安いバレエレオタードおすすめ20選｜大人用・キッズ用・おしゃれでかわいいものも

レオタードといえば経験者でなくともわかるバレエの必需品です。着る頻度にもよりますが、1着では消耗が激しいので何着か持つ方が多いです。そうなると質の高さに注目して値段の高いものばかり選ぶわけにもいきません。

しかし、普通の服と違ってレオタードは身体のラインをきれいに見せるため、タイトでぴったりフィットするものを選ぶ必要があります。安いからと言ってよく考えずにネットで購入すると失敗してしまうこともしばしば。

そこで今回は、質・価格・デザイン・サイズ感など、レオタード選びで注意が必要なポイントを詳しくご紹介します。おしゃれでかわいい、長く愛用したくなる1着を手に入れる準備をしましょう。

子どもから大人まで幅広い商品を展開しており、価格は1着3,500～5,000円程度です。独自のオンラインショップやホームページはないので、楽天やアマゾンなどのECサイトに加え、複数のバレエ用品ブランドをまとめて販売しているサイトで購入となります。

形状保持力やデザイン性の高さから、世界のトップアーティストにも選ばれているブランドです。

サンシャはフランス発祥のブランドで、バレエだけでなくさまざまなダンス用品を販売しています。価格は3,000～4,500円が中心で、初心者でも手を出しやすい価格帯。生地や縫製にこだわりがあり、薄いカラーのレオタードも透けず、伸びが良くて踊りやすいと評判です。カラーバリエーション豊富な商品も多く展開しています。

BAOHULUは子ども用レオタードの取り扱いが多いブランド。ビーズやレースなどの可愛らしい装飾でモチベーションを上げてくれるアイテムが豊富です。価格は3,000～4,000円が中心で、練習などの普段使いにおすすめです。少し小さめというレビューもあるため、サイズ感には注意が必要です。

プロダンスは「ダンサーをサポートする」をコンセプトに、美しいシルエットを大事にしているブランドです。価格は1着4,000～5,000円の商品取り扱いがありますが、中には9,000円越えの商品もあり、幅広い価格帯の商品を展開しています。現役バレリーナと共同開発したレオタードも販売しており、機能性にもこだわりが感じられます。

Aigodaはバレエ用品を中心に取り扱うセレクトショップとして、独自のECサイトも持っているブランドです。価格は2,500～3,000円程度と低価格で、サイズ展開が幅広いのも特徴です。子ども～大人と記載がある商品は身長105～170cmまで8段階に分かれており、親子でバレエをしている方はおそろいのコーディネートも楽しめます。

ポリエステルは生地が厚めで、しっかりと体にフィットします。丈夫で型崩れが起きにくく、速乾性があるのも特徴です。また天然素材と比べて非常に軽いため、全身を使うバレエで着用するレオタードにはよく使用されます。デザイン面では生地表面の光沢が抑えられるため、マットな質感が好みの方におすすめです。

ナイロンは生地が薄く、伸縮性と通気性に優れた生地です。肌触りがよく、さらっとした着心地を感じられます。ストッキングやスポーツのインナーウェアに使用されることも多い生地です。ただ、薄い分汗が染みて透けやすいというデメリットがあるため、選ぶときはインナーの機能性と合せて検討が必要です。

コットンは天然素材ならではの優しい肌触りとやわらかさが特徴です。吸湿性に優れているため汗をかいてもすぐに吸ってくれて、伸縮性もあるため快適にバレエを楽しめます。ただ天然素材はデリケートなため、洗濯の仕方次第で生地を傷めてしまったり、縮んでしまったりする可能性があるため注意が必要です。

レース生地は花やドットなどさまざまな模様を作り出すことができ、プリントとは違う上品さや可愛らしさが表現されます。レオタードでは胸元や背中など一部にデザインで取り入れられることも多い生地です。コットン同様デリケートな素材のため、洗濯時にゴシゴシ洗うと生地が傷んでしまい、毛玉の原因になるため気を付けましょう。

