料理用バットおすすめ15選｜揚げ物の油きりも！いらないって本当？【無印・ニトリ】

料理用バットとは、カットした食材の一時置きや、揚げ物バット・油きりバットとして便利な調理器具。調理の時短に効果的な料理用バットですが、用途はそれだけではありません。実は、オーブン料理のグリル皿・ケーキ型など、幅広い用途に活躍します。

とはいえ、「お皿で代用できるからいらないのでは？」と考える方もいますよね。また、料理用バットはサイズ・ステンレスや陶磁器などの素材・セット内容など種類が多いので、どの商品を選べばいいのか迷うものです。

そこで今回は、料理用バットの必要性・選び方・おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。また、人気のニトリ製・無印良品製・100均の料理用バットについても解説しています。記事の最後には、料理バットのおすすめの使い方もまとめたので、料理用バットについて知りたい方はぜひこちらのページをご覧ください。

• 四角い形状なので、無駄なく材料を置け、揚げ物の油切りなどにも最適
• パン粉をまぶしたり、食材を漬け込んだり、グラタンを焼いたりとさまざまな調理工程に使える
• 切った食材や、調理前の肉などを置いておけるのでキッチンがスッキリする
• グリルの代わりに使えば、面倒なグリル掃除が不要になる
• 電子レンジ・オーブン・食洗器対応のバットも多い

料理用バットは、大きなものから小さなものまで、さまざまなサイズの商品が販売されています。台所の調理スペースの環境や、バットに入れて保存したい食材などを考えたうえで、使いやすいサイズのバットを選びましょう。

大きなサイズの料理用バットは、家族の人数が多い方におすすめです。大人数の家庭では、料理の量も多くなってしまいますが、大きめサイズの料理用バットなら、作り置きの料理を入れて保存しておきたいときなどに便利に使えます。

そのほかにも、大人数のパーティー料理を並べるときにも大きめサイズの料理用バットは便利です。大は小を兼ねるので、サイズ選びに迷ったときは、少々大きめのサイズを選ぶのがおすすめ。または、大小のサイズがセットになった商品も使い勝手がいいです。

小さめサイズの料理用バットは、保存容器として調味料や香辛料をおしゃれに入れられます。そのほかにも、薬味などの少ない食材を入れるのにもおすすめです。冷蔵庫の扉の棚や、隙間スペースに入れておけるので、整理整頓もでききれいに保管できます。

また、少人数の家庭の方には、あまり大きな料理用バットは必要がありません。作業台のスペースが狭い場合は、あまり大きなバットだと使い勝手や収納が不便です。料理用バットを選ぶときは、家族の人数や、キッチンの広さを基準として選びましょう。

ステンレスバットは、使用した後のお手入れが簡単なのが特徴です。表面に付着した汚れもサッと洗い流せます。丈夫でサビにも強いので、大事に使えば長く愛用できます。

また、ステンレス素材は熱にも強いので、天ぷらなど揚げ物料理用のバットにも最適です。そのほかにも、ニオイが移らないといった特徴も持っており、保存した食材のニオイ残りの心配がありません。料理用バットを清潔に使用したい方にもおすすめの素材です。

アルミ素材の料理用バットは、熱伝導率に優れているのが特徴です。とくに低温での使い勝手が良く、食材を冷凍保存するときにも急速に冷やせます。そのほかにも、バットを使って氷を作ったり、ゼリーを作ったりといった用途にも最適です。

ただし、アルミ素材の耐熱温度はあまり高くありません。高温で使用すると変形や割れが生じる場合があるので、オーブンでの使用は避けましょう。そのほかにも、アルミ素材は重量が軽い点も特徴としているので、手軽に扱えるのもメリットです。

表面にホーロー加工が施されている料理用バットは、食材の臭いが移りにくいのが特徴。鋼板の表面に焼き付けられているホーローの表面は、滑らかなガラス質になっているために食材がこびり付きません。傷にも強いので、細菌の繁殖も抑えます。

また、ホーロー製は酸や塩分にも強いので、漬物や梅干、ジャムなどを保存するためのバットとしてもおすすめです。そのほかにも、ホーローは熱にも強い特徴もあり、オーブンにも使えるのもポイント。グラタン皿としても活躍するので、ホーロー製をひとつ持っておくと便利です。

