DODのフカヅメカンガルーテントを紹介｜再販される？SSサイズはある？

カンガルースタイルでキャンプを楽しむ時に、隙間が空いてしまってスペースが狭くなった経験はありませんか。DODのフカヅメカンガルーテントは、外側のテントやシェルターに隙間なく設置できる製品です。

しかし、「オプション品と一緒に使わないと雨が染み込んでキャンプで使えない」といった声もあり、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、DODフカヅメカンガルーテントの口コミや評判をご紹介します。

また、フカヅメカンガルーテントのオプション品であるフライシートについても解説します。自身の用途に適した製品か判断したい方や、DODのフカヅメカンガルーテントならではの魅力について知りたい方は、本記事を参考にしてみてください。

DODとは、大阪に本社を置く日本のアウトドアメーカーです。元々は、「DOPPELGANGER OUTDOOR（ドッペルギャンガーアウトドア）」というブランド名で知られていました。現在は、キャンプに必要なテント・テーブル・寝袋・ランタンなど、さまざまなアイテムを販売しています。

ソロ向けの製品から家族向けのアイテムまでとサイズ展開が豊富で、価格設定も高すぎないのが魅力です。シャープな印象のウサギのロゴが特徴でもあります。

カンガルーテントは、大きいテントやシェルターの中に設置するテントを指します。2重にテントを張るスタイルをカンガルースタイルと呼び、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのがメリットです。

シェルターの中に複数のテントを入れて空間を仕分けすれば、パーソナルスペースを確保してリラックスしながら過ごせます。また、大きなテント内のレイアウトを自由に行えるため、おしゃれな見た目になるのも人気の理由です。

フカヅメカンガルーテントは、1人用のssサイズと2人用のsサイズの2種類から選択ができます。1人用のssサイズは1人が横になって眠れるサイズに設計されており、大きなテントやシェルター内のスペースを有効活用できるのが利点です。

また、2人用のsサイズであれば2人で並んで眠ることも可能で、1人でのびのびと過ごしたい方にも適します。自身の想定する用途に合わせて適したサイズのカンガルーテントを探せるのが魅力です。

比較的軽い設計で、持ち手付きの収納袋もセットになっているため持ち運びが手軽といったメリットもあります。使わない時にはコンパクトな状態で保管でき、場所を取りません。また、収納袋には製品名の一部である「FUKADUME」の表記があり、中に何が入っているかすぐに判断できる見た目になっています。

また、専用のコンプレッションバッグを活用すれば体積を減らし、より小さいサイズで運ぶことも可能です。

壁面には保湿性があるコットン100%の生地を採用し、テント内で結露が発生しにくい構造になっているのも特徴的です。ナチュラルな印象を与えるベージュカラーのデザインは、子どもから大人まで人を選ばずに使えます。

また、フロア面にはPUコーティングで防水加工が施されたポリエステル生地が使われているため、飲み物をこぼしたり、地面が濡れていたりした時にも快適に活用可能です。

対応している部品が黒とシルバーで色分けされているため、直感的に設営を行える魅力もあります。具体的には、以下の流れで設営可能です。

1. テント本体を広げる
2. ポールを組み立てる
3. 色分けを参考にポールを差し込む
4. ポールを交差させてリボンで固定
5. テントに付いたフックをポールに掛ける
6. ペグやロープで固定する

また、ポールの素材にはアルミ合金を採用し、軽量さと丈夫さを両立させています、

壁面の生地には防水加工が施されていないため単体での使用はできませんが、オプションのフライシートを活用することで通常のテントのように使えます。コンパクトに設営したい時にはフライシートと一緒に使い、広々とした空間を楽しみたい時にはシェルターの中でカンガルーテントとして使えます。

また、オプションのフライシートは防水機能があるだけでなく、靴などを置くための前室を設ける作りにもなっています。荷物を前室に置くことで、内部空間をより広く使えます。

DODのフカヅメカンガルーテントはフロア部分に防水加工が施されていますが、グランドシートは付いていません。そのため、大きなテントやシェルター以外には、適したサイズのグランドシートを別途で用意する必要があります。

DODでは厚手の生地を採用したグランドシートも販売されていて、テントが汚れないように対策可能です。グランドシートはテントに合ったサイズを選びましょう。

カンガルースタイルでテントを設営する時には、広いスペースが必要となります。また、大型のテントやシェルターと一緒に設営する場合、作業の工程が増えるため時間に余裕を持って設営しなければいけません。

特にsサイズはゆったり過ごせる設計に作られている分、テント内のスペースをある程度使うことになります。区画が決められているキャンプサイトの場合、レイアウトが制限されるためあらかじめチェックしておきましょう。

購入方法はDODのECサイトを利用する方法しか選べないため、Amazonや楽天など通販サイトを使えません。公式のECサイトを利用する時には会員登録が必要で、支払い方法はクレジットカードを選べます。

なお、DODにはカスタマーサービスの窓口が設けられているため、万が一初期不良などがある時には対応してもらえます。また、ECサイトではキャンプ用のアイテムのほか、補修パーツなども探せます。

フカヅメカンガルーテントSとフカヅメカンガルーテントSSは、通常在庫であり、価格はそれぞれ17,600円（税込）と14,300円（税込）です。どちらのテントも手に入れやすく、比較的リーズナブルな価格設定となっています。

DODのフカヅメカンガルーテントは、tent-Mark DESIGNSの人気テントである、サーカスTCDXとの相性がいいという特徴もあります。

サーカスTCDXはインターテントが備え付けられていない幕のような構造の製品です。片方の入り口を付属のポールで立ち上げると、雨の侵入を防ぎつつ出入りがスムーズに入ります。インナーテントが付いていないため、フカヅメカンガルーテントを内部のテントとして使うと快適です。

DODのフカヅメカンガルーテントは高性能で人気な製品です。グランドシートが付いていないというデメリットはあるものの、持ち運びが手軽で設営が簡単といったメリットがあります。DODのフカヅメカンガルーテントを大型のテントやシェルターと一緒に使って、快適にキャンプを楽しみましょう。