ベロアは非常に柔らかく滑らかな肌触りが特徴で、独特の光沢からは上品さや高級感が感じられます。生地が分厚いためレオタード全体ではなく、一部の装飾で使用されることが多いです。またその分厚さにより保温性が高いため、秋冬のレオタードにおすすめの生地です。

ハイテンションニットは2種類以上の糸を組み合わせて編み上げた生地のことで、素材にはポリウレタン繊維やナイロンが良く使用されます。縦横だけでなく斜めにも良く伸び、伸縮性に優れています。薄く仕上がりますが耐久性もあり、ストッキングのような伝線の心配はありません。

使用する糸の種類を変えれば温かさの調整が可能なため、季節に合わせたレオタードづくりでもハイテンションニットが使用されています。

スパンデックスも縦横によく伸びる2wayの生地です。塩素に強く耐久性に優れていることから、レオタードよりスイムウェアに使われることが多いです。熱と光にも強いため、強い日差しで焼けて色が変わってしまうこともありません。

素材には主にナイロンやポリエステルなどの合成繊維が使用され、コットンやウールなどの天然素材は耐久性が下がるためあまり使用されません。

レオタードをECサイトで探しているとライクラというワードを目にする方も多いと思います。ライクラには非常に細い糸が使用され、薄くて伸縮性に優れた生地です。平置きした状態から1.5倍に伸びると言われており、バレエのような激しい動きの邪魔になりません。

レオタードだけでなくストレッチパンツなど普通の服に使用されることも多く、保温性の高さや心地いい肌触りも特徴です。

すでに1着持っている場合はレオタードを着た状態で、下着を着けずに測るとより正確な数字がわかります。まずバストサイズはバストの一番高いところをメジャーを回して測ります。ウエストは一番細いところを、ヒップは一番出ているところを測ります。

自分で測る場合メジャーが斜めになってしまいがちなので、鏡を見ながら水平にまけているか確認しながら測りましょう。また、メジャーは身体に沿うよう柔らかく、目盛りが見やすいものがおすすめです。

レオタード特有の測る部分がガースです。ガースとは片方の肩の中心から股を通って一周した長さのことを指します。身長は同じでも胴体と足の比率は人それぞれ。身長だけを目安にして購入するとサイズが合わない場合もあります。バストのサイズによってもガースの数値が変わるので、購入時の決め手として測る必要があります。

長袖のレオタードを選ぶ場合は、すでにご紹介したバスト・ウエスト・ヒップ・ガースに加えて袖丈（肩先から袖口までの直線距離）・二の腕の周囲・下腕の周囲・手首の周囲も測りましょう。より細かく測るために、袖丈を肩先～肘までとひじから手首までと2つに分ける場合もあります。この時も水平を意識してください。

自分で測る方法をご紹介しましたが、やはり店舗で試着してみるのが一番確実です。ご紹介したのはどのレオタードでも基本的に必要になる数値ですが、デザインによってはより多くの箇所を採寸する必要があります。

試着するだけでなく、店舗スタッフの方に相談できるのも大きなメリットです。あなたのレオタード選びの悩みに合わせたおすすめやアドバイスをもらいましょう。

ブランドによって同じMサイズでもサイズ感が異なります。使っている生地によって伸縮性にも差があるので、実際に着てみたら想像より伸びず小さかった、となる可能性もあります。もちろん逆に大きすぎたということも。口コミを参考にすると何となくはわかりますが、初めて購入するブランドは特に注意が必要です。

海外ブランドは日本サイズと大きく異なる場合があります。ご紹介したプロダンスの商品の一部では、Sは日本XXS相当 、XLは日本S相当と記載されており、2～3サイズも差があります。3サイズも違ったら着用するのは難しいので、どれだけサイズ感を把握しておくことが大事かがわかります。

レオタードの中でも定番と言えるのがキャミソールタイプです。体のラインが見やすく、購入後に肩紐の調整をしたい場合も自分で縫製がしやすいのが特徴です。もし冬場で寒い場合はボレロや長袖ニットなどを羽織っても、肩回りがすっきりしているので違和感がありません。

型に紐が食い込みやすい方やキャミソールに抵抗がある方はタンクトップがおすすめです。二の腕がきれいに見えるため肩幅を気にしている方も抵抗を感じにくく、子供から大人まで人気の形です。また肩からウエストにかけてのラインが強調されるため、大人っぽく上品な雰囲気を演出できます。