プラスチック樹脂製の料理用バットは軽くて扱いやすく、価格もお手頃です。たくさんの食材をのせたい方や、安い調理器具がほしい方におすすめです。電子レンジ対応製品もあるので、野菜をレンジで温めるなどさまざまな調理に応用もできます。

陶磁器製の料理用バットもおすすめです。こちらはデザイン性が高いので、調理器具としてだけでなく、食器としても使えます。また、オーブンでも使えるので、大きなグラタン皿にもなります。ただし、やや重く落とすと割れる心配はあります。

天ぷらやフライなどの揚げ物を作りたい方におすすめしたいのが、ステンレス製やスチール製の網や蓋付きの料理用バットです。蓋を裏返せばプレートになり、網を敷いて使えるので、天ぷらやフライの油切りができます。

網は金属線が平行に並んでいるものと、ザルのように目が細かいものがありますが、揚げ物の油切りとして使う場合は、金属線が平行に並んでいるものがおすすめです。また、隙間の油汚れまできれいに洗い落としたい方は、金属線の間隔が広いものを選びましょう。

料理用バットを選ぶときは、幅と奥行きのサイズだけでなく高さもチェックしておきましょう。汁ももや和えものを作るときは、底の深さがある料理用バットが便利です。マリネなど調味料に漬け込む料理を作るときにも底の深いバットがおすすめです。

また、底の深いバットは容量が大きいので、たくさんの食材を入れられます。調理のためにカットした野菜類や、下処理をした食材などを一時的に保管しておきたいときにも底の深いバットは活躍します。

オーブンを使った調理に料理用バットを使いたいのであれば、耐熱温度が高い素材のものを選びましょう。ステンレス製のバットや、鋼板にホーロー加工を施したバットは熱に強いので、オーブンウェアとしてグラタン皿やケーキ型としても使えます。

アルミ製や樹脂製のバットは耐熱温度が高くないので、オーブンでの調理にはおすすめできませんが、電子レンジを使った加熱には使えるものもあります。また、使った後のバットを洗うときに食洗器を使用したい方には、食洗機に対応している製品を選びましょう。

日々の暮らしに必要な日用品を最適な価格で提供しているブランドが「無印良品」です。食器やキッチン用品のラインアップも豊富に揃えており、料理用バットはステンレス製のものを中心に、サイズや深さが異なる商品を用意しています。

無印良品の店舗や公式通販で買うのが一般的な購入方法ですが、そのほかに一部のネットショップでも無印の商品を取り扱う場合があります。公式通販での販売価格は、小サイズのバットが790円・大サイズのバットが1,090円です。

家具やインテリア用品の企画・販売を幅広く手がけているのが「ニトリ」です。料理用のトレー類などのキッチン用品・調理器具も豊富に揃えており、網付きバットや天ぷらバットなどの料理用バットも用意しています。

網付きバットは、スチール製の表面にフッ素樹脂加工が施されているので油汚れが落ちやすく、お手入れも簡単な商品となっています。ニトリ店舗や公式通販以外でも販売されていますが、価格は、網付きバットが500円台。ステンレス製の天ぷらバットが800円台が目安です。

ダイソーなどの100均のショップでもキッチン用品の販売を取り扱っていますが、料理用バットも一般的な商品です。100円から買える安さが魅力の一方で、品質面が不安になるところですが、国産メーカーのステンレス製バットも100均の店舗に流通しているようです。

小サイズや大サイズ、浅型や深型、ステンレス製や樹脂製など、さまざまな種類の料理用バットが100均の店舗で販売されていますが、Amazonや楽天市場などのネットショップで販売されている安価なノーブランド品は、基本的には100均と同じ商品の場合もあるようです。

食材を調味料に漬け込む料理は、深型のバットを使えば全体に満遍なく漬け込めます。そのまま冷蔵庫に入れて冷やせるので、マリネなどの料理に最適です。また、浅型のバットに小麦粉やパン粉を入れて使えば、揚げ物に衣を付けるときも楽々です。

バットに網を敷けば、揚げ物の油切りとしても使用可能なので、網を敷いたバットに揚げ物を並べて、そのままテーブルウェアに使えます。熱に強いホーロー製のバットは、グラタン皿やケーキ型などのオーブンウェアとして使うのもおすすめです。

今回は料理用バットのおすすめ商品を紹介するとともに、商品を選ぶときのポイントについて説明しました。料理用バットは作りたい料理や家族の人数に適したものを選びましょう。記事を参考にしながら、最適な商品を選んでください。