ボンネルコイルのマットレスおすすめ9選｜寿命や機能についてご紹介！

日中元気よく過ごすために重要な快適な眠り。そのためには自分に合った寝具を選ぶことが大切です。寝具の中でも重要なものの1つであるマットレス。適度な厚みとクッション性を備えていて、寝ている間の身体を支えます。

身体全体を「点」ではなく「面」でしっかりと支えるマットレスを探している人におすすめなのが、ボンネルコイルマットレスです。マットレスのクッションとしてスプリングコイルが使用されていて、コイル同士が独立しておらず、連結した構造になっているのが特徴です。マットレス内部の通気性も高く、がっしり体系の人にも向いています。

今回の記事では、そんなボンネルコイルマットレスの選び方をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ボンネルコイルは、柔らかすぎない、やや固めの寝心地のものが主流です。内部のコイル同士が連結してた構造になっているので、点ではなく面で身体を支えることができるのが特徴です。筋肉質でがっしりとした体格の人や、体重の重い男性におすすめできるマットレスです。

ボンネルコイルはコイルが連結した構造になっているので、重さに応じてコイルの沈み込み具合が大きく変化しないという利点があります。沈みすぎることで負担がかかるタイプの身体のトラブルを持つ人に向いています。

逆に華奢な人や体が柔らかい人には、沈み込みがほとんどないのでバランスがとりにくく感じる傾向にあります。

ポケットコイルに比べると、中に詰まっているコイルの密度が低いので通気性が高くなっています。マットレスはカビが生えやすいので、湿気が籠りにくいのは大きな利点です。

また、面で身体を支えるという構造上、よく重さのかかるコイルだけ劣化が早くなるということがないので、耐久性も高くなります。

コイルの太さは「線径」として表記されています。ポケットコイルの一般的な太さが1.8mmなのに対して、ボンネルコイルの太さは2.0mm以上のものが一般的です。そのため、寝心地はやや固めに感じるものが多くなっています。

筋肉質で体格のいい男性や、体重が重めのがっしりした体型の人なら、線径2.2mm程度のものであれば、身体が沈み込むことなく安定した寝心地のマットレスを選べます。

ボンネルコイルは構造・一般的なコイルの太さから、固めの寝心地が多いのが特徴です。硬すぎないものを選びたいなら、高密度連続スプリングをおすすめします。

コイルが連結した構造のボンネルと一見似ていますが、1本の鋼線で連続して編み上げられているタイプです。適度な固さはありながら柔軟性も実現できます。体重が比較的軽めの人をはじめ、華奢な体格のや、筋肉が少なめな女性にもおすすめです。

ボンネルコイルマットレスには「SWRH　〇〇　B　C種」のような表示があります。これは4つの情報を順番に並べた記述になっています。購入の際には参考にするといいでしょう。

簡単に、表示内容の見方をご紹介します。

「SWRH　〇〇（数字）　B　C種」 

・材質　SWRH（硬鋼線）、SWRS（ピアノ線）

・反発力・弾力　数値が高いほど硬い。

・耐久性　A<B

・強度　硬鋼線：A<B<C　ピアノ線：V<A<B

内部のコイルの上に挟まれたクッション層であるウレタン層。コイルから距離ができるので、これが分厚いほど実際に寝た時にコイル感を直に感じることが少なくて済みます。

1枚だけで厚みを出すものもありますが、枚数を重ねて層になったものの方がクッション性が高くなります。横になった時に、身体にコイル感がダイレクトに伝わるものを避けたい場合は、ウレタン層が2枚以上重ねられたものを選ぶのが無難です。

ボンネルコイルは、コイル全体が繋がっているので横揺れが起きやすいという特徴があります。外周に太いワイヤーが張られていたり、ウレタン素材でがっしりと囲んでいるタイプなら横揺れを抑えることができます。

1人で寝る場合にはそんなに気になりませんが、2人以上で寝ることを視野に入れる場合はその点もチェックしておきましょう。

マットレスを単体で床やベッドに使う場合は、厚さが18cm程度あれば充分快適に使えます。手軽に扱いたい・2段ベッドなどの場合は10cm～を基準に探すと使いやすいのでおすすめです。

より快適な寝心地を追求したい場合は、クッション素材が何層も入っている25cm以上のものなら、寝心地にこだわる人に向いています。

片面仕様は表裏が決まっていて、クッション素材が1面にしかないかわりに比較的安価という利点があります。両面仕様は、表裏を定期的に変えて使うことが可能です。同じ場所にばかり負荷がかかることを避けられるため、へたりにくくなり耐久性が高くなります。

さらに、同じ向きでばかり使わないことによってカビ対策にもなるというメリットがあり、片面仕様に比べて長持ちします。費用を抑えるなら片面、長く使えるのは両面を選ぶといいでしょう。

床に直接敷いて使い、定期的に湿気対策をしたいなら折りたたみタイプが向いています。2つ折りだとちょうど腰の位置に折り目がきてしまいます。ふち部分の硬さなどをチェックするか、さらに扱いやすい3つ折りタイプがおすすめです。

ベッドに使うならどちらのタイプでもそんなに差はありませんが、引っ越しや捨てるときにも折りたたみタイプの方が取り扱いが簡単です。

マットレスの一般的な寿命は7〜10年ですが、丁寧に使えばもっと使える場合もあります。マットレスを長持ちさせるためには、湿気対策をすることと、同じ場所にばかり負荷をかけないことが大切です。

両面タイプなら上下と裏表を入れ替えて、片面タイプは足側と頭側を入れ替えて（4か月～半年に1回）使うことで、同じ場所への負荷を軽減できます。ボンネルコイルマットレスは比較的内部の通気性が高いですが、カビなどが生えないように湿気対策も行いましょう。

処分の際は自治体のルールに従って粗大ごみとして出すことになります。もしくは買い替えなら引き取りサービスを利用するのもおすすめです。

ボンネルコイルマットレスは、がっしり体系の人や体の重い人向きの、面で身体を支える構造です。その一方で、全体のワイヤーが繋がっているという構造上、横揺れや寝返りによる振動が伝わりやすいというデメリットがあります。家族やカップルで使う予定ならポケットコイルの方が向いています。

今回はたくさんの種類の中があるから、ボンネルコイルマットレスの選び方・おすすめ商品を紹介しましたが、気になる商品は見つかったでしょうか。日中元気よく過ごすためには、快適な眠りが欠かせません。この記事を参考にして、ぜひ自分に合ったボンネルコイルマットレスを見つけて良質な眠りを手に入れてください。