半袖やパフスリーブは二の腕を覆うことができるので、バレエを始めたばかりで腕を出すのが恥ずかしいという方におすすめです。良く汗をかく脇部分も汗を吸収してくれるので不快感を軽減できますが、汗染みが気になる場合は白や黒などを選ぶと目立ちません。

パフスリーブは肩にボリュームが出るので、肩幅を気にしている方にはあまりおすすめしません。

七分丈や長袖は二の腕が隠れるため大人に人気の形です。エレガントで上品な雰囲気を演出したい場合にも使用されます。また冬場で寒い時も上に羽織る必要がないので、レオタードだけですっきりと見せられます。カラーや生地にもよりますが、首元や背中が大きくあいているデザインだと一層すっきりとして重たい印象が軽減されます。

ハイレグとローレグを分ける明確な基準はなく、どちらの仕様でもレオタードの製作依頼ができるオンラインストアでは4～6センチくらいの差がありました。

ハイレグのほうが足が長く見えるため、ラインのきれいさや足長効果を得たい場合はハイレグがおすすめです。ローレグのほうが安心感があるので、初心者はローレグから試してみるのもいいでしょう。

ユニタードとはくるぶしまで足が覆われた衣装のことです。オリンピックの体操でドイツ選手が着用したことで注目が集まりました。今までは宗教上の理由で足まで覆う衣装を選ぶことがほとんどだったようですが、現在は「女性アスリートが性的な対象として扱われていることへの抗議」という理由もあるようです。

バレエやヨガ用にもユニタードが販売されているので、気にる方はぜひチェックしてください。

レオタード選びの際に見落としがちなのが裏地の有無です。しっかりとした着心地や安心感が欲しい方は裏地有りがおすすめです。薄くて軽い着心地がいい方は裏地無しを選びましょう。またブラカップを入れられるかどうかによって下着が別途必要になる場合もあるので、裏地の有無と合せて確認が必要です。

商品ページの一部には記載されていることがありますが、サンプル撮影時の光加減や見ているデバイスによって色味が違って見える場合があります。胸元やハイレグ部分の切れ込みが大きく入ってる場合もあるので、モデルが着ている画像だけで判断せず、自分が着たらどうなるかをしっかりとイメージしましょう。

ご紹介したように、ネットだと試着ができないのでサイズが合わない可能性があります。特に生地の厚さや伸縮性は着てみないとわかりにくく、口コミを見て推測はできますが感覚は人それぞれです。そこで購入時は返品交換が無料のところを選ぶのがおすすめです。安いブランドだと無料交換のサービスがない場合もあるので事前確認は必須です。

基本的に生地を傷めないためには手洗いが安全です。特にレースやストーンなどの飾りがついたものは、洗濯機の強い水流とたたき洗いで糸がほつれたり、取れてしまう可能性があります。手洗いをする場合も必要以上にもみ洗いしたり、こすったりすることなく、優しく押し洗いがおすすめです。

洗濯後は洗剤が残っていると変色や繊維が劣化する恐れがあるので、しっかりとすすいで落とし切るのが大切です。シャワーを使ってのすすぎもおすすめです。

多くのレオタードが洗濯機の使用可となっていますが、少しずつ消耗してしまうのでできるだけ生地にダメージを与えないよう工夫が必要です。まず摩擦対策として、他の衣類と一緒に洗わないことと、レオタードを裏返してネットに入れるのが基本です。これで色落ちや縮みのリスクを大きく軽減できます。

洗剤はおしゃれ着用などの中性洗剤を使用し、洗いとすすぎまでにして脱水は避けましょう。水分はタオルでふき取って、室内干しがおすすめです。

安くても質・デザインともにレベルが高く、購入後のサポートが充実しているブランドは多くあります。普段使いのレオタードはモチベーションにも大きく影響するので、どの点でも妥協できません。ただご紹介した通り、レオタード選びで失敗を避ける方法はいくつもあるので、ぜひ実践して自分にぴったりの1着を見つけてください。