずなんと言っても、安い価格で自宅のカーテンをスマート化できる点です。工事不要なので、今あるカーテンにSwitchBotを取り付けるだけで、スマートカーテンが実現します。

また、取り外しもできるので、賃貸物件や引っ越し先でも使えます。

朝、目覚まし時計やスマホのアラームで起きる方は多いですよね。しかし実は、朝日を浴びて目覚めると、人間の体内時計が調整されて生活リズムが整い、健やかな一日になると言われています。SwitchBotカーテンなら、朝になると自動でカーテンを開けてくれるので、朝日の中で気持ち良く目覚められます。

旅行などで長期間自宅を離れる時、カーテンがずっと閉められたままだと、留守であるのが分かってしまい、空き巣に狙われてしまう可能性が高くなります。

SwitchBotカーテンで決まった時間に自動開閉させ、旅行先からスマホアプリで開閉すれば、防犯対策になります。

SwitchBotカーテンは、カーテンレールに取り付けて使いますが、カーテンレールにはさまざまタイプがあります。

一般的なU型レールのほか、I型やポールレール型もあるので、購入する際には自宅のカーテンレールをよく確認しましょう。特殊な形状のカーテンレールや、U型やI型でも突起があるタイプで、取り付けられないケースもあります。

SwitchBotカーテンは開け閉めするのにモーターが動作します。このモーター音が、人によっては気になる場合があります。静音モードもありますが、パワーが減ってしまうのでカーテンが途中で止まってしまう場合も。音の感じ方には個人差があるので、動画を掲載している使用レポートで確認してみるのがおすすめです。

SwitchBotカーテンは1枚のカーテンに1つ取り付けるので、両開きのカーテンの場合は2個必要となり、コストがかかります。2枚のカーテンを留めて1枚のようにするクリップが付属していますが、その場合は両開きではなくなります。

またSwitchBotはカーテンの裏側に取り付けますが、その部分は構造上カーテンのひだが閉じないため、カーテンが完全には開きません。

製品が届いたら、まずは充電です。取り付けてからも充電は可能ですが、ケーブルの取り回しが面倒なので、設置前にフル充電にしておきましょう。本体のボタンを2秒以上押して起動してから、付属のUSB-C充電ケーブルを繋ぎます。

満充電で最大8か月使用できます。別売りオプションで太陽光充電ができるソーラーパネルもありますよ。

次に専用アプリをダウンロード・インストールしましょう。メールアドレスとパスワードでアカウントを作成し、ログインします。このあとSwitchBot本体とアプリとのペアリングを行います。

ペアリングは取り付けてからでもできますが、本体のボタンを押してペアリングモードにする必要があるので、取り付け前に済ませておきましょう。

ペアリングが完了したら、アプリ上でSwitchBotカーテンを設定します。カーテンを開ける方向や、開け閉めの移動距離の調整など、アプリ画面上のガイダンスに従って設定していけば問題なくセットアップできます。

曜日ごと決まった時間に開閉させるスケジュール設定や、明るさで開くようにする光センサー設定もありますが、これらは取り付けてからの設定でも問題ありません。

カーテンレールに本体を取り付けましょう。まず1番目のカーテンフックを外して、1番目と2番目のフックの間に本体を設置してください。本体を2つに分けて、それぞれの固定具をカーテンレールに挿入してから90度回して、2つに分けた本体を合体させます。

取り付けた際、SwitchBotロゴは室内側になるので確認してください。

設置完了したSwitchBotが動かない場合、カーテンレールの歪みや段差、両開きカーテンを付けるためのマグネットランナーが原因となり引っかかるようなので、思い当たる点をチェックしてください。また、トラブルに応じた対処法は以下のとおりです。

• 幅の狭いローラーに変える
• カーテンレールの方向を変える
• 上記2つを試しても改善がみられない場合、カーテンレールを買い替える

カーテンレールの素材や形状によって、うまく動作しないようです。段差が原因となっている場合は、1本タイプの方がトラブルを回避できそうです。そのほか、本体は滑りやすい形状なので落として故障してしまった口コミもあります。自分で分解して修理した例もあるようですが、自己責任になるので注意してください。

SwitchBotのリセット方法について紹介します。まず、SwitchBotアプリが最新状態であることを確認し、Bluetooth機能を再起動します。カーテン本体のボタンを45秒以上長押しすると、出荷状態（リセット）に戻ります。その後、再びアプリに追加してください。

SeitchBotのように従来のカーテンレールに後付けするタイプではなく、カーテンレールそのものが電動になっている製品も販売しています。

SwitchBotのような後付けタイプよりも見た目がすっきりしているのがメリットです。その反面、価格が高いのがデメリットとなっていますが、興味がある方はこちらのタイプもぜひチェックしてみてください。

2023年1月現在、ニトリで電動カーテンは販売されていません。しかし、以前は電動カーテンの取り扱いがあったため、今後再販される可能性もあります。ニトリ製の電動カーテンが欲しい方は、こまめに店舗やオンラインショップのチェックをしておくのがおすすめです。

カーテンの開け閉めは日常的なため、これが自動化されると思っていた以上にラクになった方が多いです。声で操作するのも便利ですし、朝日で目覚めれば生活リズムも整います。SwitchBotカーテンで一歩進んだスマートライフを実現してみてはいかがでしょうか。